白丸駅（東京都）

白丸駅とは、東京都西多摩郡奥多摩町にあるJR青梅線（東京アドベンチャーライン）の駅である。

駅番号は JC73

概要

白丸駅
しろまる - Shiromaru
基本情報
所在地	東京都西多摩郡奥多摩町白丸62
所属事業者	東日本旅客鉄道
所属路線	青梅線
駅番号	JC73
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線
乗車人員	74人/日 （2010年度）
開業年月日	1944年7月1日
駅テンプレート

白　丸
しろまる Shiromaru
		奥多摩 Oku-Tama			Hatonosu 鳩ノ巣

1944年に、青梅線が氷川駅まで延伸した際に同時に開業。東京都内ではおそらくもっとも利用者数が少ない駅^[1]。

当駅の前後の線路はトンネルが続いている。特に奥多摩側の氷川トンネルは1270mもあり、この駅間のほとんどを占める。また、青梅線では最も長いトンネルでもある。

当駅の待合室は、『「光」明るく落ち着いた空間』をコンセプトとしており、幕のような屋根で覆われている。まさに駅名の通り、白くて丸い待合室となった。夜になると電球色の照明でライトアップされ、傍から見ると幻想的である。

隣の駅

種別	隣の駅（奥多摩方面）	当駅	隣の駅（青梅方面）
青梅線 （各駅停車）	奥多摩駅 （JC74）	白丸駅 （JC73）	鳩ノ巣駅 （JC72）

観光

元栖神社

駅裏手、山のほうにある神社。8月には獅子舞が行われている。祭神は猿田彦大神。

当駅の駅名標や簡易Suica改札機にも、獅子舞がデザインされている。

白丸ダム・白丸湖

青梅線に沿って流れる多摩川に設置されているダムおよびダム湖。正式には白丸調整池ダム。

魚道がつくられており、遡上する魚がここよりも上流へ行けるようになっている。魚道は見学することが可能で、長い螺旋階段を降りていくのが少し楽しい。ただし見学は土日および長期休み等の多客期のみで、冬季は全日閉鎖されるため見学ができない。

ダムの管理者は東京都水道局……ではなく、実は東京都交通局。交通局はもともと電気局として始まっており、現在でもダムの水力発電を用いて都電を動かしている。

ダムカードは再生可能エネルギーPR館（エコっと白丸）、白丸ダム魚道窓口、はとのす荘の3か所で配布している。

関連動画

関連項目

• 鉄道関連項目一覧
• 鉄道事業者・路線一覧
• 駅名一覧（関東地方）
• JR東日本　/　青梅線
• 東京都　/　奥多摩町
• 露出中毒

関連リンク

• JR東日本：駅の情報（白丸駅）

脚注

1. *おそらく、というのも2011年以降は統計が取られておらず、それ以前の統計では市場前駅がもっとも少なかったため。現在は豊洲市場が開業したので、市場前駅に関しては明らかに白丸駅よりは多くなっているのだが、鳩ノ巣駅など周辺駅のほうが少なくなっている可能性が完全に否定できない。