戦闘民族高町家とは、18禁ゲーム『とらいあんぐるハート3 』、TVアニメおよび18禁ゲーム(原作版)『魔法少女リリカルなのは』に登場する主人公一家、高町家の異名である。
概要
父親、長男、長女が古流剣術を使う凄腕であり、次女は並行世界ではのちに「管理局の白い魔王」と認知されてしまう高町なのは嬢であることからそう呼ばれる。
作品によっては居候も何らかの戦闘力を持つので侮れない。
特に原作である『とらいあんぐるハート』関連との逆スピンオフ動画で(もしくはそれに関係した高町恭也の戦闘シーンがある動画で)そう呼ばれる傾向が強い。
家族構成
- 高町士郎
高町家父。原作では故人、アニメでは存命。永全不動八門一派・御神真刀流、小太刀二刀術(通称御神流)師範。
生前は御神流では最強レベルだったらしい。 - 高町桃子
高町家母。唯一の戦闘能力非所持者。でもヒエラルキー的には高町家最強(ゲーム本編ではなのはの方が上とされていたが)。
海鳴商店街にある喫茶店・翠屋の経営者兼菓子職人。 - 高町恭也
高町家長兄。『とらいあんぐるハート3』の主人公で御神流師範代だが、フィアッセルート以外ではヒロインの引き立て役としてヒロイン達に活躍を奪われている(鳳蓮飛ルートではそれが顕著)。
ゲーム版の数年後を描いたOVA版『とらいあんぐるハート~Sweet Songs Forever~』では唯一の弱点であった右膝の古傷を(フィリス矢沢医師の尽力によって)ほぼ完治させ、無敵とも言えるほどの戦闘能力を惜しみなく発揮してくれる。
アニメ版リリカルなのはでは士郎が存命のため、師範代にはなっていないと思われる。また右膝の故障も無いためおそらく原作よりも強い。 - 高町美由希
高町家長女。御神流正統継承者。眼鏡っ娘。料理ができない。
『とらいあんぐるハート3』のメインヒロインだが、チート並みの強さを持つ兄と妹の間に挟まれ、いまいち影が薄い。
ただし、OVAの時代では独り立ちしており、恭也よりもスピードで上回っているらしい。 - 高町なのは
高町家次女。魔法少女。
ごくごく普通の女の子だが魔力と魔法の才能は高い。
ただしゲーム版では魔法少女になってもならなくても攻撃力皆無な平和主義者である。
荒事は一切NG。怒ると怖いがアニメにかぶれて『悪魔』と呼ぶのはまったくの筋違いである。なのちゃん。
アニメ版魔法少女リリカルなのはでは、後に『管理局の白い魔王』と呼ばれる程の凄腕になってしまう。なのはさん。 - フィアッセ・クリステラ(ゲーム版のみ登場)
高町家居候その1、兼、喫茶店・翠屋チーフウェイトレス。高町家の長女的立場。
高機能性遺伝子障害(HGS)患者。一言で言うと超能力者。
ただし戦闘に利用できる「Pケース」程には能力の発露は大きくない。
まあ、高町家の周囲にはそのPケースが常時2~4人ばかり在住しているのであるが。 - 鳳蓮飛(ゲーム版のみ登場)
高町家居候その2。中国拳法と中華料理の達人。
生まれ持った心臓の病気のため10分しか運動はできないが、それでも接近戦での関節技、中距離戦での中国拳法、遠距離戦での棍と多彩かつ強力な技を持っており隙が無い。
原作では子供体型だったが、OVAでは背と髪が伸びてスタイル抜群になっている。
おそらくは八神はやての原型キャラと思われる。 - 城島晶(ゲーム版のみ登場)
高町家居候その3。高町家の次女的立場。明心館空手をやっている。和食の鉄人。
一般的には強いのだろうが、真っ直ぐ過ぎる性格故に技巧派のレン(鳳蓮飛)には敵わず(OVAの時代ではほぼ互角?)、奇襲戦法も苦手。
おそらくはスバル・ナカジマの原型キャラと思われる。 - リンディ・ハラオウン
高町家居候(一時。なお、これはゲーム版『リリカルなのは』の設定である)にしてミッドチルダ最高行政官。
ただし、小さいサイズの時にはなのはと久遠以外には姿が見えない(神咲那美が存在を感じる程度)。
戦闘においては役に立たないが、本来の魔力は極めて大きく、海鳴に来る際にはその存在率を大幅に薄めなければならない程。 - クロノ・ハーヴェイ(この名前ではゲーム版のみ登場)
高町家入婿、喫茶翠屋二代目(推測、ゲーム版のみ)。
本名クロノ・ハラオウン。
ゲーム版『リリカルなのは』においては、なのはのライバルであると同時に婿である。マジである。ただしアニメ版での設定変更で無かったことになった。
なお、なのはのライバルとしての立ち位置は後にフェイト・テスタロッサへと受け継がれたために、フェイトの原型キャラとも言えなくはない。
9歳にして開発者であり、イデアシード(遺失技術)の復元者にして管理者。ルックスもよければ運動神経もよく、魔法も天才的であり、ヒドゥン対策協議会議長(推測)等の肩書きも持つ超人。それでいてそれらを鼻にかけないどころか自己犠牲精神まで持っている、男どものひがみを買ったやりすぎチートな何でもできるハイスペックキャラクター。
でもなのはには弱い。詳細はクロなのを参照。 - 久遠(ゲーム版のみ登場)
高町家ペット(のようなもの)。なのはの親友。通称「くーちゃん」。
近所のさざなみ寮の住民、神咲那美(退魔師)が飼っている子狐だが、ゲーム版では一時、なのはのサポートの為に高町家に泊り込む。
その正体は妖狐。なのはと同い年程度の少女の姿に変化したり、簡単な会話を交わしたりできる。
ゲーム版『リリカルなのは』においてはアダルティモードと呼ばれる大人の女性形態への二段変身を可能にし、大幅にパワーアップ。作中最強クラスの雷撃による火力をもって、なのはのサポートに大活躍する。
必殺技はくーちゃんライドオン。
アニメ化第一期の際には、その役どころをユーノに受け継ぎオミットされたが故に、くーちゃんファンは絶望の淵に叩き落とされることになる。 - ユーノ・スクライア(アニメ版のみ登場)
高町家居候番外。高町家のペット的立場。(というかペット)
残念ながらゲーム版のクロノとの関係とは違い、なのはとの関係は、恋愛という面では進歩しておらず、家族のような関係(サウンドステージMより)
これといった攻撃能力はないが障壁魔法等の高い防御能力を持つ。この威力は結界魔法を発動させながら、ヴォルケンリッターのヴィータの攻撃を防ぎきるほどである。しかもデバイスなし。
さらには、無限書庫の司書長を務めるほどの検索能力、バインド、回復魔法とサポートに特化している。 - 高町ヴィヴィオ(アニメ版のみ登場)
高町なのはの幼女養女、ごくごく普通の女の子(自称)。St.ヒルデ魔法学院初等科3年生で無限書庫司書。なのになんでなのはとユーノの関係は家族のような関係ななんだろう。
なのはStrikerSにおいて(強制的であったとはいえ)10代半ば程度の姿になりなのはと互角以上の激闘を繰り広げたことから相当な戦闘力を開花できると思われる。第二の魔王となるのも時間の問題である。 - 月村雫(ゲーム版のみ)
月村忍またはノエル・K・エーアリヒカイトのエンドを迎えた時に見ることができる恭也と忍の娘(長女)で、神咲那美が語るエピローグの中で、玩具とはいえ(?)二本の小太刀を持っている(ノエルに抱きかかえられている方が雫)。
夜の一族(吸血鬼)である月村家と永全不動八門一派・御神真刀流、小太刀二刀流の使い手である不破家の血を引くサラブレッドであり、幼少の頃より鋼糸を使っていたので仮に御神流を継いで成長していたとしたら、かなりの使い手になったであろう。
月村という名字であることから、恭也は婿養子に入ったものと思われるが、それでも不破家の流れを汲む子であることには変わりはない。
関連動画
関連項目
- 3
- 0pt

