かっとうまさんせいとは、万年下痢のクソゲーハンターゲーム実況者である。
概要
人物
2015年よりすー!!氏とともに7Days to dieの実況を行い一定の人気を得る。
現在は主にSteamに存在する(した)評価の低いゲームなどを中心に実況し余分な生活を追い求めている。
昔懐かしい淡々とプレイしていくスタイルの実況、どんなクソゲーでも諦めない根気強さ、丁寧な編集が特徴。
Jason Welge(Steamの"悪い意味で"有名なメーカーPanzer Gaming Studiosのプロデューサー)がお気に入りである。アムロの声マネが上手い。
クソゲーにパソコンを破壊されたことがあり、現在はクソゲー用ハイスペックパソコンを使用している。
長らく注目度合いは低かったが、2020年のランキング動画「おもしろクソゲー品評会2020」で突然10万再生を記録した。
実況動画
Steamのクソゲーをメインに実況している。基本的にはどんなクソゲーでもゲームクリアを目指すが、下記に示すクソゲー特有の理由により、クリアを断念することがある。
2016年末にプレイしたクソゲーについて視聴者投票によるランキング「かっとうま的クソゲーアワード」を開催。並み居る強豪(?)を抑えて見事『Dungeon Lurk 2』がグランプリとなった。
以降かっとうま的クソゲーアワードは活動のなかった2019年を除いて毎年開催されている。2020年からはタイトルを「おもしろクソゲー品評会」に改名している。
ファンゲーム
実況タイトルのひとつである『Zero spring episode 1』の開発元Sonic-Alphaより、ファンゲーム『かっとうま3世の秘宝』がリリースされている。
また、実況タイトルのひとつである『Attack of the Gigant Zombie vs Unity chan』は、氏の実況動画に登場するキャラクターやBGMが登場するため、実況動画のオマージュではないかと言われている。後に開発者のrusimituはitch.ioで『かっとうまパーク』を公開している。
主な投稿動画
おもしろクソゲー(クソゲー)
メインコンテンツ。面白いクソゲーを探すべくSteamで購入したゲームを実況する。原則ゲームクリアか進行不能になるまで遊んでいく。もともとは「○○(Steamユーザー評価)ゲーム探訪記」というタイトルで評価ごとにバラバラだったりしていたが、2020年から評価にかかわらず「おもしろクソゲー」に統一、それ以降ゲームのおかしい要素を動画タイトルに入れたり、動画タイトルからゲームタイトルが外れたりするなど多少の差異がある。
このテーマで投稿された実況は年末のまとめ企画の「かっとうま的クソゲーアワード」(現「おもしろクソゲー品評会」)の投票対象となる。
itch.ioのいっちばんアカン!ゲーム
簡単にゲーム投稿が可能なitch.ioのヤバいゲームを実況。実況されるヤバいゲームの傾向としては勝手に作った版権モノが多い。
元々のタイトルは「itch.ioのいっちばんヤバいゲーム」だったのだが、支援者がタイトル画像を書いた際に「itch.ioのいっちばんアカン!ゲーム」と書いてしまったため、間違えたタイトルをそのまま採用することとなった。
2度とやらないクソゲー達と共におもしろクソゲーの投稿の間を埋める形で続けられていたが、動画の削除によりほとんど投稿はなくなっている。
2度とやらないクソゲー達
「面白い現象はあったけど、もうやらないな」というゲームが投稿されている。こちらはSteam・itch.io両方からゲームを探してきている。感覚的にはおもしろクソゲーで取り上げるに至らない質・量のゲームが出てくる感じである。
2020年のおもしろクソゲーとして投稿されたものの一部はのちにこの枠に変更されている。
余分な用語集
動画でよく出てくる用語のまとめ。
- Hede games
- 2020年にレギュラーメーカーと言われたメーカーの1つ。コンセプトは面白そうなのにゲームの重要要素をとりあえず作るα版の未完成品で販売するやる気のない作りが特徴。
- 2021年から実況しているゲームではゲームごとに新たなメーカーを登録してメーカー偽装とも言える行動をとっており、品質もさらに悪化している。2度とやらないクソゲー達ではかっとうまさんせいがストアページを見てこれらを指摘して「すなわちぃ……hede!」と言うのが定番の締めとなっている。
- indie games studio
- 2020年にレギュラーメーカーと言われたメーカーの1つ。『House of Evil』シリーズなどホラーゲームが多め。
- Javanese
- ジャワ語。機械翻訳で多言語対応(しすぎた)ゲームの言語選択でJapaneseのすぐ隣にあるため間違いやすい。
- Narko Games
- 2020年にレギュラーメーカーと言われたメーカーの1つ。ゲーム内でロシアらしさを感じる地方の街の街並みの薄汚れ具合や暴力性が特徴。
- ゲーム内でValakasがよく出ており、主役に仕立てた『Valakas story』も出している。
- Red Lakeのテーマ
- 『Red Lake』中盤の終わりごろに黒い霧に追われながら坂を上る際に突然流れてきた曲。コメント欄の情報ではロシアのセヴェロドヴィンスクを拠点とする4人組のオルタナティヴ・ロックバンドの「Second B」の楽曲『лететь』。飛ぶことをテーマにした曲のようである。なぜ使用されているかは不明だがおそらく無断使用なのだろう。曲の途中で「Red Lake」と聞こえなくもない場面もある。一時非常に難易度の高い場面の激闘を表現するために動画内でこの曲が流れていたことがあった。
- Smartolivegames
- 『A.D.M』シリーズなどを制作しているメーカー。『A.D.M』のゲーム紹介で「まともに使えるシーンがない」ことを理由にストアページの動画を流して紹介するという対応を取らざるを得なかったなど、褒める点を見つけるのが困難なゲームを出してくる。
- The sacred stoneのテーマ
- 『The sacred stone』で家から出た後、連発されるJason Welgeと共に流れ出す2000年代のMIDIのようなBGM。オープニングでは現代的なBGMが流れる中、ここだけが2000年代のMIDIのようなBGMである。
- かっとうま的クソゲーアワード2016ではアレンジバージョンが流れたり、2020年末期以降のかっとうまさんせいの動画では前回のあらすじで栗コーダーが演奏したようなリコーダーバージョンが使われている。
- Valakas
- 東欧で人気の配信者。なぜか老人の声を出して配信を行っている。かっとうまさんせいが実況するゲームでたびたび見かけている。
- Woman?
- 『Gladia』の主人公である奴隷の唯一の発言。対戦後の夜に勝利のご褒美で主人が女遊びさせてくれるのだが、何回イベントが起きても「Woman?」と言うため、「毎回記憶喪失になってる」とネタにされた。
- この実況以降、女性が出れば使える便利な単語のため視聴者から盛んに使われている。
- アセット
- 素材集。ゲームに使うグラフィックなどをいちから作り出すのは大変なため、自分で作らず無料・有料で提供されたアセットを使ってゲーム作成を効率化することができる。昔の例で言えばRPGツクール2000でゲームを作る際に、素材サイトから素材を持ってきてゲームを作ったのと同じことである。
- 制作が楽な一方、かっとうまさんせいのような大量にゲームを遊ぶ人、およびその動画を見る視聴者からしたら見たことのあるグラフィックが多数出てくることがあり、このことがネタにされることもある(→見慣れた光景)。
- ウォーキングシミュレーター
- 長時間歩かされているだけで大して何も起きない状況。走りだすとジョギングシミュレーター、ランニングシミュレーターなどと言われる。
- 演奏
- Playの誤訳。
- お邪魔しますぅ~
- 『可愛くふわふわお嬢ちゃん』のヒロインのセリフ。もともとは初対面で引っ越してきたヒロインからこのあいさつの後、キャリーバッグの車輪が壊れたので荷物を運んでほしいと頼み始める場面であり、人によっては図々しさを感じる印象的な場面である。
- 開発のやる気を感じますね
- 実況冒頭のストアページの対応言語でゲームが日本語に対応していた時のお約束の発言。素直に受け取れば「日本人にも遊んでもらいたくて翻訳を頑張った」と受け取れるのだが、その翻訳は大抵Google翻訳に丸投げしたものであり、珍妙なことになっているのが常である。
- なおかっとうまさんせいは『亡命尸潮?魂夜 Escape Zombies At Night』において自ら「開発の~」を言ったにもかかわらず、「あれどういう意味なん?」と発言している。2021年以降日本語対応していないゲームでも「○○(ゲームから連想できる要素)を感じますね」という言い回しが使われている。
- 神ゲー
- 非常に出来がいいゲームに対する視聴者からの評価。神ゲーに値するラインとして「セーブ・ロードが機能する」「狙ったところに弾が飛ぶ」「エンディングが存在する」などがあげられる。視聴者の評価は道路の縁石、もしくは地中の水道管並みにハードルが低い。
- クイーン
- 『X-17』に登場する異星人。全裸のせいで一度動画削除されてしまい、以降局部修正の編集、通称クイーン編集のために貼り付けるキャラとして活躍している。だが現在では別の画像に出番を取られていて言葉だけが残る状態になっている。
- 実績解除ゲー
- 実績解除することが目的でゲームの中身がまるでないゲーム。Steam側の規制強化もあり現在では絶滅したクソゲージャンルとなっている。
- 彗星かな?
- 身動きが取れないときにかっとうまさんせいが言い出す単語。元はかっとうまさんせいが好きな『機動戦士Ζガンダム』のカミーユ・ビダンの発言から。
- つんと!
- 『Kungfu Beggar』で暴行を加えるシーンに出るボタンの文字。他言語では暴打・Beat fatelityとなっているが、なぜ日本語ではつんと!になってしまったのかは謎である。つで終わるのでかっとうまさんせいの動画のあいさつとして「うぽつんと!」「おつんと!」、生放送では「わこつんと!」が使われている。
- トルコ
- 「itch.ioのいっちばんアカン!ゲーム」でやたら宗教色の強いものが出てくる国。
- 日本人
- Japanese(日本語)の誤訳。
- 廃病院
- Unreal Engineのアセットとして販売されている病院。見慣れた光景の代表格。あまりにも登場し続けるためSonic-Alphaの『かっとうま3世の秘宝』では「インディーゲーマー御用達病院」とネタにされた。
- ハメ
- かっとうまさんせいのゲーム攻略の基本戦略。遊ぶゲームは大抵ゲームバランスが悪く、まともにやっていては敵が固すぎてダメージレースで勝てないため、敵をどこかにハメて一方的に攻撃できる状態で戦うことでゲームを進めようとする。
- プレビュー
- 『Jane Westlake Adventures - The Mystery Train』でBGMが流れた際に聞こえた音声。このBGMは有料素材のサンプルとして全曲聞ける代わりに、定期的にサンプル音源だということを表す「プレビュー」という音声が流れるのだが、ゲーム中に流しているのはそのサンプル音源なのである。
- サンプルとはいえ無料で有料音源を使っているようなものであり作者のモラルを疑うのだが、その後も稀に配布サイトの名前が流れる(プレビューの代理の音声)BGMのゲームが出てくるなど、こういうことをやっている作者は一定数いるようである。
- ほぼ好評
- クソゲーにもかかわらずついている評価の1つ。Steamの評価は好評側は「圧倒的好評」「好評」「ほぼ好評」「やや好評」とついている。クソゲーなのについている理由としてレビューの工作が挙げられている。
- 見慣れた光景
- 有名アセットによって頻繁に見る光景。アセットにはマップ素材もあり、世界観が共通してないのに同じ地形が出てくることがあり、かっとうまさんせいや視聴者からネタにされることがある。また地形がわかっていることを逆手に攻略することもある。
- 無限落下
- 文字通り永遠に落下し続ける状態。通称「いつもの」。ステージの端を行き止まりにしない、意図せぬ地形のすり抜けで地面下に戻りこんでしまうなどで発生する。
- ゆうふ!
- 『ArcticBoy The Interactive Story』に出てきた主人公の歓声。イヤッフー!と言いたいのだろうがそれが「ゆうふ!」である。やたら目立つローディング画面もネタになっており、後にパロディ版を動画のカットで挟まれる映像として使われ、そこでも「ゆうふ!」と言われていたりしている。
- 余分な生活
- 『Dungeon Lurk 2』に出てきたextra lifeの誤訳。本来エクストラライフ(残機)としたかったところを単語単位で翻訳してしまった結果と思われる。転じて余計な要素を余分な○○などと呼んだりする。
- ロシア
- クソゲー大国。ロシアのメーカーが作るゲームが工作で実態よりも高評価になっていることが多く、クソゲーハンターからはまともに評価を受け取らないよう警戒されている。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
- 16
- 0pt

