「サクセスブロッケン!!!!!!」とは、第75回東京優駿(日本ダービー)の時、競馬板に立ったあるスレにおける>>1の断末魔である。ちなみに「!」は全角で6個と、正式に決まっている(重要事項)
よし、元ネタじゃーーーーー!!!!!!!
146 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:22:52 ID:FWcUp0c/0
返し馬キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
サクセスブロッケン、めちゃ落ち着いてる。王者の雰囲気。カスケードのダービーの時みたいだ!!161 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:38:24 ID:FWcUp0c/0
よし、発走じゃーーーーー!!!!!!!サクセスブロッケンの伝説の幕開けじゃーーーーーーーーっっ!!!!!
163 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:39:52 ID:FWcUp0c/0
サクセスブロッケンのためのファンファーレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!164 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:41:24 ID:FWcUp0c/0
よし!サクセスブロッケン好スタート!見て!これがGI馬の好スタート!!165 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:41:59 ID:FWcUp0c/0
サクセスブロッケン、絶好の先行策!!166 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:42:51 ID:FWcUp0c/0
サクセスブロッケン、内で溜めてるぞ~、ワクワク。168 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:43:25 ID:FWcUp0c/0
さぁ、サクセスブロッケン、弾けるがいい!お見せっ!お前の末脚を!!169 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2008/06/01(日) 15:43:52 ID:FWcUp0c/0
サクセスブロッケン!!!!!!
元ネタのための概要キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
これではあんまりなので元ネタとなった競走馬についても説明する。
サクセスブロッケンとは、2005年生まれの日本の競走馬である。青鹿毛の牡馬。
主な勝ち鞍
2008年:ジャパンダートダービー(JpnI)
2009年:フェブラリーステークス(GI)、東京大賞典(JpnI)
父シンボリクリスエス、母サクセスビューティ、母父サンデーサイレンス。父は天皇賞(秋)を連覇し、種牡馬としても後のエピファネイアなどを輩出した米国産馬。母父は言わずと知れた日本競馬界に輝く米国生まれの大種牡馬である。馬主は「サクセス」冠名を用いる高嶋哲氏。
生まれつき両前脚が曲がっていたため、競走馬になれるかさえ危ぶまれていた。そのため脚への負担が少ないダートでデビューを迎えるが、2着に3秒1の大差をつける大圧勝。それからダートにおいて無傷の3連勝を達成するが、内容の方も黒竹賞(500万下)3馬身半、ヒヤシンスS(OP)4馬身、端午S(OP)5馬身という圧倒的なものであった。
この結果を受けて陣営は芝でも通用すると判断。追加登録料を支払い、日本ダービーに出走。軸となる有力馬と皐月賞馬が不在ということも手伝い、3番人気に推されるが結果は最下位の18着。
レース内容については上記の断末魔と関連動画を参照。
芝に挑んだダート馬が惨敗することは珍しくないし、人気を背負って飛ぶという点ではダートに挑む芝馬の方がずっと多いしかつ性質が悪い。(例:キングヘイロー)
しかし、ダービーという競馬最大の晴れ舞台で人気と注目を集めながら最下位に沈むという強烈なインパクトからネタ馬として定着することになった。
ダービー後はダート路線に戻り、ジャパンダートダービーへ出走。後のダート王兼前走皐月賞で同じく最下位に沈んだスマートファルコンに3馬身半の差をつけて快勝。こちらのダービーでは称賛と共にその名が叫ばれたby及川サトル。
秋からは米国帰りの期待を背負って同じくずっこけた馬カジノドライヴと共に、ダート路線を牛耳るカネヒキリ・ヴァーミリアンの2頭に挑むが、JBCクラシック2着、ジャパンカップダート8着、東京大賞典3着と厚い壁に跳ね返される結果となった。
明け4歳(2009年)、初戦の川崎記念ではまたしてもカネヒキリの3着に破れたが、続くフェブラリーステークスでは両馬相手にカジノドライヴとワンツーフィニッシュを決めて、G12勝目を挙げると共に世代交代を告げることに成功。
その後休養を経て、マイルチャンピオンシップ南部杯で復帰。ジャパンダートダービー以来の1番人気に推されるが、今度は休養中に台頭してきた同世代エスポワールシチーの後塵を拝する2着。 この結果かそれともJBCクラシックに弾かれたのがショックだったのか、続く武蔵野Sでは10着と大敗。ジャパンカップダートも3歳馬に先着を許す4着に破れた。
しかし、エスポワールシチーのいない東京大賞典ではヴァーミリアンを下しG13勝目を挙げ、健在を証明した。
明け5歳(2010年)、連覇をかけたフェブラリーステークスでは3着、続くかしわ記念も4着とエスポワールシチー相手に2連敗。帝王賞ではBCクラシックへの出走を表明したエスポワールシチーが回避したため、久々の1番人気に推されたが、フリオーソの8着と大敗。
半年の休養を経た明け6歳(2011年)、根岸Sに出走するが13着と惨敗。ただでさえ弱かった脚が遂に限界を迎えため引退を決定した。
よし!サクセスブロッケン誘導馬!見て!これがGI馬の引退後!!
引退後は需要の少ないダート馬であり、かつサンデーサイレンスの血を引くため種牡馬にはなれなかった。その後は一度限りとはいえダートの頂点に立つ舞台となった東京競馬場の誘導馬となった。
現役時代からの人気と青鹿毛のかっこいい見た目であったことからか、東京競馬場の広報活動に引っ張りだことなり、同競馬場のマスコット的な立場としてファンに愛された。
元競走馬としては異例のfacebookアカウントも開設したが、なぜか口調が関西弁。このアカウントが定着して以降、一人称は「オレ」ということになり、引退時までそれは継続された。よく日本ダービーの誘導をさせてもらえないことを嘆いていたが、これが実現するのは当該アカウントが東京競馬場のアカウントに統合されてからのことになる。
2017年にはなんと本物そっくりのロボットが制作され、新宿駅などに展示された。
鉄道駅に馬がいるわけはないので、よくよく考えれば作り物だとわかるのだが、一時期東京競馬場に展示された時は本物と勘違いする人が続出するほどの出来映えであった(誘導馬は競馬場入り口でのお出迎えもする)。
2020年、facebookで散々嘆いていた日本ダービーの誘導馬をついに務めることになる。それまでは、芝GIの大観客が現役時代を思い出させて興奮してしまうため任せられなかったのだが、同年は新型コロナウィルス感染症の影響で無観客開催となり、そのリスクがなくなったことが理由とされている。
かくして、12年前に自身がシンガリ負けした同レースで、どの馬よりも先頭に立ってターフに入場することになったのである。
当日は現役時代の相棒・横山典弘も激励に訪れた。
2021年2月21日、自身がかつて制したフェブラリーステークスをもって誘導馬を引退。引退後は鹿児島のNPO法人ホーストラストで余生を過ごしていたが、2022年12月22日に亡くなったことが伝えられた(外部リンク)。
なお、生前の2022年4月17日に放送された「情熱大陸」では腰を悪くして療養中である様子が映されていた。
また、引退に際して各種グッズの抽選会が開かれたのだが、使用済み蹄鉄やゼッケンはともかくとして、おがわじゅりデザインによるおしりマウスパッドまで制作された。最後まで妙な愛され方をした馬であった。
競走成績自体はカネヒキリ、ヴァーミリアン、エスポワールシチーといった同時期を走った馬達と比べて見劣りするが、ダービーでの強烈な印象から常に注目を集め続け、マイナーであったダート路線の知名度向上に貢献した隠れた功労馬であったと思う。
血統表、絶好の先行策!!
*シンボリクリスエス 1999 黒鹿毛 |
Kris S. 1977 黒鹿毛 |
Roberto | Hail to Reason |
Bramalea | |||
Sharp Queen | Princequillo | ||
Bridgework | |||
Tee Kay 1991 黒鹿毛 |
Gold Meridian | Seattle Slew | |
Queen Louie | |||
Tri Argo | Tri Jet | ||
Hail Proudly | |||
サクセスビューティ 1999 黒鹿毛 FNo.4-r |
*サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
*アワーミスレッグス 1993 黒鹿毛 |
Deputy Minister | Vice Regent | |
Mint Copy | |||
Colonial Waters | Pleasant Colony | ||
Water Cress | |||
競走馬の4代血統表 |
クロス:Hail to Reason 4×4×5(15.63%)
関連動画、内で溜めてるぞ~、ワクワク。
さぁ、関連コミュニティ、弾けるがいい!お見せっ!お前の末脚を!!
関連項目!!!!!!
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