『英傑大戦』とは、SEGA開発による歴史上の人物を用いたアーケードオンライン対戦型トレーディングカードゲームである。
2005年に第一作「三国志大戦」、2010年に「戦国大戦」、2016年に再び「三国志大戦」を稼働し、これらの流れを受け継いだ英傑大戦が事実上の四作目となる。
三国志大戦稼働中の2021年6月に新作のシリーズを発表、同月に第一回ロケテストを行った(この時に使用した武将カードは本作では使用できない)。翌年1月13日より第二回ロケテストを行い、2月12日に稼働日が2022年3月10日に正式決定した。
最初期verのタイトルとサブタイトルは「英傑大戦 三千世界の波動」。日本の戦国時代で活躍した「戦国」、日本の徳川江戸幕府や明治維新期の傑物に新選組を含めた「江戸・幕末」、中国三国時代の武将「三国志」と様々な時代から選ばれた歴史上の人物が印刷された専用の武将カードを使ってオンライン対戦をする。
2022年12月21日稼働のVer1.5ではサブタイトルを「廻天の五芒星」とし、新たに「平安」の武将が追加された。
2023年11月1日稼働のVer2.0ではサブタイトルが「六極の煌剣」となった。
これまでの作品と同様である。決められたコスト内で複数枚の武将カードを筐体上で編成して登録。対戦相手が見つかったら武将カードの配置や戦器選択。手前側が自分の城、奥が対戦相手の城。お互いリアルタイムで戦いながら邪魔な敵部隊を撤退させ、両者に用意された城ゲージを減らし、制限時間終了時に城ゲージが上回っていた方が勝利となる。また、終了するまでに相手の城ゲージを0にしても落城勝利となる。
本作では城ゲージの隣に流派専用のゲージがある。ゲージは「兵種アクション(突撃や槍撃など)を行って敵部隊に当てる」「城ダメージを受ける」「時間が経過する」事によって上昇する。
最大三段階まで貯めることができ、それぞれ壱の型、弐の型、参の型と用意されている。弐や参は壱の型以上にゲージが必要。発動させると対戦終了まで効果は続く。
Ver2.00では以下のものが存在する
今後も新たな効果が追加されると思われる。
左にある覇気ゲージが自軍が敵側にいると溜まっていき、溜まると1段階覇道アイコンが敵側に移動する。覇道アイコンが押し込まれると英傑呼応が発生、押し込まれた側が城ダメージを受ける。
三国志大戦における制圧/内乱とほぼ同じだが、あちらと違い制圧力がないのでゲージの溜まる量は自軍の敵側にいる武将の総コストに依存する。
敵側とは書いたが、中央でも敵側よりは溜まらないが溜まる。半面自軍側1/3にいると全く溜まらない。
なおゲージ上昇のタイミングは自軍・敵軍で共通しているため、双方のゲージが同じタイミングで溜まった場合は相殺されてゲージだけが双方リセットされる。覇道は移動しない。
大戦シリーズおなじみの花形兵種。どの兵種よりも移動速度が速く、止まらないでいると発生するオーラをまとった状態で敵部隊にぶつけると「突撃」となり、大打撃を与えられる。ただし槍兵の槍に当たると「迎撃」でカウンターのダメージを受ける。この迎撃と剣豪の斬撃を受けると一定時間移動速度が下がる。
とにもかくにも練習量がいる兵種。騎兵中心のデッキを華麗にさばけるようになれば、戦略の幅が広がるだろう。
これも大戦シリーズおなじみ、移動速度が遅い兵種。部隊の前に槍が出て騎兵のけん制になる。時折槍から効果音と共に「槍撃」が発生してよりダメージを与えられる。乱戦時は槍の効果が消えてしまう。
騎兵ほど操作は難しくないが、高コスト槍兵の前出しだけでは経験を積んだ相手には勝てない。その他のカードを動かしながらのフォローが必要。
こちらもシリーズおなじみ。一定の距離までなら遠くから弓を放ち、自動で攻撃してくれる兵種。移動中は射撃できないが、一定時間静止した状態からカードを動かすと走りながら弓で射る動作「走射」が発生し弓が撃てない隙が減る。乱戦時は弓が撃てなくなる。
初心者のうちは気が付けば弓兵が戦場に放置されたままという「大戦あるある」。戦場全体を見渡す力も必要。兵種アクションが唯一常時可能なので、流派ゲージを溜めやすい兵種である。
敵部隊に近づくとロックオンが可能になり、カードを動かすことで発砲する。発砲後の装填は特殊な計略を使わない限り自動で回復し、完了するまでは再度撃てない。乱戦時は撃てなくなる。
敵部隊へのロックオンを左右で切り替えたり上下前後で発砲するのだが、慣れるまでは難しい。
特に戦国大戦で知っている勢には戸惑うだろう。
カードを回すことで自部隊の周囲に攻撃する「斬撃」が発生する。騎兵に当てると一定時間速度を下げることができる。乱戦時は斬撃不可。
過去作にあった歩兵や足軽が剣豪に変更となり、計略を使わずとも斬撃が行えるようになった。
Ver1.0では戦国の武田家、三国志の魏、幕末から長州藩関係者が所属している。
Ver1.1では長州藩繋がりで戦国の毛利家、Ver1.5では平安から平家が追加となった。
代表的な武将
戦国:武田信玄、毛利元就、小早川隆景
三国:曹操、夏侯惇、司馬懿
幕末:高杉晋作、桂小五郎(木戸孝允)、吉田松陰
平安:平清盛、平時子(二位尼)、平知盛
Ver1.0では戦国の織田家、三国志の呉、幕末から土佐藩関係者が所属している。
また春秋戦国から「キングダム」の秦勢力がコラボ枠で参戦している。
Ver1.5では平安の坂東武者が追加され、1.6で得宗北条家ら鎌倉の御家人たちが追加された。
代表的な武将
戦国:織田信長、羽柴秀吉、明智光秀
三国:孫堅、孫策、周瑜
幕末:坂本龍馬、岡田以蔵、乾退助(板垣退助)
平安:北条政子、北条義時、梶原景時
Ver1.0では戦国の徳川家と北条家、三国志の蜀、幕末から新選組が所属している。
Ver1.6で信濃源氏が追加された。
代表的な武将
戦国:徳川家康、本多忠勝、甲斐姫
三国:劉備、関羽、諸葛亮
幕末:土方歳三、沖田総司、近藤勇
平安:木曽義仲、巴御前、今井兼平
Ver1.0では戦国の上杉家、雑賀衆、将軍家・三好衆、コラボ枠として「花の慶次」、三国志からは西涼・呂布軍、幕末からはその他幕末志士、春秋戦国からキングダムの趙勢力…
まあ要するに戦国の他家、三国志の群雄みたいな立ち位置のためごった煮となっている。
Ver1.1で他勢力に先駆けて平安の武将が追加となり、Ver1.5で源氏の関係者が多く追加された。
代表的な武将
戦国:上杉謙信、足利義輝、雑賀孫市
三国:呂布、馬超、貂蝉
幕末:河上彦斎
平安:源義朝、源頼朝、源義経、静御前
Ver1.5で追加となった勢力。戦国の今川家、浅井家、三国志の袁紹軍、平安からは藤原氏などどことなく名門繋がりを連想させるが、他に陰陽師や鬼・妖怪、幕末からは文化人の類も追加されているという玄に負けず劣らずの百鬼夜行な勢力である。
代表的な武将
戦国:今川義元、浅井長政、井伊直虎
三国:袁紹、文醜、顔良
幕末:平賀源内、杉田玄白、歌川広重
平安:藤原道長、安倍晴明、酒呑童子、玉藻前
Ver2.0で追加となった勢力。戦国から豊臣家、島津家、幕末からは薩摩繋がりか薩摩藩士、春秋戦国からも越勢力が追加されている。三国志からの参戦はなかった。
琥煌という独自ゲージを持つ。…がぶっちゃけシステム的には戦国大戦の日輪ゲージそのものである。あちらは最大5だったがこちらは最大6。
計略を使うと溜まっていき、消費すると効果が上がり、3消費または6消費でさらなる効果が追加される。
代表的な武将
戦国:豊臣秀吉、島津義弘
幕末:西郷隆盛、大久保利通
以下の要素はverUPで復活する可能性があるので最新の情報を欠かさずチェックすべし。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/eiketsu_taisen/status/1492438330247720960
掲示板
45 ななしのよっしん
2024/03/10(日) 22:10:45 ID: 99dqhe6pOk
英傑大戦『天覇傑戦2024』予選 「1DAYトーナメント関東」
2.6万 回視聴
5 時間前 に配信済み
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「英傑大戦 公式生放送」稼働2周年記念特番!
2.2万 回視聴
55 分前 に配信済み
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46 ななしのよっしん
2024/04/19(金) 21:06:56 ID: 3hGoaPFpMn
47 ななしのよっしん
2024/11/10(日) 21:00:05 ID: 3hGoaPFpMn
ついにるろ剣コラボ来たけど、欲を言えば何年か後に京都編のリメイク終わったくらいの時期にまたコラボして京都編の面子も来て欲しくなるわ。
剣心については英傑初の同一コラボでの統一名称被りになってもいいから。
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最終更新:2024/12/01(日) 14:00
最終更新:2024/12/01(日) 14:00
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