SUBARU(自動車)単語

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当記事においては、株式会社SUBARUが製造・販売を行う自動車について記述する。

ニコニコ動画タグスバルexit_nicovideo / SUBARUexit_nicovideoが使われる。

概要

自社で開発・製造する自動車は全て登録である。かつては軽自動車開発・製造していたが、経営資集中の観点から自社開発を断念し、2009年以降順次ダイハツからのOEMに切り替えられた。

ポルシェと共に現在水平対向エンジン(ボクサーエンジン)搭載の量販[1]を製造・販売しており、日本では一の存在。ポルシェ同様、大会社の様に色々なエンジンえられない事情から、エンジンレースで培った技術を注ぎ込み、基本性を向上させた、レースエンジンを一般向けにデチューンしたエンジンに近いものである。レシプロエンジンとしては、ボクサーエンジン(あと軽自動車規格直列四気筒エンジン)は少数だが、王道の技術であり、気付いたら少数に成っただけ…。「ちょっぴり贅沢な形式のエンジン」と自慢しよう。

現行のラインナップは、スバル360の系譜を引き継ぐ伝統の全四輪独立懸架を備える。開発元としてのCVT[2]技術を持つ。良好なハンドリング(操性・操作性)を持ち、アイポイント(視点)が高で、シートの設えがしっかりしている極めて欧州車味の乗り味を持つ作りをする。

エンジン縦置きFFで、4WD / AWDと言う普通車ラインナップから、ドイツVWグループの「アウディ(Audi)」と良く較される。又、同じ元航空機メーカーからの発祥故か、「4輪なのに、なんかカワサキ(川崎重工業)臭い」と言われ、ディーラー以外の整備士が「うわぁ…」と言う顔をする所も共通する。

WRCでの好敵手、三菱・ランサーエボリューションしく競り合うスバルインプレッサに代表される様に自動車競技へもワークスチームを参加させていた。F1にも参加した黒歴史前歴がある。

一時期経営難に陥り、日産自動車の資本参加・経営支援が行われた。その後盛り返しており[3]日産の保有株式は「ゴーン革」によってゼネラルモータース(GM)へ売却された。現在米国経済の後退に伴いGM本体の業績が悪化、再度株式放出され、その一部を購入したトヨタ自動車が筆頭である。ただし経営の自権までは失っていない。それどころか、取得当時の豊田章一郎名誉会長渡辺社長から「トヨタにならないでくださいexit」と言われたり、「トヨタの得意ゾーンに入ったら叩き潰しますexit」などと宣言されるほどで、SUBARUトヨタと違うを歩むことはあっても、その逆はい。ちなみに実際に叩きのめされたという話も存在しない。

ブランドオーナーは、1975年に後閑暢夫東京農業大学名誉教授が命名した紳士称号、「スバリスト」を持つ。SUBARU広報は現在、「スバリスト」と「カーガイ(Car Guy)」を広報誌等で使っている。
但し、その称号を嫌うオーナーもいる。

歴史

前身は戦前の軍用航空機メーカー中島飛行機」(1917年創立)である。最盛期には三菱航空機世界有数の航空機メーカーであった。大戦中は「」「疾風 (はやて)」「鍾馗 (しょうき)」等の戦闘機、重爆撃機呑龍 (どんりゅう)」、また三菱設計の「零戦」の製造を請け負うこともあった。

戦後GHQによる財閥解体の対となり東京富士産業、宇都宮車両富士工業などに分割された。分割された数社のうち、立川飛行機と結びついていた富士精密は後にプリンス自動車となり、更にその後業績不振と通産省の自動車業界再編計画により1966(昭和41)年、日産自動車に吸収された。

中島飛行機解散後はスクーター(ラビット)やバスの設計製造を行っていたが、戦後に伴い商品であるバスの需要が頭打ちになることが予想された。

四輪普通乗用車の製造が計画され、技術者の故・百瀬六(ももせ しんろく)を中心に1500cc・前置きエンジン後輪駆動(FR)の乗用車が計画され、幾つかの増加試作が製造された。この開発コードP-1」と称され、その後「すばる1500」と名づけられた。
海外メーカーの技術の模倣はあったものの、当時のとしては高度な技術められており、試作の払い下げを受けたタクシー会社での評判も運転手・乗客ともによかったという。ただチーフエンジニア百瀬氏は、後輪駆動用のプロペラシャフトの振動や[4]操縦安定性が気に入らず、後年発売したスバル1000FFである。P-1以降、SUBARU製のFRトヨタ自動車と共同開発したスバルBRZ(トヨタ・86)まで待つこととなる。

しかし当時の資本では普通車生産のための増資が行えず、またメインバンクも首を縦に振らなかった[5]日産やオオタ自動車当時存在した自動車メーカー日野いすゞでさえ海外メーカーとの提携によるノックダウン生産ぐらいしか出来ず、国会においても議員が「日本トラック製造のみおこなえばよく、乗用車アメリカから買えば良い」と発言する時代であった。

そこで通産省の「計画」に則った「軽自動車」の開発に着手することとなる。(つづく)

SUBARU車の特徴

日本を代表する変態企業の一つであるだけに、SUBARUも他には特徴を持っている。

水平対向エンジン (ボクサーエンジン)

ピストン頂方向ではなく、左右方向に動くもの。中島飛行機時代の経験から「に動くのが良いのだ」という信念に基づき開発され、以後は式は新しくなれども、SUBARUボクサーエンジンを作り続けている。水平対向エンジンを作っている会社は世界に何社かあるが、四輪乗用車用に作っているのは現在ではSUBARUポルシェのみである。

ボクサーエンジンは、エンジン自体の重心が低い、回転バランスが優れているので低振動にしやすい、という利点がある。一方で、エンジンがトレッドに置かれることから前輪周りとの兼ね合いが難しい、エンジン本体の全容積が大きいので補機類の設置方法に工夫が必要といった欠点もあり、設計においてはネガを抑えて長所を活かすことが必要。

尚、かつてボクサーエンジンと言えば「ドロロロロロ」という独特の排気音が鳴り、これが「ボクサーサウンド」としてファンに好意的に受け止められていた。しかしその原因は、不等長エキゾーストマフォールドによる排気干渉と、これに起因する振動である。エキマニの等長化が進められていったことで、このサウンドも姿を消して行った。

なお現在SUBARUWRCに参戦していない(できない)のは、WRCでは水平対向エンジン認可されていないことと、水平対向エンジンを積むのに不利なBセグメントハッチバック流なのが大きな理由である。

四輪駆動 (AWD)

優れたAWDシステムもまた、SUBARUの個性として知られている。内外のファンに強いこの駆動システムに熱を注ぎ、特に海外では積雪時期になると、スタックした他メーカーを救助するファンが続出。ユーロトンネル内でエンコしたユーロスターを救助した、クラス395電車の気分を味わうという。だけでなく不整路や低μ路にも強く、海外メディアが実施した不整急傾斜路テストでは、非常に優れた結果を残している。

AWD開発の切っ掛けは、宮城スバル東北電力依頼スバル1000 東北電力スペシャルを製造したこと。1960年代、東北電力深い山岳地での点検用に四輪駆動を欲していたものの、当時は現在と違って乗用車ベース四輪駆動かった。そこでこの種のの製造を宮城スバルに持ちかけた。東北電力の心意気に打たれた宮城スバルは、その辺にあった部品を用いて先述のスペシャルモデルを製造した。1970年代に入り、宮城スバルメーカーに乗用四輪駆動開発を上申し、これがレオーネへと繋がった。以後のSUBARUは、AWDに高いノウハウを持つメーカーになる。

1979年自動車評論家ポール・フレールは、正式発表前のアウディクワトロ(プロトタイプ)に試乗した。この出来事を回想したポール・フレールは著書において「当時は本格的な四輪駆動乗用車といえばスバルしかなかった」と述べている。現代では世界的にも当たり前となった乗用AWDだが、1980年代まではいかに特殊な存在であったかの左となる話であろう。

EyeSight

詳細はEyeSightの記事を参照。

SUBARU日立製作所日立オートティシステムズが技術提携により開発した運転支援システムルーミラー付近に設置されたステレオカメラで前方を監視することで、衝突被害軽減ブレーキ逸脱警告、アダプティクルーズコントロールなどの機を有するもの。1999年に登場したADAを前身とし、より高度な制御を低価格で提供するものとして2008年に登場。以後はSUBARUの個性として広くしまれ、装着率も非常に高い。

2008年の時点では20万円程したが、2010年に登場したver.2では制御の高度化と共に価格が10万円まで下がり、さらに2014年のver.3ではカラーカメラの導入でさらに制御が高度化するなど、今でも良が行われている。

2014年10月に行われたJNCAPの予防安全評価試験の「予防安全アセスメント」にて、EyeSight(ver.2およびver.3)を搭載した評価[6]が最高評価と共に先進安全プラス(ASV+)を獲得している。

衝突安全性

エネルギーを巧みに吸収するボディや前面衝突時にはエンジンが下の方に潜り込む構造により、安全性の高さでも知られている。米国道路保険教会(IIHS)が実施するクラッシュテストでは、より安全性の高いに贈られるTop Safety Picks及びTop Safety Picks+の常連となっており、新しいテストが導入されてもSUBARUは概ね良い成績を残すことが多い。SUBARU要マーケットである米国では、この安全性もまた高い市場評価を支える要因となっている。

アメリカではこんな話がある。

スバルってさ、消防士には評判の悪いなんだよね。なんでかって?

Bピラーが頑丈で油圧カッターが負けるから、事故バラすのに手間が掛かるんだよ。

そして、そういう場面に出くわした消防士は、少なからず次のスバルを選ぶんだ。

中の人生存しやすいのを、彼らは救助の最前線で見ているからね。

近年の業績

2011年までの世界販売台数は60万台規模だったが、2012年72万4000台、2013年は82万5000台と、拡大傾向にある。たる要因は北市場での販売拡大で、2010年の同市場での販売台数は30万7000台だったのだが、2013年は47万8000台と、1.5倍以上も増えた。2009年では2倍以上となる。

販売台数もさることながら、昨今注を浴びているのは営業利益率(営業利益/売上x100)の高さ。2013年期は売上、営業利益、純利益いずれも過去最高になったのだが、この時の営業利益率は13.6%で業界トップである。たく言うと効率良くけているということ。

SUBARUの利益率が高い理由は、社の内外から幾つか説明されている。

  • 生産を登録に絞ったことで、生産効率が高まった
  • 商品をあまり増やさないので、ブランドイメージを高めやすい(そういうだけ作る)
  • 内中心の発想からグロバルモデル中心にしたことで、海外での販売を増強することが可になった
  • 商品の評価が高いので、販売インセンティブ(≒値引き)をあまり出さなくても売れる
  • 評判が広まったので、広告費用をあまりかけなくても良い
  • な規模の拡大を行わないので、設備投資の効率が良い
  • 現状の生産設備に対して注文が多いので、設備のフル稼働状態が続いている

こういったことがあるからか、かつての円高時代にも業績は堅調に推移しており、円高是正後はボーナスステージ状態になったとも言われている。

一方で懸念材料として、特に北でのタマ数不足による機会損失が挙げられる。実際、北の販売店からは「数が全然足りないから、さっさと商品を送れ」という催促もあるとのこと。人気はあり販売台数は増えているものの、新工場新設などの大規模設備投資がいのが原因。最近一番新しく建てられた建物は、2014年に移転した恵比寿の新本社だし。

このような取りは上記の通り良い面はあるものの、今後も販売台数が増えて行くとすると生産増強は回避できないかもしれない。現在のFHI経営には「生産を大幅に拡大したら、今の好循環がくなるのではないか」「需要に対して供給がちょと足りないぐらいで丁度良い」という考えもあり、好調ゆえの難しい面もある。

ちなみにSUBARUとは逆になるとどうなるかを、某他社の事例を引用して説明すると。

  • 販売インセンティブを大量に出し、また広告を沢山出したために一台あたりの利益が薄い
  • そこに自通貨高がやってきて、収支に追い討ち
  • 人件費が高い上に労働組合のストが頻発しているので、工場の稼動効率が低い

あくまで一例ではあるが、こういうこともあるということで。

スバヲタという人々

スバリストの記事も参照

スバリストSubie、スバヲタ…

いずれも熱心なSUBARUファンを意味する言葉である。スバリストSubieは好意的なもので、スバヲタは日本国内にあって、やや見下すような意味合いで使われる。この項ではそれらを包括し、愛すべき馬鹿と言う意味でスバヲタと呼ぶ。SUZUKIにとっての鈴菌カワサキにとってののような存在と言えるだろう。

世界中どこでもスバヲタは同じ。SUBARUに対して良くも悪くもを抱いており、と言えばSUBARU、次のSUBARU、という人たちである。

スバヲタにはリア充系とキモヲタ系の二つがいる。一見すると両者は相対する存在のように思えるが、SUBARUという点では共通している。

リア充系

昨今の日で増えているのがリア充系。キャンプスキーなどアウトドアを好む人や、高い安全性や個性を重視する人など。具ではあるものの、単なる具ではなく生活を充実させる手段としても考えており、そのあたりが近年のSUBARUとは相性が良い。

相性の良さは人によって変わり、アウトドアに熱心な人はやはりアウトバックフォレスターXVを少なからず選ぶ。アウトドアに熱心でない人だと、レガシィインプレッサも含まれるだろう。

リア充系スバヲタの特徴をまとめると以下の様になる。

キモヲタ系

スバヲタと言われてっ先に思い出される人達。悪く言われる事もあるけれど、SUBARU今日までやってこれたのも、またAWDや高い走行性に拘るメーカーとして発展して来たのも、この人たちが育てた面はあるだろう。だから大に見てください。

キモヲタ系スバヲタをまとめると以下のようになる

開発または発売された車両

P-1すばる1500)
スバル360
スバル初の量販…どころか軽自動車初の量販てんとう虫
スバル・サンバー バン / トラック360~660cc
現存するSUBARU最古の商標。かつて「農家農道)のポルシェ」の異名で呼ばれたRR軽商用帽御用達。現在ダイハツよりOEM供給を受けている。
スバル・450
普通車海外輸出モデル販版
スバル1000
排気量拡大後にff-1に
スバル・R-2360cc
現行のR2とは異なる。
スバル・レオーネ
インプレッサ登場までレガシィと併売。インプレッサ登場後生産中止。その後もネームのみ日産ADバンOEMモデルにつけられていた。
スバル・レックス360~660cc1200
軽自動車規格が大きく変わる時に登場し、まぐるしく仕様・構造が変更された軽自動車
2022年ダイハツ・ロッキーOEMモデルとして30年ぶりに復活
スバル・ドミンゴ10001300cc
サンバーバンの体にジャスティエンジンを搭載。7人乗りの「ミニバン」。
スバル・ジャスティ10001300)
リッターカーブームを受けて急きょ用意された「デカいレックス」。ECVTを初めて搭載した。ECVTフィアットグループにも供給され、初代パンダなどにも採用。しかしジャスティ自体は他社にあった「ターボモデル」がなく、販売では苦戦を強いられた。
2016年ダイハツトールOEMモデルとして16年ぶりに復活
スバルビッグホーン
いすゞ・ビッグホーンOEM。変更点はバッジのみ。同時期にいすゞではレガシィセダン(BC)が「アスカ」として販売された。
スバルアルシオーネ
SUBARU初のレオーネクーベースのスペシャリティカー名は星座すばる/プレデアス団の最も明るいアルキオネ」の英語読みアルシオーネに由来する。
スバル・アルシオーネSVX3300cc
ラスコックピットSUBARU二代スペシャリティカー
ジオット・キャスピタ3500cc
バブル期開発された、童夢デザインのボディを持つ、水平対向12気筒エンジン搭載ミッドシップスーパーカー
スバルレガシィ (1800~3000cc)
レオーネの上位モデルとして開発。のちにツーリングゴンが加わり一大ブームとなる。セダンターボモデル(RS)はFIA認10万km世界速度記録更新WRC[7]参戦等、スバルブランドイメージ刷新の足掛かりとなるものの、セダンツーリングゴン人気に押され、3代のB4(BE5)までは販売実績が芳しくなかった。2代目までは1.8L-SOHCエンジン、2.2L-DOHCエンジン搭載もあったが、現在セダンのB4、ツーリングゴンは2.5Lエンジン搭載のみである。
スバルレガシィアウトバック (2500~3600cc)
SUW / Sports Utility Wagonを標榜する、レガシィ台をベースに作られたSUV[8]の一種。エンジンはNA[9]4気筒2.5LとNA6気筒3.6Lの二種類。
スバルインプレッサ1500~2000cc
レオーネの後継機種として開発開発に当たってWRCでの活躍を念頭においている。インプレッサを操る故・コリン・マクレーと、三菱ランサーエボリューションを操るトンミ・マキネン(トミ・マキネン)の、ドライバータイトルを賭けた一騎撃ちは現在でもとなっている。SUBARU日本初の「WRC3連覇」をもたらした。4WDモデルやワゴンモデルも存在する。北輸出モデルは2.5Lモデルも存在する。
スバルインプレッサWRX STI
初代(GC8インプレッサではver.VIまで開発・製造された。通称ver.1は全に限定生産で、エンジン及びミッションギアが通常のターボモデルから見直されている。後にカタログモデルとなるが、ターボインタークーラー強制冷却用のウォータースプレーや、ドライバーコントロールデフ[10]エンジンの内部部品、とくにピストンモリブデンコーティングをして摩擦ロスを低減したり、給排気バルブの中を中構造とし、その洞に金属ナトリウムを封入し冷却効果を高めるなど、おおよそメーカーの生産ラインで製造されたと思えない「チューンマシン」となっている。ボディー補強は、ベースシャシーがこの大出エンジンを搭載することを前提に設計されているため、必要ない。そのため生産ラインでの「スポット溶接増し」はされていない[11]クーモデルSTI RAや、それを基に400台限定で製造された22B STi車両価格500万円。諸経費を除く)が存在する。2代目インプレッサより、それまでの5速MTから6速MTに、ブレーキブレンボ社製ブレーキになっている。
スバルフォレスター20002500)
インプレッサのフロアベース開発された都市SUV。「SUBARUターボ」の中でも一番安い車両価格であったのと、それまでにないコンセプト車両であったため(他社の本格クロカブームの時期ではあったが、そのような本格クロカンは乗りには使いづらいというもあった)、人気種となる。現在販売のSTIモデルエンジンまで手が加わっているが、初代(SF5)は外観(前後エアロバンパーサイドスポイラー)とローダウンサスの調整、シート地の変更のみである。
スバルヴィヴィオ (660cc)
レックスの後継として登場。貨物登録のバンモデルも存在した。そのほかにもバリエーションは多である。
3ドアと5ドアFWD前輪駆動)とAWD4WD)が存在する。バン以外はすべて電子式の燃料噴射システムとなった(バンは旧レックス廉価モデルと同様キャブレター方式を採用)。
スバルヴィヴィオ ビストロ
サンバーバン クラシック」の人気を受け、販売中期に企画・製造された「クラッシックモデル」。初代mini(英)を思わせるデザインに若い女性からの支持が集まり、人気種となる。視界が広く、操作性や乗り心地も良かったことも支持の要因のひとつ。革シートの『ビストロクラブ』などの高級モデル企画された。
このブームホンダ以外の他社も追従し、スズキ・アルトスズキセルボ、ダイハツ・ミラなどもクラシックモデルを投入した。
スバルヴィヴィオ RX-R
ヴィヴィオシリーズのホットモデル。「EN07」660cc4気筒エンジンに、DOHC+インタークーラー付きスーパーチャージャープラスし64を発生。ミッションクロスミッションとなっている。FWD/AWDモデルがあった。
コリン・マクレーらをドライバーに迎え、軽自動車規格で初めて「サファリラリー」を走った記念すべき一台。
スバルヴィヴィオ T-TOP
3000台のみ製造されたヴィヴィオオープンモデル。時期的にビートホンダ)、カプチーノスズキ)、AZ-1マツダオートザム)と競合しようとした、っぽい。
スバルエルテン
ヴィヴィオベース制作されたショーモデル。外観は「スバル360」を模している。ハイブリッドシステム的な駆動方式搭載を考えられていたが、計画中止となった。「ガソリンエンジンでいいからさっさと出せ」は、この頃の自動車雑誌の読者投稿欄によく書かれた言葉。
スバル・プレオ(660cc
新世代軽規格車両第一弾。新CVT「i-CVT」と「マイルドチャージ(低加給圧スーパーチャージャー)」初搭載。それまでのECVTと異なり、通常のATのような「クリープ現」があり、また軽量化されつつも耐久性が増している。衝突安全性向上で重くなった重をマイルドチャージでカバー(バンの全種およびMTは非搭載)。リッターカー並の燃費と動確保を図ったとしている。5ドアのみの発売で、クラシックモデルネスタやバンモデルも存在する。
スバル・トラヴィック1800~2200cc
GM下時代に、同じグループの独オペル社から7人乗りミニバン「ザフィーラ」の供給を受けたもの。エンジンは同社製Z3(後期発売の1.8Lモデル”A”を除く)に強化され、足回りもSUBARU技術による見直しがなされた。生産はタイ王国オペル工場。ヤナセでザフィーラを購入した人が、幾人か全涙目に。実際トラヴィック発売から程なくして、ヤナセはザフィーラの輸入販売を止めている。ちなみにトラヴィックの電動格納ミラーザフィーラに流用できない。
スバル・サンバーディアスゴン
これまで乗用モデルのなかった、サンバー初の軽乗用モデル(5ナンバー)。SUBARU軽自動車を買うならこれを買えば、大概の用は事足りる。他社の軽バン乗用と異なり、足元が広く、長距離の運転でも疲れにくい。荷室が広く、大きな品物(ベニヤなど)も載る。
スバル・R2(660cc
意欲的で先鋭的なデザイン軽自動車
スバル・R1(660cc
兄弟スバルR2よりも小振りな高級志向2+2軽自動車
スバル・ステラ(660cc
R2R1では、ダイハツ・ムーヴスズキ・ワゴンRトールゴン市場に食い込めないことを悟ったSUBARUの回答。走行中も静かである。販売側からせっつかれ、短期間の開発期間で高度にめ上げた(計画自体はそれ以前からあった)。

その他の種はこちら → SUBARUの車種一覧

関連動画

SUBARU(自動車)に関するニコニコ動画動画

関連項目

脚注

  1. *量販向け水平対向四気筒エンジン製造メーカー世界SUBARU一社だけである。
  2. *Continuously Variable Transmission, 段階変速機。
  3. *レガシィツーリングゴンヒットと、日産ディーゼル工業出身の川合勇氏の功績が大きい。
  4. *当時の工作精度では理もい。
  5. *その前に全レベルの販売ルートを持っていなかった。
  6. *レヴォーグフォレスター(4代)、XVハイブリッド
  7. *世界ラリー選手権
  8. *Sports Utility Vehicle。
  9. *Natural Aspiration、自然吸気。過給器を使わない。
  10. *メーカーオプションのため、取り付けの車両もある。
  11. *よく較される三菱ランエボとの大きな相違点である。

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SUBARU(自動車)

155 ななしのよっしん
2022/11/23(水) 02:05:07 ID: KDvHUQkmw3
販売台数のリコール率の高さがマツダと並んでツートップなのがイマイチ信用性、信頼性に欠ける…
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156 ななしのよっしん
2023/05/15(月) 17:56:08 ID: 4HEzVmr6Id
アンチなんてどの界にもいるもんだけどスバルアンチは他とは毛色が違うと言うか熱量や執着心が違うというか何であんなのにスバルスバルオタク馬鹿にする事に人生費やしてる人多いん?中には実出してる人いるし
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157 ななしのよっしん
2023/05/15(月) 18:00:23 ID: 4HEzVmr6Id
誤字
何であんなのに
何であんなに
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158 ななしのよっしん
2023/05/16(火) 18:51:56 ID: KDvHUQkmw3
スバルアンチというより、スバルファンアンチだな
場でコーティング自慢大会とか始まって陶しいし、トヨタスズキダイハツみたいな大衆メーカーを小馬鹿にしてきて立つし
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159 ななしのよっしん
2023/05/16(火) 22:37:18 ID: 4HEzVmr6Id
はえ~両営の一部の馬鹿が不毛な争いしててそれに関係好き達が巻き込まれてるって感じなのね
普通スバル乗りたいからしたら大迷惑な話だな~新BRZ興味あるのに…
アンチ君達に「チー牛ワロタw」って言われても強く否定できん顔してるもんで…リアルアンチ君に絡まれたら泣く自信あるね
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160 ななしのよっしん
2023/05/16(火) 22:45:36 ID: 4HEzVmr6Id
先に口出したスバルファンスバルファンだけどそれで全スバル乗り馬鹿にしまくって見つけしだい喧嘩ふっかけよう!ってなるソイツらもソイツらやな
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161 ななしのよっしん
2023/05/16(火) 23:41:33 ID: KDvHUQkmw3
あとは高速で煽ってくるのはスバル率高いし、その嫌な経験でスバルアンチになるも多いよな
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162 ななしのよっしん
2023/05/17(水) 01:49:37 ID: 4HEzVmr6Id
>>161
うんまぁその煽られた人達は可哀想だけど結局>>160で言った感想になるね…どんな理由があろうと煽り運転なんてせずに大人しく通報しとけよってなるけどやるならせめてやってきた煽り返せよってなる
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163 ななしのよっしん
2023/05/17(水) 01:59:24 ID: 4HEzVmr6Id
話聞いてて出た最終的な感想は「争いは同レベルでしか起きない」でしたね
普通の人は悪口言われても恨むのはソイツだけでソイツと同じ乗ってる全員許さん!とはならんし
煽られても普通の人はその場で何もせずにドラレコを警察に届けに行く煽り返すのは論ソイツと同じ乗ってるいたら見かけしだい煽ってやる!とはならん
元々やべぇ連中がスバル信者VSスバルアンチ論争で浮き彫りになっただけだな…と
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164 ななしのよっしん
2024/04/16(火) 20:00:16 ID: s5O+PZEjGT
スバルのBEV開発がE-BOXERの良を促し水平対向ミッドシップ開発にも生かされないかしら…
スバルと同じおうし座で創設者が乗りに拘ってたランボルギーニコラボしないかな、何て思ったり(アイサイトの載ったハイパーカーを見てみたいぜ!)
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