GLAY 単語


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グレイ

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GLAYは、北海道函館市出身のロックバンドCD総売り上げ枚数は約4000万枚(日本歴代9位)。

1994年メジャーデビュー以降、く間に日本を代表するロックバンドとなる。1997年ベストアルバムREVIEW -BEST OF GLAY-」では、当時日本歴代1位となる売上488万枚(現在では歴代3位)記録したほか、1996年以来29年連続でシングルオリコントップ10入りの記録を保持(日本歴代単独1位)。また、1999年の有料ライブ記録した1演20万人動員の日本記録は25年を経た今なお破られておらず、また2017年更新されるまで世界記録でもあった。平成カラオケで歌われたアーティストランキングでは総合3位を記録している。

デビュー以来毎年シングルリリースしており、また全ホールアリーナツアーから、スタジアム・ドーム演などライブ定期的に行い、休むことなく安定した活動体制の下、デビュー30周年を迎えた今なお幅広い世代からの根強い人気を集めている。

公式ファンクラブの名称は「HAPPY SWING」。GLAYファンの呼称は非公式ながら「GLAYER」が流であるほか、「HAPPY SWINGER(ファンクラブ会員を特にす場合)」「Buddy(2023年以降メンバー用するようになった)」等がある。

メンバー

正式メンバー全員北海道函館市出身(HISASHIのみ青森県弘前市生まれ)。メンバーの詳細については各記事を参照されたし。

メンバー HISASHI JIRO TERU TAKURO
本名
 尚
(とのむら ひさし
和山 義仁
わやま よしひと)
小橋 照
こばし てるひこ)
久保 
(くぼ たくろう
169cm
備考

※上表の並び順は、ライブの下手(左側)から上手(右側)にかけてのメンバーの立ち位置を再現したもの。

メンバーカラーは明確には定まっていないが、公式による色分け(YouTubeでのトーク動画における発言の字幕の色など)では、TERUTAKUROHISASHIJIROで表現されるケースが多い。

サポートメンバー・プロデューサー

現在(2025年時点)のサポートメンバー・プロデューサー

ドラム

1995年SPEED POPツアー以来、ほぼ全てのライブレコーディングに参加。これまで1000回をえるGLAYのステージドラム叩き続けてきた、正正銘5人メンバーライブでのメンバー紹介では「TOSHIトシ)」と呼ばれることが多い。

GLAY以外では、武田鉄矢西城秀樹T-BOLAN、そしてGLAYメンバー全員が敬する氷室京介(元BOØWY)のサポートドラマーとしても活動している。2024年には還暦、そしてプロドラマーとしての活動40周年を迎えた。

キーボード

2014年頃からTERU作曲ナンバーピアノストリングス等のアレンジャーとして参加しており、2020年無観客配信ライブで初めてGLAYのライブステージに立つ。その後、2023年ライブツアーにて再びキーボディストとして帯同し、現在に至るまでライブでのサポート出演とGLAYの一部楽曲のアレンジを担当している。

DJ

BEMANIシリーズへの楽曲提供SOUL'd OUTサポートで知られるトラックメイカー
ライブSEの制作や、GLAY公式カフェイベントBGMとして既存曲のリミックスを担当する他、無観客ライブメンバープロデュースコンセプトライブ等でDJとしてサポートに入ることがある。

HISASHIユニットHSMS」を組み、フェスAOMORI ROCK FESTIVAL(通称"魔物")」に参加したこともある。

プロデューサー

平井堅アンジェラ・アキいきものがかりをはじめとした数々のJ-POPアーティスト編曲を手掛け、日本レコード大賞の「編曲賞」を2度受賞した実績を持つ、日本を代表する音楽プロデューサーの一人。椎名林檎が率いるバンド東京事変ベーシストとしても知られる。

GLAYのプロデュース2013年の「DARK RIVER」が初めて。2014年から本格的にタッグを組み、以降10年以上にわたってGLAYの大半の楽曲の編曲を担当している。

過去のサポートメンバー・プロデューサー、旧メンバー

ドラム

上記2名の他にも、ドラムとしてSHINGOISO、また高校函館)時代にも複数のメンバーが加入と脱退を繰り返していたと記録が残っている。

キーボード

プロデューサー

来歴

[NEW!] GLAY 30th Anniversary  "GLAY EXPO 2024-2025"

2024年デビュー30周年を迎えたGLAY。アニバーサリーイヤーを前に控えた2023年12月、年内最後のライブにて翌2024年の活動予定を一部開し、20242025年の活動コンセプトが「GLAY EXPO」であることを発表。年間を通じて「現在のGLAY」を世間に発信していくことを約束した。

そして2024年6月ベルーナドーム西武球場)2daysで計6万人を動員したのを皮切りにアニバーサリーイヤーを本格始動させ、自身初となるフェスSUMMER SONIC 2024)参加や台湾でのフェス参加、それぞれ25年ぶりとなる年末のレコード大賞と紅白歌合戦への参加、オリジナルアルバムリリースアリーナツアーベストアルバムリリースといった大イベントを次々に実行。

最後は「GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」と銘打ったドーム演を実施。2025年6月に行われた東京ドーム2days(10万人動員)と大阪京セラドーム演をもって、30周年イヤーの活動を締めくくった。

GLAY 30th Anniversary "GLAY EXPO 2024-2025" の活動内容は以下の通り:

2023年

12月24日、年内最後となったライブアンコールにて、30周年イヤーの活動内容(2024年8月まで)を予告する映像が流れる。アニバーサリーイヤー全体の活動コンセプトが「GLAY EXPO」であること、また周年を徴するキービジュアル公式ロゴ漫画ONE PIECE」の尾田栄一郎氏が手掛けたことも併せて発表された。

2024年

1月

1月1日元旦読売新聞にて30周年アニバーサリー全面広告を掲載。同日の新聞にはL'arc~en~ciel広告を掲載しており、「GLAYとラルク広告が同じ新聞に載る」という1990年代後半を想起させる状況が発生していた。

1月5日2月に行われるイギリス伝説ロックバンドQueenの来日ツアーにおいて、GLAYが札幌ドーム演のスペシャルゲストとして出演することが発表された。

1月15日6月に行われるベルーナドーム演の内容が、過去に行われたライブセットリストリババルとなることを発表。どのライブリババルとなるかはファンによる投票に委ねられたが、投票結果は案の定1999年の通称「20万人ライブ」、GLAY EXPO '99 SURVIVALが栄えある1位いたため、ベルーナドーム演は20万人ライブ再現となることが確定した。

1月19日、同郷の俳優大泉洋歌手としての活動を総括するベストアルバムに、TAKUROが楽曲「ふわり」を提供したことが発表され、先行配信された。同曲はTAKUROによる作詞作曲に加え、ギターTAKUROHISASHIベースJIROドラム永井キーボード村山潤、そしてコーラスTERUと、GLAYのフルメンバーレコーディングに参加した。

2月

2月7日、既に発表されていた尾田栄一郎氏によるGLAYのロゴを、「オフシャルロゴ」として採用することを発表した。その時々によってバンドロゴを変えてきたGLAYにとって、初めての公式ロゴとなる。

2月10日Queen+Adam Lambertの札幌ドーム演(Queenにとって札幌でのライブは42年ぶり)のスペシャルゲストとして出演。Queenパフォーマンスの前座を務めた。

2月25日、前年12月24日に行われた「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost Hunter-」名古屋演の模様が、「日テレプラス」にて放送された。のち3月30日再放送

3月

3月15日NHK北海道で放送されているドキュメンタリー番組「北海道」の新テーマ曲として、新曲「さよならはやさしく」が起用されることが発表された。

3月23日アニメ紹介動画配信サイトAT-DX」において、HISASHI1回のレギュラー番組「STUDIO HISASHI with Anime」を開始。2020年に終了した「RX-72」以来となるHISASHI公式番組となる。毎回様々なアーティストゲストに迎え、アニメ音楽世界を紐解いていく番組であり、初回ゲストにはTERUが登場した。

3月27日、「THE FRUSTRATED Anthology」をリリース2004年の8thアルバム「THE FRUSTRATED」リリースから20年を機にリマスリングを施され、当時のデモドキュメンタリー映像とともに再リリースされた。オリコンチャート7位。

3月31日音楽誌「ロック」による特別企画、「箭内60年記念企画 ロック さいしょでさいごの スーパーアリーナ “FURUSATO”」において、同郷北海道先輩バンド怒髪天」との対バンライブが実現した。GLAYが怒髪天の代表曲「割り」を、怒髪天がGLAYの「Winter, Again」をカバーする一幕もあった。

4月

4月4日デビュー30周年記念となる62ndシングルとして、両A面シングルwhodunitシェア」が5月29日リリースされることが発表された。のち4月24日、「whodunit」が韓国発のグロバルグループENHYPENのメンバーJAYとのコラボレーションであることが発表された。

4月24日2023年12月GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost Hunter-」名古屋演のライブDVDBlu-Rayが発売された。

5月

5月1日、最新シングルから「シェア」が、北海道IT企業株式会社HBA(札幌市本社)の創業60周年記念のCMソングに起用されることが発表された。

5月16日、かねてより「8月フェスに出演」と発表されていたが、そのフェスが「SUMMER SONIC 2024」であることが発表された。

5月17日、翌に控えたベルーナドーム西武球場演を前に西武グループ各社とのコラボが決定。西武鉄道ではメンバー写真付きの記念乗車券発売のほか、GLAYメンバーラッピング電車が運行された。

5月25日、GLAYメジャーデビュー30周年当日。これに合わせGLAY公式アプリアップデートされ、オーディオに対応したほか、過去30年に及ぶフォトギャラリーの順次開が開始された。

5月29日、62ndシングルwhodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)-/シェアリリースオリコンチャート5位。「whodunit」のミュージックビデオも同日開された。

6月

6月5日、30周年イヤーを記念してローソングループとのコラボが決定。期間限定のコラボ店舗オープンした他、メンバー写真カード封入のウエハースが発売された。

6月8日・9日、ベルーナドームにて2daysライブ、計6万人動員。事前予告通り、1999年の20万人ライブ再現したセットリストとなった。6月8日演のアンコールではTERU誕生日を祝う一幕があった他、新曲「シェア」を初披露。6月9日演では「whodunit」でコラボしたJAYがサプライズ参加し、「whodunit」「誘惑」で共演が実現した。

ライブ終演後、2025年2月までの活動スケジュールが発表され、10月に17枚オリジナルアルバムBack To The Pops」がリリースされることが発表された。

6月21日日テレ系ミュージックステーション」にJAYとともに出演、「whodunit」を披露。Mステ出演は2020年以来4年ぶり。この週のMステにはHYDEL'arc~en~ciel)も(MY FIRST STORYとのコラボ曲で)出演していたほか、アメリカ人気シンガーソングライタービリー・アイリッシュサプライズ出演する事態となり「神回」としてSNS上で話題となった。

7月

7月1日、既に予告されていた「8月の海フェス出演」が、台湾最大級の音楽フェス「2024 SUPER SLIPPA 超犀利趴13あることが発表された。GLAYが台湾で演奏するの2018年以来6年ぶり。

7月6日HISASHI作曲の新曲「会心ノ一撃」がオープニングテーマに起用されたTVアニメグレンダイザーU」の放映が開始された。HISASHI曲のアニメタイアップアニメクロムクロ」の「デストピア」「音速デスティニー」以来8年ぶり。同曲はのち7月31日に各種音楽配信サービス配信された。

7月6日、この年の元日に発生した能登半島地震の復支援ライブPEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-(石川県産業展示館)」に出演。

7月31日GLAYの日(「20万人ライブ」からちょうど25年)。動画ラットフォーLINE VOOMにて、ライブ映像「GLAY DAY SPECIAL "LIVE BY THE SEA"」が配信された。新潟県佐渡海岸・万敷での無観客パフォーマンスを収録した映像であり、初披露の新曲「シャルロ」「V.」に加え、過去ライブ演奏されていながら音化されていなかった未発表曲「Beautiful like you」を含む数曲が演奏された。

8月

8月1日~5日にかけて、GLAYの故郷・函館にて「函館まつり」開催。8月1日に行われた花火大会ではGLAYの楽曲に合わせて花火が打ちあがったほか、8月2日に行われた祭りメインパレードにTERUが参加。山に乗り、函館名物「いか踊り」を熱唱しながら内を練り歩いた。また祭りに先立ち、GLAY公式サイトにて函館市長・大泉氏(大泉洋の実)とTERUの対談インタビューが掲載された。

8月17日SUMMER SONIC 2024出演。フェスへの参加はキャリア初。

8月22日、17th AlbumBack To The Pops」が10月9日に発売されることが決定。TAKUROく今作が「ちゃんと正しく、30年のGLAYデビューアルバム」であること、また今作の曲順が全てくじ引きで決まったことも併せて発表された。

8月24日台湾台北アリーナにて2024 SUPER SLIPPA 超13」出演。

9月

9月6日より、デビュー30周年を記念した企画展「GLAY 30th Anniversary Museum」が、東京三越前福島ビルにて開催。

9月12日ニューアルバムから楽曲「BRIGHTEN UP」の先行配信が決定するとともに、アルバム発売日までのカウントダウン企画開始。

9月18日2025年2月22日東京ドームにて、LUNA SEAと対バンライブ「The Millennium Eve 2025」を行うことが発表された。LUNA SEAとの対バンは、1999年12月23日に行われた「The Millennium Eve」以来、約25年ぶりとなる。

9月18日6月に行われたベルーナドーム演のライブDVDBlu-Rayが発売された。

10月

10月1日ニューアルバムの収録曲「Beautiful like you」が、HBC北海道放送の連続ドラマ三笠キングと、あと数人」の主題歌に決定。

10月2日TAKUROが、ヤクルトスワローズ青木宣親選手の引退試合にて国歌演奏した。

10月9日17thアルバムBack To The Pops」リリースオリコンチャート1位獲得。同日、アルバムから「さよならはやさしく」のミュージックビデオYouTube開された。

10月10日NHKの「SONGS」に出演。メドレーを含め異例の6曲を披露した。

10月18日、「さよならはやさしく」がテーマ曲に起用されているNHK北海道北海道」にて、特番「北海道 GLAY 北海道スペシャル~30年の軌跡~」が放送。TERUTAKUROゲスト出演した。当初は北海道のみでの放送だったが、のち12月22日に全放送された。

10月25日、この年2度となる「ミュージックステーション」出演。ニューアルバム収録曲でピアノ演奏した清塚信也とタッグを組み、「HOWEVER」と「さよならはやさしく」を披露した。

10月26日音楽フェス[Alexandros] presents THIS FES '24 in Sagamihara」に出演。[Alexandros]の「Dracula La」をカバーする一幕もあった。

11月

11月8日リットーミュージックからアーティストブックTERU/GLAY」が発売。過去には同一シリーズで「JIRO/GLAY(2008年)」、「HISASHI/GLAY(2014年)」、「TAKURO/GLAY(2019年)」が発売されており、16年かけてGLAYメンバー全員アーティストブックうこととなった。

11月8日アリーナツアーBack To The Pops Presented by GLAY EXPO」開始。2025年1月19日に至るまで、全8都市15演を敢行。後日これに加え、函館アリーナ演での追加2演が発表された。

11月21日NHK「第75回NHK紅白歌合戦」に出演することが決定。1997~1999年に3年連続出演して以来、25年ぶり4度の出演となる。

11月22日、地元函館にてGLAYデザインマンホールの設置が決定。尾田栄一郎氏が描いたGLAYメンバーイラストが採用された。2025年3月まで函館アリーナ等で記念展示されたのち、函館市内5か所の路面に設置された。

同日、第66回 輝く!日本レコード大賞の「特別賞」を受賞。

11月30日日テレ系ベストアーティスト2024」に出演。

12月

12月22日広島にて年内最後のライブを実施。アンコール2025年6月までの活動内容を予告し、5月31日6月8日ドームツアー「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」(東京ドーム大阪京セラドーム)をもって、30周年アニバーサリーイヤーの各種活動を締めくくることが発表された。

なお大阪京セラドームではライブイベントで盛り上がった観客のジャンプ等によって、近隣の住宅街震度3~4相当の地震が発生するという振動問題に長年悩まされており、これによりライブで振動を引き起こした多くのアーティストが「出禁」とされてきた。GLAYも2001年に行われた大阪ドーム演以降、一度も同会場でライブを行っていなかった(2005年ドームツアーが行われた際も大阪ドーム演はなく、インテックス大阪にて代替演が行われた)為、24年越しに「出禁が解除された」ことはファンの間で驚きをもって受け止められた。

12月30日、「第66回 輝く!日本レコード大賞」授賞式に出演。「口唇」「Winter, Again」「さよならはやさしく」を披露した。

12月31日、「第75回NHK紅白歌合戦」出演。1998年出演時と同じ「誘惑」を披露した。

2025年

1月

1月9日、前年のアルバムBack To The Pops」が「第17回CDショップ大賞」に入賞した。

1月19日横浜アリーナ演にて「Back To The Pops」アリーナツアー完走(追加演を除く)。ライブ終演後、4月発売予定のベストアルバムDRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」の収録曲をファン投票によって決定することが発表された。投票期間は1月19日~31日、期間内に1人1票(選べる曲は全キャリアの中から1曲のみ)。

1月19日アルバムBack To The Pops」から楽曲「BRIGHTEN UP」のミュージックビデオ開された。尾田栄一郎氏によるキービジュアルCGで動かしたアニメーションで構成されており、制作アニメ版「ジョジョの奇妙な冒険」や「ポプテピピック」でおなじみの神風動画が担当した。

1月24日・25日、函館アリーナにて追加演を実施。函館市内ではこれに合わせ、オリジナルデザイン電・バス1日乗車券が発売された。

2月

2月2日、ここ数年絵画や現代アートを中心とした芸術活動にも打ち込んでいるTERU台湾2025台北燈節(2025台北ランタンフェスティバル)」に参加。旧正月ランタンを作成し、ライトアップ会場でのセレモニーに参加した様子が地元台湾メディア紹介された。

2月22日、25年ぶりとなるLUNA SEAとの対バン「The Millennium Eve 2025」開催。GLAYとLUNA SEAが互いの代表曲をカバーしたり、両バンドメンバーを混成した即席ユニットを結成して「BELOVED」やLUNA SEAの「TRUE BLUE」を演奏する一幕もあった。

3月

3月9日K-POPを中心としたグロバルアーティストが参加する音楽フェスBEAT AX VOL.6」に参加。JAYと「whodunit」で共演した他、ENHYPENのメンバー全員とENHYPENの代表曲「Drunk-Dazed」を演奏した。

3月14日、来リリースを控えたベストアルバムDRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」の収録楽曲を決める投票に6万5千票あまりのファンが集まったことが表された。アルバムに収録されるのは「1993~2009」が得票数上位26曲、「2010~2026」が上位28曲であるが、このうち16位以下については3月26日に一挙発表され、15位以上については3月27日から4月10日にかけて、毎日1曲ずつカウントダウン形式で発表されていった。

4月

4月10日ベストアルバムDRIVE」の楽曲投票1位が発表された。「1993~2009」の1位は「pure soul1998年)」、「2010~2026」の1位TERU作詞作曲の「疾走れ!ミライ2014年)」という結果となった。「pure soul」はGLAYのセールス全盛期オリジナルアルバムタイトルチューンでありながら、シングル曲ではないためミュージックビデオも存在していなかったが、楽曲投票1位という結果を受けて今回新たにMV制作され、この日公式YouTubeチャンネルにて開された。

4月11日ベストアルバムDRIVE 2010~2026-GLAY complete BEST」に、小田和正とのコラボ曲「悲願 GLAY feat. 小田和正」が収録されることが発表された。同曲はのちにサントリー武蔵野ビール工場応援ソングタイアップが付いた。

4月23日ベストアルバムDRIVE 1993~2009-GLAY complete BEST」「DRIVE 2010~2026-GLAY complete BESTリリース。それぞれオリコンチャート4位、5位。

5月

5月21日、代表曲「HOWEVER」が各種音楽ストリーミングサービスでの累積再生数で1億回を突破したことがオリコンから発表された。GLAYの楽曲では初めての快挙となった。

5月26日Zepp横浜にてベストアルバム購入者限定のライブを開催。この日はリーダーTAKUROの54歳の誕生日でもある。

6月

5月31日6月1日東京ドームで2days演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」を実施し、計10万人を動員。5月31日演では同郷・函館出身のシンガーYUKIが、6月1日演ではL'arc~en~cielHYDEがそれぞれスペシャルゲストとして登場、ファンを大いに驚かせた。

6月8日大阪京セラドームにてドームツアー最終演。TERUにとっては前年に引き続き、誕生日ドーム演となった。「悲願」でコラボレーションを果たした小田和正からも祝福ビデオレターが送られ、ライブ中に開された。

1年間にわたって続いた30周年企画「GLAY EXPO 2024-2025」も、この演をもって遂に完結事に30周年イヤーの幕を下ろすことに成功した。GLAY EXPO終了後のGLAYはしばらくの間休養・充電期間に入るとみられ、TERUも「(6月ドーム演が)今年最後のライブ」と発言しているため、少なくとも2025年の間はGLAYに立った活動は見られないものと思われる。

2025年6月以降

しかし充電期間にあっても、GLAYのメンバーが動きを止めることはない。HISASHIはここ数かGLAYの活動が多忙を極めていたため休止状態だった自身のYouTubeチャンネル更新を再開した。

TERUはかつて自身が宣言した「2026年イタリアヴェネツィアサンマルコ広場でファンクラブ会員限定ライブを実施する」という約束現実のものとするべく、日本イタリア間を奔走。その傍ら、8月に地元函館で行われる「函館まつり」に前年に引き続き今年も参加することを発表、今年は祭りに合わせて楽曲を制作する模様。

同時期、2021年にGLAYがB'zと初共演を果たした、B'z催のイベントUNITE #01」の続編、「UNITE #02」が開催されていたが、直前にB'zギター松本孝弘が体調不良により「UNITE」の参加を見送る事態に。これを受け、TAKUROが「UNITE」初日演のピンチヒッターに名乗りを上げ、急遽出演。「ultra soul」を含む、B'zの数々の名曲ギター演奏した。

来歴(アーカイブ)

第1章:結成から全盛期まで(1988~2000)

1988年

7月2日北海道函館市で当時高校生だったTAKUROTERUが中心となってGLAYを結成。ライブハウスでの演奏オリジナル曲の作成といった活動を開始する。
TERUは当初ドラムでの参加だったが、ある時TAKUROの作ったデモテープTERUボーカルを入れた際、その歌衝撃を受けたTAKUROによって即日ボーカルに転向させられたという経緯がある。
その後、ほどなくしてHISASHIギターで加入。

1990年

高校卒業を機に、函館を離れ上京。以降、関東圏のライブハウスを中心にライブ活動を行う。

1992年

同じく函館出身で他メンバーより1歳年下のJIROベースで加入、現在のGLAYの4人がう。

1993年

10月17日ライブハウスでのライブを見に来たX JAPANYOSHIKIに認められ、同氏が設立したインディーズレーベルエクスタシーレコード」と契約デビューへの足掛かりを掴む。
なおYOSHIKIにGLAYのライブを見に行くように勧めたのは、同じくX JAPANhideであったという。

1994年

5月25日YOSHIKIプロデュース1stシングルRAIN」でメジャーデビュー。同日にはエクスタシーレコードからインディーズアルバムダイヤモンド」もリリースされている。

11月リリースされた3rdシングル彼女の”Modern...”」で佐久間プロデューサーに迎え、以降2013年までほぼすべての楽曲で同氏が専属プロデュースを行った。

1995年

3月メジャー1stアルバムSPEED POP」をリリースし、初めてオリコンチャートTOP10入りを果たす。

4月に行われたライブで初めてドラマー永井TOSHI NAGAI)がサポートメンバーとして参加。
GLAYのドラムパートは結成当初からここに至るまで、
複数のメンバーが加入と脱退を繰り返す状態が続いていたが、このライブを機にTOSHI継続してサポートメンバーに迎えることとなり、以降現在に至るまで事実上5人メンバーとして定着している。

また同時期から、同じくサポートキーボードD.I.E.(のちのhide with Spread Beaverのメンバー)が参加、1998年まで活動を共にする。モヒカン髪型破天荒演奏スタイルで、ファンから「DIEちゃん」の愛称しまれた。

8月6thシングルYes, Summerdays」で、20万枚えるスマッシュヒット記録

1996年

年初にリリースした8thシングルグロリアス」で60万枚近いヒットオリコンチャートで4位を記録シングルで初めてTOP10入りを経験し、これ以降、2024年現在に至るまで29年・54作連続でシングルチャートTOP10を維持している。

続く2ndアルバムBEAT out!」で初のオリコン1位、80万枚を売り上げるヒット記録し、全にブレイクする。9月には同作アルバムツアー千秋楽で初の武道館演を行った。

11月3rdアルバムBELOVED」は152万枚を売り上げ、初のミリオンセラーを記録。これ以降GLAYは2000年代初頭にかけて「社会現象」と呼ばれるほどの圧倒的な人気を得る。

同年には公式ファンクラブHAPPY SWING」が設立された。

1997年

11thシングル「口唇」でシングル初となるオリコン1位記録。売上は99万枚と僅かにミリオンに届かなかったものの、次の12thシングル「HOWEVER」でシングル初のミリオン達成を果たす。

10月デビュー4年にして初のベストアルバムREVIEW -BEST OF GLAY-」をリリース。初週の売上枚数で当時の歴代最高となる200万枚を売り上げ、5週連続でオリコン1位記録オリコンの年間チャートでも1位記録した。最終的な売上枚数は488万枚で、一時は日本記録となりギネスブックにも登録された。(現在宇多田ヒカルの「First Love」、B'zの「B’z The Best "Pleasure"」に続く歴代3位)

「HOWEVER」は通算5週でオリコン1位記録し、全日本有線放送大賞・日本有線大賞・日本レコード大賞「優秀作品賞」を受賞するなど、J-POP史に残る名曲となった。同年の大晦日には、この曲で初となるNHK紅白歌合戦への参加を果たした。

1998年

2月、当時は電話受付だったツアーのチケット予約の電話が殺到したことで全各地の電話回線がパンク長野五輪にまでする事態が起きた。

4月13thシングル「誘惑」と14thシングルSOUL LOVE」を同時リリース。当時としてはしい同時リリース商法で話題を呼んだ。「誘惑」は162万枚、「SOUL LOVE」は137万枚を売り上げる大ヒットとなり2週連続でオリコン1位2位を独占、それぞれ年間チャートでも1位と5位を記録した。

7月4thアルバムpure soul」をリリース。自身最高となる242万枚を売り上げ、ダブルミリオン記録日本レコード大賞の「ベストアルバム賞」を受賞した。

11月の15thシングル「BE WITH YOU」でもミリオンセラーを記録大晦日には「誘惑」で紅白歌合戦に参加した。

1999年

2月の16thシングルWinter, Again」が、自身最高の164万枚を売り上げる大ヒットとなり、シングル5作連続でミリオンセラーを記録した。同曲は年間チャートでも「だんご3兄弟」に続く2位記録し、日本有線大賞と、日本レコード大賞の「レコード大賞」「優秀作品賞」を受賞した。

からは東京ドーム5daysを含む、GLAY初のドームツアーを敢行。この頃から新たにキーボード小森茂生(通称SHIGE。のちに「けいおん!」等の音楽プロデューサーを務める)が参加し、2003年に至るまでサポートを務める。

5月、新曲「サバイバル」をビデオシングルという形態でリリース。89万枚を売り上げ、日本ミュージックビデオとして史上最も売れた作品となった。

7月には日本航空JAL)の函館-羽田線就航10周年を記念し、GLAYメンバー写真を機体にあしらった特別塗装機「GLAY JUMBO」が期間限定で就航された。飛行機の機体に人物がラッピングされるのは史上初めての出来事であり、当時のGLAY人気の絶頂ぶりが伺えるエピソードとなっている。

そして7月31日GLAYの歴史を振り返る上で欠かせない大規模ライブGLAY EXPO '99 SURVIVAL」が開催される。幕張メッセ駐車場に作られた特設ステージで開催されたこの演は日本ライブ史上最多となる20万人を動員し、今なお「20万人ライブ」として語り継がれている。この動員数は2017年更新されるまで、「単独アーティストによる有料ライブにおける最多観客動員」のギネス世界記録でもあった。

10月には5thアルバム「HEAVY GAUGE」をリリースし、235万枚ダブルミリオン記録大晦日には「サバイバル」で紅白歌合戦に出演後、幕張メッセに移動し、キャリア初となるニューイヤーカウントダウンライブを行った。

ここまで快進撃を続けてきたGLAYであったが、多忙を極めるスケジュールメンバーの心身は限界を迎えており、また「Winter, Again」のレコード大賞受賞の是非をめぐってメンバー同士が対立。メンバー間の協議の結果、2000年をもってGLAYを解散することが決定した。

2000年

しかし、年始に行われた飲み会で解散の話はあっけなく撤回。GLAYの存続が決定する。

4月から11月にかけて、77演・動員数100万におよぶアリーナツアーを行う。ツアー中精神的に苦に立たされたJIROの脱退危機を乗り越え、ツアー完走を果たす。

8月、20thシングル「とまどい/SPECIAL THANKS」で100万枚を売り上げ、シングル6作ミリオンセラーを記録。同作は2024年時点で、日本ロックバンドによる最後のミリオンヒットとなっている。

11月ベストアルバムDRIVE-GLAY complete BEST」をリリース。263万枚を売り上げ、BELOVED」からアルバム5作連続ミリオンセラー、「REVIEW」から4作連続ダブルミリオンを達成した。

第2章:独立、「絶対に解散しないバンド」へ(2001~2015)

この頃より、日本CDセールスのバブルが弾けたもあり、爆発的なCDセールスは90年代べると立たなくなったものの、CD年間トータルセールスランキングでは2001年4位、2002年7位、2005年には22位記録するなど、21世紀以降もヒット作品を多数輩出している。またライブ動員においても各地方で数々の動員記録を作っていくことになり、ビジュアル系バンドブームが去った後でも世代をえた人気を誇る独自の立ち位置を確立していく。

2001年シングル「GLOBAL COMMUNICATION」が約50万枚を売り上げオリコン1位記録シングル10作連続1位を達成した。5月には「GLAY EXPO 2001 GLOBAL COMMUNICATION」を開催。東京(2演)、北海道石狩市北九州市の全4演で構成された大規模イベントで合計28万人を動員。北海道での10万人ライブ北海道史上最多動員数を記録したほか、九州でのライブではアジア圏の様々なアーティストとの共演で8万人を動員し、こちらも九州地方史上最多動員を記録12月から翌年にかけて50万人動員の2度の全ドームツアー(自身初の5大ドームツアー)を開催。

2002年シングルWay of Difference」が73万枚を売り上げるヒットオリコン年間ランキング5位を記録し、有線リクエストランキングでは総合1位記録した。10月には、日中交正常化30周年を記念して中国北京にて「GLAY ONE LOVE in 北京」を開催し3万5000人を動員。当時の中国音楽イベントの最多動員数記録を塗り替えた。

デビュー10周年2004年には4枚のシングルリリースし、その全てがオリコン1位記録7月には大阪ユニバーサルスタジオジャパンUSJ)にて「GLAY EXPO 2004 THE FRUSTRATED」を開催し、10万人を動員した。

2005年、3度の全ドームツアータイトルともなった、初のバラードベストWHITE ROAD」が40万枚えるヒット記録(その中の新曲「つづれ織り ~so far yet so close~」は2014年ファン投票1位記録するなど、今なお人気が高い)。さらにEXILEとのコラボシングルSCREAM」も54万枚を売り上げ、同年の年間ランキング5位にランクインした。

その一方で、この頃所属していた大手事務所を脱退して独立しており、(特に活動休止を明言してはいないが)思うように活動を行えない時期があった事が後に明らかとなっている。所属していた事務所との対立、特に印税の未払い問題については裁判に発展しており、2009年にGLAY側が全勝訴する形で決着を見せている。

2006年、「Re-birth」のコンセプトの下に武道館ライブを行い、復活アピール。同年にはメンバー全員が敬する元BOØWY氷室京介と、シングルANSWER」でのコラボを果たした。

2008年 - 結成20周年

6月、38thシングル「VERB」でオリコン1位を獲得。この年まで12年連続で、シングルオリコン首位を獲得した。

8月、GLAYにとって初めてとなるアメリカ演を敢行。サンフランシスコロサンゼルスで3演を行った。

大晦日には幕張メッセカウントダウンライブを行った。 

2009年 - デビュー15周年

3月、通算40枚シングルSAY YOUR DREAM」をリリース5月25日デビュー記念日には41stシングル「I am xxx」をリリースした。

6月10月には、過去シングル曲や新曲を多数収録したベストアルバム「THE GREAT VACATION VOL.1」「VOL.2」をリリース

8月には日産スタジアムライブを行い、2日間で15万人を動員。

9月には前年に引き続きアメリカライブを開催。他にも15周年企画で各メンバーによるプロデュースライブ等を行ったほか、大晦日には幕張メッセで現時点で最後となるカウントダウンライブを行った。

2010年

この年、公式YouTubeチャンネルを開設し、過去ミュージックビデオを数十本投稿した。

6月、自レーベルloversoul music & associates」設立を発表。

10月レーベルからの第1弾アルバムにしてセルタイトルとなる10thアルバム「GLAY」をリリースオリコン1位記録した。

2011年

3月11日東日本大震災が発生。GLAYは日本赤十字社を通じての義援金の寄付や被災地への物資運び出しなど、様々な形で被災地支援を行った。

7月には初めて台湾ライブを行ったほか、公式ファンクラブHAPPY SWING」設立15周年を記念して幕張メッセライブを行った。

この年、故郷函館オフシャルショップ「G4 Space」がオープンしたほか、通信販売に特化したオフシャルストア「G-DIRECT」がサービスを開始した。

9月、43rdシングル「G4・ -THE RED MOON-」は一般流通を行わず、G-DIRECTで専売。同シングル収録曲「everKrack(HISASHI作曲)」は、HISASHIにとって初めてのPV付き楽曲となった。

11月、初となるミニアルバムHope and The Silver Sunrise」もG-DIRECT専売。以降はCD作品のG-DIRECT専売は行われていない。

2012年

7月大阪長居スタジアムで2daysライブを行い、計10万人を動員。このライブアンコールにて、デビュー20周年にあたる2014年までの活動スケジュールを「7つの約束」として発表したのち、TERUが「絶対に解散はしません!!」と宣言。『解散しないバンド・GLAY』誕生の間である。

12月、46thシングルJUSTICE [from] GUILTY」、47thシングル運命論」を同時リリース。前者の作曲HISASHI後者JIROであり、JIROにとって初めてのシングル表題曲およびPV付き楽曲となった。

2013年 - 結成25周年

1月11thアルバムJUSTICE」と12thアルバムGUILTY」を同時リリースオリコン1位2位を独占した。「JUSTICE」はキャリア初、現時点で一となるセルプロデュース作。

5月から7月にかけて、GLAY初の海外ロングツアーを敢行。香港韓国ソウル)・タイバンコク)・台湾を巡る予定だったが、韓国演とタイ演は諸般の事情で中止となり、同ツアーは2演にとどまった。

7月、48thシングルの中の一曲「DARK RIVER」で、亀田誠治を初めてプロデュースに迎える。

メンバーの故郷・北海道函館市の人工」に作られた特設ステージで凱旋ライブを行う。2日間で計5万人を動員し、函館音楽史上最大規模のイベントとなる。

11月、49thシングルの中の一曲「DIAMOND SKIN」で、再び佐久間タッグを組む。同氏は翌年1月スキルがんで亡くなった為、この曲がGLAYにとって最後の佐久間プロデュース作となってしまった。

2014年 - デビュー20周年

5月25日デビュー記念日、山形で行われていた東北各県合同の祭「東北祭(現・東北まつり)」にてコラボレーションライブを行い、東北在住の約6000人を招待した。

7月、通算50枚となるシングルBLEEZE ~G4・~」にて、TERUが表題曲の作詞作曲を担当。TERUにとって初めてのシングル表題曲およびPV付き楽曲となった。

9月、ひとめぼれスタジアム宮城(現・キューアンドエースタジアムみやぎ)にて10年ぶり4度となるGLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary開催。東北地方音楽ライブ演において過去最多となる5万5千人を動員した。

11月亀田誠治プロデュース体制に移行後初めてとなる、13thアルバムMUSIC LIFE」をリリース

2015年前半

5月、20周年企画の締めくくりとして東京ドームで10年ぶりにライブを行い、2日間で11万人を動員。かつてのTERUの「10年後に東京ドームジャケットを取りに来る」という約束を果たした。このライブでは、かつてGLAYを見出したX JAPANYOSHIKIステージに駆け付け、YOSHIKIプロデュースデビュー曲「RAIN」を共に披露する一幕もあった。

第3章:新たな黄金期、そしてデビュー30周年(2015~2024)

2015年後半

6月エクスタシーレコード時代の先輩にあたるLUNA SEA催するロックフェスLUNATIC FEST.」に出演。

7月函館ライブの第2弾として、落成されたばかりの函館アリーナこけら落とし演を行った。

この年をもって、キーボードSEIサポートを離れ、しばらくの間メンバードラムTOSHIの5人体制によるライブ演奏が続く。

2016年

1月、53rdシングル「G4・IV」が、2008年の「VERB」以来約8年ぶりとなる通算24作オリコン1位を獲得。これにより、シングルアルバムの両方で1990, 2000, 2010年代の3つの年代での首位達成を果たした。

6月、自レーベルloversoul music & associates」を「LSG」に改称。

7月公式ファンクラブHAPPY SWING」設立20周年を記念して幕張メッセライブを行う。ここでTERUが「イタリアヴェネツィアファンクラブ30周年のライブを行いたい」と発言。2026年ライブ実施に向けて新たな標が設定された。

10月にはX JAPANLUNA SEAとともに、ヴィジュアル系に特化したロックフェスVISUAL JAPAN SUMMIT」を開催し、自身も出演した。

2017年

ホールツアー開催中の4月JIROが急病によるドクターストップ金沢演を欠席。しかし、該当演を中止することなく残りのメンバー3人で敢行し、さらに同演の観客全員1ヶ後の振替演にも無料招待するというファン想いの「神対応」が話題となった。

7月、14thアルバムSUMMERDELICS」をリリースオリコン1位記録7月31日の「GLAYの日」には、東京お台場にてフリーライブを開催。場所は当日の発表であったにも関わらず、1万人以上のファンが会場に詰めかけた。

11月、55thシングルとなるウェディンソング「あなたといきてゆく」をリリース後、GLAYの楽曲を結婚式で使用する場合に限り、今後は著作隣接権に関して提供を行うことを発表した。

2018年 - 結成30周年

2月公式サブスクアプリ「GLAY app」を開。同アプリは1か1000円強のサブスク課金を行うことで、GLAYが過去リリースしたすべてのシングルアルバムミュージックビデオに加え、一部のライブ本編映像シングル初回限定盤などに付属する特典映像メンバー写真コンテンツを視聴できるものになっている。

3月台北香港で5年ぶりに海外演を行う。

6月、3年前のロックフェスLUNATIC FEST.」の続編である「LUNATIC FEST. 2018」に参加。

8月2013年と同じ函館野外ステージにて、3回となる函館ライブを開催し、2日間で計5万人を動員した。

この年、TERUが故郷函館にプライベートスタジオを開設し、以降自身のボーカルレコーディングの大半を函館で行うようになる。TAKUROは活動拠点アメリカロサンゼルスに移した。

2019年 - デビュー25周年

元日公式サイトにてこの年の活動コンセプト「GLAY DEMOCRACY(民主主義)」を掲げ、同年〜翌2020年にかけての活動内容を「7つの約」という形で発表した。元日時点で詳細不明となっていた一部約については、5月25日デビュー記念日に会見を行って改めて発表となった。

6月、初となる韓国演を実施。2013年海外ツアーで中止になった際のリベンジを果たした。

7月31日GLAYの日北海道千歳市フリーライブを開催。場所は当日まで「北海道某所」としか発表されていなかったにも関わらず、1万人以上のファンが会場に詰めかけ、「20万人ライブ」から丸20年となる記念日を祝った。

8月メットライフドームにてライブを行い、2日間で6万人を動員。

10月には15thアルバム「NO DEMOCRACY」をリリースした。このアルバムツアーにてキーボードサポートハジメタルが参加。2022年に至るまで複数のライブサポートを行った。

2020年

3月、11年ぶりのベストアルバムREVIEW -BEST OF GLAY-」をリリースオリコン1位を獲得し、19902020年代の4つの年代でのアルバム首位獲得を果たしたほか、GLAYとしてのCD総売上が4000万枚を突破した。

この年は前年からの25周年企画の締めくくりとして、名古屋東京札幌を巡る15年ぶりのドームツアーが予定されていたが、当時猛威をふるっていた新型コロナウイルスCOVID-19)のにより、名古屋東京演が中止、札幌演はさいたまスーパーアリーナに会場を移しての開催となった。

ライブの開催が困難となった情勢下にありながらGLAYの活動は止まらず、TERU導して無観客ライブLive at HomeシリーズをGLAY公式アプリを通して配信したほか、函館恵山で野外無観客ライブを実施し、その様子をYouTube配信した。またHISASHIも自身のYouTubeチャンネルで近況を報告する配信活動を開始した。

2021年

引き続きコロナを受けながらも、「エンターテイメントの逆襲」を宣言。コロナ禍を感じさせない活動ペースを維持する。

3月からは各メンバーがそれぞれプロデュースした配信ライブを4ヶ連続で敢行。この頃からキーボードサポート村山が参加し、2024年現在継続的にGLAYのライブに帯同している。

5月からは5ヶ連続で新曲を配信リリースした後、10月に16thアルバムFREEDOM ONLY」をリリースオリコン1位記録した。

9月にはB'z催するプロジェクトUNITE #01」に参加。初となるB'zとの対バンが実現した。

10月にはSpotifyなどの音楽サブスクサービス過去のすべての楽曲の配信が解禁された。

11月YouTube上の企画「THE FIRST TAKE」に参加し、代表曲「Winter, Again」と最新59thシングルBAD APPLE」を披露した。

2022年

1月TAKUROコロナ感染により、前年から続くアリーナツアーのうち2演を中止。

7月公式ファンクラブHAPPY SWING」開設25周年を記念するライブツアーを開催(本来は2021年開催予定だったがコロナで延期)。このツアーで、デビュー以来のライブ演数が1000回の大台を達成した。

9月、60thシングル「Only One, Only Youリリースと同時に公式TikTokアカウントを開設。

2023年 - 結成35周年

2月、61stシングル「HC 2023 episode 1 -THE GHOST/限界突破-」リリースと同時に、公式YouTube上でこれまで開されていなかった過去ミュージックビデオを一挙開し、既存の動画についてもフルHD対応を行った。

3月から始まったライブツアーで、2020年以降コロナのため禁止されていた観客からの出しを解禁。

9月には12年ぶりとなる2ndミニアルバム「HC 2023 episode 2 -GHOST TRACK E.P-」をリリース

12月、年内最終演となるライブアンコールにて、デビュー30周年となる翌2024年の予定の一部を開。2024年2025年にかけての活動テーマが「GLAY EXPO」であること、30周年記念のキービジュアルイラストを「ONE PIECE」の作者尾田栄一郎が手掛けたこともあわせて発表された。

ディスコグラフィー

シングル

年号 No. タイトル オリコン 備考
1994 1st RAIN 26位
2nd 夏の扉 24位
3rd 彼女の"Modern..." 45位
1995 4th Freeze My Love 19位
5th ずっと2人で…/GONE WITH THE WIND 34位
6th Yes, Summerdays 13位
7th 生きてく強さ 19位
1996 8th グロリアス 4位
9th BELOVED 3位
10th a Boy~ずっと忘れない~ 2位
1997 11th 口唇 1位
12th HOWEVER 1位
1998 13th 誘惑 1位 同時発売
14th SOUL LOVE 2位 同時発売
15th BE WITH YOU 1位
1999 16th Winter, Again 1位
- サバイバル 1位 ビデオシングル
17th ここではない、どこかへ 1位
2000 18th HAPPINESS 1位
19th MERMAID 1位
20th とまどい/SPECIAL THANKS 1位
21st Missing You 1位
2001 22nd GLOBAL COMMUNICATION 1位
23rd STAY TUNED 2位
24th ひとひら自由 1位
2002 25th Way of Difference 1位
26th またここであいましょう 2位
27th いたい気持ち 2位
2003 - いつか 2位 DVDシングル
28th BEAUTIFUL DREAMERSTREET LIFE 1位
2004 29th 時の 1位
30th 天使のわけまえ/ピーク果てしなく ソウル限りなく 1位
31st Blue Jean 1位
32nd ホワイトロード 1位
2005 - SCREAM(GLAY×EXILE 1位 コラボシングル
2006 33rd G4 2位
- ANSWER(GLAY feat. Kyosuke Himuro 2位 コラボシングル
34th 夏音/変なTHOUSAND DREAMS 1位
2007 35th 100万回のKISS 1位
36th 鼓動 1位
37th Ashes.EP 2位
2008 38th VERB 1位
39th MATADORA 2位
2009 40th SAY YOUR DREAM 2位
41st I am xxx 2位
2010 42nd Precious 2位
2011 43rd G4・ -THE RED MOON- - G-DIRECT限定発売
44th My Private "Jealousy" 6位
2012 45th Bible 3位
46th JUSTICE [from] GUILTY 3位 同時発売
47th 運命 4位 同時発売
2013 48th DARK RIVEREternally/時計 4位
49th DIAMOND SKIN/のポケット/CRAZY DANCE 4位
2014 50th BLEEZE ~G4・ 4位
51st 百花繚乱/疾走れ!ミライ 6位
2015 52nd HEROES/微熱Ⓐgirlサマー/つづれ織り ~so far yet so close~ 5位
2016 53rd G4・ 1位
54th [DEATHTOPIA] 6位
2017 55th WINTERDELICS.EP ~あなたといきてゆく~ 3位
2018 56th 愁いのPrisoner/YOUR SONG 4位
2019 57th G4・Ⅴ -Democracy 2019- 2位
2020 58th G4・2020 2位
2021 59th BAD APPLE 4位
2022 60th Only One, Only You 4位
2023 61st HC 2023 episode 1 -THE GHOST/限界突破- 3位
2024 62nd whodunit -GLAY×JAY(ENHYPEN)-/シェア 5位

アルバム

年号 No. タイトル オリコン 備考
1994 Indies ダイヤモンド 57位
1995 1st SPEED POP 8位
1996 2nd BEAT out! 1位
3rd BELOVED 1位
1997 Best REVIEW -BEST OF GLAY- 1位
1998 4th pure soul 1位
1999 5th HEAVY GAUGE 1位
2000 Best DRIVE-GLAY complete BEST 1位
2001 6th ONE LOVE 1位
2002 7th UNITY ROOTS & FAMILY, AWAY 1位
2003 Best rare collectives vol.1 3位 カップリング
2003 Best rare collectives vol.2 2位 カップリング
2004 8th THE FRUSTRATED 2位
2005 Best -Ballad Best Singles- WHITE ROAD 1位 バラードベスト
2007 9th LOVE IS BEAUTIFUL 1位
2009 Best THE GREAT VACATION VOL.1 〜SUPER BEST OF GLAY〜 2位
Best THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜 1位
2010 10th GLAY 1位
2011 Best rare collectives vol.3 5位 カップリング
Best rare collectives vol.4 6位 カップリング
1st Mini Hope and The Silver Sunrise - G-DIRECT限定発売
2013 11st JUSTICE 1位 同時発売
12th GUILTY 2位
2014 13th MUSIC LIFE 2位
2017 14th SUMMERDELICS 1位
2019 15th NO DEMOCRACY 2位
2020 Best REVIEW II -BEST OF GLAY- 1位
2021 16th FREEDOM ONLY 1位
2023 2nd mini HC 2023 episode 2 -GHOST TRACK E.P- 4位
2024 17th Back To The Pops 1位


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