本稿では、ニコニコ動画における「栗御飯(実況プレイヤー)」について記述しています。 本来の意味である炊き込みご飯の一種については「栗御飯」を参照。 |
栗御飯(実況プレイヤー)とは、主にニコニコ動画などで活動する男性ゲーム実況プレイヤーである。
概要
簡易経歴
【2012年11月28日】
自身初の実況プレイ動画である『【実況】元祖コープスパーティーをなんちゃって狼がプレイ』を投稿しゲーム実況者デビュー。
【2013年3月26日】
ゲーム実況者のぶちょーとのコラボ実況『【実況】既プレイと未プレイのTerraria実況【マルチプレイ】』を投稿。現在でも時折2人実況を投稿している。
【2014年6月2日】
『【実況】食人族の住まう森でサバイバル【The Forest】』を投稿したところ本実況シリーズがスマッシュヒット。
栗御飯の代名詞とも呼べる人気実況シリーズとなり、それに伴い栗御飯自身も一躍人気実況者となった。
実況スタイル
脱力した緩い声が特徴。ゲームに対して的確なツッコミを入れつつ、サラッとボケ(アニメ・ゲーム・ガチムチetc...)を挟んで実況する。口癖は「ガバガバ」であり、ゲームによっては本人のプレイ自体もかなりガバガバになったりする。また、いつからか「ガバガバの実の能力者」とまで言われるようになった。
基本的にのほほんと実況するが、実況のためにとホラーが苦手ながらホラーゲームをプレイすることが多く、低音気味のその声からはあまり想像できない高音の悲鳴を時折聞くことが出来る。
プレイスタイルは堅実的であったりごり押し気味であったりと様々。話していることや目で物を追うことに意識を取られすぎるあまり、目の前にあるアイテムや宝箱などを思いっきりスルーしてしまうことがある。そのガバガバなプレイスタイルを見て視聴者からは「ガバ御飯」などと呼ばれることもある(本人も自覚しており、その名を自分で言う時がある)。
ごり押しプレイをする一方で、自キャラの強さと比例していない上位のボスに挑み負けたとしても簡単に諦めたりはせず、何十回とコンティニューを繰り返しては着実に敵の行動パターンやこちらが取るべき行動を学習し、心折れることなく挑み続けるという屈強な精神力も持っている。本来は仕掛けを解き難易度を下げて戦うボスに対しても同様に挑み続け、根気とごり押しで勝利してしまったりする。
動画の編集として、SEやBGMを用いて面白おかしく編集するのが特徴的。某ひろみの名曲やウルト〇ラマンのボイスを挿し込んだりすることが多い。映像自体には字幕やカット(早送り)などの一般的な編集をする。
ニコニコ動画に投稿される動画は栗御飯のYoutubeチャンネル「栗御飯の森」にも投稿される。こちらではニコニコ動画よりも更に高画質で視聴することができ、また、ニコニコ動画側で削除されてしまっている一部動画はYoutube側では現在でも視聴可能になっている。その他、Youtube側のみ投稿されている実況シリーズも存在する。
実況シリーズ
栗御飯ゲーム実況Part1まとめ
実況シリーズ一覧
個人実況 | ||||
---|---|---|---|---|
第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 第4弾 | 第5弾 |
コープスパーティー | DARK SOULS | DARK SOULS 2 | The Forest | Slender: The Arrival |
動画数:14 | 動画数:68 | 動画数:117 | 継続中 | 動画数:9 |
第6弾 | 第7弾 | 第8弾 | 第9弾 | 第10弾 |
Splatoon | ホラーゲームスペシャル in 2015 |
DreadOut | DARK SOULS Ⅲ | SCP Containment Breach |
継続中 | 動画数:14 + 20 | 動画数:11 | 継続中 | 継続中 |
コンビ実況 | ||||
---|---|---|---|---|
第1弾 | 第2弾 | |||
Terraria | Unturned | |||
継続中(仮) | 動画数:3 |
元祖コープスパーティーをなんちゃって狼がプレイ
〔動画数:14 / 投稿期間:2012年11月28日~2013年1月14日〕【完結済】
実況シリーズ第1弾。
「チームグリグリ」制作、PC用ホラーADV『コープスパーティ』を実況プレイ。
栗御飯の初実況プレイ動画。この頃より既に現在のトークスタイルの原型が出来上がっている。しかしながら、part1の動画を自身の友人に見せたところ、テンションが低いとダメ出しを喰らったらしい。
既プレイと未プレイのTerraria実況【マルチプレイ】
【第1部】〔動画数:19 / 投稿期間:2013年3月26日~8月7日〕
【第2部】〔動画数:? / 投稿期間:2014年7月24日~継続中(仮)〕
ぶちょーとのコンビ実況シリーズ第1弾。
「Re-Logic」開発・発売、PC用サンドボックスゲーム『Terraria』を協力実況プレイ。
栗御飯とぶちょーによる初のコンビ実況プレイ。Part18まで投稿され長らく更新が止まっていたが、その後シリーズを一新し1年ぶりにプレイ再開。しかしながら、新シリーズも2015年4月13日の投稿を最後に更新は止まっている。
盾は甘え!二刀流の魔術師が行くダークソウル【DarkSouls】
〔動画数:68 / 投稿期間:2013年07月07日~2014年04月07日〕【完結済】
(コンビ実況を除いて)実況シリーズ第2弾。
「フロム・ソフトウェア」開発・発売、アクションRPG『DARK SOULS』PS3版を実況プレイ。
攻略は甘え!初見の亡者が行くダークソウル2【DarkSoulsII】
〔動画数:117 / 投稿期間:2014年4月22日~2016年3月18日〕【完結済】
実況シリーズ第3弾。
「フロム・ソフトウェア」開発・発売、アクションRPG「DARK SOULS Ⅱ」PS3版を実況プレイ。
前作『DARK SOULS』から引き続き、ソウルシリーズの続編である本ゲームをプレイ。動画に書き込まれたコメントの一部やゲーム内メッセージを除いて、外部からの攻略情報を一切取り入れずに完全初見でプレイを進めて行く。
本実況シリーズでは、強大なボスを相手にまるでオワタ式のようなスタイルで何度死んでも果敢に挑む栗御飯の屈強な精神力を垣間見ることが出来る。その反面、(本人は真面目にやっている上での)マップ探索の緩さやテキストを読む際に多々ある漢字の読み間違いなど、自他共に認める氏のガバガバっぷりが如何なく発揮されており、視聴者からは「ガバ御飯」という愛称が付けられてしまっている。
食人族の住まう森でサバイバル【The Forest】
実況シリーズ第4弾。
「Endnight Games」開発・発売、PC用サバイバルホラーゲーム『The Forest』を実況プレイ。
本ゲームはアーリーアクセス版であるため多くのバグが存在する。本実況シリーズにおいても様々なバグが散見されるのだが、いかなるバグにもめげずにプレイを進めて行く栗御飯のその様は最早デバッガーの域であり、それに相まって氏の軽快なトークと秀逸な編集により本実況シリーズは次第に注目されて行き、 2014年7月3日には遂にデイリーランキング1位(カテゴリ合算13位)に輝くほどの人気実況シリーズとなった。現在part1は140万再生を突破し ている。
ゲームの敵キャラとして、主人公を執拗に襲い掛かってくる人喰いミュータント(原住民)が現れる。当初は敵に怯えながらプレイをしていた栗御飯だが、回を重ねるにつれ次第に慣れて行き、現在では最早どちらが人喰いなのか分からないほど猟奇的なプレイングになっている。その様を見た視聴者からは「サイコパス実況者」と評されてしまっており、栗御飯本人も自身のプレイングをサイコパスそのものだと自認している。
本ゲームは一部グロテスクな描写があるため、Part12とPart21は管理者により削除されている。ただし栗御飯の実況はYoutubeにも同時投稿されているので、削除されたパートはYoutubeで視聴することが出来る。
part67投稿後、栗御飯が普段から遊んでいる『FF14』(PC版)を起動したまま放置していたことなどにより、購入から半年も経過していないPCのグラボ(GTX970)が不良を起こした。その修理の為、これまでひと月の間に2~3回ほど更新していた本実況シリーズが一時更新停止となる事態に陥り、 その間にも『The Forest』では多くの追加要素を含んだバージョンアップが行われたために、視聴者から動画の更新を求める声が多く寄せられた。
お茶を濁す現状を説明する必要があると考えた栗御飯は、自身で編集をした「総統閣下シリーズ」の動画を投稿。動画内ではネタ等を含みつつ近況報告を行い、最後には『DARK SOULS Ⅲ』の実況プレイの予告を差し込んだ。
引き返せない!ゾンビの世界でサバイバル【Unturned】
〔動画数:? / 投稿期間:2014年10月5日~2015年3月1日〕【完結済】
ぶちょーとのコンビ実況シリーズ第2弾。
「Smartly Dressed Games」開発・発売、PC用サバイバルゲーム『Unturned』を協力実況プレイ。
今回も栗御飯とぶちょーのマルチプレイによる協力実況プレイ。あまり最終回らしくない終わり方ではあるものの、part3にて一応の完結を迎えたらしく以降の更新は未定。尚、マルチプレイであるため動画はほぼ栗御飯視点。
細身のやばい奴に会いに行く【Slender:The Arrival】
〔動画数:9 / 投稿期間:2015年3月2日~4月25日〕【完結済】
実況シリーズ第5弾。
「Blue Isle Studios」開発・発売、PC用ホラーゲーム『Slender:The Arrival』を実況プレイ。
普段は飄々と実況プレイを行う栗御飯だが、本シリーズではスレンダーマンやガリンダーマン(栗御飯命名)、ヒャッホーボーイ(栗御飯命名)などに怯え、あまりの恐怖に奇声を発したり突然歌い出したりするなどの精神崩壊を起こす氏の姿が見られる、しかしながらプレイ自体はほぼ詰まることなくサクサクと進めて行く。本人曰く、「攻撃出来ないから怖い」。とある場面において、氏が常々言われている天性のデバッガーっぷりを如何なく発揮する。
イカの皮を被った狼がイカした奴になりに行く【Splatoon】
実況シリーズ第6弾。
「任天堂」開発・発売、Wii U専用アクションSTG『Splatoon』を実況プレイ。
対戦ゲームながらもまったりと楽しむプレイを行っており、動画の最後には視聴者から寄せられたコメントに返答をする「イカトーーク」なるコーナーを設けてい る。武器は主にわかばシューターを使用しており、ボムの使い方が上手い。チャレンジ精神旺盛にチャージャーやローラーを使用することもある。
マイリストには入ってないが、対戦とは別のストーリーモードも投稿されている。
栗御飯のホラーゲームスペシャル in 2015
実況シリーズ第7弾。
「栗御飯のホラーゲームスペシャル in 2015」と銘打ち、複数のホラーゲームを実況プレイ。
ニコニコ動画編とYoutube編でプレイしたゲームが分かれている。
【ニコニコ動画編】 〔動画数:14 / 投稿期間:2015年8月20日~11月1日〕【完結済】
「ホラーゲームスペシャル in 2015夏」と題し、3本のフリーゲームを立て続けに実況プレイ。
また、ニコバーイベント出演時にクリアが出来ず、中途半端になってしまっていたフリーゲームの再プレイも行われた。
10月31日にはハロウィンスペシャルとして、新たにもう1本フリーゲームの実況プレイが行われた。
【1本目】「空腹島」氏制作、PC用ホラーアクションゲーム『空腹島』(番外編としてver1.03もプレイを行った)
【2本目】「sj@坂」氏制作、PC用3Dホラーゲーム『The R
【3本目】「ドン8」氏製作、PC用ホラーアドベンチャーゲーム『Dream'』
【4本目】「ぬーん」氏制作、PC用探索型アドベンチャーゲーム『ニゲテ』
【5本目】「株式会社養鶏場」開発、PC用ホラーゲーム『厄村』
【Youtube編】 〔動画数:20 / 投稿期間:2015年8月20日~10月28日〕【完結済】
「Red Barrels」開発・発売、PC用サバイバルホラー『Outlast』の実況プレイ(←Youtubeページに飛びます)。
『ニゲテ』や『厄村』は高画質版としてYoutubeにも動画が投稿されているが、こちらの実況シリーズはYoutube限定でありニコニコ動画には投稿されていない。最終回では、少し間をおいてから本作のDLCもプレイすることを予告した。
武器はスマホ!巨乳JKが行く【DreadOut】
〔動画数:11 / 投稿期間:2015年11月2日~2016年02月01日〕【完結済】
実況シリーズ第8弾。
「Digital Happiness」開発・発売、PC用サバイバルホラーADV『DreadOut』を実況プレイ。
和製ホラーゲーム「零」の影響を大いに受けて制作されたというインドネシア産のインディーホラーゲーム。
ホラーゲームスペシャルを終えたばかりの栗御飯が、巨乳JKを操作し新たなホラーゲームに挑む。
玉座は甘え!初見の亡者が行くダークソウル3【DarkSoulsIII】
実況シリーズ第9弾。
「フロム・ソフトウェア」開発・発売、アクションRPG「DARK SOULS Ⅲ」PS4版を実況プレイ。
前作に引き続き、ソウルシリーズの続編である「DARK SOULS Ⅲ」をこちらも完全初見で実況プレイ。
前作「DARK SOULS Ⅱ」の実況プレイが終わって間もなく開始された実況プレイなので操作は手馴れてはいるものの、栗御飯自身としては今回も自身のプレイングやテンポを強く気にしており、 「栗御飯の動画は基本ガバガバなので、イライラしてしまう人は精神修行と思って見れば心が鍛えられます」と、一応の注意を示している。
SCPな奴がSCP研究所から脱出する!SCP-C.B.【SCP】
実況シリーズ第10弾。
「Joonas Rikkonen」他により開発・発売、PC用ホラーゲーム「SCP Containment Breach」を実況プレイ。
本ゲームは現在ベータ版に近い状態のため、挙動やマップ生成のエラー・オブジェクトの焼失などによる進行不可能なバグが多く含まれている。また、リリースされた数年後に開発が終了したゲームエンジン「BlitzMax3D」が使用されており、その後は後継者などによって新たに「Blitz3D」というゲームエンジンが開発されたが、結局は資金・支援不足やその他の問題によりそちらも開発が再び終了してしまい、それによりゲームエンジンによるバグや不具合もあるため非常にプレイしづらいものとなっている。
そのような所謂バグゲーを、「バグに愛された男」と評される栗御飯が挑戦する。
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- 6
- 0pt