ローレンツ=ヘルマン=グロスタールとは、ゲーム『ファイアーエムブレム 風花雪月』の登場人物である。
CVは渡辺紘。
年齢:18歳→24歳
身長:188cm
趣味:クロードの監視、詩を書くこと
好きなもの:紅茶、赤い薔薇、芸術品、美しい女性、貴族に相応しい言動
嫌いなもの:テフ、不正、汚いもの、臭いもの、下品な所作、下品な話題
誕生日:6月13日
「金鹿の学級」の一員で、レスター諸侯同盟の有力貴族・グロスタール伯爵家の嫡子。
同盟の盟主を継ぐ者であるクロードをライバル視している。
何かと名門貴族であることを鼻にかけたキザな言動で、平民を下に見る根っからの貴族主義。なんとも個性的なお坊ちゃま然とした髪型、胸にはいつも赤い薔薇を差し……と、一見すると何もかもが鼻持ちならない男。
しかし、あくまで「平民は平民、貴族は貴族」という価値観を持つだけで、平民の存在を軽んじているわけではない。名実ともに名門貴族に相応しくあることが彼の信念であり、キザったらしいが紛れもなく高潔な人物である。
将来のために、有望な相手を求めて様々な女性に声をかけまくっており、本人なりに迷惑でないよう配慮しているつもりが普通に先生の元に苦情が集まってしまうほどだった。また、平民では家に利するものがなく貴族社会に順応するのも難しいという理由で(紳士的な対応は欠かさないが)明確に対象外としており、その点が取り沙汰される会話もしばしばある。
王国の魔道学院に在籍経験があるが、王国の政情との兼ね合いですぐに中退している。
第1部の髪型のインパクトが強いが、第2部では大きくイメチェンし、これもこれで個性的な部類ではあるが打って変わって高く評価するプレイヤーも多い。
国は違えど名門貴族の誇りを重んじるフェルディナントとは当然のように馬が合うが、実のところその貴族観にはかなりの違いがある。とはいえそれで仲違いするわけではなく、互いの貴族観を認め合っている。
個人スキル:名門貴族(騎士団配備中、与えるダメージ+2)
紋章:グロスタールの小紋章(攻撃魔法使用時、まれに威力上昇)
得意技能:槍術・理学・馬術
苦手技能:格闘
才能開花:なし
貴族的にナイト系……と思いきや、理学が得意で、力と魔力が同程度に成長し、紋章効果も魔法系、と、魔道学院にも在籍していただけあって魔法の素養も備えている。
得意技能がダークナイトと完全一致しており、目指せと言わんばかりである。槍術技能でも魔法攻撃戦技の「氷槍」を習得できる。
しかし、平均的な成長率が災いし器用貧乏に陥りやすい。最上級職になるまではソシアルナイト系か魔道士系のどちらかに属さざるを得ず、どちらか片方で使っても強いと言えるほどの能力は発揮し辛い。ダークナイトの運用自体もわりと好みが分かれるうえにそのポテンシャルを十分に発揮するまでに相当時間がかかるのが難点。総じて計画的な育成手腕が問われるユニットである。
個人スキルは地味な補正値であるが、物理・魔法のどちらの職種でも活かせるため腐ることはない。
彼の外伝で入手できる英雄の遺産「テュルソスの杖」が「魔法攻撃の射程+2、たまに被ダメージ半減」という反則的な性能を持つため、これ目当てにスカウトするというプレイヤーも多い。
装備系遺産・神聖武器の大半に言えることとして、いずれかの紋章を持っていれば問題ないので、要はアイテム引換券扱いである。名門貴族である僕がこのような扱い……!
そもそも、ローレンツを一軍として使ったとしても、前衛も務められる程度の耐久力を持つ彼よりは打たれ弱い純正の魔法ユニットに持たせたくなることが多い。射程1-2の攻撃魔法しか覚えないので、その点では射程延長の恩恵が大きい部類ではあるのだが。
スカウトに関しては、必要技能が一応育てる利点のある理学なのも良い点である。
風花雪月本編(以降本編と表記)と違う世界線になり、士官学校のモラトリアムはすっ飛びイグナーツをグロスタール家に仕える騎士として招いている。
そして早々に戦乱の嵐がレスターの地を襲い帝国に与した責任を取って父親が引退。父の方針と自分のそれの違いに戸惑いつつ自分なりの貴族の道を考えながら同盟を担っていくのである。
…と言っても話的には士官学校の奇行がキャンセルされるぐらい(単に目立った会話が無いだけで変わらず口説いてはいる模様)で、本編とそれほど違いはない。
髪型は本編2部よりも垂らしている髪の長さが短い程度の違いである。
支援会話はシェズと金鹿の学級の面子以外では、アネット・バルタザール・コンスタンツェと発生する。
紋章:グロスタールの小紋章 (20%の確率で攻撃魔法のダメージが少し増加)
アクション系スキル:薔薇の舞 (攻撃で個人スキルゲージ増加、敵の攻撃無効化で減少。最大時にZRで狭い範囲の敵を集める)
補助系スキル:名門貴族 (騎士団を配備中、覚醒ゲージの増加量が少し上昇)
戦術系スキル:上に立つ者の責務 (「護衛」指示を受けていると、敵へのダメージが30%増加)
得意兵種:ソシアルナイト→パラディン→ダークナイト
得意クラスは騎兵ルートで最後はダークナイト。
ソシアルナイト・パラディンで無双奥義を放つと、薔薇を持ち「この僕を誰だと思う」と溜めてから、前方に無数の突きを放つ→巻き上げ→赤い旋風を巻き起こすといった専用演出が用意されている(ダークナイト時は汎用演出)。
アクション系スキル「薔薇の舞」は、ゲージがある内は敵の攻撃を受けてもオートで無効化という強力無比な効果。一応ゲージが最大まで溜まっているとZRで放出して攻撃にも使えるが防御にまわしたいのでまず使わないだろう。
攻撃は当たらなければどうという事は無いものの混戦中はどうしても被弾してしまうもの。ライフ評価も気になるところでダメージをくらわないというのは極めて快適にプレイできるので、風花雪月無双の中で一番と言ってもいいほどのブッ壊れアクションスキルである。傭兵の呼び笛はまずローレンツに渡すと考えるプレイヤーも多い。
補助系スキル「名門貴族」はあまり効果は感じられないが有るに越したことはない。
またローレンツは装着スキルもいいものが揃っている。
そして天賦スキルも物理攻撃が全て魔法攻撃として魔力で計算される「魔法武器の達人」。ローレンツの場合は、ステージの敵構成を見て魔防が低そうな面子が多いのなら「魔法武器の達人」を装着、逆に魔道士が多いなら装着せずに物理で殴るといった使い分けが効果的。
しかもローレンツは黄燎以外のルートでも加入する(赤焔:説得作戦を実行、青燐:中盤で選択加入)ので、他ルートで鍛えた分をそのまま利用できるというオマケ付き。
何故にここまで優遇されているのか?と思わざるを得ないほどの強キャラと言える。
本編では姿は見せていなかった父親も登場する。フルネームはエルヴィン=フリッツ=グロスタール。担当声優は加瀬康之。
ローレンツは同盟全体を考えて行動しようとするが、父はグロスタールの地が戦火に晒され民に被害が及ぶくらいなら帝国に与するのも辞さないといったまずグロスタールありきの志向で、"政治"を弁えた御方ではある。
帝国の侵攻が一旦落ち着くと与した責任を取って引退。
ローレンツに後を全て託し、あとは悠々自適な生活を送ると、ローレンツからすると投げっぱなし感が無きにしもあらず…
| ステータス | |
| 兵種 | 赤魔法歩兵 |
| 加入方法 | 戦渦の連戦報酬 聖杯召喚 |
| 星5時点での所持スキル | |
| 武器スキル | ほら貝のブーケ+ |
| 補助スキル | 回り込み |
| 奥義スキル | ー |
| Aスキル | 生命の業火3 |
| Bスキル | ー |
| Cスキル | 魔防の波・偶数3 |
2020年7月9日に開催された「戦渦の連戦+ ~浜辺の争奪戦~
」にて実装。
一定ポイント獲得することで加入することとなるユニットで、聖杯での交換での入手も可能。イラストはп猫Rが担当している。
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掲示板
161 ななしのよっしん
2023/11/22(水) 09:05:48 ID: D0hGkeN6T4
王国・教会ルートのミルディン大橋攻略戦、クリア後はグロスタール伯があっさり引き下がってるから結果論だけど帝国側の旗色が悪くなった段階でローレンツもとっとと戦場からずらかってもよかったんだよな
162 ななしのよっしん
2025/03/30(日) 16:34:47 ID: HWrP+OcwpU
今更ながら、王道の氷槍パラディン育成をしてみたが意外と強いな。魔神、魔力+2、技+4、槍の達人、槍レベル5を付けて、聖墓やマップで手に入る技が上がるアイテムを全てローレンツに注ぎ込んだおかげで氷槍の威力と命中が申し分ないレベルになった。銀の槍使えば結構な敵をワンパンできる。
魔力が上がるアイテムも注ぎ込めば無双できそうだけど、さすがにそれはリシテアとマリアンヌに回した。
163 ななしのよっしん
2025/04/17(木) 06:01:56 ID: 6yy+UfC2z3
氷槍パラディンは厄介なアサシンに強いから好きだな
夜明けの追討戦ではイグナーツのハンターボレーとセットでガンガン殲滅してくれてめっちゃ頼りになった
成長が不安定なのが最大の弱点だと思う
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最終更新:2025/12/26(金) 23:00
最終更新:2025/12/26(金) 22:00
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