Horizon Zero Dawn(ホライゾンゼロドーン)は、SIEより販売されているアクションRPGである。
Horizon Zero Dawn | |
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ジャンル | オープンワールド・アクションRPG |
開発元 | ゲリラゲームズ |
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
プラットフォーム | PlayStation 4 / PlayStation 4 Pro |
プレイ人数 | 1人 |
CERO | D(17歳以上対象) |
2015年に開催されたE3にて発表され、北米では2017年2月28日、欧州では同年3月1日、日本国内では同月2日に発売された。開発はKILLZONEシリーズで有名なゲリラゲームズ。
舞台は文明崩壊後から1,000年後の地球。世界を支配しているのは人類ではなく獣の形をした機械生命体である。プレイヤーは主人公「Aloy」(アーロイ)となり、機械獣を狩りながら広大でシームレスなオープンワールドを冒険し、世界の謎を解き明かしていく。機械獣がどのような存在で、どこからやってきたのかはストーリーを進めていく中で明らかになっていく。
機械獣のほかに、野生の動物たちも生きており、 敵ではないがイノシシ、七面鳥、ウサギ、キツネなどが生息している。 また、釣りをすることはできないが、水辺には魚が泳いでおり、攻撃することも可能。
メインとなる武器は弓と槍だが、他にも複数の武器が用意されている。また、大型の機械獣には弱点が存在し、装甲が剥がれることで露出する。プレイヤーは弱点を攻撃することで通常の3倍のダメージを与えることができる。
ストーリーはメインクエストの目標を達成することで進行する。その他にサイドクエスト・サブクエストがあり、これらをクリアするとメインクエストの展開とアーロイに対する人々の反応が少しだけ変わる。
フィールドで採集と動物や機械獣相手に狩猟を行うことで薬品や武器の矢弾など消耗品の作成、アイテム所持枠拡張を行いつつ、クエストマーカーで示された地点に向かって旅していく。クエストマーカーは好きなクエストに設定することができ、目的地を自由に変更できる。
メインクエストを積極的に進めてアーロイと世界に隠された秘密を探るのも、メインはそこそこに世界中を探索して狂暴な機械獣と戦うのも、世界中に散らばった収集品を集め、それらに秘められた物語を紐解くのもプレイヤーの自由である。
2017年11月7日にはDLC「凍てついた大地」が配信され、同年12月7日に本編と拡張コンテンツが同梱された『Horizon Zero Dawn Complete Edition』が発売された。
2020年8月7日よりDLCと初回限定版等の特典装備等が同梱されたPC版『Horizon Zero Dawn Complete Edition』がSteamにて配信された。
2020年6月には続編「Horizon Forbidden West」がPlayStation 5用ソフトとして2021年発売に向けて開発中との発表がされ、多少の延期を挟み2022年2月18日にPlayStation 4版と共に発売した。
日本ゲーム大賞 2016「フューチャー部門」を受賞[1]。
発売後二週間で、全世界の累計実売本数が260万本を突破した[2]。
後に、全世界累計販売本数が340万本に達した(うち約91万本がDL版)[3]。
発売1周年において、全世界の累計実売本数が760万本を突破し、[4]、2019年3月には販売本数1000万本に到達したことが発表された[5]。
実は本作には発売当時開発中であった『DEATH STRANDING』に因んだアイテムがゲーム本編中に隠しアイテムとして登場する。両作は同じゲームエンジン「DECIMA」によって開発されており、尚且つ「DECIMA」のブラッシュアップに元々交流のあったコジマプロダクションが協力した縁によるものであるようだ。
後に発売された『DEATH STRANDING』には、本作の機械獣等がホログラム映像として登場する隠し要素がある。
最低 | 推奨 | |
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OS(64bit) | Windows 10 | |
プロセッサー | Core i5-2500K 3.3GHz | Core i7-4770K 3.5GHz |
AMD FX 6300 3.5GHz | Ryzen5 1500X 3.5GHz | |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
ストレージ | 100GB 利用可能 | |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX780 3GB | NVIDIA GeForce GTX1060 6GB |
AMD Radeon R9290 4GB | AMD Radeon RX 580 8GB | |
DirectX | Version 12 |
謎の災禍によって、
大いなる繁栄を遂げた文明は
突如として崩壊する。
それから千年後―――
人類の支配は終焉を迎え、新たな支配者として、
いくつもの部族に分かれた人類の末裔は
各地で独自の文化を築き、
崩壊したかつての文明の遺跡は、
東の大地で、
ある事件をきっかけに、
やがてアーロイは、
導かれてゆくのだった。
本作の戦闘は弓と槍を主体に様々な武器を駆使してのハンティングを行うアクションRPGである。ただしプレイヤーはレベルが上がってもスキルポイントとHPが少し増えるだけで、獲物である機械に比べて貧弱である。そのため、時には罠にはめて動けなくなっている間に弱点を狙い撃ちしたり、背後から忍び寄り槍の一撃で急所を突いたり、あるいは後述のオーバーライドにより同士討ちさせるなど、直接戦闘よりもいわゆる搦め手を主な戦術として用いる。その種類も豊富で、同じ敵でもプレイヤーによって倒し方が変わってくる。
文明が崩壊した後も逞しく生きている人類たち。いくつかの部族に分かれ、それぞれ独自の文化を形成して生活しているが、集落から離れ盗賊に身をやつす者達も居る。
部族ごとの生活水準は様々で、ノラ族などは主に原始的な狩猟採集によって慎ましく暮らしているが、オセラム族などは鍛冶などの技術力向上に貪欲である。しかし、旧文明の遺物そのものについては、それらを扱う知識と技術がほぼ失われて久しいため、興味を持つのは大抵物好きだけである。
文明が滅んだ後、どこからともなく現れたとされる獣を模した機械達。劇中では単に機械(Machine)と呼ばれることが多い。人工筋肉とオペレーティングシステムを保護する堅い外装からなる胴体を持ち、強力な火器で武装した個体も生息している。
ほぼ全ての機械獣が共存あるいは共生関係にあるらしく、基本的に肉食獣型が草食獣型の機械獣を襲うようなことはなく、野生動物を捕食することも無いが、何故か極一部の機械獣を除て人類にだけは敵意むき出しで襲い掛かってくる極めて危険な存在である。
十数年前までは、ここまで執拗に人間に攻撃的な存在ではなかったと言われている。ある時を境に狂暴化し、年々凶悪な新型が現れるようになって行ったという。しかし、人類も人類で金や名声のため、あるいは武具や装飾品の素材を求め機械狩りを行っている。
人を拒む凍てつく大地。
それでもなお、人はこの極寒の地で、
だがそこに待っているのは、死のみ。
栄光なんてどうでも良い。答えを探しに来たんだ。
あの山に。
ならば、あの悪魔と出会うことになる。
2017年11月7日にDLC「凍てついた大地」が配信された。北方の山脈の先にある『狭間』と呼ばれる極寒の土地で、アーロイは機械を狂暴化させるデーモンと呼ばれる謎の存在を調査する。新たなマップ、機械、武器、スキル、クエストなど一通りの新要素が詰め込まれている。レベルキャップも解放され最大60になっている。序盤から新マップに突入可能だが、難易度はメインクエストクリア程度が前提となっている。
調査の過程でとある人物の過去の一端と、旧文明の末期に進められていたもう一つのプロジェクトの存在を知ることになる。
2018年1月26日からPS4版「モンスターハンター:ワールド」(以下MHW)にて本作とのコラボクエストが順次配信された。
MHWで用意されたイベントクエストをクリアすると、アーロイになりきれるワンセット防具や重ね着装備、「アーロイの戦弓」、オトモアイルーにはウォッチャーとアイルーを足した様な姿になれるオトモ装備「機械獣ネコ」防具と、スクラッパーのグラインダー等機械獣の部品を組み合わせて作られた「機械獣ネコグラインダ」が生産できる。アーロイ装備には本作でのアーロイの技や能力に合わせたスキルが付いており、「潜伏」や「追跡の達人」はその最たるものと言える。また、MHWオリジナルの固定装備「スリンガー」はアーロイに合わせた専用のグラフィックを持つ。ただし、追跡にはMHWの「導蟲」を用いる為かフォーカスは付属していない。
コラボクエスト3つの内2つは機械獣の中でも特に印象の強いサンダージョーをモチーフとして、狩猟対象がアンジャナフやイビルジョー等の「獣竜種」と呼ばれるティラノサウルスに似た姿のモンスターが当てられている。
2019年11月22日からは上記のMHWの拡張版及び続編であるPS4版「モンスターハンターワールド:アイスボーン」(以下MHW:I)に本作の拡張要素である「凍てついた大地」とのコラボクエストが順次配信された。
お互いの開発は全く意図していなかったが、あちらも新しいマップの一つが寒冷地である。
今回のイベントクエストはBGMが本作のものに変わる様設定されている。
クエストをクリアすると、原作の最強防具である「シールドウィーバー」を装備したアーロイになりきれるワンセット防具「EXシールドウィーバー」とライトボウガンに「ストームスリンガー」、オトモにはオトモサイズにまでデフォルメされたフロストクローになれるワンセット防具と、これまたオトモサイズに小型化された「フォージファイア」が生産できる。
更に過去のコラボ装備の上位版や原作の初回購入特典だった「バヌーク・開拓者の服」が「EXバヌークα」として生産可能(こちらは分割装備可能で、キャラクターもアーロイには変化しない)。
ちなみに武器に装備可能なキーホルダー的なアイテム「チャーム」として「フォーカス」が追加された。
MHW:Iでのコラボ装備には原作効果を再現するため専用のスキルや機能を搭載しており、「EXシールドウィーバー」は原作のシールドゲージの代わりにハンター自身と武器、防具の防御力が倍になりダメージを受けても微動だにしない効果を得た。スキル発動中は如何なる装備をも圧倒する防御力を誇るが、原作同様一定回数攻撃を受けるとシールドダウンが発生し、復帰するまで効果が無効になる(バランスの関係で復帰までの時間は数分を要する)。ちなみに元々の防御力はマスターランクのカスタム強化された防具の中では最下位クラスになる。
ストームスリンガーは最終強化の(逸品)に強化すると、カスタマイズで専用の動力源パーツを搭載でき、原作通り撃ち続けると威力と連射速度が上昇し、一定以上のチャージレベルからダメージを受ける雷属性の特殊弾「ストームボルト」が撃てるようになる。なんの対策も無しにチャージ最大まで撃つと体力が1になり大きく後退するモーションが発生するが、「EXシールドウィーバー」のスキルでのみダメージを軽減する事が出来る。
専用スキルも含めて「EXシールドウィーバー」のスキルは全体的に「ストームボルト」の運用を想定して設定されており、高い攻撃力と引き換えに自傷ダメージをある程度許容できるプレイングが問われる(いくら撃っても体力は1で止まる辺りは有情である)。
「EXバヌークα」には専用のスキルが無いものの、弓の使用に適したスキルが設定されており、ついでに寒冷地出身のバヌーク族装備らしく水場や深雪に足を取られない様にするスキルが付いている。
MHW:Iからのイベントクエストで狩猟対象となっているモンスターは「凍てついた大地」で追加されたスコーチャーと同じ狼モチーフのモンスタージンオウガとその亜種、そしてイビルジョーの特殊個体である怒り喰らうイビルジョーが指定されている。特にジンオウガ亜種と怒り喰らうイビルジョーは特定の条件を満たすと禍々しいオーラを放つ姿に変貌し攻撃が激化。その様はまるで禍ツ機やデーモンのそれである。奇しくもこの二体はデーモンと違って雷属性を弱点としているため、ストームスリンガーとは相性が良い。
2019年3月5日~4月5日まで「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下、PUBG)にて、敵対勢力であるエクリプスの衣装やマスク、そして本作には出てこないが機械獣と機械炉の紋章が刻まれたフライパンや、特製のペイントが施されたKar98kが手に入った。
関連項目 |
関連リンク |
掲示板
471 ななしのよっしん
2024/05/18(土) 16:48:18 ID: 4JOvGeU+UT
つまりはアーロイの人物像ブレブレやんけという事で
これもポリコレでゲームが歪められた典型例と言える
472 ななしのよっしん
2024/09/16(月) 01:31:00 ID: FWkaK/S6p6
NCSOFTが突如「他社PCゲーム配信」を展開、まずはSIEの『Horizon Forbidden West』を韓国向けに配信へ。
https://
473 ななしのよっしん
2024/09/28(土) 23:50:09 ID: FWkaK/S6p6
PS4版『Horizon Zero Dawn』の定価が「約2倍」にひっそり値上げ。
https://
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最終更新:2024/11/22(金) 06:00
最終更新:2024/11/22(金) 05:00
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