モブウマ娘とは、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するモブキャラとしてのウマ娘のことを指す。本稿では特に「レースに登場するモブキャラ」のウマ娘に着目して記載する。
アニメでは史実に基づいてレースシーンが描かれるが、全てのウマ娘が実在馬の名前通りで登場しているわけではない。特にアニメ放映時にウマ娘化されておらず、ストーリーに関係しないウマ娘については実際の馬の名前を捩った名を冠したモブキャラが配される。
元の馬が複数レースにまたがって出走していればウマ娘でも同じモブが参戦する。たとえばSeason1で登場しているキンイロリョテイ(モデルはステイゴールドとみられている)はスペシャルウィークと複数回対戦している関係で登場回数が多く、また善戦マンの史実通り上位につけることが多いためモブの中でもひときわ目立つ存在である。
Season1では史実での当該レースの出走馬にウマ娘化された馬が少なかったりした場合、史実で当該レースに出走していない(世代も全く違う)実装済みウマ娘に置き換わる場合もあった(サイレンススズカの天皇賞(秋)に出走したメジロライアン、ナイスネイチャ、ウイニングチケット等)。
Season2では扱った時代のウマ娘が豊富に揃ったためか、そういった時代と合わないウマ娘の出走例は無かった。
余談であるが、馬名は「競馬と生産に関する国際協約(通称:パリ協約)」にて定められた「アルファベット18文字(空白を含む)以内」という国際規則と、公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが「馬名登録実施基準」にて定めた「カタカナ2~9文字以内」「約物の中黒は禁止」「現代仮名遣いに限る」等の国内規則に従って命名されており、モブウマ娘の名前についてもこのルールは守られている。
ゲームではフルゲート最大18人でのレースが行われる。プレイヤーが担当するウマ娘とストーリーに関係するウマ娘は必ず登場するとして、さらにレースのグレードにより、それ以外の史実ベースのウマ娘が数名参戦する。さらに残った枠を埋めるのがモブウマ娘の役割となる。
このモブウマ娘だが、容姿こそ一定のパターンの組み合わせであるが、ランダム生成ではなく名前と容姿、育成シナリオ内でのバ場・距離・脚質適性の組み合わせは固定ということが判明しており、有志による調査の結果、その総数は2021年6月現在610人で確定と見られている。
基本的にはモブということもあって目立たない存在ではある(特にGI時の勝負服は全3パターンの色違いだけとあからさまに省エネ傾向がある)が、パーツ組み合わせの妙で不思議と「推せる」容姿に仕上がっている娘がいたりするのが侮れないところ。
名前も多彩なパターンがあり、「リボン○○」「ミニ○○」「ジュエル○○」「○○パルフェ」といった冠名をもつもの、「ジャラジャラ」「ムシャムシャ」「ドカドカ」といった小田切感のある擬音系、「テイクオフプレーン」「ツーリングバイク」といった乗り物系、「コンフュージョン」「コインシデンス」などの英単語系、「カイコウイチバン」「ユイイツムニ」「トモエナゲ」といった日本語系、「アンタゴニスト」「スカンダ」「バイトアルヒクマ」などの名詞系、「ヴァッサゴ」「ソーラーレイ」「クラースナヤ」など何か特定の元ネタがありそうなものまでいろいろ。また、なぜか「アイゼンテンツァー」「アイタンリ」などのFF11ネタと思われる名前がやたら多い。スタッフの趣味?
「インペリアルタリス」などアニメにも登場した名前もちらほらあるが、容姿などは異なるため偶然被ったか使い回しであろう。
ステータスは基本的にバ場適性・距離適性・脚質適性とも最高がBということが多く、あまり強力なスキルも持っていないので、ときたま好走することはあるが基本的にはあまり強敵になることはない。しかし一部、距離適性A持ちのモブウマ娘もおり、ステータスが若干高めに設定されていて目立って上位入着率が高いモブウマ娘も存在する。名だたるネームドウマ娘を下してG1を制覇したり、稀にURAファイナルズで優勝したりすることもあったりする。
誰が出走してくるかは基本的に当該レースに対して適性の高いモブウマ娘の中からランダムで選ばれているようだが(なのでメイクデビューで勝ったモブウマ娘が未勝利戦にも出てくることがある)、現実の牝馬限定戦には牝馬設定(リボンが左耳)のモブウマ娘のみが出走するという仕様がある。ネームドは元が牡馬でもお構いなしに出てくるのに。
また、海外馬が実装されていない代わりなのかジャパンカップにしか出走してこないモブウマ娘(10名)の存在も確認されている。
チーム競技場やレジェンドレース、ルームマッチに出走してくるモブウマ娘は、育成シナリオのものよりかなりステータスが強化されており、また距離適性や脚質適性も育成シナリオとは別物になっていることがある。
なお、各種ストーリー内に登場するモブウマ娘はボイスこそあれど基本的に画面に容姿は映らないのだが、グラスワンダーのウマ娘ストーリー内に、容姿・ボイスありのモブウマ娘が1人登場する。同じ容姿のモブウマ娘がレースにも出走しており、同一キャラと推定されている。→ブリッジコンプ(ウマ娘)
モブウマ娘がウイニングライブのセンター(3着以内)に立つことは、育成ウマ娘以外は全員モブウマ娘であるメイクデビューのような時でもないと稀だが、ライブシアターではメンバー選択画面で「指定なし」を選択するとモブウマ娘がランダムに登場するため、うまぴょいのセンターを踊ってもらったりすることも出来る。
入れ替えを続けることで次々と別の娘に切り替える事が出来るので、好みの容姿の子や、レースで見かけた気になるあの子が出るまでひたすらガチャることも出来たりする。ただしパッと見でなかなか判別がつかないそっくりさんが珍しくないので、目当ての子が出たと思ったら実は別の子だったということはわりと多い。そして目当ての子が出ずライブ曲のサビのループを延々聞き続ける羽目になる。なお、歌声は歌唱対応ウマ娘の中からランダムで選択されるので、こだわるならお気に入りの子にイメージ通りの声が当てられるまで再生ガチャに挑みたい。
ただしモブウマ娘はレースで着用している勝負服や、☆1・☆2の育成ウマ娘が着用する汎用勝負服を選択することはできない。衣裳はトレセン学園の制服か、バックダンサー衣裳4種類からの選択となる。
一度ライブを見た編成は、それがモブウマ娘であっても次に同じ曲で別の編成のライブを見るまで保存されるため、お気に入りの編成を残しておくことも可能。残念ながらプリセット機能はないので、一度入れ替えてしまうと再びガチャらないといけない。お気に入りの編成のモブウマ娘ライブが出来たら動画で保存しておくのをオススメする。
前述の通りライブシアターでの「キャラ未指定の場合、モブウマ娘がランダムに割り当てられる」仕様を利用したMVが多数投稿されている。
中にはウマーマンシリーズが作られているモブウマ娘も。
アニメSeason1で登場したキンイロリョテイの元ネタ解説
▼モブウマ娘の人数、キャラ造形パターンなどを検証している有志トレーナーのツイートまとめ。
▼有志(上記まとめとは別の人)が作成している、モブウマ娘まとめwiki。
▶もっと見る
▶もっと見る
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/09(火) 06:00
最終更新:2025/12/09(火) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。