スーパークリーク(ウマ娘) 単語


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スーパークリーク

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トレーナーさんが落ち込んでいるのなら、私の全部で慰めてあげたいです。

スーパークリーク(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。

実在の競走馬「スーパークリーク」をモチーフとするウマ娘である。CV:優木かな

概要

誕生日:5月27日 身長:168cm 体重:微増(理由は内緒) スリーサイズ:B97/W61/H91

おっとりのんびりで少しドジな、母性を感じるお姉さんウマ娘。誰もが甘えてしまう、包容力たっぷりの性格。
しかしそんな癒しパワーとは裏腹に、レースでは驚異のスタミナで敵を圧倒する。

スーパークリーク|ウマ娘 プリティーダービー 公式ポータルサイトより

大柄で母性豊かなウマ娘。誰もが甘えてしまうというか、本人が重度の「甘やかしたがり」であり、相手を問わず、トレーナーとて例外ではない。
誰かを甘やかすことが彼女のリフレッシュとなっているため、遠慮すると成績に響くし、逆に「甘やかして良い権利」が彼女にとってご褒美として機能するほど。
実家は託児所をやっていて、その経験が今の性格を作ったところもあるとか。

スリーサイズも大変豊かであり、H91は最大値、2021年3月時点でバストサイズ、ウエスト最高値を叩き出しているヒシアケボノと並んでもそれぞれ2cm、3cm差となっている。

勝負服は童貞を殺すセーターにショルダーバッグをかけている。

アニメでの活躍

6話のファン感謝祭で開催された大食いグランプリの出場選手として登場。オグリキャップ、タマモクロスに食い下がるも力尽き3着。しかし、スーパークリークはオグリの方に自分のドーナツを吹っ飛ばしており、審議の結果失格に(元ネタは第33回有馬記念)。その時の腹ボテ姿に一見の価値あり

最終話ではWDT当日タマモ、イナリらと共に山盛りやきそばを手に三連腹ボテ姿でオグリキャップを応援していた。

Blu-ray第4コーナーの新規エピソード「BNWの誓い」ではメインキャラクターの一人として登場。チームBのメンバーとして駅伝に参加していた。

関連ウマ娘

オグリキャップ個別記事
モチーフ馬はクリークと並ぶ平成三強の一角。ウマ娘ではもちろん主な友人・ライバル。抜けたところがあって大食いなオグリは、ある意味相性抜群。
イナリワン個別記事
モチーフ馬は1歳年上だが同じく平成三強の一角。関係は同様。ウマ娘では年上ではない。
タマモクロス個別記事
モチーフ馬は1歳年上のオグリのライバルで、一応クリークとも対戦している。ウマ娘では(でも)平成三強と同列の扱い。年上でちんまいタマモとは凸凹コンビで、「タマちゃん」呼ばわりで可愛がってくるのを嫌がる。

ゲームでの扱い

ステータスの上段は初期値、()は★5のもの

スピード スタミナ パワー 根性 賢さ
65
(84)
100
(124)
71
(92)
100
(129)
89
(116)
バ場適性 A ダート G
距離適性 短距離 マイル 中距離 長距離
G G A A
脚質適性 逃げ 先行 差し 追込
D A B G
  • 固有スキル「クリアハート」→「ピュリティオブハート」
    • レース中盤に好位置につけていると持久力が回復する。
  • 習得スキル
    (初期) コーナー回復〇 コーナリングで持久力がわずかに回復
    (初期) 深呼吸 直線に入ると持久力がわずかに回復(長距離レース限定)
    (初期) かく乱 レース終盤前にいると後方にいるウマ娘の視野が下がり詰まりやすくなる
    (自分の作戦が先行の時限定)
    覚醒2 ペースアップ レース中盤他のウマを抜くと速度がわずかに上がる
    覚醒3 幻惑のかく乱 レース終盤前にいると後方にいるウマ娘の視野が下がり詰まりやすくなる
    (自分の作戦が先行の時限定、かく乱の上位スキル)
    覚醒4 先行ためらい レース終盤に作戦が先行のウマ娘の速度をわずかに下げる
    覚醒5 円弧のマエストロ コーナリングで持久力が回復(コーナー回復〇の上位スキル)

初期☆2育成ウマ娘[マーマリングストリーム]として初期実装。
有馬記念2回、天皇賞(春)1回を戦わなければならない典型的な長距離ウマルートなのだが、固有スキルが回復効果であるおかげで「スタミナ不足で詰み」という最悪のケースになりにくく(その分速度などのテコ入れは必要だが)、それが幸いしてか意外と楽と言われることが多い。
固有スキルの「好位置」は前目(かつ先頭以外)に陣取っていないと満たせないので、差しも適性があるが基本的には先行固定になる。

ただし欠点として、最初の目標であるすみれSの突破後に調子を崩してしまい、そこから菊花賞までの15ターンの間「小さなほころび」という悪いコンディションを強制的に取得し、その間はトレーニングの最低失敗率が5%になる。もちろん、保健室で治療もできない。同種の効果を持つ「練習ベタ」は最低2%なので、比べてもかなり強烈。なおこのコンディションは「練習上手」と両立するため、そちらを持っておくと失敗率は3%まで下がる。
彼女の育成ではこの区間で失敗を引かないことを祈るほかない。育成ポイントである夏合宿もこの状態で通ってしまう。成長補正が高く、失敗してもデメリットの少ない賢さトレーニングを優先的に行いたいところ。
その代わり菊花賞を抜けると、逆にトレーニング失敗率を下げるコンディション「大輪の輝き」を永続的に取得する。

史実では当該期間を骨折で棒に振ったことの再現だが、ゲーム的には普通にレースに出られる。むしろ、レースなら「小さなほころび」の影響を受けないので、序盤なので勝率に不安はあるが明確なメリットがある。なんなら、その勢いでシナリオの流れを完全に無視して皐月賞や日本ダービーに出ることもできる(勝つと専用イベントあり)

菊花賞で5バ身差以上で勝利し、天皇賞(春)を含む2400m以上の重賞で6勝する」という条件を達成すると「高速ステイヤー」という固有二つ名を取得する。普通のプレイで十分達成しうる内容であり、バッドコンディション明けとなる菊花賞をいかに独走できるかがポイント。また6勝を達成するには目標レースだけ(菊花賞・有馬記念2回・天皇賞(春))では足りないので他のレースに出走するのも忘れずに。G1のレースだと日本ダービーやオークス、ジャパンカップなどが該当するが、「重賞で6勝」なのでG2以下のレースに出走するのも手。

サポートカードとしてもSSR[一粒の安らぎ]では脚質・距離を問わない回復系レアスキルである「円弧のマエストロ」を確定で授けてくれる。発動タイミングの都合の良さもあって突出した汎用性を誇り、中長距離の育成で手放せなくなるトレーナーも多い。回復レアスキルの常として、マエストロありきのスタミナ配分で進めていたら、イベント完走=ヒント獲得になかなか辿り着かず、その前に来た長距離レースで詰むという事態がしばしば起こるため、トレーナーたちは日夜クリークがカレーを作ってくれる(※イベントの内容)ことを祈っている。
所持スキルも汎用性の高い「末脚」や「良バ場○」、「円弧のマエストロ」の前提である「コーナー回復○」と当たりが多く(ヒントLvは+1止まりだが)、スキル面で総じて優秀。一方、初期絆ゲージアップの追加が珍しくLv45(3凸)なので、2凸以下だと友情トレーニングの初動の遅さが弱点となる。
自身はスタミナ回復を固有スキルで賄えるし、しかも覚醒レベルを5まで上げられれば「円弧のマエストロ」を自力で覚えられるようにまでなるので、「クリークの育成にクリークを使えないのが弱点」というこのゲームにありがちな問題はあまりない。

史実

88年、菊花賞。

もしもその馬が、その男に出会わなかったら。

もしもその男が、その馬に出会わなかったら。

天才を天才にした馬、スーパークリーク。

本当の出会いなど、一生に何度あるだろう?

―2013年菊花賞CMより

第二次競馬ブーム期にオグリキャップ、イナリワンとともに「平成三強」の一角を形成した近代型ステイヤーの先駆け、そして若き日の武豊に「初めて」をくれた競走馬。

1985年生まれの牡馬。デビュー後の馬体重はほぼ500kgを超えた大型馬で、気性も落ち着きがありどっしりとした馬であった。スピード競馬へと移行する最中、「菊花賞・天皇賞(春)で勝てる馬」をと時代を逆行する形で父・母共にスタミナ血統の配合であったこともあり当初は評価は低かった。

しかし、誕生したのは期待通りのスタミナに十分なスピードを併せ持つ馬であり、デビュー後の活躍によりクラシック戦線で注目された。

が、ダービートライアルを前に骨折。その後菊花賞を目指して復帰を目指す。
しかし不運もあってトライアルの結果が振るわなかったため優先権は得られず賞金額も足りず、菊花賞出走は他馬の出走回避待ちとなる。
そんな逆風の中、主戦騎手であった武豊は乗り替わりを選ばず、馬主等の関係もあって玉虫色の回答をしながらも、クリークとの心中も辞さない覚悟であった。

そして、クリーク誕生に関わっていた岡田繁幸率いるラフィアンのマイネルフリッセがクリークに遠慮して回避(この時調教師と大いに揉めたのは割愛)、さらに怪我による回避馬も出たことで無事出走。
レースでは中団から4角まくりを決行すると後続をグングン突き放し5馬身ぶっちぎって圧勝。当時19歳の武豊に初めてのG1勝利をもたらした。

有馬記念では3着だったが進路妨害で失格に、次の年の春シーズンは不調により休むも、秋シーズンからはイナリワン、オグリキャップと「平成三強」を形成しメモリアルにあたる第100回天皇賞(秋)で勝利。
次の年の天皇賞(春)で勝利し史上初の秋春制覇を果たした。

平成三強全てに乗ってG1を制した武豊であったが、クリークの鞍上は決して譲らず、最優先で騎乗した。それだけクリークへの思い入れは深く、周囲からも「ユタカの正妻」(オグリキャップは「側室」)と言わしめる程であった。

武豊騎手は出会いの事をこう回顧するーーー
『どの馬に騎乗しようか馬を見て回っていたところ、スーパークリークが私の袖をくわえてぐいぐいと何度も引っ張った。「どこへ行くんだ、もうほかに見る馬はいないんだろう。自分と一緒にいればいいじゃないか」と言っているようだった
この“逆指名”エピソードはスーパークリークと武豊氏が掛ける思い入れを象徴するエピソードとして語り継がれ、前述のCMは勿論、ゲームのウマ娘ストーリーでもオマージュされている。

引退後は種牡馬入りするが、サンデーサイレンスらスピード血統がもてはやされる中ステイヤー血統には不利であり成績は振るわずに引退。その後は功労馬として余生を過ごした。
そして2010年7月に亡くなったオグリキャップの後を追うように8月に死亡。25歳だった。

詳細は当該記事へ→スーパークリーク

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関連項目

  • 武豊(ウマ娘)
  • ウマ娘 プリティーダービー
    • ウマ娘 プリティーダービー(アニメ)
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