フェリクス=ユーゴ=フラルダリウスとは (フェリクスユーゴフラルダリウスとは) [単語記事]

是非、打ち負かしてみたいものだ。
お前と剣を交える日を、楽しみにしている。

フェリクス＝ユーゴ＝フラルダリウスとは、ゲーム『ファイアーエムブレム風花雪月』の登場人物である。
CVは帆世雄一。

概要

情報

年齢：17歳→23歳
身長：174cm
趣味：剣の稽古、武具の手入れ
好きなもの：戦い、質の良い武具、肉、辛いもの、狩猟
嫌いなもの：冗談、甘いもの、騎士道、父親

人物

ファーガス神聖王国の名門貴族・フラルダリウス公爵家の嫡子であり、「青獅子の学級」の一員。

皮肉屋の一匹狼で、剣術以外のことにはろくに興味を示さず、強い相手を見つければまずは手合わせを申し込もうとする。主人公に対しても剣士としての関心が強い。
騎士道など理想に殉じる考え方を嫌い、実利的な思想を好む。
次男であり、兄のグレンは4年前の「ダスカーの悲劇」で死亡。その際に父ロドリグが「それでこそ騎士の最期だ」と評したことが許せず、以来父を嫌うようになった。父のことを「親父殿」とどこか他人行儀な呼び方をする。

ディミトリ、シルヴァン、イングリットとは幼馴染。
ディミトリに対しては、2年前に同じ戦場に立ったことで彼の裏の一面を目の当たりにしており、普段の王子然とした彼を「猪」と嘲るような態度をとる。軽薄なシルヴァンにはいつも辛辣で、生真面目なイングリットにはしばしば注意されつつも皮肉で返す仲。

意外にも、主人公以外の教師などの目上の人物に対してはちゃんと敬語を使ったりする。

ユニット性能

個人スキル：一匹狼（騎士団未配備か騎士団戦力が0の時、与えるダメージ+5）
紋章：フラルダリウスの紋章（武器攻撃時、たまに与えるダメージ上昇）
得意技能：剣術・弓術・格闘術
苦手技能：理学・指揮
才能開花：理学

最重要能力と言える力と速さがいずれも高く、すぐ側に猪という名のゴリラがいるため目立たないところもあるが、かなり優秀な前衛要員。防御系の能力値は並程度。
条件の関係で空気になる紋章も多い中、普通の戦闘で発動するフラルダリウスの紋章は存在感が大きい。削り役に使うと計算が狂うのはご愛嬌。
弱点は、実質唯一の苦手技能が影響を免れ得ない指揮であること、そして個人スキル。いくら指揮が苦手でもちゃんとした騎士団を配備すれば与ダメージ+5以上の効果を容易に得られるため、最序盤以外では死にスキルに近い。

イメージからすれば剣士系だが、弓術と格闘術の適性を活かすと様々な選択肢が浮上する。剣と弓を扱う盗賊→アサシンは折衷案として有力。
理学の才能開花により、剣士系ならエピタフの適性も高い。ただし魔力は平凡（低くはない）、黒魔法もサンダーとトロンの2つしか覚えない。貴重な射程1-3魔法のトロンを覚えるという点では悪くない構成とも言えるが。

外伝クリアで入手できる英雄の遺産は「アイギスの盾」。
文字通りの盾であり、防御+6・魔耐+3、紋章一致でたまに被ダメージを半減する（「大盾」＋「聖盾」相当）という盾役垂涎ものの一品だが、その性能に比例して重さ6と、剣士のアイデンティティに関わる重量がネック。武器の重さ+6になるわけで、この状態で攻速低下を免れるのは困難である。
ただし、防御面には優れないフェリクスにとってその底上げや被ダメージ半減は強力であり、紋章一致できる仲間は他にいない。
装備品は行動消費なしで「外す」こともできるので、攻速低下が問題になりにくい時だけ装備するという使い方をしたり、常用するなら重装技能で「重さ-3」を習得すると軽減しやすい。
外伝報酬の中では入手条件が若干厳しい（防衛対象が勝手に死にがちなうえに全員生存必須）のには注意が必要。