デュアル(遊戯王)とは、遊戯王OCGに登場するモンスター群である。他のデュアルに関してはデュアルを参照。
1ターンに1度の通常召喚の権利を消費して、通常モンスターから効果モンスター扱いとなる。
上記は9期以降のテキスト。8期以前のテキストでは「通常召喚としてもう1度召喚できる」に当たる部分は「通常召喚扱いとして再度召喚する事で~」と記されており、転じてこの召喚処理自体を「再度召喚」と俗に呼んでいた。本稿でも以降この処理を「再度召喚」と記す。
1枚で通常モンスターと効果モンスターの2つの特徴を持つのが、デュアルの特徴であり利点。
効果を得るための再度召喚も、豊富な通常モンスター用の蘇生カードや、デュアルのサポートの存在から容易である。
また上級・最上級のデュアルの再度召喚の際にリリースは必要ない。
ただし、デッキ・手札では効果モンスターであるため、一部の通常モンスターのサポートカードの対象外となる。
たとえば、高等儀式術(2013年9月から制限解除)やレスキューラビット(2014年7月から制限解除)などの強力なサポートを受けられない。
また再度召喚の際に召喚反応罠を発動されたり、再度召喚後は効果モンスター用の妨害カード等の影響も受ける。
再度召喚の手間やバラつきのある種族などから純正構築で戦うのは難しいが、戦士族デュアルとHEROを混ぜたメタビートなどが時折大会で活躍していた。
近年では環境の著しい高速化やインフレについていけずにいたが、龍の鏡で融合召喚できるカードの増加や新規デュアルの増加などにより、再評価されつつある。
2016年からは全てエクシーズ以外のモンスターがデュアルモンスターで構成された、『化合獣』というカテゴリーが登場し、多様化が進んでいる。
古代の機械騎士(アンティーク・ギアナイト)
星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
再度召喚することで古代の機械巨人等と同様の効果を得る。
同じレベルで同じ効果を持つ古代の機械兵士と比べて、効果を得るために手間がかかるものの、素の戦闘力は高め。
インフィニティ・ダーク
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1200
このカードの攻撃宣言時、相手フィールド上に存在する表側表示モンスター1体の
表示形式を変更する事ができる。
表示形式変更能力で攻守のどちらか1500未満のモンスターを倒すことが出来る。
見た目が、E・HERO アブソルートZEROに似ている。
エーリアン・ヒュプノ
星4/水属性/爬虫類族/攻1600/守 700
相手フィールド上のAカウンターが乗ったモンスター1体を
選択してコントロールを得る。自分のエンドフェイズ毎に、
コントロールを得たモンスターのAカウンターを1つ取り除く。
コントロールを得たモンスターのAカウンターが全て取り除かれた場合、
そのモンスターを破壊する。
Aカウンターさえ乗っていれば何体でもコントロールを奪える強力な効果。
エーリアンデッキで十分採用できる性能を持つ。
エヴォルテクター シュヴァリエ
星4/炎属性/戦士族/攻1900/守 900
自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送り、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その相手のカードを破壊する。
ストラクチャーデッキ出身。高い攻撃力を持ち、後述する《スーペルヴィス》とのシナジーが抜群なデュアルの主力。
戦士族にはサルベージが可能な装備魔法が存在するため、戦士族でも採用できる。
エヴォルテクター エヴェック
星4/炎属性/戦士族/攻1500/守1000
このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
「エヴォルテクター エヴェック」以外の自分の墓地の、
戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
上記ストラクチャーデッキのリニューアル版に収録。デュアルモンスターとしては初めての召喚・特殊召喚成功時に発動できる効果を持つ。
後述の《妖炎蝶ウィルプス》などの再度召喚扱いで特殊召喚できる効果を使用して特殊召喚したり、《超合魔獣ラプテノス》が居る状態で召喚・特殊召喚することで、更にモンスターを展開できる。ただし、《スーペルヴィス》などで召喚を挟まずに再度召喚状態にする効果では、《エヴェック》の効果は使用できないので注意しよう。
E・HERO アナザー・ネオス
星4/光属性/戦士族/攻1900/守1300
このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「E・HERO ネオス」として扱う。
OCGオリジナルのE・HERO。
種族・属性・カテゴリー・ステータスの全てが恵まれており、E・HEROの主力の1枚。
ネオスになる効果は基本ないものとして運用される。
妖炎蝶ウィルプス
星4/炎属性/昆虫族/攻1500/守1500
このカードをリリースし、「炎妖蝶ウィルプス」以外の自分の墓地のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
海外出身のデュアル。奈落に落ちる半端な攻守が気になるが、蘇生するデュアルに指定がないのが大きい。
蘇生効果を持つギガプラントなど、上級デュアルモンスターとのシナジーが強い。
巨人ゴーグル
星4/地属性/岩石族/攻1500/守 500
このカードの元々の攻撃力は2100になる。
再度召喚で攻撃力が上がるものの、2100止まり。
同攻撃力にはフォトン・スラッシャーが存在し、岩石族でもビッグ・ピース・ゴーレムが存在しているため使われない。
クルセイダー・オブ・エンディミオン
星4/光属性/魔法使い族/攻1900/守1200
1ターンに1度、フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。
そのカードに魔力カウンターを1つ置き、このカードの攻撃力はターン終了時まで600アップする。
魔力カウンターの生成と自己強化能力を持つ。魔導戦士 ブレイカーや後述のダーク・ヴァルキリアとの相性がいい。
効果は無視され、高攻撃力のデュアルモンスターとして、今の【HEROビート】の前身である【光デュアル】で活躍した。
幸運の笛吹き
星4/風属性/天使族/攻1500/守 500
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
サンライズ・ガードナー
星3/光属性/戦士族/攻1500/守 500
このカードの元々の守備力は2300になる。
巨人ゴーグルとは逆に守備力がアップする。
後ろ向きな効果の上に星3のために後述するデュアルスパークも未対応と活躍の場がない。
ジェムナイト・アイオーラ
星4/地属性/水族/攻1300/守2000
1ターンに1度、自分の墓地の「ジェム」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動できる。
自分の墓地の「ジェムナイト」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える。
デュアルのジェムナイト。
同種族のサフィアと比べると守備面と融合素材の面で劣るが、連続融合を可能とする優秀な効果を持つ。
ジェムナイトは通常モンスターのサポートを多数有するので再度召喚は楽だが、墓地の枯渇には注意したい。
ジェムナイト・アンバー
星4/地属性/雷族/攻1600/守1400
1ターンに1度、手札から「ジェムナイト」と名のついたカード1枚を墓地に送って発動できる。
ゲームから除外されている自分のモンスター1体を選択して手札に戻す。
アイオーラと同様、同種族のルマリンに守備面と融合素材の面で劣るが、連続融合を可能とする持つ。
発動コストはジェムナイト・フュージョンを使えば実質、ノーコストで、回収効果もジェムナイト以外も可能と優秀。
ジェムナイト・サニクス
星4/地属性/炎族/攻1800/守 900
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
デッキから「ジェムナイト」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
他のデュアルのジェムナイト同様、ステータス面と融合素材の面で劣る。
基点となるジェムナイト・フュージョンもサーチできるが、戦闘を介するため、除去を受けやすい。
シャドウ・ダイバー
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 500
自分フィールド上に表側表示で存在する
闇属性・レベル4以下モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターはこのターン相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
直接攻撃能力を付加する。
闇☆4以下には直接攻撃と相性のいいモンスターが存在するが、装備魔法等で付加したほうがいいかもしれない。
ダーク・ヴァルキリア
星4/闇属性/天使族/攻1800/守1050
このカードが表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードに魔力カウンターを1つ置く事ができる。
このカードの攻撃力は、このカードに乗っている
魔力カウンターの数×300ポイントアップする。
また、このカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除く事で、
フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。
自己強化とモンスターの破壊効果を持つ。
攻撃力も高めで、除去効果も優秀。デュアルの主軸になれる1枚。
自身に強力な効果耐性を付与する代わりに、相手モンスターの攻撃を全て直接攻撃にする。効果耐性は、味方のサポート効果をも受けられなくなるということでもある。
一見デメリットが大きいカードだが、そのデメリットを活かすコンボにつなげたり、相手に送り付けてしまうという手も。
チューンド・マジシャン
星4/風属性/魔法使い族/攻1800/守1600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、このカードをチューナーとして扱う。
チューナーになる能力を持つ。
通常のチューナーと比べ、再度召喚の手間がかかるので非チューナー時との使い分けで差別化を図りたい。
再度召喚状態での召喚成功時にデュアル関連魔法・罠のサーチと、種族変更と攻撃力強化という、2つのユニークな効果を持つ。
ただし、戦士族を中心とした【デュアル】では後者の効果は逆効果になる可能性があるため注意。
デュアル・ソルジャー
星2/風属性/戦士族/攻 500/守 300
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
このカードが戦闘を行う場合、そのダメージ計算後に自分のデッキから
「デュアル・ソルジャー」以外のレベル4以下のデュアルモンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
ストラクチャー出身の下級デュアルのリクルート能力を持つ、下級デュアルで貴重な☆4以外のモンスター。
戦闘破壊時も発動可能なので2枚以上リクルートすることも可能。デュアルスパーク未対応なのが辛い。
デュアル・ランサー
星4/水属性/海竜族/攻1800/守1400
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
貫通能力を持つが、再度召喚を必要とせず、デメリットのない貫通持ちもいる環境では厳しいと言わざるを得ない。
マジック・スライム
星3/水属性/水族/攻 700/守1200
このカードが戦闘を行う事によって受ける
コントローラーへの戦闘ダメージは相手が受ける。
ダメージ反射能力を持つ、下級デュアルで貴重な☆4以外のモンスター。
デュアルスパーク未対応なのが残念だが、低能力故に様々なサポートカードを受けられる。
水面のアレサ
星4/水属性/水族/攻1500/守 500
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手の手札をランダムに1枚捨てる。
ハンデス効果を持つ。
発動に水属性モンスターを必要とするハンデスカードの水霊術-「葵」と組み合わせて使いたい。
未来サムライ
星4/光属性/戦士族/攻1600/守1200
自分の墓地に存在するモンスター1体をゲームから除外する事で、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
表側表示のモンスターを破壊する効果を持つ。
同じくモンスターの破壊効果を持つ、ダーク・ヴァルキリアと比べて、見劣りするため、種族・属性を生かしたい。
竜影魚レイ・ブロント
星4/水属性/魚族/攻1500/守1000
このカードの元々の攻撃力は2300になる。
このカードは攻撃した場合、バトルフェイズ終了時に守備表示になる。
次の自分のターン終了時までこのカードは表示形式を変更できない。
わざわざ再度召喚しても、ゴブリン突撃部隊の魚族版になるだけでは手間に見合わない。
フィッシャーチャージとデュアルスパークの両方のコストなれるのは評価できる。
ギガプラント
星6/地属性/植物族/攻2400/守1200
1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地から昆虫族または植物族のモンスター1体を選んで特殊召喚する。
蘇生と手札からの特殊召喚効果を持つ、上級デュアル。
攻撃力も高く、蘇生・特殊召喚のレベル制限もなく、相性のいいカードも豊富な【植物デュアル】のキーカード。
地獄の門番イル・ブラッド
星6/闇属性/アンデット族/攻2100/守 800
1ターンに1度、手札・自分または相手の墓地に存在する
アンデット族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上から離れた時、
この効果で特殊召喚したアンデット族モンスターを破壊する。
蘇生と手札からの特殊召喚効果を持つ、海外出身の上級デュアル。
相手の墓地からも蘇生できる点では似た効果を持つギガプラントを凌駕するが、自壊のデメリットが付与されてしまう。ただ、ゴブリン・ゾンビやピラミッド・タートルの効果に対応しているほか、ワイアームやドラゴネクロなど、様々な融合モンスターの素材になれる点は侮れない。
灼熱王パイロン
星5/炎属性/炎族/攻1500/守 500
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
バーン効果を持つ、上級デュアル。
この手の効果を持つモンスターの中では珍しく、攻撃の制限がないものの、攻撃力が低く、活かせないのが残念。
魔族召喚師(デビルズ・サモナー)
星6/闇属性/魔法使い族/攻2400/守2000
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
手札または自分・相手の墓地から悪魔族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
この効果で特殊召喚した悪魔族モンスターを全て破壊する。
蘇生と手札からの特殊召喚効果を持つ、上級デュアル。
イル・ブラッドの悪魔版。自壊付与はユベルと組み合わせることで上位種の展開に役立つこともある。このカード自体は魔法使い族なので、蘇生先との兼ね合いに困ることもあるが、上級モンスターとしては攻守ともに悪くない数値なので、今でも採用の余地はあると思われる。
ヴァリュアブル・アーマー
星5/地属性/昆虫族/攻2350/守1000
このカードは相手フィールド上の全てのモンスターを1度ずつ攻撃をする事ができる。
全体攻撃能力を持つ、上級デュアル。
全体攻撃自体は強力であるものの、上級としてはわずかに低い攻撃力が足を引っ張る。
ヘルカイザー・ドラゴン
星6/炎属性/ドラゴン族/攻2400/守1500
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
連続攻撃能力を持つ、上級デュアル。
上級及第点の攻撃力で連続攻撃できるのは魅力。火霊術-「紅」とのコンボで大幅にライフを削ることが出来る。
龍王の聖刻印
星6/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「龍王の聖刻印」以外の
「聖刻」と名のついたモンスター1体を選んで表側守備表示で特殊召喚する。
海外出身の上級デュアル。聖刻。
聖刻は通常モンスターを使うデッキのため、相性がいいが、手札・デッキでは効果モンスター扱いなので注意。
ダークストーム・ドラゴン
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2700/守2500
1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
魔法・罠除去効果を持つ、最上級デュアル。
スーペルヴィスとの相性は抜群で、魔法・罠を除去した後にスーペルヴィスで特殊召喚された後続の同名カードで、サンダーエンド・ドラゴンをエクシーズ召喚すれば、相手のフィールドを空にできる。
フェニックス・ギア・フリード
星8/炎属性/戦士族/攻2800/守2200
●相手が魔法カードを発動した場合、自分の墓地のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
●フィールドのモンスターを対象とする魔法・罠カードが発動した時、
自分フィールドの表側表示の装備カード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
ストラクチャーの看板でデュアルの蘇生と対象を取る魔法・罠の発動を無効にする効果を持つ、最上級デュアル。
蘇生効果のほうはノーコストでレベルも問わないが、魔法カードの効果処理後に場に存在していなければならない。
魔法・罠の無効も対象を取る効果のみで、コストも必要なので両方ともあくまで牽制として考えるべき。
ダークストーム・ドラゴンの登場で、デュアルの唯一の最上級モンスターとしてのアイデンティティは失われたが、デュアル最高打点・蘇生の容易な高打点な戦士族として、活躍する機会はあるだろう。
騎士デイ・グレファー
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1600
自分エンドフェイズに、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
装備魔法のサルベージ効果を持つ。発動タイミングが少々遅いのが気になるところ。
ナチュラル・ボーン・サウルス
星4/闇属性/アンデット族/攻1700/守1400
●このカードの種族・属性は恐竜族・地属性になる。
●このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの種族はアンデット族になる。
種族・属性変更効果と奪取効果を持つ。ユニークな効果だが、打点が下級ジュラック級な為、条件を満たすのが難しい。
真紅眼の凶雷皇-エビル・デーモン
星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードの攻撃力より低い守備力を持つ、
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
デーモンとレッドアイズの名を持つ上級デュアル。ガーランドルフを髣髴とさせる、豪快な除去効果を持つ。打点も上級モンスターの中では高いほうで、ウイルスカードの媒体にもできる。
真紅眼の黒炎竜
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。
このカードの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
「真紅眼の黒炎竜」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
黒炎弾内蔵の真紅眼モンスター。流石に「真紅眼の黒竜」として扱う効果はないものの、効果の火力は充分。
業火の重騎士
星4/炎属性/アンデット族/攻1800/守 200
このカードが、特殊召喚されたモンスターを攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
そのモンスターを除外する。
戦闘を介して特殊召喚されたモンスターを除外する効果を持つ。強力ながら使いどころに悩む効果だが、真炎の爆発やフレムベル・ヘルドッグに対応しているステータスと多様な蘇生手段を誇る種族である点もポイント。今後次第で大化けする可能性も。
化合獣ハイドロン・ホーク
星2/水属性/鳥獣族/攻1400/守 700
手札を1枚捨て、自分の墓地のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
「化合獣ハイドロン・ホーク」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
かつては非常に少なかったレベル2デュアル。手札一枚をコストに、デュアルモンスターを守備表示で蘇生できる効果を持つ。 ちなみに蘇生先のレベル・種族は問わない。
化合獣カーボン・クラブ
星2/炎属性/水族/攻 700/守1400
自分メインフェイズに発動できる。
デッキからデュアルモンスター1体を墓地へ送る。
その後、デッキからデュアルモンスター1体を手札に加える。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
フャイヤー・クラーケンの登場以来、16年ぶりの炎属性・水族のモンスターらしい。だからなんだというのかと、思ってしまうかもしれないが。
効果は同名カードを含む墓地送り・サーチ効果。どちらの効果もなかなかの性能だが、ステータスは中途半端。
化合獣オキシン・オックス
星2/風属性/獣族/攻 0/守2100
自分メインフェイズに発動できる。
手札からデュアルモンスター1体を特殊召喚し、
自分フィールドの全てのデュアルモンスターのレベルはターン終了時まで、
この効果で特殊召喚したモンスターの元々のレベルと同じになる。
「化合獣オキシン・オックス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
特殊召喚効果とレベル調整能力を持ってはいるが、デュアルなのでタイムラグに注意。
一応壁としては申し分ないステータスなので、1ターン持ちこたえるのは非現実的ではない。
進化合獣ダイオーキシン
星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守 200
●このカードがモンスターゾーンに存在する限り、デュアルモンスターの召喚は無効化されない。
●1ターンに1度、自分の墓地のデュアルモンスター1体を除外し、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
デュアルモンスターの召喚を補助する効果と、墓地アドを犠牲にして相手のカードを破壊する効果を持つ最上級モンスター。 下記のヒュードラゴンとはステータスが対称的となっている。
進化合獣ヒュードラゴン
星8/水属性/ドラゴン族/攻 200/守2800
●このカード以外のデュアルモンスターが召喚に成功した時に発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
●自分フィールドのデュアルモンスターが効果で破壊される場合、
代わりに自分フィールドのカード1枚を破壊できる。
自分のデュアルモンスターのステータス上昇などの効果を持つ最上級モンスター。上記のダイオーキシンとステータスが対称的となっており、結構固い。
しかし、事故要因になりやすく、デブリ・ドラゴンで蘇生できるステータスでありながら、シンクロ召喚につなげにくいレベル8なのが少々厳しい。
真紅眼の凶星竜-メテオ・ドラゴン
星6/闇属性/ドラゴン族/攻1800/守2000
このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカード以外の自分フィールドの「レッドアイズ」モンスターは戦闘・効果では破壊されない。
メテオ・ドラゴンのデュアル版で、レッドアイズモンスターに耐性を付加できる。
ただし、従来のメテオ・ドラゴンと同様、サーチなどがしづらいステータスなのは変わっておらず、自身に耐性がつけられない点が厳しい。
樹海の射手(ウッドランド・アーチャー)
星3/地属性/獣戦士族/攻1400/守1300
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に通常モンスターが
2体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードをリリースする事で、
自分のデッキからデュアルモンスター1体を手札に加える。
自己特殊召喚と自身をリリースすることでデュアルモンスターをサーチする効果を持つ。
墓地がある程度、肥えている必要があるが、サーチ、リリース、シンクロ・エクシーズ素材と使い分けられるのは便利。
エナジー・ブレイブ
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1200
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に存在する再度召喚された状態のデュアルモンスターは、カードの効果では破壊されない。
守れるのは破壊効果だけで除外・バウンスには無力であり、このカードが真っ先に狙われるので辛い。
昇華騎士-エクスパラディン
星3/炎属性/戦士族/攻1300/守 200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから戦士族・炎属性モンスターまたはデュアルモンスター1体を選び、
攻撃力500アップの装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
(2):デュアルモンスターを装備したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
その装備していたデュアルモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
上記《エヴォルテクター エヴェック》と同じストラクチャーデッキに収録。
(2)の効果については自爆特攻することで能動的な発動も狙える。デュアル以外にも【焔聖騎士】などの戦士族中心のデッキとの相性も良い。
デュアル・サモナー
星4/水属性/魔法使い族/攻1500/守 0
相手のエンドフェイズ時に1度だけ
500ライフポイントを払って発動する事ができる。
手札または自分フィールド上に表側表示で存在する
デュアルモンスター1体を通常召喚する。
また、このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
デュアルモンスター専用の二重召喚と戦闘破壊耐性を持つ。
再度召喚やセットも可能だが、半端な攻撃力と相手のエンドフェイズ発動という遅さが気になる。
デュアル・スコーピオン
星4/地属性/戦士族/攻1600/守 400
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のデュアルモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
海外出身。デュアルモンスターを展開できるが、手札だけ。また再度召喚状態にはならないのも注意。
特殊召喚時も発動でき、ランク4のエクシーズ召喚にも使えるが、他の特殊召喚できる☆4を使った方がいいだろう。
フェデライザー
星2/風属性/魔法使い族/攻 700/守1100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからデュアルモンスター1体を墓地へ送り、
自分のデッキからカードを1枚ドローする事ができる。
ストラクチャー出身。戦闘破壊時に墓地肥やしとドロー効果を持つ。
効果は優秀だが、今の環境で相手からの戦闘破壊に頼るのは不確定要素が強い。
強制転移で送りつけるなどして確実に発動させたい。
超合魔獣ラプテノス
融合 星8/光属性/ドラゴン族/攻2200/守2200
デュアルモンスター×2
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドのデュアルモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
常時、デュアルモンスターを再度召喚された状態にする融合モンスター。魔獣なのにドラゴン族。
強力な効果を持つ反面、融合のギミックを入れる必要があるのが難点。
墓地肥やしを兼ねる未来融合か、墓地からも融合召喚ができる龍の鏡が最有力だろうか。
2015年からは《始祖竜ワイアーム》というデュアルと相性のいい融合モンスターの登場により、融合ギミックを入れやすくなった。ワイアームは強固な耐性を持つ代わりに膠着状態に陥りやすい特性を持つため、こちらは再度召喚補助で突破力を増加させる役回りになると思われる。
2019年には更に《クロシープ》というリンクモンスターが登場。クロシープのリンク先にラプテノスを融合召喚すれば追加で墓地から特殊召喚が行えるので、より能動的に展開しやすくなるだろう。
ブラック・ブルドラゴ
シンクロ 星8/炎属性/ドラゴン族/攻3000/守2600
チューナー+チューナー以外のデュアルモンスター1体以上
1ターンに1度、手札からデュアルモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地のデュアルモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したデュアルモンスターは再度召喚された状態になる。
シンクロ素材にデュアルモンスターを必要とするシンクロモンスター。
除去効果は魔法・罠限定とはいえ、1対1交換で、手札で腐っている上級デュアルを捨てて、蘇生効果につなげられる。
蘇生効果は最・上級も可能で、蘇生効果を持つギガプラント等なら、即再シンクロ召喚も可能。
強力な効果を持つ反面、下級軸のデュアルだと、☆4のチューナーが使いづらく、ややシンクロ召喚がしづらい。
このカード自体をシンクロ召喚がしやすく、即後続のシンクロ召喚が可能でリカバリーの効く、
ギガプラントやイルブラット等を使用するデッキで本領を発揮するだろう。
また甲虫装機 エクサビートルとの相性が素晴らしく、墓地にギガプラント等とそれらで蘇生できる☆6と
このカードが存在する場合、EXデッキのエクサビートルの数だけ、表側表示のカードを除去するコンボも可能。
装備魔法にまつわる効果が主だが、(2)のコストにデュアルモンスターを利用可能なのが特徴。【デュアル】では、後述の《スーペルヴィス》とセットで採用を検討したいところか。
デュアルモンスターにサイバー・ドラゴンの特殊召喚能力を与える永続魔法。
このカードの類似カードと違い、下級モンスターしか特殊召喚できないのが難点。
スーペルヴィス
装備魔法
デュアルモンスターにのみ装備可能。
(1):装備モンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
(2):表側表示のこのカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを特殊召喚する。
即座に再度召喚された状態にでき、蘇生効果も持つ強力なデュアルモンスターサポート。
装備モンスターが除去されると大きなディスアドバンテージを負うという、装備魔法の弱点を克服している。
リリースやシンクロ召喚、エクシーズ召喚などで意図的に装備対象を消して、蘇生効果を使うこともできる。
スペシャル・デュアル・サモン
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
デュアルモンスター1体を選択し、再度召喚した状態にする。
このターンのエンドフェイズ時、選択したデュアルモンスターを手札に戻す。
フリーチェーンで再度召喚できるものの、デメリットが大きく、発動のリターンを得られるカードが少ないのが難点。
デュアルスパーク
速攻魔法
(1):自分フィールドの表側表示のレベル4のデュアルモンスター1体をリリースし、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自分はデッキから1枚ドローする。
下級軸デュアルの根幹を成す、サクリファイス(リリース)エスケープが可能な除去兼ドローカード。
相手の除去にチェーンにすることで実質、コストを踏み倒して発動しているようなものでアドバンテージを稼ぎやすい。
自ターンでは手札から奇襲的に使え、相手ターンではデュアルモンスターと伏せ魔法・罠があるだけで
このカードの存在を嫌でも警戒させるなど、効果以上のプレッシャーを強いることができる。
その優秀さ故に高打点デュアルをアタッカー兼このカードの発動のコストのためだけに入れているデッキも多い。
フォース・リリース
速攻魔法
このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全てのデュアルモンスターは再度召喚した状態になる。
この効果を適用したモンスターはエンドフェイズ時に裏側守備表示になる。
フリーチェーンで複数のデュアルモンスターを再度召喚でき、デメリットも軟化気味と
スペシャル・デュアル・サモンの上位版といったところだが、やはり、発動のリターンを得るのは難しい。
デュアル・ブースター
通常罠
(1):自分フィールドのデュアルモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを攻撃力700アップの装備カード扱いとしてその自分のモンスターに装備する。
(2):装備カード扱いのこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
フィールドのデュアルモンスター1体を対象として発動する。
そのデュアルモンスターはもう1度召喚された状態になる。
攻撃力をそれなりにアップさせ、破壊時には再度召喚を助けるなど、
装備系罠のデメリットを軽減しているが、スーペルヴィスと比べるとやや見劣りがち。
戦闘で効果の発揮するデュアルモンスターに使っていきたい。
二重の落とし穴(デュアル・ホール)
通常罠
(1):もう1度召喚された状態のデュアルモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
複数のモンスターを破壊できるが、条件が厳しい。
激流葬、聖なるバリア-ミラーフォース、ブラックホールなど使いやすい除去カードが存在する以上、採用は困難だろう。蟲惑魔の効果に対応しているため、その点で差別化を図ることは一応可能。
ヴィクティム・カウンター
カウンター罠
自分フィールド上に表側表示で存在するデュアルモンスター1体を裏側守備表示にし、
相手の魔法カードの発動を無効にし破壊する。
魔法を無効にすることができるが、デュアルモンスターがセット状態になってしまう。
デュアルモンスターの守備力は低めであり、返しのターンに戦闘破壊されやすくなってしまう上に、
再度召喚したモンスターの場合、通常モンスターに戻ってしまうのも辛い。
超化合獣メタン・ハイド
エクシーズ・効果モンスター/ランク8/炎属性/獣戦士族/攻3000/守3000
レベル8デュアルモンスター×2
(1):このカードがX召喚に成功した時、
自分の墓地のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は自分フィールドのデュアルモンスターを攻撃対象にできず、
効果の対象にもできない。
(3):デュアルモンスターが召喚に成功した時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
相手は自身の手札・フィールドのカード1枚を墓地へ送らなければならない。
レベル8のデュアルモンスターを素材として要求する重量級エクシーズ。召喚に手間がかかるぶん、多種多様で便利な効果を持っているが、除去効果まで使うとなると、さらにタイムラグや手間がかかるのが悩みどころ。後述の化合電界や二重召喚、連撃の帝王などを併せれば狙うこともできる・・・かもしれない。
化合電界(スパーク・フィールド)
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分はレベル5以上のデュアルモンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにデュアルモンスター1体を召喚できる。
(3):1ターンに1度、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
自分フィールドのもう1度召喚した状態のデュアルモンスター1体を
相手のエンドフェイズまで除外し、対象のカードを破壊する。
上級デュアルのリリース軽減・召喚権増加などの効果を持つフィールド魔法。
リリース素材を減らすのではなく、なくしてしまうので、「進撃の帝王」などとの兼ね合いは難しいが、融合召喚やエクシーズ召喚を行いつつ戦うデュアルでは充分活躍が見込めるカード。
完全燃焼(バーンアウト)
通常罠
「完全燃焼」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの表側表示の「化合獣」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「化合獣」モンスター2体を特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
(2):相手モンスターの直接攻撃宣言時に、墓地のこのカードを除外し、
除外されている自分のデュアルモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはもう1度召喚された状態として扱う。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
三沢が好きそうな名前と効果のカード。こんな名前だが前述の灼熱王とは特に関連性はない。
攻撃力アップ効果で選ぶ再度召喚状態のモンスターはどちらか1体だけでも良いのがポイント。
掲示板
98 ななしのよっしん
2024/11/08(金) 06:31:26 ID: ved/yamhm/
手札誘発デュアルとか、効果使用後に墓地の通常モンスターとして別のコンボに繋いだりでおもしろうそうだなぁって
99 ななしのよっしん
2025/01/24(金) 08:07:23 ID: L93w3RIeB6
なんでデッキと手札では通常扱いにならないんだろうね
そうじゃなきゃわりと数あって効果も総じて通常対象じゃないと許されないレベルの通常サポート存分に受けられるのに
いやまあ出た当時はそうしないと強くなりすぎたのは分かってるけど今はそのせいで控えめに言ってもゴミカスだからな
100 ななしのよっしん
2025/01/24(金) 08:10:58 ID: KStJmGda46
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/24(金) 12:00
最終更新:2025/01/24(金) 12:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。