ニコニコ大百科

最近またなろう小説を読み漁ってるんですが、
意外になろう小説って作品を作る場所として下手な出版社よりも恵まれてるんじゃないのかと思えてきました。

締切が無いというのは納得いくまで推古できるという事ですし、1話ごとに作品を世に出せて、しかも感想や指摘が玉石混交ではあるものの様々な人から送られる。
そこから今後のプロットを見直せたり、決定的におかしい部分は後から修正もできる。

それに比べると商業は締切が第一で、妥協は必要不可欠。
世に出せるのは一巻ごとで、その間は指摘や感想は担当？と知り合いだけ。
読者の指摘や感想が来ても、一巻ごとなのでレスポンスが非常に悪い。
後から修正はできない。(特に、一番作者が未熟で一番読者にとって大事な序盤が修正できないのは辛い)

何が言いたいかというと、「なろうでも凄い」じゃなくて「なろうだから凄い」っていう結果も今後は真面目にあり得る可能性。

>>4861
ただの作品ならそれも一理あると思う
ただ商業化する場合はそれはないと思うな
締切などの縛りがないということは一見良く見えるが実際は悪い点も多い
例えばデスマのアニメみたいに1クールかけても何も話が進まないみたいな商業作品なら起こらないことが起きるし、
感想もものすごく偏ったものになり世間の感性とは著しく乖離するというのはスマホ太郎で証明済みだと思う
よく創作は引き算だと言うが縛りがあるからこそ名作が生まれるのだと思う

あと付け加えるなら読者の感想はそこまで重要なものでもないってことかな、勿論完全に無視するのもアレだが
何故なら作者が万人受けするものを目指してるのに対し読者が求めるのは自分にとって面白いかどうかだからね、週刊誌とかの場合興味がなくてもついでで読まれたりするけどなろうの場合興味がない作品はまず読んでもらえないだろうからどんどん尖っていって一部にしか受けない作品になる可能性が高いだろうさ

「初心の人、二つの矢を持つことなかれ」って言葉もあるけど、後から修正が効かないからこそしっかり考えてから書いたりするってのもあるだろうし、趣味と仕事では真剣さの度合いが違ってくるだろう
それにいくら多くの感想があっても、編集がいないと、結局は作者個人の判断のみになって多角的な見方はなかなか出来ないと思う
感想と「どうするか」の打ち合わせはまた違うだろうし
文書を書く練習の場や好き勝手書いて「作者が楽しむ場」としては優れているけど、良い作品が出るかと言えばかなり怪しいと思う

縛りのないアマチュアがプロを凌駕するみたいな幻想を抱いてる人は
今すぐ「吼えろペン」の「暗闇に向かっていけ!!」を読んで来い

あんまりなろうについて語るとスレ違うと言われるかもですが自分もちょっと昔（初代太郎さんがアニメで暴れた辺り）にチラ見して思った事を…。
…見ていて人間の感情を描くのがヘタなのか人間同士の話とかは見ていて納得いかなかったり不愉快になるんですが、なんの皮肉か神とか悪魔とか人外が話しているシーンは割と納得出来てすんなり見れてしまうというか…。
なんて言えば良いか…「人間の感性からはズレてる、でもそれが変に生かされてる場面がある」と思ってしまいましたね…。
あ、面白いかと言われたら見ていて苦痛でしたよ。（非情）

>>4862と被るが自分も否だな
ノベル一巻という文字数やページ数制約に乏しいせいで文の添削と巻ごとの山場を意識しにくい
一巻という収まりを意識できないのなら、計画立てて話を組み立てにくい
どうでもいい脇道をいつまでも続けることが可能で、脇道にそれてばかりで本筋が進まない、もしくは本筋そのものが存在しないなんてことも平気で起こりうる
デスマなんかその典型

勿論上記のことは作者の技量と意識次第で回避できることなんだけど、小説作法も学んでるかも怪しい素人の作者がやったら…
覇王がスマホやデスマと比べて評価できるのは巻ごとの盛り上げ処は作ろうとはしていることだな　フォーマットの差でしかないんだけど

なろうを書き手として使ってみた感覚は一言でいうと小説投稿ＳＮＳみたいな感じでした。
小説書きたい人が誰かに読んでもらえると嬉しい。ブクマと評価ポイントもらえたら満足。感想とレビューもらえたら大満足。このような方が多く、プロ意識のある方は少ないと思います。批判されても、趣味でやっている、お金をもらっていないからという主張をよく見ます。

その中で商業化を狙うガチ勢は、なろうの読者傾向を詳細に分析してテンプレかつ読者に受ける展開、設定で書く。それがなろう読者に評価され書籍化されて、いくつかがアニメ化。でも、それは先鋭化されすぎてるのでターゲット以外の人の目に留まると……。
個人的にはなろう以外の小説サイトにも対抗馬として頑張ってほしい。カクヨムとか。

一方、別のガチ勢はなろうに投稿せず、粛々と電撃小説大賞みたいな賞に応募し続けてプロ化を狙う。
そして惜しくも落選して他の応募にも使えない作品をなろうに投稿しているのでは？と思いました。たまになろうで高クオリティの作品が混じってるのはこれも要因かと考えています。
百錬の覇王は一巻内に起承転結があり、文章も読みやすいのはプロの仕事だと思いました

石鹸枠アニメだと思えばまあまあ良い方だと思うよ
グランクレスト戦記と魔弾の王と戦姫に石鹸枠要素加えたようなもの

いやまぁ、>>4861みたいな事を言い出したのもね。
百錬の覇王見てたら担当要るのかってレベルで、
誤字(ハウスグポリorハウスグポリ)とか誤用(火蓋は切って落とされた)とか見逃されててね、
下手な出版社で書くくらいなら「なろう」のが優秀じゃねって思ってしまったんよ。
客観性という意味でも、まぁ原作読んだ人なら監修あったのかなって思う人も居るんでないかな。

んで、あくまで環境の話なんで書き手の意識とは分けて考えてほしい。
つまり、縛りのないアマチュアとプロを比べてるんじゃなくて、
縛りのないプロと縛りのあるプロって事も全然あり得るって話ね。

縛りがないからこそ甘えにも繋がるとか、取返しがつかないからこそしっかり考えるってのはまぁあると思う。
意見が多いからこそ惑わされるのもあるだろうね。

ハウスグポリとハウグスポリだった。
他にもシグルドリーファとシグルトリーファとか。

登場人物の名前とかよく間違えられてて、
人物紹介あるメイン級のとかはまだ良いんだけど、
サブキャラになるとマジでどっちが正しいか分からなくなる。

>>4870
監修さんがザルなのは同意します。いやそもそも監修さん、編集さんいてるのかな……？

>>4868
＞その中で商業化を狙うガチ勢は、なろうの読者傾向を詳細に分析してテンプレかつ読者に受ける展開、設定で書く。

本来そういった「どういった部分が受けているか」「なぜ受けているか」を分析することは商業ではすごく大切な事なんだけど、なろうの場合「とりあえずこうしておけばいい」でハーレムや俺TUEEEEを入れているものが多いように感じる
昔ジャンプが人気が出るからと何でもかんでもトーナメント制を取り入れたようなもので、思考停止で人気だから入れるでは、そのうち破綻するだろうと思うのだけど

読者の意見がすぐ反映される　これを実際にやってるのはやる夫の安価・あんこスレとかかな
たまに面白いのはあるね

>>4873
書いていらっしゃる通り、とりあえずPV稼げるからこうしとけ、流行りだから取り入れるという傾向はあります。
このままいくと、はい、たぶんどこかで破綻すると思います。
なろうテンプレ以外の作風でプロになりたい方は、なろうはそういう場所だと諦めて、コツコツ頑張って出版社の賞に応募しているのだと思います。

スレ産の話も一時期ハマってました。

王道かつ陳腐で面白くないなーと思っていたとあるゲームの話が、
やる夫スレの二次創作で、どろどろした権力闘争や思惑が付与されて、
主人公たちの美談が「真っ黒」な出来レース英雄譚になっているのを見た時は面白すぎて感動しましたね。

ユウト「己ら…ワシを…百錬をなんだと思っとるんや！」
ワシ「馬虐待アニメ、主人公が人間のクズ、ヒロインが頭カラッポ、天才じゃなくてただのゲーム好きとかレベルの学者、スカーヴィズさん本名「ホサ・スカーヴィズ」疑惑、ガバガバ戦術、農業アイドル、ステインソールかっこいい、ロプトかっこ悪い、気絶ロプトふつくしい、気合いで解決！北の将軍と化したユウト、体に刺さりその後盾を貫通する因果逆転の恐るべき矢…まだまだ頭に浮かぶけどネタには事欠かんな…」
ユウト「ウダウダ言ってんじゃねーぞ！（泣）」
原作で誤字だの多くてアニメでもしっちゃかめっちゃか…？なんでこんなに扱い悪いんですか…？（泣）

（ふぇ～、やっとスーパー賛美タイム終わったわ！んでんで続きはっと）

そう、この少年こそ粘土板の家の教科書にも載っており、子供たちが憧れる無敵無敗の英雄王その人である。（原文まま）

（隙を生じぬ二段構え）

お腹痛いｗ　もうわかったからさｗ
とあるソシャゲにお願いして英霊として出してもらおうよ！　星0.5ぐらいにはなるかもしれへんし……。

>>4878
申し訳ないが覇気という名の洗脳スキルで見境なく女性をモノにしようとする奴はNG。
他の英霊相手に効くかは知らんけど

何の因果か、むこうも最新シナリオはラグナロクが題材という
(百錬は名称以外のラグナロク要素ほぼ無かったけどな)

>>4878
なんだこれ・・・いやほんとなんだこれ・・・
賛美もすごいけど「粘土板の家の教科書にも載っており」ってどういう文章なんだ

ほっほぅ…この大陸で何百年だかの歴史がある帝国があってその歴代の皇帝とかそっちのけで自分の部族の長を「英雄王」として民を教育する…と？
……いや〜自分が帝国のお偉いさんなら面白くありませんな〜…ちょっっっと狼君小競り合いで上手くいってるからって調子乗っちゃってな〜い？（ビキビキ）
…ってなりそうな気がするんですがね…？マジで北の将軍か何かになりたいんですかね？ユウト君？

>>4861
問題は環境
つまり読者や他の作者の質なんだよ
制約がなく自由なのは良いことだが
そんな本来自由であるはずの所に色んなしがらみを作ってしまうのが人間

>>4878
ユグドラシルの支配者は帝国であり、各氏族は自治権を与えられてるのにすぎないって名目じゃなかったか？
にもかかわらず自らを無敵無敗の英雄王とか朝敵認定不可避でしょ
しかも継承時に先代死亡とかのゴタゴタがかったのに無敵無敗とか盛りまくってるし、多分18ホール全てでホールインワンを達成したなんて伝説を持つ北の将軍レベルで脚色されてんだろうなぁ

最終的には帝国そのものを滅ぼし、ユウトが覇王となって帝国全土を征服するエンドかもしれない

対豹、雷同盟戦前の状況で実際の支配領域、動員兵力において狼は帝国をはるかに上回ると描写がありますね。帝国は支配者ではあるが全盛期の勢いはない感じ。

そこで勇斗様が「無敵無敗の英雄王」など調子乗り始めてきたんでアレクシス殿（神官）が豹、雷同盟を持ち掛けた感じ。（またアレクシスはアニメ未登場勢力（たぶん）と協定し、裏から手を引いている感じではあります）

それでステインソールとロプトが同盟時に初邂逅で握手するシーン。
ステインソールと勇斗の時（アニメ３話）は、彼が見せたのは覇気（恫喝）だけでしたが、兄貴は一工夫あって立ち回りがうまく勇斗よりはよっぽど説得力がありました。

>>4884
きっとYOU君は帝国に盃結んでる人いないから、従わなくても認めなくても別に良いとかなんでしょ(雑)

>>4887
現実的に考えるとたった数年で超巨大化するとか歪みまくってるけどユウトのカリスマ（笑）でなんとか保ってるって状態に朝敵認定なんていう最大級の大義名分が加わったら外はもちろん内からも攻撃を受けて滅亡不可避だけど、
ユウトはガチで>>4887みたいなこと思ってそうだから怖い

帝国幹部Ａ「最近狼調子乗りすぎじゃね？なんか手ぇ打っとかね？」
帝国幹部B「そうしたいんだけどよ…」
偉大なる神帝リーファ様「ユウト君シュキィィィ！」
Ｂ「神帝様があんなんだからよ…（泣）」
3ヶ月ってか居なくてもしっかり帝国が回る神帝リーファ様（笑）「ユウト君絶対助けるのぉぉぉ！」
A「…こいつ一部族に肩入れしまくってるがトップの誇りとか歴史背負ってるって意識ねぇのかよ…」
Ｂ「ねぇからこんなんなってんだろ…帝国も終わりだな…」
…自分からすると帝国のトップがこんな感じだしね、しょうがないね。

リーファ「実は帝国の神帝なんだけど身分の差を考えず接してくるユウトに惚れた。素敵！抱いて！」
「婚姻を結んで夫になってくれたら帝国を貢いじゃう！神帝を名乗れるよ！」ハーレムメンバー「さすユウ！」
北の将軍どころか本物の神帝ですよ……やっぱこいつら頭おかしいわ