弘兼憲史(ひろかね けんし)とは、日本の漫画家である。有限会社ヒロカネプロダクションの代表取締役でもある。山口芸術短期大学デザイン・アート学科の特別講師も務めている。
代表作に『島耕作』シリーズや『人間交差点』『加治隆介の議』『黄昏流星群』等がある。
出身は山口県岩国市。活動初期に、米軍基地のある街として岩国をテーマにした短編を描いていた。後に代表作となる『島耕作』の主人公、島耕作の出身地も岩国である。
作品は、作者自身のサラリーマン経験を生かし、現代社会に生きる様々な大人達の生活や葛藤などをテーマにしていることが多い。
江川達也に次いで、テレビ、ラジオやCMにも出演している数少ない漫画家の一人である。
妻は『東京ラブストーリー』の作者、柴門ふみ。過去に弘兼のアシスタントを務めていた。
小学生時代に手塚治虫のファンになり、漫画家を志すようになった。
大学は早稲田大学法学部、在学中は漫画研究会に所属した。また他の大学の漫画研究会との連合で、かわぐちかいじや西岸良平らと知り合いになる。
1970年に、松下電器産業(現パナソニック)に入社し、当時広告宣伝部に所属していたが、1973年に退社。
1980年にビッグコミックオリジナルで開始した『人間交差点』(原作:矢島正雄)にて、その存在を世に知らしめるようになる。
1983年、モーニングにて『課長島耕作』を連載開始。サラリーマン島耕作の活躍と色恋を描いた怒涛の大河ロマン『島耕作』シリーズのエピソード1に当たる。以降、同シリーズは現在も続いている。
同時期に週刊ヤングマガジンにて『ハロー張りネズミ』も連載開始。探偵物ながら、ソ連のスパイ、北方領土とレポ船(スパイ漁船)、UFOや悪霊のような超常現象など、様々なテーマに挑んでいる。
1991年、ミスターマガジンにて『加治隆介の議』を連載開始。商社に勤めるサラリーマンの加治隆介が亡き父の跡を継ぎ、国会議員となり、最終的に内閣総理大臣になっていく漫画である。
同年、ビッグコミックオリジナルにて『ラストニュース』(原作:猪瀬直樹)も連載開始。一日の最後に始まるわずか11分のニュース番組で、新興宗教や野球賭博と八百長などのニュースに、他社とは違う切り口で挑戦していく様子を描いた作品である。報道タブーとされる問題にも切り込み、いわゆるマスゴミ腐敗打破を目指していく。
1995年にビッグコミックオリジナルにて連載を開始した『黄昏流星群』は、人生に疲れた様々な中年、高年の男女を描いた連作短編の恋愛漫画である。「従来の恋愛漫画は若い男女の話しか描かなかった。中高年の恋愛を決して蔑ろにしてはいけない」と言う強い意識の元で描かれている。また中高年のセックスと言う、それまでほぼ無視されて来た重いテーマに取り組んだ作品でもある。
2006年から、対談本『本日の雑談』シリーズの西部邁(反米保守)の話し相手を務める(初代は小林よしのり)。
2007年4月、安倍内閣のもと、内閣官房「美しい国づくり」プロジェクト・企画会議委員に選ばれる(9月、安倍内閣退陣に伴い解散している)。
1990年代半ばより、大体の作品が文庫になっているので、気軽に読める。
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16 ななしのよっしん
2021/03/30(火) 13:35:33 ID: sbT+C2bOa1
トークだとひょうきんな人だな
17 ななしのよっしん
2024/10/22(火) 13:12:57 ID: YPk4az1YWi
沖縄基地抗議活動の描写で謝罪 漫画「島耕作」の作者ら:時事ドットコム
https://
18 ななしのよっしん
2024/10/23(水) 17:42:55 ID: xqZZIb4Vni
とんでもねぇ極右だったんだなこいつ
デマで金稼ぎとかQアノンの同類じゃん
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 05:00
最終更新:2025/12/08(月) 05:00
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