スマートフォン版ニコニコ大百科 単語

スマートフォンバンニコニコダイヒャッカ

1.4万文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

スマートフォン版ニコニコ大百科とは、スマートフォン向けに表示がカスタマイズされたニコニコ大百科コンテンツである。

Smartphone nicopedia
この記事のスマホ版へ

スマホ版では上のボタン

概要

パソコンでのURLhttps://dic.nicovideo.jp/○○○ であれば、ほとんどのページに関しては https://dic.nicovideo.jp/t/○○○定すればスマートフォン版につながる。

基本的にパソコンウェブブラウザで見られる内容とほぼ同じ物をスマートフォンで見させるだけなので、サービス名としては「ニコニコ大百科」そのものであり、スマートフォン版独立して正式名称をつけられているわけではない。

公式発表の文面では「ニコニコ大百科スマートフォン版」「スマホ版ニコニコ大百科」などと表記が揺れている。本記事では2018年4月5日現在最新のお知らせ(4月2日発表)exitで使われていた「スマートフォン版ニコニコ大百科」を記事名として採用した。この記事の中でも表記の統一性はないに等しいけど。

従来の携帯電話向け表示である「ニコニコ大百科モバイル」とは異なる。各記事末尾の「携帯URL」と書かれたQRコードスマートフォン版ではなくモバイル版記事につながるので注意。モバイル版では画像がサムネイル化したり、一定容量をえたページは閲覧できなかったりするなどの制限があるが、スマートフォン版の記事ではコンテンツを制限することなく、文字を大きくするなどしてスマートフォンの画面に最適化がなされている。

2020年6月24日現在ニコニコ大百科に関してPCブラウザ版でできてスマートフォン版でできないことは以下のとおり。

逆にスマートフォン版にしかない機として

がある。どちらも2018年4月2日リニューアルで追加されており、今後PC版に導入される可性もある。

この他に細かな仕様や表示の違いがある。表示に関してはこの後の項で詳しく取り上げる。

簡単な歴史

ニコニコ大百科」の記事も参照。

2008年ニコニコ大百科が立ち上がり、2009年末には携帯電話向けにニコニコ大百科モバイル提供されるようになったが、スマートフォンから閲覧するとPC版では文字が小さすぎて操作しづらく、モバイル版では文字駄に大きくて機が少なく、痛し痒しであった。

そんな状態が長いこと続いたが、2014年2月5日に全記事の冒頭に「この記事をスマートフォン版で見る」という大きなボタンが出現して、ようやくスマホの画面に最適化されたデザインで記事を読むことができるようになった。その後6月には自動的にスマホ版記事に誘導されるようになる。この間の経緯は「この記事をスマートフォン版で見る」の単語記事に詳しい。

待望のスマホ版大百科ではあったものの、いくつかの問題点を抱えていた。具体的に挙げると、

2017年3月21日アップデートexit_nicochannel掲示板への投稿、さらにお絵カキコの登録やほめるウォッチリスト追加などの機が追加された。

そして2018年4月2日スマートフォン版サイトのデザインを根本から変えるリニューアルがなされたexit

仕様変更によって掲示板ワンタップアクセスできるようになり、「ほめる」「編集履歴を見る」などといった機も格段に使いやすくなった。さらに、ほとんどの要素(一部除く)でPC版と同様に行間や要素間に適度な空白が入るようになったため、可読性も向上している。

また、ほめられた記事の統計情報などといったPC版にはない機も追加された。

このように数多くの善点があるものの、本リニューアルは利用者の間で賛否両論となっている。特に編集者からは否定的な意見が多い。そこで次の項では現在スマートフォン版ニコニコ大百科が抱える問題点を編集者線から列挙し、可な対策についても言及する。

現在のニコニコ大百科スマートフォン版における問題点

このアップデート多くの閲覧者にとっては恩恵をもたらすものであり、編集者の中にも歓迎されている方がいらっしゃることを本記事の中で否定する意図は一切ないことを先に述べておきたい。

また、いくらかのHTML及びCSSに関する知識をお持ちであることを前提とした記述が多いこともご容赦願いたい。本記事と併せて「ニコニコ大百科:HTMLタグ一覧」及び「ニコニコ大百科:HTML各要素のデフォルトCSS」もご覧いただくことをお勧めする。


さて、そもそもの問題として、数多くの記事がを受ける大きな仕様変更が予告なく投下された上、それに伴う対応がユーザーに丸投げされている点exitに触れなければならない。仮に全ての記事が現在仕様に合わせたならば可読性は向上するかも知れないが、それに必要な労を考慮すれば当面は崩壊してほとんど読めない状態のまま放置される記事が多いことは想像に難くない。

編集者HTMLCSSを駆使して、かなり自由レイアウトを変更することができる点は、他の百科事典サイトではあまり見られないニコニコ大百科独自の面さである。しかし今回の変更でPC版スマートフォン版の表示が著しくかけ離れてしまったこと、その中には後述するように対策が困難または不可能なものがあることで、(片方を切り捨てない限り)デザイン自由度が著しく下げられてしまった。

またこうした問題以前にバグとしか思えない仕様も存在する。これについては、全てのタグの装飾をリセットしてまっさらな状態にするCSShttps://dic.nicovideo.jp/css/reset.css)を適用してしまったことで生じているのだと思われる。

ここに挙げる問題の大半はサポート善を働きかけるべきものであり、既にそうした動きも見られるが、すぐには修正されない可性もある。そこで具体的にどんな表示上の問題が発生していて、どう対応するべきかを考察してみるとしよう。

[一部修正済]大きな要素が右にはみ出る

※この問題は2018年4月26日ごろに一部修正された。

従来のスマートフォン版サイトでは全要素に max-width: 100%; が効いているため、要素よりも大きな要素は自動的に要素と同じサイズまで縮小される仕様だった。ところが新しい仕様ではこれがなくなってしまい、大きな要素、特に画像や表が画面の最大幅をえて右に突き出てしまいやすくなっている。

この問題は記事の冒頭で大きな画像を使っていたりテンプレートボックスの表組み(ほとんどのテンプレが横幅 600px)を使っていたりする場合に顕著だ。

対処法はpxの代わりに%で横幅を定することである。もし画像や表の横幅が 600px であれば、(600÷720100 ≒ 83% に変えればPC版での表示をほとんど損なうことなくスマートフォン版内に収めることができる。

2018年4月26日ごろに「max-width」「max-height属性が解禁された。これにより、<table><div><img>といったタグstyleに「max-width: 100%」と入れるだけで上記問題が軒並み解決するようになった。ただし<img>についてはそのまま入れると画像が縦長になってしまう恐れがあるので、height属性削除する必要がある。

フロートさせた画像や表が文章を圧迫する

720pxのPC版の画面では、標準的なサイズである横幅317px前後の画像を style="float: left;" や style="float: right;" で左右にフロート(画面の片側に寄せた上で続きの文章を反対側に回り込ませる)させると文章が良い感じに反対側に配置される。スペースが半分以上あまっているからだ。

ところがスマートフォンの画面では横幅が狭いので、2-3文字分の余白しか残っていなくて読みにくいこと極まりないことがある。似たような問題は表でも発生しやすい。

これは2018年4月2日リニューアル以前からも起きえたことであり、狭い画面でウェブサイトを表示させるときの宿命とも言うべき問題なので、できれば対処したい。

この表は 確認用のダミーです。
横幅は 300pxです。
右側に フロートさせてます。
左側が 悲しいことになってますね?

これはスマホ版に切り替えるまでもなく容易に再現できる。この内は幅350pxなのだが、そこで幅300pxの表をフロートさせると非常に読みにくいことが分かるだろう。

この表は 確認用のダミーです。
横幅は 300pxです。
右側に フロートさせてます。
左側に 何もありませんね?

ニコニコ大百科の限られた仕様の中でこれに対応したい場合、中身はだが幅だけ定されたdiv要素を挟むというテクニックが考えられる。この内でそれを実行している。画面が狭くなって回り込むスペース定した幅以下になると、自動的に下へ押しやられることになる。

以下がサンプルのコードである。div要素は画像または表と反対方向にフロートさせ、直後の文章でそれを解除するのがミソ。サンプルでは幅を150pxにしているが、好みに合わせて調整するといいだろう。

[左にフロートした要素に続ける場合]

<div style="width: 150px; height: 0; float: right;"></div>
<p style="clear: right;">回り込む(または回り込まない)文章</p>

[右にフロートした要素に続ける場合]

<div style="width: 150px; height: 0; float: left;"></div>
<p style="clear: left;">回り込む(または回り込まない)文章</p>

掲示板でのお絵カキコの表示

掲示板に画像サイズの小さなお絵カキコがあった場合、それが極端に拡大された状態で表示される不具合(仕様?)が確認されている。理やり引き伸ばされているため、の粗いモザイク画像のように見えてしまう。

現状、URLの「dic.nicovideo.jp/t/b/~」を「dic.nicovideo.jp/b/~」に直す、あるいは掲示板下部の「PC版ボタンタップすることで対処可

修正済みの問題点

[修正済]見出し(<h2>、<h3>など)の仕様変更

※この問題は2020年8月18日に修正された。

これまでのスマートフォン版では、見出しの体裁はPC版とほぼ同じだった。すなわち、背景画像として黄緑色のマーカーを表示し、見出しの直下に黄緑の線を引くというものである。

ところがリニューアル後は全ての下線が消えており、

<h2>(見出し2)では左にオレンジ色の線があり、

<h3>(見出し3)では左にオレンジの四があり、

<h4>(見出し4)では左に灰色の四があり、

<h5>(見出し5)と<h6>(見出し6)では何もない

状態となった。

以下に https://dic.nicovideo.jp/css/style.css から当該のスタイル定を抜する(長いのでスクロールすること)。

.sw-Article_Body-inner h2 {
border-left: solid 8px #ffaf19;
padding-left: 10px;
font-size: 20px;
/*color: #222;*/
font-weight: bold;
margin:30px 0 10px;
}
.sw-Article_Body-inner h2:first-child {
margin-top: 0;
}
.sw-Article_Body-inner h3 {
position: relative;
font-size: 18px;
padding-left: 1em;
margin:30px 0 10px;
}
.sw-Article_Body-inner h3:before {
content: '■';
position: absolute;
top: 4px;
left: 2px;
color: #ffaf19;
font-size: 12px;
}
.sw-Article_Body-inner h3:first-child {
margin-top: 0;
}
.sw-Article_Body-inner h4 {
position: relative;
font-size: 16px;
padding-left: 1em;
margin:30px 0 10px;
}
.sw-Article_Body-inner h4:before {
content: '■';
position: absolute;
top: 4px;
left: 2px;
color: #999;
font-size: 10px;
}
.sw-Article_Body-inner h4:first-child {
margin-top: 0;
}
.sw-Article_Body-inner h5 {
position: relative;
font-size: 14px;
margin:30px 0 10px;
}
.sw-Article_Body-inner h5:first-child {
margin-top: 0;
}

これ単体で見れば「見やすくなった」という評価もできるかもしれないが、黄緑PC版オレンジ体のスマホ版とは文字通り異なるカラーとなってしまった。たとえ見出し自体をいじっていなくても、ページ黄緑体としていることを念頭に記事をデザインしていた場合はちぐはぐになってしまう可性がある。

さて、この仕様による一番の問題は、従来(背景画像)とは全く異なる方法でマーカーを表示している点にある。見出しのデザインをいじっていた場合、従来のマーカーを消すための処理しかしていないことがほとんどなので「自分で設定したマーカー」と「スマホ版デフォルトのマーカー」が干渉してしまうのだ。

具体的には、<h2>タグには border-left によってオレンジ色の左が設定されている。従って見出しのスタイルborder-left: none; を加えれば対処可だ。

ところが<h3><h4>before 擬似要素で■をねじ込んでいる現在大百科仕様では擬似要素を編集者が設定することは一切できないので、この■をどけるのは容易ではない。今のところできる対処としては、姑息ではあるが margin-left の値を大きなマイナス-999pxとか)にして padding-left に同じ絶対値の+を設定して■を画面外に飛ばす方法が考えられる。ただし、見出しに下線が設定されているとその下線も左に突き出てしまう。どうしても見出しに下線を表示させたい場合には、<h3><h4>自体は border-bottom:none;として、直下に border-top を設定した div などの要素をあてがうしかない。

また、背景画像に関するスタイル定がリセットされた結果 background-repeat の値が repeat となっている。そのため見出しのマーカー背景画像として定し、かつ background-repeat: no-repeat;定をしていなかった場合、背景画像が縦横に繰り返してしまう。

参考までに

PC版でご覧の方は、上のように背景画像のURL定しただけの<h4>見出しがスマートフォンでどのように表示されるか、ここをクリックして確かめていただきたい

[修正済]番号付きリスト<ol>と定義リスト<dl>の仕様変更(というか除去?)

番号付きリスト<ol>の問題は2018年4月に、定義リスト<dl>の問題は同年8月24日に修正されている。

  1. この両者は<ul>とは逆の方向で悲惨なことになっている。
  2. 今あなたはこの記事をスマートフォンで閲覧しているだろうか。
  3. もしそうなら、この文章を見て何かに気づいただろうか。
  4. 実はさっきから<ol>番号付きリストで書いているのだ。
  5. パソコンで閲覧していて何のこっちゃと思った方はここをクリックしてスマホ版で表示してみよう
  6. そう、見事に番号が消えているのだ。ご丁寧に余白も全て削除である。理由は考えるまでもなく、reset.cssで全てのスタイルをまっさらにした後何ら上書きされていないからだ。
  7. どうしてもスマートフォン版番号付きリストを使いたければ、list-style-type: decimal;スタイル定しよう。もちろん全ての<li>タグ
  8. これに加えて余白、特に左側の余白を確保する必要がある。幸い、これは全ての<li>に定せずとも<ol>タグpadding-left: 2em; くらいを定しておけば良い感じになる。
  9. しかし、いくらに付く<ol>を修正しても、記事の最後に絶望が待っている。脚注もまた<ol>リストなのだ。これに関しては本当に諦めるしかない。
定義リスト<dl>
それは見出し<dt>とその定義<dd>からなるリストである。
発生している問題
これも<ol>同様、<dl><dt><dd>全ての装飾が引っぺがされている。
本来あるべき装飾
まず<dt>は太字で<dd>は左に一文字分くらいのインデントが挿入されるのが一般的である。
対処法
とりわけ<dt>が太字でなくなるのが著しく可読性を下げてしまう。残念ながら一つ一つの要素にスタイルを再定するしかない。

[修正済]表の枠線が消えて余白がない

※この問題は2018年8月28日に修正された。

表<table>も大きな問題を抱えている。何がどうまずいかは、PC版で以下の表を読んでいただくかスマホ版で以下の表の惨状をご覧いただくかすればご理解いただけるだろう。なおこの表には文字色以外一切のスタイル定していない。

PC版仕様 スマホ版仕様
(border) セル1px solid #d1d1d1 一切なし
余白padding <th>2px<td>5px 一切なし
背景 <th>のみ #F1F1F1; 一切なし
その他 <th>が太字、中央え(text-align: center;

表が表としての体裁をなさない。見られる状態にするには全てのセル<th><td>)に余白スタイルを設定しなければならず、大きな表では大変な労を要する(せめてテキストエディタで作業したい)。

数十から数個単位の記事で使われているテンプレートの中にもこの仕様を受けてしまっているものがあり、手動で対応しようものなら必要となる時間は計り知れない。

[修正済]上/下付き文字<sup><sub>の仕様変更

※この問題は2018年8月28日に修正された。

上記は<sup>または<sub>数字を上/下付きにしているが、スマホ版だと「H2O」のように表示されてしまう(→スマホ版での表示を確認する)PC版と同様に表示するためには、現状<sup><sub>を使わずに<span>で代用する必要がある。以下にサンプルを掲載。

  • sup項のサンプル
<span style="vertical-align: top; font-size: 75%;">上付き文字</span>
<span style="vertical-align: bottom; font-size: 75%;">下付き文字</span>

ちなみに、脚注へのリンク[1]<sup>で本来なら上付き文字なのだが、スマホ版では通常のフォントである。そのせいで分かりにくかったり、場合によっては邪魔になってしまったりしている。

[修正済]最終更新日の誤表記

※この問題は2018年6月ごろに修正された。

スマートフォン版の記事上部にある「…その他」をタップすると、本来「最終更新日」と表記すべきところが「初版作成日」となっており、本来の「初版作成日」と見分けが付きづらくなっている(スマホ版での表示を確認する)。

ただその性質上、「最終更新日」は「初版作成日」と同じかそれよりあとの日時にしかなりえないため、今現在に近いほうが「最終更新日」、もう片方が「初版作成日」と一応の区別はできる。また上記の「掲示板でのお絵カキコの表示」と同様に、PC版で閲覧することで対処ができる。

[修正済]大百科トップページにおけるユーザ記事等へのリンク

※この問題は2018年4月18日に修正された。

大百科トップページユーザ記事があった場合、それをタップしてもユーザ記事ヘは行かず、そのユーザID単語記事へ行ってしまう。同様の症状は動画記事でも確認されており、おそらく商品記事コミュニティ記事でも起こるとみられる。

対処法としては、その記事名をヘッダーの検索欄に入れて検索し、該当の記事カテゴリタブをタップすることがあげられる。

[修正済]編集時にスマホ版の表示が確認できない

※この問題は2018年6月13日に修正された。

この点は引き続き未解決のままである。現状では、とりあえずパソコン上から記事を編集してアップロードしてしまい、それをスマートフォンで確認するのが手っ取りい。ただ試行錯誤しながら更新を試みると編集履歴駄に膨らんでしまって他の編集者の利便性を損なうので、やり直しが予想される場合は自分のユーザー記事で表示を確認するなどの工夫が必要となるだろう。

別な方法としては、Google ChromeFirefoxなどのブラウザに備わっている開発ツールを利用することがあげられる。このTwitterモーメントでわかりやすく説明されているので、詳しくはそちらを参照のことexit

ユーザスクリプトでスマホ版を確認しながら編集する方法

有志(本記事掲示板>>8に降臨)によってスマホ版レビューが搭載できる Greasemonkeyユーザスクリプト開されている。

このスクリプトを入れると、記事の編集画面上部(プレビュー部分の上)に「スマホ版レビュー」というが自動的に生成され、最新のスマートフォン版ニコニコ大百科と同じスタイルシートを適用したレイアウトが確認できる。各種iPhoneNexus 7、iPadに対応したサイズの画面を定でき、それを回転させることも可である。

ユーザスクリプトを使ったことのない方は Greasemonkey の記事を参考にして導入されたい。ただし、一般論としてスクリプトの利用はリスクを伴う(アドオンなどと違って開されているスクリプトは基本的に審されていないので、悪意のあるスクリプトを入れてしまうとセキュリティ上とてもまずい)ことを承知の上で操作すること。

この文章を書いている編集者は実際に Nicopedia-Smartphone-Previewer を導入してみて大きな問題が発生しないことを確認している。ただし、MacOSFirefox 最新版で Greasemonkey 4 を使ってこのスクリプト読み込んだところ正常に動作しなかった。同様の問題が発生した場合、Tampermonkeyexit を使うことを推奨する。

[修正済]番号なしリスト<ul>の仕様変更

  • 仕様のulは下側に margin-bottom: 20px;定されているだけで、実は他の三方は全く余白が確保されていない。↓
  • そんな中で table などを使って箇条書きを二段組みにするとどうなるかと言えば……↗
  • こんな
  • 左側の行末が右側のマーカーとくっついてしまう。
  • それでいながらマーカーと文章の間は半端に開いているので、とても見づらい。
  • 要注意。

[修正済]番号なしリスト<ul>の仕様変更

※この問題は2020年10月6日に修正された。

以下に https://dic.nicovideo.jp/css/style.css から<ul>と<li>のスタイル定を抜する(長いのでスクロールすること)。

.sw-Article_Body-inner ul {
margin-bottom: 20px;
}
.sw-Article_Body-inner ul > li {
position: relative;
margin-bottom: 10px;
padding-left: 18px;
}
.sw-Article_Body-inner ul > li:before {
content: '●';
display: block;
position: absolute;
left: 0;
top:3px;
font-size: 10px;
color: #999;
}
.sw-Article_Body-inner ul > li > ul {
margin-top: 10px;
}
.sw-Article_Body-inner ul > li > ul > li {
position: relative;
margin-bottom: 10px;
padding-left: 18px;
background: url(/img/icon_arrow-right.png) left -5px top -2px no-repeat;
background-size: 20px;
list-style: none;
}
.sw-Article_Body-inner ul > li > ul > li:before {
content: '';
display: none;
}
  • また、厄介なことにli要素に前述の reset.css によって list-style: none; などが定されているので、いくらulに対してスタイル定しても反映されない。自分でマーカー定するには全てのliタグスタイル定しなければいけない
  • そしてマーカー定するなら、当然その前に邪魔なをどけなければいけない。だがh3h4のようにマイナスmargin-leftプラスpadding-left を使う作戦はさらなる問題を引き起こしてしまう。list-style-positionoutside である限り、マーカーmargin-left に引っられてと共に葬り去られてしまうからだ。
  • これに対処できる最善(と思われる)手段は list-style-position: inside;定することである(繰り返すまでもないが全てのliタグに)。その場合、項が長くなってしまって改行が発生すると、今ご覧いただいているとおり、字下げが働かずに二行以降の行頭がマーカーと同じ位置になってしまうことに注意しなければいけない。

上のli項のサンプル

<span style="margin-left: -999px; padding-left: 999px; list-style: url('https://dic.nicovideo.jp/oekaki/759664.png') inside;">

上のli項のサンプル

<li style="margin-left: -979px; padding-left: 999px; list-style: none; background: url('https://dic.nicovideo.jp/oekaki/759664.png') 979px 5px no-repeat;">

だがこのサンプルを適用する前に少し待ってほしい。こんな長ったらしい定を全てのliタグに付けてまでして、その表示を維持する必要があるだろうか? 本当にやってしまったら、その後のメンテナンスがとても面倒になってしまうだろう。仕様が元に戻ることを期待して根気強く待つのも一つの手である。

一文字の単語記事への自動リンク

※この問題は2020年10月6日に修正された。

PC版では、一文字単語記事への自動リンクが存在しても本文(#4c4c4c)とほとんど変わらない色(#444444)であるため邪魔になりにくい。これは従来のスマートフォン版でも同様だった。ところが仕様変更後は二文字以上の記事へのリンクと同じ色(#1e7dc0)となってしまった。

これによって文章の中にが入り乱れて、単純に読みづらいだけでなく、シロナガスクジラ現象が起きやすく誤タッチを誘発しやすい。マウスを重ねればリンクの範囲が分かるパソコンブラウザとは違って一度触ったら基本的にそのページに遷移してしまうスマートフォン仕様となっている。

禁則処理がなされていない

※この問題は2020年10月6日に修正された。

スマートフォン版ニコニコ大百科では句読点や閉じ括弧が行頭に来てしまう状況がしばしば見られる。言い方を変えれば、禁則処理がなされていない。どうやらbody要素に word-break: break-all;(一切の禁則処理をしない設定)が定されているようだ。

論、これも一般編集者手出しをできる設定ではない。

編集履歴

※この問題は2020年10月6日に修正された。

スマホ版編集履歴でフッターの「PC版ボタンを押しても、PC版編集履歴には飛ばずPC版トップページに飛ばされてしまう。

現状、URLの「dic.nicovideo.jp/t/revs/~」を「dic.nicovideo.jp/revs/~」に直す、あるいはPC版の記事経由で編集履歴を閲覧することで対処可

関連項目


編集者向けページ
マニュアル 記事の編集方法 - HTMLタグ一覧 - HTMLエディタヘルプ - スマホエディタヘルプ - ピコカキコヘルプ - お絵カキコヘルプ - パンくずリストパンくずリストのガイドライン
マナー 編集時のマナー - 編集合戦 - 編集競合 - 楽しく過ごすために
素材 素材集 - 素材集2 - ニコニコテレビ君 - キャラアイコン - ドットキャラ - 外字・特殊フォント
テンプレ お知らせ表示 - ユーザーボックス - テンプレートボックス - 作品テンプレート - HTMLテンプレート集 - Twitter引用
カラー HTMLカラーコード - CSSでの色指定
仕様 仕様 - デフォルトCSS - 自動リンク - ページ番号 - リビジョン番号初版作成日最終更新日 - 編集履歴
依頼 一般会員依頼スレ - 記事作成依頼 - 記事加筆依頼 - 要編集記事 - 未作成タグ - 話題の単語
公式企画 百チャレ - 大百科グランプリ
ヘルプ よくある質問 - エラー・不具合情報
編集者 編集者一覧 - 
その他 今週のオススメ記事おすすめトレンド - 急上昇ワード改
編集者向けページテンプレートver20231215

脚注

  1. *今あなたがクリックタップ)したのこと。
この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/20(土) 06:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/20(土) 06:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP