カレンチャン(ウマ娘) 単語


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カレンチャン

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「えへへ〜♪ お兄ちゃんがほめてくれるなら、カレン、がんばるね」

カレンチャン

カレンチャン(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「カレンチャン」をモチーフとするウマ娘である。CV:篠原侑

概要

誕生日:3月31日 身長:155cm 体重:ひ・み・つ スリーサイズ:B83/W55/H79

カワイイの権化。ウマスタグラムで、300万フォロワーを誇る自撮りの天使。生まれてから秒で自分のカワイさに気づき、その魅力で両親や先輩を屈服させ、人生のピラミッドを登ってきた。自分がいかにカワイイかを示すため、トゥインクルシリーズの頂点を目指す。

とってもおしゃまなイマドキの女の子。無邪気で気分屋だが、おだてられてやる気になれば信じられない実力を発揮する。トレーナーのことを「お兄ちゃん」と呼んで懐いている。

(リニューアル前)

甘え上手な妹系ウマ娘。いかにもあざといキャラクターだが、咄嗟のアドリブで愛される行動ができたりと小悪魔な顔も見せている。

一人称は「カレン」。モチーフ馬の「カレン」は人名に由来する冠名であり、馬名から架空の人物名に先祖返りしている。他のウマ娘からは「カレンチャン」と省略せずに呼ばれることが多い。

ゲームでの扱い

サービス開始時はマヤノトップガンのSR、ダイワスカーレットの育成イベントの一部で登場するのみであったが、2021年4月15日に育成ウマ娘として実装。

このしばらく前からレジェンドレース・スプリンターズSが予告されており、スプリンターズSに縁のある実装済みウマ娘が少ないことから、レジェンドレースの開催に合わせて新しい短距離ウマ娘が追加されるのではないかという予測が前々からあった。唯一レースライバルで登場しているニシノフラワーが有力視されていたのだが、正式なイベント予告で公表された「4人目の対戦相手」の部分が、汎用シルエットながら背景色がカレンチャンのものと一致していたことでこちらを有力視する声も強くなっていた。

史実のレース傾向(後述)から考えれば妥当とはいえ、短距離A・マイルD・中長距離Gという極端な距離適性を持つ。

得意トレーニングはスピード10%にパワー20%。脚質適正Aは先行のみと、先行型での育成を重視した要素が揃うほか、2つあるレアスキル枠がどちらも前方から後方へのデバフとなっているのも特徴。

固有スキル「#LookatCurren」はレース中間にて好位置から追い抜くと発動、続けて好位置を取りつつ追い抜き、というもの。条件に関してはラストスパート突入までに中位からという制約も含み、先行で確実に狙うというのは中々に難しいが、発動すると強烈な加速でゴボウ抜きを始めるため、そのスキル名通りに注目を集めることは間違いない。

ストーリーにおいては方向性を(注目度の低い)短距離路線に定め、その舞台を如何にして盛り上げるかというインフルエンサーとしての活躍が主となっている。目標レースは全て短距離になっているのでバクシン教本家にすら勝るシンプルな攻略となるが、最終目標のレースは意外な縁で集結した複数名のシナリオライバル全員にURAファイナル相当のスピードとパワーが備わっている。育成に甘えがあれば拮抗勝負の末バ群に埋もれたり逃げ切れず差されたりで容易くふるい落とされる事となるだろう。

史実・ifネタとして3年目に目標外のサマースプリントシリーズに挑戦(任意参加)といったイベントが発生する。史実にちなんだ指定3レースをすべて勝利すれば「スプリントギア」スキルヒント等ボーナスを獲得できるが、夏合宿への干渉が大きめかつ直後に先述した最終目標レースも控えているため乗るか降りるかはよく考えたい所。

適性レースが芝短距離のみと狭いため、レジェンド目指してファン数を稼ぐ場合は因子でマイル適性を2段階上げたり、サポートのファン数ボーナスを厚くするなど入念な下準備が必要となる。

トレーナーが女性であった場合はもちろん呼び方も「お姉ちゃん」になる。

関連ウマ娘

アドマイヤベガ個別記事
「妹」に大きな地雷があるウマ娘。『うまよん』では不用意に彼女を「お姉ちゃん」と呼んで睨まれたが、怯まずグイグイ踏み込んでいつの間にか妹分のポジションになっている。ゲームにて同室であることが判明した。
マルゼンスキー個別記事
『うまよん』ではセンスが古いと言われることを気にして「イマドキ」のカレンに相談にやってきた。モチーフ馬は曾祖父(母母父)。

史実

2011年の最優秀スプリンター。近年の競走馬なのもあり、5歳までの現役を通して1200mか1400mのレースしか走っていない純然たるスプリンターである。

2007年生まれの牝馬。父クロフネ、母スプリングチケット、母父トニービン。馬名は馬主の娘の名前に由来する冠名に愛称の「ちゃん」をつけたもの。つまり名前からしたらもはや娘さんご本人のようなものと言えなくもなく、ウマ娘カレンチャンは言わば人間→馬→人間(ウマ娘)という二度手間擬人化……。

武豊・国分恭介が各1戦、鮫島良太が2戦騎乗した後、2010年5月以降は、川田将雅が騎乗した2011年2月の山城ステークスを除き、池添謙一が全ての手綱を握った。

2歳の12月にデビューするも、新馬戦を2着に敗れる。3歳初戦で未勝利戦を突破し、5戦3勝の成績で半年間の休養に入る。明けて4歳の2月に山城ステークスを勝利すると、G2阪神牝馬ステークス、G3函館スプリントステークス、G3キーンランドカップと重賞を3連勝。4歳秋にしてG1初挑戦となるスプリンターズステークスも快勝し、怒涛の5連勝でG1ウィナーとなる。年末には香港スプリントに招待を受けて出走。これまで多くの強豪日本馬が現地勢に大敗していたレースだったが、当時としては過去最高の5着に健闘する。

5歳初戦のG3オーシャンステークスを4着に敗れた後、高松宮記念では同じ厩舎の1歳後輩ロードカナロアを3着に破り、国内スプリントG1連覇を達成する。しかし、秋のスプリンターズステークスでは本格化したロードカナロアに差し切られ2着に敗戦。引退レースとなった香港スプリントでは、スタートで致命的な出遅れをしながらも7着まで追いすがり、ロードカナロアの歴史的快挙となる優勝を見送った。

引退後は繁殖牝馬として活動し、2019年にはロードカナロアとの間に生まれた娘のカレンモエが中央で勝利を挙げている。

競走馬としては遅咲きだったことや1歳下の名僚馬の存在から、どちらかと言えば「姉キャラ」に見られることが多い。
ただし、著名な半兄(04年生まれ)としてスプリングソングという馬がいた。サクラバクシンオー産駒であり、同じく池添騎手が主戦を務めた彼も一角のスプリンターで、1年半の長い休養から復帰してG3で1勝を挙げたものの、翌年――妹が大成することとなる2011年の春に疝痛を発症し、現役中に安楽死という最期を迎えてしまっている。

詳細は当該記事へ→カレンチャン

関連動画

関連静画

トレーナーの呼び方繋がりで、ライスシャワーとセットで描かれることも多い。

関連項目

  • ウマ娘 プリティーダービー
  • 池添謙一
  • 川田将雅
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