ポッピーピポパポとは、特撮ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』のヒロイン。
仮面ライダー達をサポートする音ゲーのキャラである。
略称「ポッピー」、通称「PPPPPP」「マッマーママママ」など。「パ行」や「6P」等、略しすぎている通称もある。
演:松田るか
ピポーッ! ポッピーの概要だよーっ!
幻夢コーポレーションが開発した音ゲー「ドレミファビート」のキャラクター。
どういうわけか現実世界での実体化能力を持っており、現場に赴いて仮面ライダー達のサポートを担当している。
社長である檀黎斗とは上司と部下の関係であり、ライダー達の現状を報告する役目を担っている。
その正体はバグスターウィルスであり、クリスマスにて永夢に暴露したのだが、天才ゲーマーだった永夢はポッピーがドレミファビートのキャラであること等を既に知っていたためあっさり流されてしまった。
ライダー同士の協力や対立には何も意見を言っていないが、永夢には「ぜ~んぶのゲームをクリアして人類を救うスーパードクターになって!」と、永夢にライダーガシャットを全て集めさせようとしているが、その真意とは…?
ちなみに、CR等にあるドレミファビートの曲名は各平成ライダーをモチーフにしてある。
- エイリアンゲーム(仮面ライダークウガ)
- ロストメモリー(仮面ライダーアギト)
- ミラーラビリンス(仮面ライダー龍騎)
- GO!GO!GO!(仮面ライダー555)
- スペードのエース(仮面ライダー剣)
- 義心暗鬼(仮面ライダー響鬼)
- 豆腐音頭~おばあちゃんの味~(仮面ライダーカブト)
- Climax High(仮面ライダー電王)
- ヴァンパイアメロディ(仮面ライダーキバ)
- Destroy The World(仮面ライダーディケイド)
- 風と謎と半熟卵(仮面ライダーW)
- PAN-2'000(仮面ライダーオーズ)
- 私の彼は宇宙飛行士♡(仮面ライダーフォーゼ)
- マジックプリンス(仮面ライダーウィザード)
- 極ノ将軍(仮面ライダー鎧武)
- ドライビングハート(仮面ライダードライブ)
- ゴーストダンサー(仮面ライダーゴースト)
中盤以降
第24話で幻夢コーポレーションの新社長である天ヶ崎恋による精神操作を受けてしまい、パラドの側に着き仮面ライダークロニクルのナビゲーターとなる。ポッピーピポパポはデータ収集のため檀黎斗によってCRへの協力をプログラミングされていたにすぎず、恋はその記憶をリセットしたとパラドは語っている。
しかし、永夢はポッピーに対しリプログラミングを敢行。それにより精神は元に戻ったポッピーだが、既にポッピーのゲーム病に感染してしまった患者も存在し、遂にバグスターとして明確に人間に害を成す存在となってしまう。
ポッピーに人間と戦えと迫るパラド。さらには自身が完全態であり、その過程で何者かが消える瞬間の記憶がフラッシュバックしてしまう。その状態で同じくゲーム病に感染したライドプレイヤーや、人命尊重のため飛彩達ドクターにまで狙われてしまうポッピーだったが―――その中で、命を張っての永夢の説得に、人類と戦うバグスターとしての立場を捨てることを決意。
この時、彼女が『笑顔になった』ことで、「ドレミファビートのクリア条件」が満たされることとなり、ゲームクリアが発生。患者も救われることとなった。この時音ゲー自体は一切行われていないが、これについては以前遭遇したバガモンバグスターを例にとると、マスコットキャラのバグスターはプレイヤーがマスコットキャラを喜ばせることで「クリア条件を満たした」ことになり、その過程自体はゲームでなくても問題ないと思われる。これだと絵的にはドレミファビートというより「ときめきクライシスをクリアした」ように見えるが。ちなみにガシャットロフィー自体は別の手段で生成されている。
その後、CRに戻ったポッピーだったが、自身が完全体になる際に消滅した人間の記憶を辿ると、檀黎斗の関係者であることが判明。現に記憶をたどった先に、新たなゲーマドライバーと「プロトマイティアクションXオリジン」ガシャットが存在し……。
この項目は、本編およびファイナルステージのネタバレ成分を多く含んでいるよ〜 ここから下は自己責任で突っ走ってかないとポパピプペナルティ! |
宿主の正体と黎斗との関係
永夢を助けるために「プロトマイティアクションXオリジン」を介してゲーム世界に飛び込んだポッピーだが、成り行きで黎斗を復活させることになってしまうが、黎斗こそ永夢のゲーム病を抑制する切り札であった。
しかし黎斗は相変わらずの問題児であり、交換条件として永夢を助けることを要請したポッピーの話を全く聞かず調子に乗っていたため、彼を叱りつけるだけではなくガシャコンバグヴァイザーⅡに彼を閉じ込めてしまう。
その様子はまるでオカンであるかのようだが、その後ポッピーの宿主だった人物は本当に黎斗の母親、そして檀正宗の妻である「檀櫻子(だん・さくらこ)」だったことが判明。
5年前の「ゼロデイ」以前、病により余命いくばくもない彼女を救うために黎斗がバグスターウイルスを感染、消滅(黎斗が言うには「データ保存も兼ねている」)させて生み出したのがポッピーであることが語られた(バグスターとしてはパラドに続いて二番目に生まれたようだ)とどのつまり、ポッピーは黎斗の娘であり、黎斗の母でもある存在である(ついでにいうと正宗の妻でもあるのだが…)
そうした経緯から、黎斗とは特別な縁があり、彼女の身を張った説得により黎斗が初めて「失ってはならない命」として彼女を認識している。また、ガシャコンバグヴァイザーIIに閉じ込められることもあってか、黎斗は彼女に頭が上がらない。
また、この一件を機に『母親』のような側面を多く見せているため、今までの呼び名に加えて、名前と引っかけた「マッマーママママ」という愛称で呼ばれるようにもなっている。
洗脳から続く一連の経緯を経て、彼女もまた心身ともに成長し、かつてのバグスターの同胞でもあり、自分にバグスターとしての有り様を押し付けようとしたパラドに「お前は俺たちと同じ人を殺して生まれた存在」と言われても、「だからこそ私は人間の笑顔を取り戻したい。」と反論したり、貴利矢とともにプロトガシャット内部に侵入し、消滅者を救えるか検証したり、人間の平和を取り戻すための行動を見せた。
しかし、彼女は「バグスターと人間の狭間にいる切ない存在」……。
バグスターである彼女が、人間の為にできることをずっと考えていた彼女が目にしたのは、ゲムデウスウイルスの感染拡大による大混乱、パンデミック。
感染者から感染者に、バグスター戦闘員化のウイルスが接触感染。それは様々な意味で同族となった九条貴利矢ですら例外ではなかった。
ポッピーは、その貴利矢が黎斗を利用して残したワクチン「ドクターマイティXXガシャット」を自分に使用。
かつて他のバグスターがガシャットのウイルスを撒いたように、ポッピーは己が身を削って、ドクターマイティXXのワクチンをゲームエリアである街中に散布した。
それはポッピーの消滅を意味する行為であり、拡散していくワクチンを介して仲間たちに最期の言葉、最期のSmileを遺しながら、空に虹を残して消えていった―――。
も~ピプペポパニックだよ~!あ、永夢〜おかえり~!!
……ならば、本編後である劇場版『トゥルー・エンディング』で登場しているポッピーは何者なのか。
なぜポッピーは消滅したのにCRにいるのか! なぜ記憶がありながらも元気そうにしているのかぁ!
それはポッピーの粒子の一粒を私の体内で培養して蘇らせたからだぁぁぁぁ~!?
……と言う冗談は置いといて、実はポッピー消滅の際、データのひとかけらを拾った黎斗が長い時間(脚本家の高橋悠也の想定では、西馬ニコが高校を卒業するシーンからさらに半年近くは経過している想定のため、何ヶ月単位もかかっていた模様)をかけ体内で培養し、復活させていた事実が判明。これにより、彼女はCRの頼れる仲間として永夢たちの元に戻ってきたのであった(同時に自身のスピンオフも決まった)。
約束のDoremifa Beat
『エグゼイド ファイナルステージ』で発表された舞台では彼女が主人公といっても差し支え無いいわば『裏技 仮面ライダーポッピー』が繰り広げられていた。
永夢が小児科医になってから間もないある日、バグスター切除オペのサポートしていたポッピーは永夢から「みんなでドレミファビートをする約束を果たそう」と誘われる。
「仮面ライダークロニクル」の技術を正しい形で流用し、すべての幻夢製ゲームがつまった小星作謹製「仮面ライダーカーニバル」、そこは誰もがライダーになれて、復活したダブルチーズバガモンたちバグスターとも遊べる、夢のようなお祭りゲーム、そこでポッピーの念願が果たされる…はずだった。
なんと復活し、正宗の改造の影響で自我に目覚めたゲムデウスが仮面ライダーカーニバルを乗っ取り、バグスターを洗脳し、自分の意にそぐわ無いポッピーを「バ行しかしゃべれない赤子・ボビーベビバブ」に変えてしまう。せめてボビーだけはなんとかならなかったのか
永夢たちはポッピーを戻そうとゲムデウスを迎え撃つが、ゲムデウスが対ムテキゲーマー用に生み出したゲムデウスムテキによる返り討ちにあう。
万事休すか…と思われた矢先に
「このクズどもぉ!会場のモルモット達!貴様らは最低なモルモットだぁぁぁ! 最高のモルモットになりたくないのかぁぁぁぁ!」
「黙れぇぇぇぇ!!」
ゲンムの過激すぎてもはや暴言となってしまった呼びかけで集まった会場のみんなによるポッピーへの声援が届きこれで集まるとはさすがは黎斗神ではある、ポッピーが復活。
さらにエグゼイドと戦うことに楽しさを見出したバグスターがゲムデウスから離反。ゲムデウスとゲムデウスムテキはポッピーの歌で立ち上がったライダーとバグスター達によって撃退された。
こうして「仮面ライダーカーニバル」を守ったみんなはポッピーと「約束のDoremifa Beat」を楽しみ、協力したバグスター達もワクチン開発に協力するという人類とバグスターの共存にまた一歩近づいたのであった。
ある時はクールでたまにお茶目な看護師兼衛生省職員「仮野明日那」、またある時はハイテンションで慈愛に満ちた可愛らしい音ゲーキャラ「ポッピーピポパポ」、時には仲間とともに患者を守る戦士「仮面ライダーポッピー」という三つの顔を持つ彼女は、人類を笑顔にするために全ての顔で困難に挑み続ける。
しかし、Vシネマ『アナザー・エンディング』では、再び黎斗がラスボスに君臨してしまう。
何故黎斗が凶行に走るのか。同じ部に纏められているパラドが彼女を庇うようなビジュアルが公開されているがまさか……?
余談
ポッピーピポパポを演じる松田るかは前作・仮面ライダーゴーストのハイパーバトルビデオにて笹原カツミを演じている。克己ちゃん!
仮野明日那
ポッピーピポパポが現実世界で人間として動く際の姿。
ピンクの髪に奇抜な衣装から一転、茶髪に丈の短いスカートのナースといった際どい衣装となる。
この姿ではポッピーの時のハイテンションな状態から一転冷静系のツッコミ担当となるが、
この姿でポッピーと呼ばれても反応してしまう等前作のおっちゃんのように完全にキャラを作りきれていない。
名前の由来は「仮のナース→かりのなーす→かりのなあす→かりのあすな」から。
仮面ライダーポッピー
ときめきクライシスゲーマーレベルX
「変身」
《がしゃっとぉ!》
《バグルアップ!》
《ドリーミングガール♪ 恋のシミュレーション♪ 乙女はいつも ときめきクライシス♪》
身長:199.0cm
体重:88.5kg
パンチ力:60.3t
キック力:70.1t
ジャンプ力:ひと飛び64.0m
走力:100mを1.7秒
ポッピーピポパポが恋愛ゲーム「ときめきクライシス」のガシャットを、バグルドライバーIIとして装着したガシャコンバグヴァイザーIIに装填して変身する仮面ライダー。レベルはX(未知数)とあのゲンムゾンビゲーマーと同じ物が割り振られている。
ときめきクライシスの特徴として「攻撃対象の好感度が低いほど威力が上がる」という「ハートフルアタッカー」という逆やつあたり機能が存在し、攻撃対象によって基本数値以上のブーストがかかっている。逆に、好感度の高い相手(味方など)に攻撃が当たってしまっても軽微なダメージとなる。好感度の低いプレイヤーに致命的な言葉を浴びせてくるようなアレ。友達に噂とかされると恥ずかしいし。
また、互いの好感度に応じてそれぞれの能力を引き上げる信頼補正干渉強化装置「ライダーズバッファー」も搭載されているため、複数ライダー戦では居るだけで価値がある存在となっている。
主に戦闘は新体操じみた徒手空拳とバグヴァイザーIIのチェンソーモードを生かした身軽な近接戦を得意とし、必殺技の際の決め台詞に「ピプペポパワー‼︎」と気合の入った可愛い物もある。
その必殺技は、同じくバグヴァイザーIIを使う仮面ライダークロノスと同じ「クリティカルクルセイド」。しかし演出は全くの別物であり、音符などを飛ばして攻撃する。
ときめきクライシスガシャットは今までのガシャットと違い女性ボイス(ポッピーを演じる松田るか氏)になっている。
また、ポッピーボイスのドレミファビートガシャットも販売されている。
元ネタは恐らく誰もが知る恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル」だと思われる。
クライシスには「危機」や「難局」といった悪い意味の他に「転機」「分かれ目」といった意味もある。
赤目(悪性バグスター)
仮面ライダークロニクルにおいて「レアキャラ」である仮面ライダーがライドプレイヤーを助けるのは違反行為と位置付けられており、エグゼイドへの制裁を目的として変身。
ドレミファビートのバグスターだからなのか、軽快な動きと的確な攻撃で戦闘能力は非常に高い。
スペックも相応にある上にバグヴァイザーIIのチェーンソーモードや必殺技も完璧に使いこなしている。
変身時には明日那以上に冷酷な声を出すが、変身後はポッピー状態のテンションに戻る。
そのせいで結果的に戦闘狂のような非常に危険な性格の仮面ライダーになってしまっている。ちなみにガシャットの起動音もおぞましい物となっている。
しかし先述の通り、仮面ライダーエグゼイド マキシマムゲーマーLv99の「リプログラミング」を受け精神操作が解除。
そして永夢の必死の説得の過程で、ポッピーはバグヴァイザーIIを放棄し戦いをやめた。
青目(良性バグスター)
「2人共無理しないで!ここは私が…!」
ガシャットとバグヴァイザーII自体は回収していたのか、人間側についた後も変身している。この時ポッピーの瞳が青になっており、「敵性バグスターでなくなったことで瞳が青になった」と説明づけられている。
後にCR内でのバグヴァイザーIIの貸し借りが激しいが、だいたいは彼女の管理下にあるため、彼女の変身には支障がない模様。
しかし、ポッピー自体戦闘に向いた性格ではないためにパラドのような強敵には不利な一面を持つが、それでも高いスペックと前述の能力で「バグスターのトドメ役」のライドプレイヤーニコをサポートしたり、強敵との戦闘でのサポートに一役買っている。
また、永夢達がバグスター切除の際、見守る人とか土管の監視役がいなくなることもあってか変身頻度は少ない(非常時に防衛手段としても期待できるということか…決してスーツアクターが空いていないことではないと切に願う)。
ポッピーの関連動画が見たかったらYoutubeに行ってね!無断転載しちゃダメだぞ~?
絶対にありえないことですがもし無断転載されたものがあったら記載してください。
ぜ~んぶの関連商品を買って最高のお得意さんになってね!
これからは、利用者を笑顔にする楽しい関連項目を作って?
- 仮面ライダーエグゼイド
- 宝生永夢、鏡飛彩、九条貴利矢(同業者)
- 花家大我(過去の一件から嫌い→協力関係)
- 檀黎斗(開発者であり、一応の上司でもあった。実の息子であり、父親でもある)
- 檀正宗
- バグスター
- 仮面ライダークロニクル(ナビゲーターを務める→ライドプレイヤーのサポートを務める)
- ガシャコンバグヴァイザー
- 平成ライダーの登場人物一覧
- 山ノ内御成(マユコ殿はお元気ですか!?)
- ナース
- 音ゲー
- きゃりーぱみゅぱみゅ(元ネタその1)
- 則巻アラレ(元ネタその2)
- 初音ミク(元ネタその3)
- 7
- 0pt