ニコニコ大百科

さて、世界経済フォーラムでは被害の大きいリスクとして
システム的な金融危機、水不足やエネルギーと食糧価格の
極端な変動などが挙げられている。TPPにより関税が撤廃され
国内農業がなくなればこのようなリスクを諸に浴びる事になる。
昔から安全保障上極めて重要であるのは日本の総合安全保障にも
触れられている。
システム的な金融危機についてもTPPにより金融市場の規制緩和すれば
資本主義は不安定化し、金融危機を引き起こすことになる。
すでに市場均衡理論は見直しを迫られている。

食糧危機が日本を襲う危機があるなら、なんで減反政策でコメの生産調整やっているのですか？
生産量増加させないといけないのでは？

簡単な話です。農地、水田は耕作放棄地になると本来の
耕作地に戻すのはかなりの労力が必要になるからです。
米の良いところは毎年作付けをしても土地が余り痩せなく
収量も良いところでしょう。
そして何時でも生産量を増やせる用に減反調整をしているのです。
生産調整がだめだというなら、ほとんどの生産物が生産調整
している事実があるでしょう。潜在自給率と僅かでもある
収益性とのバランスの兼ね合いです。

>>3540
「関税が無く」なっても「失業者は増え」ませんし、「完全雇用が達成できない」から「失業者が増加する」訳ではありません。因果関係の無い物事をあたかも関係があるかのように語る詭弁は止めてもらえませんか？違うというのならどう違うのか「理論的な」説明をして頂きたいものです。
ＴＰＰで国内の雇用が破壊されるというのも意味不明ですね。今の産業の空洞化の最大の原因は円高です。関税が撤廃されれば輸入が増大することで円需要が低下し円安傾向となるので、むしろ産業の空洞化に対する抑止策となりますが。
>>3541
ＴＰＰで農業が無くなったりもしません。アメリカの農業に日本のコメ市場を乗っ取る力などありません。
アメリカのコメ生産のうち90％は国内消費分であり、コメの主要生産地であるカリフォルニアでは地下水の枯渇から生産制限が行われています。即ちアメリカのコメ生産には余剰生産力がありません。これでどうやって日本の市場を乗っ取るというのですか。

>>3543
いいえ、農業保護に関しては生産調整や関税ではなく補助金によるものが世界の主流となっているのに、農水省がそれを認めようとしないからです。
「殆どの農作物で生産調整を行っている」というのも嘘です。日本の農業で「政策として」生産調整を行っているのはコメぐらいです。農家が価格維持の方策として自主的に生産調整を行うことはありますが、これは農家の経営戦略であり、政策による調整と同列に扱うべきではありません。
「何時でも生産量を増やせるように」というのも詭弁に過ぎません。一度コメ生産を辞めてしまった水田はあっという間に荒廃します。「何時でも」「直に」生産再開などできません。ゲームではないのですから。
減反政策は農水省の利権の為に日本のコメ農家を衰退させる政策に過ぎません。自給率を上げたいのなら補助金でも何でも使って生産を増やさなくてはならないのに、逆に生産を減らさせるなどダブルスタンダード以外の何物でもありません。
農家を保護するために関税や生産調整を使う必要などありません。ＥＵやアメリカの様に所得補償制度を使えばいいだけの話です。関税を維持する必要などありません。

農産物は同じ作物を作り続けられるというようなかんたんなもの
ではありません。田を休ませるのも一つのサイクルで
あり稲作は病気や治水にも効果があります。
補助金で生産してもその有り余る米をどうしようというのですか？
どこかに輸出でもするつもりでしょうか？
水田は荒廃するから減反調整をしてるのですよ？
そして農作物に限らず生産物のほとんどは生産調整を
行っていますね。生産調整せずに作り続ける馬鹿はいません。

完全雇用が実現されていないから比較優位は空論になっており
自国の雇用改善に努めいるのです。関税の自由化によって
林業業者の失業が増えた事実の前では虚しい言い訳ですね。

>>3546
何故「コメが有り余る」のですか？ちゃんと文章を読んでいますか？
私が言っているのは「最低限の保証」として農家に補助金を与える政策です。農家は補助金とは別の収入源としてコメを生産し、販売します。その際農家は価格を維持するため「自分たちの判断で」生産調整を行います。貴方の言うとおり「生産調整を行わず作り続ける馬鹿はいない」からです。
先程も述べましたが、政策として減産を押し付ける減反政策と、農家が自主努力として行う生産調整はまったくもって別物です。前者はただ農家の意欲を削ぎ衰退させるだけですが、後者は農家が戦略として行うものであり正当なマネジメント方法です。この２つを一緒にすることは詭弁でしかありません。
>>3547
経済学の重要理論のトップ５に入る。「比較優位論」が空論とは。経済について学んでいないことが丸わかりです。今の日本が経済大国として発展したのも、世界経済の成長も、比較優位論を基礎とした自由貿易の推進のおかげです。現代社会に生きていながらその基礎理論を否定するとは無知としか言いようがありません。

「林業業者の失業が増えた」のは、採算性が取れないことが分かりきっているにも関わらず政策として無駄に杉の植林を推し進めたからです。おかげで森の荒廃のみならず、花粉症という健康被害まで引き起こすこととなりました。
「林業の関税自由化」を問題にしていますが、その関税自由化によって安価な木材が安定して入手できるようになり、住宅価格の低下というメリットを得たことに関しては全く触れないのですね。はっきり言うなら、日本の経済全体を見た場合、関税を自由化したことによるメリットの方がデメリットをはるかに上回っているのです。
経済政策に必要なのはマクロの視点です。ミクロの損害に対するフォローは必要ですが、それでマクロの大きな利益を捨てる事は本末転倒以外の何物でもありません。関税を維持することはミクロの小さな利益の為にマクロの大きな利益を捨てることに他ならないのです。
「関税を撤廃する」ことと「雇用安定のための政策」は対立ではなく共存させていくべき政策です。貴方の主張はごく一部の利益代表者に対してのみ恩恵を与えるものに過ぎず、それでは経済の成長も雇用の真の安定も図ることは出来ないでしょう。

さらに言うなら「農業が治水に役に立つ」というのも真っ赤な大嘘です。治水という観点から見るなら、田畑を維持するよりさっさと自然に返したほうがよほど効果があります。
そもそも農薬や化学肥料の仕様が前提な現在の農地はとても「自然」とは呼べないものです。「水田が荒廃するから減反をしている」のではありません。「減反をするから水田が荒廃する」のです。いつまでも農水省のデマに踊らされるのは止めてください。

関税の自由化が失業者を増やしたという事実を無視しても
仕方ないですね。今は再雇用を期待出来ず、賃金低下と
TPPの産業空洞化を招くのですから、TPPは必要ないのです。
もとよりデフレ化には対デフレ政策が必要でしょう。
農家は減反せず、他の営利作物を作る事は問題ありませんし
安全保障として国は稲作と潜在的生産能力の維持に努める
だけです。

減反が水田を荒廃させるとは笑える意見です。
減反がどういうものか知らないのでしょう。

>>3551
失業が増えたのも、賃金が低下したのも、関税の自由化は関係ありません。デフレと不景気が原因です。事実を無視して因果の無いものを関係あるかのように主張しているのは貴方の方です。
デフレに対しては対デフレ政策が必要ですが、そのことと関税自由化をしないことは関係がありません。何度も言いますが、「景気対策」と「関税自由化」は相反するものではありません。共存するものです。
農業の過剰保護を「安全保障」と言うことの問題点は述べてきたはずですが、まだ理解いただけないのでしょうか。もう一度言いますが、資源を輸入に頼っている日本で、いくら農業保護を叫んだところで、安全保障になどなり得ません。農業を行うにも資源が必要であり、その資源は日本の場合、輸入するしかないからです。
>>3552
生産をしたいのに無理やり耕作を止められた農家の感情や、一度耕作を辞めた畑を復活させるのにどれだけのコストがかかるのか知らないのですか。
そもそも貴方は「農業をもっと発展させて自給率を上げるべき」と主張しているのでしょう。何故減反政策に賛成するのですか。意見が矛盾しているのにも程があります。

減反政策についての問題点に関する情報です
ttp://teikeimai.net/forum/modules/picob/index.php?content_id=4
ttp://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2008/07/post-141.html
当事者である農家にすら「不必要だ」と言われている政策が、どうして農業保護に繋がると思っているのですか。そもそも減反によって農家や農地がどのような状況に置かれてきたのかも知らず、「減反がどういう物かしらないのでしょう」など、それこそ笑える意見です。
減反で利益を受けているのは一部の大規模農家と、農水省と、農協だけです。大多数の農家は減反政策によって耕作する権利すら奪われ、振り回され、意欲を失っています。上からの押し付けによる生産調整など、決して農業保護にはなりえないのです。

林業業者が失業したのはデフレの為だったとでもいうつもり
ですか？需要がある程度限られる以上、パイの奪い合いであり
日本の人件費の高さは企業の弱点となるでしょう。
今の失業者はデフレが原因ですが、TPPが先に述べたように
賃金低下と失業を招き、デフレスパイラルになるでしょう。
今はリンク先をのぞける状態ではないので減反で言いたい
事があるなら簡単にどうぞ。
そして安全保障を考えないという選択肢はこの不安定な
世界ではとれない選択であり、絶えず安全保障の向上を
目指すのが、多数の国民の安全と命を守る国の責務です。

>>3555
森林業者の保護は関税ではなく補助金や助成制度で行えばいいだけの話でしょう。ごく一部のミクロの、それも他の方法で補えるデメリットの為に、マクロの大きなメリットを捨てるのは本末転倒だと言っているのが理解できないのですか。
ＴＰＰは賃金低下も失業も招きません。それらの問題を招くのは不況でありデフレです。これ以上主張したところで経済について無知である事を晒すだけなのでやめたほうが賢明ですよ。
「リンク先を覗ける状態ではない」と言って人が示した根拠を拒否したところで、貴方の主張が根本から矛盾していることに変わりはありません。
「安全保障」の観点から言うなら、関税による保護に固執するよりも自由貿易の推進によって他国からの関係を深め、複数の輸入先を確保しリスク分散をする方がよほど現実的です。
何度も言っていますが、資源にを輸入に頼る日本で、農業であれ他の産業であれ、「他国の輸入に頼らない生産」など不可能です。貴方の主張は成り立つことのない机上の空論に過ぎません。

自給率の増やし、出来ない所はリスク分散であり
順番を間違えてはいけませんね。わざわざ自給率を
下げる選択肢は安全保障としてあり得ないです。
TPPはごく一部を犠牲してでも全体の利益の為に
などとおっしゃられていた人がいるように失業者
がふえるのです。あなたが森林業者を本筋を無視して
言ってもデフレでもなしに関税の撤廃で失業者が
増えた事実は変わりません。
そしてTPPは供給を増やすのでデフレが進行し、
このデフレで失業者が増える事になります。
なのでTPPは必要ありません。

>>3557
だから、その犠牲になった人には関税維持ではなく、補助金や就業支援を行えば良い、といっているのです。わざわざ関税を維持してマクロの利益を放棄する必要などありません。
｢輸入が増えるとデフレが悪化する｣というのは経済学を知らない人が陥りやすい典型的な勘違いです。輸入品の価格低下は技術革新などと同じ｢良い価格低下｣であり、需要低下が原因のデフレによる価格低下とは全くもって別物です。よってTPPでデフレの悪化はあり得ません。

何度も何度も述べていますが、日本において、いくら自給率を上げたところで、その生産に必要な資源を外国に頼る以上、安全保障になどなり得ません。
それほど主張したいのなら｢どうやって日本一国で必要な資源を確保するのか｣具体的な方法を言っていただきたいものです。

>>3547
どうせ最も簡単なモデルだけ見て仮定が現実に成り立っていないからケチつけてるんだろうけど
じゃあより現実に近い仮定を置いたときどうなるか考えないと
結論を言うと仮定を変えたときでも比較優位は成立する
空論に見えるのは君自身の勉強不足のせいだよ
といっても初歩中の初歩だけど

ID:52MH1IvBuIさんは、自分が反対する意見は現実を無視したコジツケで批判して自分が支持する意見は現実を無視したコジツケで正当化していますね。
例えば、「パイの奪い合い」では国際交渉が成立しないという矛盾を何度指摘されても完全に無視しています。
「田を休ませるのも一つのサイクル」という短期の休作の話を、コメ作りを無期限に中止する減反政策に適用しようとするなど、例えの適用にも無理があり過ぎます。

都合が悪くなると、それまでの話を全て無かったことにしてしまうのも悪い癖です。
>>3509で「あなたもスルーしたから私もスルーしましょうか？自由貿易をしている国を上げてみてくださいよ」と言っておいて、>>3511でその問いの不明確な点を指摘したらそれっきり。
>>3520>>3538-3593なども完全無視。
論破されても反論もせずに無かったことにするから、同じことを何度も強情に繰り返すだけです。

>関税の自由化が失業者を増やしたという事実

はい、デマはそこまでです。例えば、1994年発効のNAFTAでは米国、カナダとも失業率は低下、メキシコはほぼ横ばいです。
http://ecodb.net/country/US/imf_persons.html#lur
http://ecodb.net/country/CA/imf_persons.html#lur
http://ecodb.net/country/MX/imf_persons.html#lur
「事実」と主張されるならそれを示すデータを提示してくださいね。

>どうせ最も簡単なモデルだけ見て

そういうレベル以前でしょうね。

ユニクロが今韓国でひどい目にあってるよね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130205-00000022-scn-kr

例えば、もし日韓間にISD条項があれば、こういう事例に対して対抗できるんだけど。
国士の方々はこういう不公平な日本企業への攻撃からどうやって日本を守ろるべきと考えているのかな？

日本の若年層の失業率は8%以上。TPPによって失業率
を増やしてから就職支援するくらいなら、若者の失業率と
非正規雇用の改善を行う方がより日本の為でしょう。
さて、食糧危機が起きたら石油危機になるわけでは
ございません。食糧危機が起きた場合に食糧安保は
機能しますし、日本の安定した生産能力は他国の
食糧危機にも役に立つかもしれませんね。
パイの奪い合いは今現在も市場で凌ぎを削っていますが？
減反政策は政府が農家に無期限作付け禁止させるもの
ではありませんが。

NAFTAでメキシコは主食であるとうもろこしをアメリカに
席巻され、自給率を60%に落としました。しかしメキシコは
外国企業の誘致に成功し、大量の農業失業者とそれに
圧迫された労働者を背景に低賃金で雇用する事によって
失業率をカバー出来たにすぎません。
日本の高賃金で外国企業が日本に工場を作る筈もなく
企業が外国に出て行くのを推進するTPPではメキシコの
例は先進国で高賃金の日本が迎える現状には則していません。

>>3563
だから、TPP含めFTA協定に基づく関税自由化で失業率が増えませんし、増えた事例も無いのですけど？あり得ない仮定を根拠にいくら意見を構築した所で何の説得力も有りませんよ。それ以上主張なさりたいのなら「関税自由化で失業率が増大した具体的な事例」を挙げて下さい。
そして先程も申し上げましたが、今現在世界にて「食糧危機」など起きていませんし、穀物の生産量は年々増え続けています。穀物価格の乱高下は投機的取引が原因であり供給量とは無関係な物です。
また関税を撤廃した所で日本のコメ生産が壊滅することなどあり得ません。アメリカのコメ生産の９０％は国内消費に回っている現状、アメリカに日本に向け大量輸出を行う余剰生産力など存在しないからです。
「パイの奪い合い」がしのぎを削っているから、それがどうかしましたか。何を言いたいのか全く分かりません。関税自由化とは「パイの大きさを増やす」政策であり、パイの奪い合いがしのぎを削っているからこそ必要な政策ですが。

減反政策に関する問題点は散々指摘してきましたので参考HPを出すに留めておきます。
ttp://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yamashita/55.html
メキシコのトウモロコシの生産量は増大していますし、輸入品は「家畜飼料向け」に使用されています
ttp://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Download/Report/2009/pdf/2009_407_ch3.pdf
関税自由化がどうして「外国への移動への推進」になるのですか。逆です。関税自由化によって国内であっても外国との取引をし易くすることで、国内での事業活動を活発化するのです。
そもそも何度も言っていますが日本の産業の空洞化の最大の原因は円高です。目に見える原因を無視して全く関係の無い物事を原因であるかのように主張する貴方の手法は詭弁以外の何物でもありません。

デフレ下では供給が需要を上回っており、供給の供給の多さは
失業リスクの増大を意味します。そして関税の撤廃は供給の
の増大をさせ失業リスクを増やし、失業は需要をさらに
低下させデフレスパイラルに至ります。日本に必要なのは
雇用と賃金増加による需要の増加であり、パイの奪い合い
により供給を増やすデフレ化政策であるTPPは日本の現状に
合わないばかりか、悪化させる事になります。
リスクとは管理すべきであり、現在起こってないからと言って軽視
してもいいものではありません。

>>3567
貴方の根拠の無い理論は必要ありません。「関税自由化によって失業率が増大した具体的な例」を示して下さい。
私が調べた限りそんな例は存在しませんが、きっとそこまで主張する以上根拠があっての主張であると信じます。

3566
もう少しましなリンク先貼ろうよ露骨すぎる
少なくとも２CHに貼られてるようなリンク先持ち出されても
そのなんだ困る

3566
あのさ生産が増えてもそれが国内に反映されなきゃ意味ないんだけど
生産がふえることと景気が良くなるは別の話だよ