「ほらーアイサツアイサツ!せーのっ、マーベラース!」
マーベラスサンデー(ウマ娘) とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「マーベラスサンデー」をモチーフとするウマ娘である。 CV:三宅麻理恵
誕生日:5月31日 身長:145cm 体重:マーベラス! スリーサイズ:B87・W52・H77
元気いっぱいな不思議ちゃん。掴みどころのない子だったが、マーベラス=「素晴らしさ」「驚き」というキーワードを祖母から教わったその日から、もう目の前はマーベラス1色に!マーベラスを探し、マーベラスを広め、マーベラスに生き、つまりマーベラス☆
いつも予想の斜め上を行く行動でトレーナーを翻弄する、無邪気でハイテンションなウマ娘。
悩み事や悲しい事もすぐに忘れるため、とにかくズバぬけて明るい。耳につけた赤いリボンがお気に入り。リニューアル前
台詞の一つ一つに「!」や「☆★」がつくハイテンションな元気娘。口癖は「マーベラス!」。大きなツインテールと大きなお胸をさげ、目にはフクキタルのような星がきらめき、右耳には史実の赤いメンコ(手編み)にインスパイアされた祖母が手編みした赤いリボンを付けている。競走馬マーベラスサンデーは珍しい栃栗毛(濃い赤褐色の毛色)だが、ウマ娘のマーベラスは濃い黒髪となっておりあまりそれっぽくはない。
勝負服は色とりどりの花をイメージしたカラフルな色彩のパーティー風ドレス。みんなの心にあるステキな種を花開かせたい、という思いで作られた勝負服である模様。
なお、デザイン変更があって今のデザインになったが、変更前の黒くてシックなドレスもトレーナーの間では人気で、変更前の服が良いか変更後の服が良いか評価が二分している。
エキセントリックな言動をとる為かなりの不思議ちゃんかと思いきや、心にモヤモヤ(彼女曰くそれをノーベラスという)を抱えた人を敏感に察知して駆け寄り、相手がすっと腑に落ちるような言い方でフォローし元気づける事ができる優れた洞察力とコミュニケーション能力の持ち主。一方で、その場にいない人間のノーベラスも察知したり、己の運命を理解しているかのような発言をしたり、継承時三女神と二つの因子の存在を知覚していたり、並行世界の自分と会話したり、宇宙人とメールのやり取りをしていたり、果てはマーベラス空間という空間を作り出してトレーナーなど周りの人間を引きずり込むなど洞察力では説明しきれないトンデモな言動も多い。やっぱ不思議ちゃんじゃねーか!
このように明るい彼女だが幼少期に生死の境を彷徨う大病を患った過去がある。その時に祖母に言われた言葉により生きてるだけで丸儲け自分がここに生きているだけで奇跡のように素晴らしい「マーベラス」なのだという考えに目覚め、それ以降他のみんなにもそのマーベラスを感じてほしいと思うようになり、自分の走りで多くの人にマーベラスを気付いてもらうためにトレセン学園に入った。
マーベラスはお婆ちゃん子で秋に紅葉狩りをするというエピソードから祖母のモチーフは実際の馬における祖母モミジであり、マーベラスの母親はモミジの娘モミジダンサーにちなんで世界的なダンサーであるらしい。
また、常に明るい彼女だが、実は独りでいるのが苦手な極度の寂しがり屋。同室のネイチャがトレーニング等で遅くなる時は常に人がいてにぎやかな寮のロビーにいて待っているという話が聞ける。
トレーナーとの出会いも斬新で、トレセン学園に入ったものの思うように日々が送れず退屈な日々を過ごしていた新米トレーナーが、ふと見かけたマーベラスに惹かれ、彼女の言う「マーベラス」という言葉の真意を測りかね、最終的に自分の日常の出来事一つ一つがマーベラスかそうではないのか思い悩みはじめ、マーベラスと話をして彼女のマーベラスを他人に伝える「世界マーベラス計画」に協力するためトレーニングに付き合いだす。
趣味はマーベラスなもの集め。特に組み合わせがヘンテコな謎ジュースを買っていることが多い。曰く、おいしくてもまずくてもマーベラスだとか。ただしそのせいでお腹をよく壊すらしい。特技は多くの人の話を一度に聞くこと。聖徳太子? 他には編み物が得意で、編み物好きなウマ娘と編み物クラブを作ってトレセン学園のあちこちに編み物を飾っているらしい。勉強は、英語は大得意だが他の教科はてんでダメのようだ。
史実では早めに先頭に立つと手を抜いて負けてしまうという性格だったようだが、ウマ娘にはそのようなフシはない。ただ、キャラストーリー序盤では「練習でも一切の加減も無く全力で走ってしまうため、途中で体力が尽きてターフのど真ん中で倒れ込む」という描写がありこれが上述の性格の代わりになっていると思われる。また、パドックでよく放尿してしまう癖があるという史実も拾われている。ただ、流石にレース場でいきなり野ションしては人間として終わってしまうため、レース直前によくトイレに駆け込んでおしっこをする、という程度に変更されている。
| ステータス(☆3) | |||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ | |||||||||||||||
| 94 | 82 | 99 | 76 | 99 | |||||||||||||||
| バ場適性 | |||||||||||||||||||
| 芝 | ダート | ||||||||||||||||||
| A | F | ||||||||||||||||||
| 距離適性 | |||||||||||||||||||
| 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 | ||||||||||||||||
| G | C | A | B | ||||||||||||||||
| 脚質適性 | |||||||||||||||||||
| 逃げ | 先行 | 差し | 追込 | ||||||||||||||||
| G | A | A | C | ||||||||||||||||
| 成長率 | |||||||||||||||||||
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| 固有スキル『万彩☆マーベラス★世界』 | |||||||||||||||||||
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レース中盤付近で中団にいて近くに ウマ娘がいると速度が上がる、視界に ウマ娘が4人以上いると効果が増える |
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| ウマ娘テンプレートボックス | |||||||||||||||||||
当初は育成ウマ娘は実装されておらず長らく音沙汰がなかったが、2023年2周年アニバーサリーのストーリー内ライブシーンで勝負服を纏ったマーベラスがバックダンサーとして登場し、数か月後の2023年6月、史実で1着を獲った宝塚記念の開催を控えた時期育成ウマ娘として実装された。
固有スキルは発動条件こそ先行でも発動できる類だが、視界に入っているウマ娘の数によって効果が上がるため、先行脚質こそAなものの実質はやや後ろに控える差し専門のウマ娘。
育成前半を体作りや骨折による療養の描写に当てられるため、育成目標もデビュー戦、ファン5000人目標の次はクラシック12月前半まで目標レースが無い。特にクラシック秋頃のイベントはシナリオを見たトレーナーからはとても辛く重い展開と言われる。しかし、チャレンジカップの出走以降その重さを吹っ飛ばすような展開となっており、目標となっている中長距離シニアG1はその全てがクライマックスと言えるような熱い戦いが繰り広げられる。
二つ名は「マーベラスの伝道師」。条件はシニア級の大阪杯、宝塚記念を勝利、全てのレースをやる気「絶好調」で出走し続け、ファン数が240000人以上で育成を完了する事。レースは目標レースに設定されているし、シニアG1を渡り歩くことからファン数もさほど気にせずに達成できる。意外な落とし穴は全てのレースをやる気「絶好調」で走りきる事。レースの2、3ターン前にはやる気をしっかり確認しておきたいところ。
アプリ開始時初期実装されている。
サポートでの所持スキルが
「逃げためらい」「先行ためらい」→育成外で役立つデバフスキルの貴重な供給源。無条件なので育成でも汎用性が高い
「直線巧者」「ペースアップ」→無条件速度スキル。特に「ハヤテ一文字」の下位である前者は大きな魅力
「尻尾上がり」→特殊な発動条件があるのでやや格落ちするが、ウマ娘を選ばないスキル
以上。と、どんな育成でも腐りにくい、「どのヒントでも嬉しい」も十分ありえるかなり優秀な内容。
サポート効果やイベントの内容もソツがなく、あると嬉しい優良賢さSRとして評価されている。
ここから高みへ
意気揚々と挑んであえなく跳ね返された。
一流の何たるかを思い知らされた。けれど、そこは決して届かない領域ではないと
確かめることもできた。あの高みを目指そう。
強き者たちへの敬意と
自らへの信頼をともに抱いて。
1997年古馬三強の一角。度重なる怪我を乗り越えGⅠウィナーとなったサンデーサイレンス初年度産駒の遅れてきた大物。
1992年生まれの牡馬。父サンデーサイレンス、母モミジダンサー、母父ヴァイスリーガル。後に日本競馬を席巻する大種牡馬の初年度産駒だが、貧弱な体つきから買い手がつかず、牧場の先輩であるマーベラスクラウンを管理していた大沢真調教師の計らいで同馬を所有する笹原貞生氏にようやく引き取られた。
ところが調教を始めると2歳の8月には1歳上のオースミタイクーンを圧倒する瞬発力を見せ、同馬を管理する武邦彦調教師が息子の武豊騎手を乗せて欲しいと大沢師に要請することになる。しかし直後に右膝を骨折し、休養中に体調を崩してあわや死にかけデビューが遅れてしまう。
3歳の2月に武豊を鞍上に迎えてデビューし2連勝を飾るが再び右膝を骨折、さらに復帰後に今度は左後脚を骨折して長らく休養する。復帰戦となった4歳4月の明石特別は4着に敗れるものの、そこから重賞4勝を含む怒濤の6連勝で4歳秋にしてGⅠ戦線に参戦する。
しかしサクラローレル、マヤノトップガンとの三強三つ巴が予想された天皇賞(秋)は揃って3歳馬バブルガムフェローに敗れ4着、有馬記念はサクラローレルの2着。明けて5歳のGⅡ産経大阪杯では楽に抜け出しゴールする寸前、観客が放り投げた紙吹雪に驚いてヨレる場面があり、武豊が勝利インタビューで怒りを露に注意した。続く天皇賞(春)では三強の熱戦の末にマヤノトップガンの3着に敗れ、ライバルと目された2頭と走って優勝することは出来なかった。
それでも宝塚記念ではローレルとトップガンが回避を表明していたこともありファン投票1位に選出され、バブルガムフェローにリベンジする勝利を挙げて念願のGⅠウィナーとなる。だがレース後にまたも骨折が判明し、年末の有馬記念で復帰するものの3歳馬シルクジャスティスに敗れ2年連続の2着。6歳初戦を前に屈腱炎を発症し、引退した。
先頭に立つと手を抜く癖があり、鞍上の武豊は常にゴール手前で差し切る戦法を取っていた。一方で道中は鞍上の指示に忠実な優等生で、負けても勝ち馬から大きく離されない安定感があった。また、レース前に放尿する変なルーティンがある事でも知られていた(よりにもよってウマ娘でもネタを拾われている)。
引退後は紆余曲折あったが2014年まで種牡馬として活動し、2016年6月30日に老衰のため死亡。24歳没。
詳細は当該記事へ→マーベラスサンデー
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最終更新:2025/12/11(木) 15:00
最終更新:2025/12/11(木) 15:00
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