桑田佳祐 単語


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クワタケイスケ

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桑田佳祐とは、日本ミュージシャンである。

概要

バンドサザンオールスターズ」のボーカルギター作詞作曲を担当。鎌倉学園高等学校卒業青山学院大学経営学部除籍。妻は同じくサザンオールスターズキーボード原由子長男宜はロックバンドREAD ALOUDでボーカルギターとして活動していたが、現在は解散している。

1986年に1年限定でKUWATA BANDを結成。また1987年以降サザンソロ活動を交互に行っている。

幅広い楽曲がヒットしている他、下記の人物像や作の項でも語られている通り、日本人としてのアイデンティティ及び古より伝わる日本語日本文化を大切にし、ライブ国旗日の丸の掲揚や国歌君が代」の独唱を行い、その上で平和への願いも語る側面も存在しており、愛国者であり且つ平和主義者でもある。

人物

ラジオでの下ネタ発言は日常茶飯事ライブでのセクハラ発言もお約束、その気になれば地上波でも「マ●コ」とか言っちゃう変態天才。大のAV好きであり、好きな女優夏目ナナ及川奈央Rio。特に夏目ナナは、自身のソロシングルダーリン』のPVにも出演している。また、AV監督西とおるの壮絶な人生を描いたNetflixドラマ全裸監督』については妻の原由子を同伴させたうえで鑑賞しており、原も桑田のそういった趣味を一応許容している。

上記のようなエロティックな側面がある一方で、相当なとしての顔も持っており、原に対して頭が上がらない旨を度々述べることがある。桑田くモットーは「困った時には原由子に頼め」とのこと。

アーティスト間の交流の幅はここで書くとキリがないほど広く、自身が催した「THE Fes.2006」では、サザンオールスターズMr.ChildrenGLAY福山雅治ポルノグラフィティBEGINという、錚々たるメンバーで「希望の轍」を合唱するコラボを実現させたほど。特に事務所後輩である福山雅治とは交が深く、プライベートでもAVを交換し合う仲である。

同い年であり、ブレイクした時期が近い世良公則LINEをするほど仲が良く、桑田く「ライバルであり戦友でもあり大好きな人」とのこと。世良桑田に対して敬意を持っており「サザンには老衰になるまでやってほしい」とスポーツインタビューで語っている。世良との会話がきっかけとなり、2022年には同学年のミュージシャン桑田佐野元春世良char野口五郎)を率いて「時代遅れのRock'n'Roll Band」を制作・発表した。

のある歌唱法は、前川清のを受けたもの。また、独特のハスキーボイスは、ボブ・ディランのしゃがれた質に近づけるため、ウォッカうがいし、に顔を押し付け大を出すという荒行を行った結果、得たものであるとされていた。しかし、これらのエピソードは「全くのデタラメ」「都市伝説」であることが桑田から説明されている。いずれにしろ帯に多大な負担をかけ、出血に至る場合もあるため、お勧めはしない。

披露する機会は少ないが、ギターの他にもベースドラムキーボードなど、様々な楽器演奏できるマルチプレイヤーであり、ソロ作品の中には、全ての演奏を自身が担当した楽曲も存在する。

生まれ育った日本及び茅ヶ崎市への強い情と世界平和を希する思いを持っており、「茅ヶ崎に生まれて良かったです!!」「日本の国民のみなさんは素敵で優しい人たちだと思う。この国に生まれて良かったなと思います」「日本が、そして世界が平和でありますように」といった名言を残したり、ライブ日の丸バックモニターに掲揚したり、君が代を観客と共に斉唱した事もある。また、2012年にはファン民への感謝と気遣いから「民の尊い命が大切にされる世の中でありますように! 元気を出してまいりましょう!」という言葉をライブで叫んだ事もある。

本人喧嘩は得意ではなく「はなー、ハッキリ言って、喧嘩は弱いぞ」「喧嘩なんてしたことない(笑)」などとライブMCや著書などで発言している。また、基本的に暴力も嫌っており、2008年3月沖縄県石垣島コンサートを行った際にはDVDのことを「ドメスティック・バイオレンス、ダメよ!」の略だと冗談交じりに語ったりしている。

読書としての顔も持っており、向田邦子、角田代、太田光村田沙耶香、果ては石原慎太郎や曽野綾子など、キャリアイデオロギーを問わず幅広い作家の本を読んでいる。また、桑田を特集した「BRUTUS」2011年3月1日号で『三島由紀夫の来た』(著:横山郁代)を感銘を受けた本の一つとして紹介したり、映画版『永遠の0』や三代目 の新作落語明日ある君へ ~知覧特攻物語~』の内容に共感し、相手側からのオファーを受け、いずれもテーマソング提供するといった側面も存在する。その他にも漫画も好んでおり、特に弘兼憲史黄昏流星群』を気に入っている。

野球選手では長嶋茂雄を敬愛している。青学在籍時には長嶋引退試合青山喫茶店で見ており、一つの時代の終わりを感じたのと同時に長嶋人生桑田自身の人生較し、人をはばからず号泣したと語っている。この思い出を基に2013年にはサザン名義で「栄の男」という楽曲を制作長嶋本人からも後に「桑田さんの素晴らしい音楽に私の野球がいくらかでも貢献できたと思うと大変うれしい気持ちです」というコメントを貰っている。

プロレスに対しての造詣も深く、特にアントニオ猪木前田日明を尊敬している。猪木に関しては1980年代から2000年代には何度も共演を果たし、ライブでも「1、2、3、ダーッ!」を観客と斉唱するのを恒例にしたり、猪木と元妻の倍賞美子をモデルにした「ミツコとカンジ」という楽曲を発表するなど、思い入れの強い憧れの存在となっている。前田に対しては現在YouTubeチャンネル動画をすべてチェックしており「あの人、頭良いんだよね」「前田さんのYouTubeいんだよね」と称える発言をし、応援を続けている。

ボウリングへの造詣が深く、学生時代にはプロウラーしていた時期があったほどハマり込んでいた。2019年からはその経験を活かしてボウリング大会「KUWATA CUP」を催し、テーマソングも自ら作成・歌唱している。

作風

発表された楽曲のテーマは幅広く、ラブソングエロティックな曲、コミックソングナンセンスな曲、応援歌、反戦歌、プロテストソング、前述した生まれ育った日本への強い情や世界平和などのメッセージが込められた曲などが存在する。特にプロテストソングでは政治・経済だけでなく拉致問題ウイグルにおける人権被害者の心情に深く寄り添う内容まで幅広いテーマを取り上げている。また、サザンでの「」やソロでの「鬼灯」などの楽曲の歌詞でも分かるように、戦時中の兵隊の苦悩や戦死者や遺族などへの思いを馳せる一面もあり、こちらは保守から高い評価を得ている。

かつては「自分もアメリカ人やイギリス人みたいになりたい」という思いから日本語英語に発音する作だったが、次第に「欧人になれる訳ない」「だったら日本人の良さをダイレクト音楽に取り入れたい」と考えるようになり、明確な日本語や古語を取り入れた和洋折衷な曲が増えていった。また、原由子提供した「咲く旅路」「京都物語」「旅情」のように曲調や日本語の美しさに重を置いた作品も存在する。

サザン曲・ソロ曲ともに、ヒットシングルにおいてはカノンコードIV△7→V7→IIIm7→VImを重用している (全ての楽曲にというわけではない)。

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