武蔵大和駅とは (ムサシヤマトエキとは) [単語記事]

武蔵大和駅とは、東京都東村山市と東大和市に跨って存在する西武鉄道多摩湖線の鉄道駅。

その筋では著名な「武蔵」と「大和」が揃っている小駅である。

概要

武蔵大和駅
むさしやまと Musashi-Yamato
基本情報
所在地	東京都東村山市廻田町三丁目9-19
所属事業者	西武鉄道
所属路線	多摩湖線
駅番号	ST06
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線
乗降人員	7,151人/日（2023年度）
開業年月日	1930年 1月23日
備考
開業時は村山貯水池(仮)駅。
駅テンプレート

むさしやまと武蔵大和

やさか八坂 Yasaka	Musashi-Yamato	たまこ多摩湖 Tama ko

築堤上に単式ホーム1面1線を有する地上駅で、改札はホームと同じ築堤上にあるため、当駅を利用するには階段もしくはエレベーターを使用する。利用者数は西武鉄道全92駅中73位(2023年)。

1936年にそれまで終着駅だった村山貯水池(仮)駅から移転・改称されて現在地に再開業した。名称は北多摩郡大和村(現・東大和市)に由来するが、1926年に神中鉄道(現・相模鉄道)が神奈川県内「大和駅」を開業していたため、当駅には「武蔵」と付けられた。

当初は2面2線の交換可能駅だったが、1958年に西武新宿線との直通運転が開始されると、ホーム有効長が40mしかなかった当駅では運用に支障をきたすことが想定された。対策として本線側のみホームを80mに延長したが、周辺のカーブや道路等との兼ね合いから抜本的な改良とはならず、思い切って副本線側ホーム・線路を廃止・撤去して1面1線の「棒線駅」とし、合わせて隣の八坂駅との間に「回田信号場」を設置して列車交換を行うようになった。

しばらくはホーム長80m(20m車4両まで対応)の時代が続いたが、1996年にはさらにホームを延伸し20m車8両編成が停車出来るようになった。その一方ホームの多摩湖駅寄りはカーブにかかってしまったので、合わせて監視カメラの強化等が行われている。2010年からはバリアフリー化工事が行われ、ホームに上がるためのエレベーターや公道と接続するスロープ等が設けられ、利用しやすくなった。

隣の駅

種別	隣の駅：上り (国分寺方面)		当駅	隣の駅：下り (多摩湖方面)
各駅停車	八坂駅 (ST05)	回田信号場	武蔵大和駅 (ST06)	多摩湖駅 (ST07)

外部リンク

西武鉄道：武蔵大和駅

西武鉄道・多摩湖線管理所
管理所設置駅	所属駅
萩山駅	多摩湖線	国分寺駅　-　一橋学園駅　-　青梅街道駅　-　八坂駅　-　武蔵大和駅　-　多摩湖駅
萩山駅	山口線	西武園ゆうえんち駅

おすすめトレンド