九条貴利矢とは、特撮ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』の登場人物。
仮面ライダーレーザーに変身する監察医である。
演:小野塚勇人
んじゃ俺も…概要編集にノるとしますか。
永夢と同じ病院で監察医として働く青年。
外見は赤いジャケットにアロハシャツといういかにもチャラ男のチンピラのような普段着だがDQNではなく、頭がキレる小ずるい策士家。
見た目通りハワイ好きで好物はロコモコ。また、ブラックコーヒーが飲めず、コーヒーには尋常じゃない程に砂糖やミルクを入れる超甘党。
永夢に接近した際にも「その昔ゼロデイで友達を亡くした」と発言して彼に取り入り共闘するも、目的が果たされたかと思いきや先の発言を嘘と断言、すぐさま彼と手を切る等の非情さを見せている。
彼の目的はバグスターをサンプリングしデータを採取することであり、曲がりなりにも医師としての行動をとっているが、患者に関してはサンプリングするための切っ掛けぐらいにしか思っておらず、初登場回でも死にかけの患者そっちのけでバグスターを追いかけようとした。
しかし、実際は永夢に接近した際の言葉は嘘ではなく、病気の発症を突き止めた際、友人にそれを包み隠さず話してしまったことで友人を追い詰めることとなり、結果的に友人が事故死したのが真実。
永夢に接近した際の言葉自体は嘘ではなかったのだ。
それ故、彼は「嘘」という言葉を使い他人から自らの闇を隠している。その軽薄さも己を隠すための嘘の可能性がある。
ゼロデイの真相や仮面ライダーゲンムの正体に気づいてる様子だが、後者については「嘘はない」と永夢達に話をしたものの、ゲンムこと壇黎斗が追い詰められた際にパラドが介入し隠蔽工作を行われたことで、最初の印象もあって永夢達から完全に嘘吐きと見做されてしまい信用されなかった。
後に黎斗自らが正体を明かし彼の言葉が真実であったことを知った永夢と完全に和解する。
互いに真の協力体制となった二人はバグスターウィルスの真相を突き止める為に動くことになった。
だが、あまりにも情報を知りすぎたことを危険視した黎斗により罠にハメられ、デンジャラスゾンビガシャットの使用によりライダーゲージを急激に減らされた状態でゲンムレベルⅩの攻撃を受けて敗北。後のことを永夢に託し、エグゼイドライダー初の脱落者となる。
彼の消滅は「人生にコンティニューは存在しない」という事を端的に現しており、ゲーマドライバーによる手術が命がけであることを改めて再認識させた。
「忘れんなよ…お前が笑顔でいる限り…お前はお前だ…」
「お前の運命は…永夢…お前が変えろ…!」
その後の本編
しかし彼はただ死んだだけでは終わらず、バグスターウイルスのリプログラミングデータをパソコンの中に遺していた。鏡飛彩がそれを発見したことにより、黎斗への対抗策である新規ガシャットの作成に成功。また、消滅時に永夢に託した遺品のゲーマドライバーは、永夢のゲーマドライバーが黎斗に破壊されて使用不能になった際に代わりに使われるようになり、エグゼイド新形態『マキシマムゲーマーLv99』の完成に繋がった。
万一の為に幾つもの保険を仕込んでいた彼の行動がなければ、黎斗を倒すことは叶わなかった。彼の存在が永夢達の運命を変えたのである。黎斗が彼を危険視していたのは正しかっただろう。
この項目は、作品のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
消滅した人間のデータは対応したプロトガシャットに保存される。
しかし、プロトオリジンを使用して初めて意識を取り戻した黎斗がそうであったように、檀正宗が呼び出したとある人物はいまわの際の言葉を呟くだけの存在と化していた。
だが正宗は、データの状態から意識を取り戻すことができると豪語。その証左として選ばれたのがこの男であり、疑っていた飛彩の目の前で復活させられる。その後、飛彩が永夢から強奪してきたゲーマドライバー(本来は上記の通り彼の物であり、元の所有者の下に戻ったと言える)を使い、『仮面ライダーレーザーターボ』に変身。バグスターウイルス抑制機能により窮地の正宗を救った。
和解して以後共に戦った仲間であり、死後も彼自身の窮地を救ってきた貴利矢の変貌に戸惑いを隠せない永夢は、彼が正宗から何かしらの操作を受けていると考え、次の戦闘の際にリプログラミングを行使するが…効果がない。
それどころか、「自らの意志で正宗の左腕として動いている事」「生命を操る仮面ライダークロニクルの存在で医者は不要となった事」「自らが後を任せた永夢が、結果として人々を守れずに失望した事」を吐露、永夢を身体・精神両方で叩きのめした。
しかしその最中、永夢に対して、耳打ちで来週の放送がゴルフで休みである事を伝えたと同時にさらなる言葉を告げ、両者の決裂は決定的となった。
クロノス打倒のために新檀黎斗が開発した「ハイパームテキガシャット」が誰かさんの不注意で奪われ、正宗の手に渡る。プロトガシャットを報酬として受け取っていた貴利矢は正宗にさらなる働きを見せた報酬としてムテキガシャットを受け取る約束をこぎつける。そして仮面ライダークロニクルのイベントであるクロノス攻略クエストを阻止せんと立ち向かうエグゼイドの前に立ちはだかり、マキシマムゲーマーをも圧倒するほどの働きを見せた貴利矢は正宗からムテキガシャットを受け取る。
あれ、ノせられちゃった?
しかし次の瞬間、レーザーはポーズを仕掛けようとしたクロノスを攻撃し、エグゼイドにムテキガシャットを投げ渡す。実は貴利矢は正宗からの信頼を得てプロトガシャットを手に入れるため、わざと悪役を演じていたのだ。永夢に耳打ちした言葉は「自分の嘘に乗れ」という言葉で、永夢だけがこの真実を知っていたということになる。この嘘によりエグゼイドはムテキゲーマーに変身し、クロノスを退けることができた。
こうして、バグスターの身となって復活した貴利矢は、改めてCRの一員として協力することを約束した。同じ部屋にかつて自分をゲームオーバーにした元人間(現・神)がいるが、「お前を受け入れた永夢の判断を信じる」として、それ以上の禍根は残さないようにするものと思われる。
合流後、バグスターとしての身体を使ってポッピーと共にプロトガシャットの調査を行うが、プロトガシャットのデータには仮面ライダークロニクルのマスターガシャットでなければ突破できないセキュリティがかけられていた。マスターガシャットを奪うために永夢・ポッピー両名と共に正宗に挑むが、永夢のゲーム病=パラドを殺害させることでムテキガシャットを結果的に使用不能にさせることを狙った正宗の策略に気づき、撤退の道を選んだことで失敗する。
その後もCRの戦力として戦っていたが、貴利矢当人の心情はともかく、反りの合わない黎斗と行動を共にすることも多かった。
ゲムデウスがパンデミックを引き起こした際、ポッピーピポパポの持っていたガシャコンバグヴァイザーⅡを借り受け、黎斗と自身をゲームエリアに隔離した上で黎斗をゲムデウスのウイルスに感染させる。
貴利矢の目的は、自身と黎斗のバグスターの身体を用いて抗体を作り出すことであり、実にライフ78分を殺害された黎斗に抗体が生まれたことで目論見は成功。
しかし、ワクチンとなるガシャット「ドクターマイティXX」の完成直後、その隙を突いて貴利矢は黎斗をバグヴァイザーⅡに収容。自力で出られない黎斗をそのまま衛生省に引き渡す。
ワクチンの製作と黎斗の身柄拘束、二つの成果を成し遂げたことで、今まで協力者に留まっていたCRに、遂に貴利矢も正式に所属することになった。
44話では久々にレベル1で活躍。さらに最終話では、久方ぶりに元のレベル2に変身し、永夢を乗せて活躍した。
仮面ライダークロニクルが終わった後の記者会見で、永夢はバグスターになった彼の事も「ゲーム病の患者」として扱い、いつか人間として復活させる決意を語った。
それは人ならざる身になってしまった貴利矢にとって、人間としての救いだったのだろう。
貴利矢はそのままCRに在籍。最終話のエピローグでは、小星作体制の新たな幻夢コーポレーションと共同で新薬の開発を進めている。
劇場版においても未だバグスターのままな貴利矢だが、いつかまた人間として再び永夢達と並び立つ日は来るのだろうか。だが、人間としての己を待つ相棒に救われた男は、今日もまた戦い続ける。相棒を助けるバイクでもあり、真実を求めるドクターでもある仮面ライダーレーザーは今日も困難なレースを走り続ける。
檀黎斗との決着、そして―――
そして、かつて人間としての自分を殺めた檀黎斗とは、ワクチン作成による78回の殺害も含め、奇妙な友情ともいえるものが生まれていた。貴利矢は黎斗をからかい半分ながらも「神」と呼び、黎斗自身も貴利矢との絶妙なコンビネーションを見せていた。
…だが、本編から2年後の『アナザー・エンディング』で黎斗は、監獄から脱走、ラスボスと化してしまう。そして神の名と彼を一度は破滅に追いやった「マキシマム」の名を併せ持った彼のガシャットのレベルはビリオン(10億と完全なウイルスの意味の英単語とのダブルミーニングと思われる)。
最後のゲーム「ゾンビクロニクル」発動により、世界は未曽有のパニックに包まれた。
そして『ゲンムvsレーザー』の表題の通り、消滅した筈の正宗にある言葉を託された貴利矢は、神に等しい力を手に入れたゲンムレベルビリオンに挑むことになる。
ゼロデイから始まるこの因縁の決着の勝敗は神《ゲンム》か、それとも一筋の希望の光《レーザー》か。いま戦いの火蓋が切って落とされようとしている―――。
以下、ネタバレ注意(反転処理)
騒動の背後に居た再生医療センター研究員・八乙女紗衣子に違和感を覚えてから、事態を嗅ぎまわっていた貴利矢は、その裏に居た黎斗にいち早く辿り着く。
ゴッドマキシマムの偉力を思い知った貴利矢だったが、そこに乱入した正宗から、今度は「嘘のない」願いを託される。
紗衣子に感染者の未来を託し、永夢に自身の「白衣」を預け、貴利矢は自らの命を捨てた決戦に挑む。
檀櫻子を医療が救えなかったことにより、倫理だけが狂ってしまった孤独の天才・檀黎斗を止めるために。
だが、逆を言えば、ドクターすらも対処に疲弊し、誰もプレイしなくなってしまった「ゾンビクロニクル」に、唯一挑んだのが九条貴利矢である。ある意味で貴利矢は最も黎斗を理解していたのだろう。
決戦は正宗の想いを受け、互いに相討ちとなる。黎斗も、そして貴利矢もまたライダーゲージが0となり、再び無へと還ることになった―――。
はずだったのだが。黎斗も貴利矢を理解していたのか、ゴッドマキシマムマイティの力により、ゴッドマキシマムを打ち破った貴利矢は人間としての再生が始まっていた。
互いに救い救われる関係となった紗衣子にも、貴利矢に対しては思う所があったようであり……貴利矢に与えられたのは、全くの想定外である希望にあふれた『アナザー・エンディング』であった。
……本当に、黎斗は消滅したのだろうか?
貴利矢に一瞬見えた、土管と黎斗は、幻影だったのだろうか?
果てにある未来を知る者は、誰もいない。
超スーパーヒーロー大戦…自分、復活するんで。
『超スーパーヒーロー大戦』『仮面戦隊ゴライダー』ではなんと九条貴利矢が復活する。
また、てれびくん6月号で募集される先着一万名様限定セット『てれびくん超バトルDVD 仮面ライダーエグゼイド[裏技]仮面ライダーレーザー』では復活どころかメインキャラとして扱われることに。死後ここまで活躍の機会が与えられるのも珍しい。
そしてそれぞれの媒体で永夢と相対し、重要な役割を果たす。
仮面ライダーレーザー
彼が劇中で変身する仮面ライダー。
レースゲームがモチーフであり、妨害等がなんでもありのレースゲーム「爆走バイク」のライダーガシャットを使い変身する。
固有の武器は持たない代わりにレベル2になるとバイクに変形する能力を持つ。
モチーフから勘違いされがちだがレーサーではなくレーザーである。
なお、バイクになるライダーは過去に照井竜/仮面ライダーアクセルがおりWを乗せたことがあるが、エグゼイドは専用バイクを持っていないため、レーザーは仮面ライダー史上初・仮面ライダーでありながら主人公ライダーの専用バイクという立ち位置となるライダーである。
また貴利矢自身も永夢と同じくアイテムを多用した戦い方を得意とする。
バイクゲーマーレベル1
《爆走バイク!》
《レッツ・ゲーム! ムッチャ・ゲーム! メッチャ・ゲーム! ワッチャ・ネーム!?》
《アイム・ア・カメンライダー!》
身長:180.0cm
体重:184.0kg
パンチ力:7.7t
キック力:11.5t
ジャンプ力:ひと飛び30.5m
走力:100mを7.6秒
レーザーのレベル1であり、他ライダー同様のSD体系。
他ライダーと違い武器を持っていないため肉弾戦を得意とする。
またこの状態でもバイクのパーツが体にあるため、それを利用したドリフト攻撃が可能。
バイクゲーマーレベル2
「二速!」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《爆走・独走・激走・暴走・爆走バイィ~クゥ~!》
全長:222.0cm
重量:144.0kg
馬力:150.5ps (110.7kw)
最高時速:278.0km/h
レーザーのレベル2形態。上記の通り人型ではなくバイク型に変形する。
レースゲームをモチーフとしているためなのか、単独での走行こそ可能だが、人が乗って操作しなければスピードが出ないという他ライダーと違い他人依存なのが特徴。
加えて、貴利矢の性格上固定パートナーが存在しなかったため、全力を出すには誰かと手を組む必要がある。
最初に打ち解けた名人こと宝生永夢(仮面ライダーエグゼイド)の専用バイクとなるケースが多い。
貴利矢の死後は、ガシャット所持者が爆走バイクガシャットで専用バイクとして召喚する形で登場しているが、意思を持たないことの表れか瞳が宿っていない。
最終話ならびに劇場版『トゥルー・エンディング』では、瞳のあるこの形態が登場している。しかし共演映画『仮面ライダー平成ジェネレーションFINAL』では瞳のない形態で登場しているため、レーザーレベル2が全力を出せるかは貴利矢に大きく左右される。
チャンバラバイクゲーマーレベル3
「三速!」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《爆走・独走・激走・暴走・爆走バイィ~クゥ~!》
《アガッチャ! ギリ・ギリ・ギリ・ギリチャンバラ!》
「ようやく人型になれたぜ!」
身長:205.0cm
体重:151.5kg
パンチ力:15.2t
キック力:16.6t
ジャンプ力:ひと飛び34.2m
走力:100mを4.1秒
レーザーのレベル3形態。バイク型のレベル2形態とサポートメカ「チャンバラゲーマ」が合体、人型形態に戻る。ただしレベル2からレベル3になるには、やはり他人にガシャットを刺してもらう必要がある。
四肢が合体した上に、頭部に装甲が追加され、レベル3以上の他の形態と違い自然な人型になる。
専用武器「ガシャコンスパロー」は弓だが、変形して二振りの鎌として振うことも可能の遠近両用武器。必殺技「ギリギリクリティカルストライク」は大量に発射した矢で敵を貫く。
ハンターバイクゲーマーレベル5
「五速!」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《爆走・独走・激走・暴走・爆走バイィ~クゥ~!》
《アガッチャ! ドッドッドラッゴナナナナァイト! ドラッドラッドラゴナイトハンターッ!》
《レーザー!》
身長:202.0cm
体重:155.0kg
パンチ力:19.0t
キック力:25.0t
ジャンプ力:ひと飛び49.0m
走力:100mを2.7秒
エグゼイドとの協力プレイで変身するレーザーのレベル5。
1度レベル2の姿になった後そこに手足が装備され、固有武器「ドラゴクロー」を使って戦う。
レベル1ではデフォルメされて体系に合っていたレーザーのマスクだが、この姿ではちんまりとしたマスクが等身大の体に合わさるため、レベル3と違い物凄くアンバランスな姿となっている。
この項目は、Vシネマ『アナザー・エンディング』のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
仮面ライダーレーザーX(チャンバラゲーマーレベルX)
《バグル・アァップ!》
《ギリ・ギリ・ギリ・ギリ (ウォー!) チャンバラ! (ウォー!)》
身長:205.0cm
体重:151.5kg
パンチ力:92.2t
キック力:95.1t
ジャンプ力:ひと飛び94.7m
走力:100mを0.7秒
バグスターとして復活していた貴利矢は、人間では変身に使用不可能なガシャコンバグヴァイザーIIを使用できる。
Vシネマ『アナザー・エンディング 仮面ライダーゲンムvsレーザー』にて、ガシャコンバグヴァイザーIIをバグルドライバーIIとし、貴利矢が変身する新たな形態がこのレベルXである。
バグルドライバーで変身した仮面ライダーゲンムが「ゲンムX」と呼称されるように、この形態は「仮面ライダーレーザーX」とも呼称される。正式名称に合わせるならば、「仮面ライダーレーザー チャンバラゲーマーレベルX」となる。
チャンバラゲーマーレベル3の色を水色に変更したようなカラーリングであり、レーザーの他の形態とは明らかに異質。
皮肉にも、自分が葬られたレベルXの力で、かつて自分を葬ったゲンムを葬ることとなる。
果たしてレーザーレベルXに秘められた力とは―――?
ネタバレ反転注意→[使用するギリギリチャンバラガシャットは、生前使っていたものと同一。敗北したクリスマスの意趣返しとして、敢えてこのガシャットを選択した。
バグヴァイザーIIの方は、ゴッドマキシマムマイティXを手に入れたゲンムに敗れ消えゆく檀正宗が最期に遺した遺品である。その遺品には、「原初のバグスターウイルス感染者」である正宗の「黎斗を止めて欲しい」という想いが宿っており、黎斗のゴッドマキシマムの力を初期化する能力「モータルリセッタ―」として発現した。
貴利矢曰く「対ゲンム専用形態」。決戦後はゴッドマキシマムの新たな作用によって貴利矢が人間として再生しはじめているため、人間の身でバグヴァイザーIIを使うために必要な抗体を元々所持していなかった貴利矢はこれがレーザーX最初で最後の変身となる可能性が高く、結果的に対ゲンム戦でしか使用されなかったこととなる。]
仮面ライダーレーザーターボ
ある事情で再登場した九条貴利矢が変身する、レーザーの亜種ライダー。
公式サイトではレーザーと明確に別のライダーに位置付けられている。
レーザーとは違い常に人型のシンプルな姿が、さらにハンターアクションゲーマーの時の頭部のアンバランスさを際立たせている。登場した経緯は先述のネタバレ項目を参照。
「バグスターウイルスの抑制」というプロトマイティアクションXオリジン同様の機能に加え、「プロトガシャットの力を引き出す」追加要素を備える特殊なライダー。
なお、レベル0ではあるが、素体として使用しているガシャットは檀正宗により新造された爆走バイクガシャット。レーザーターボ用のものなのか、通常のレーザーとこれ一本で使い分けできるのかは不明。
同ガシャットで必殺技を行う場合、先述の通りレーザーレベル2を呼び出すのだが、バイクがバイクに乗るという世にも珍しいシーンに。
変身時の掛け声は、バイクゲーマーが「零速」、プロトガシャットを併用する際は「爆速」となる。
バイクゲーマーレベル0
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《爆走・独走・激走・暴走・爆走バイィ~クゥ~!》
身長:202.0cm
体重:98.0kg
パンチ力:23.0t
キック力:29.0t
ジャンプ力:ひと飛び52.1m
走力:100mを2.1秒
レーザーターボ初登場時の状態。プロトガシャットを併用していない素体状態と思われる。
蹴り技を中心とした身軽な身のこなしが特徴。
また、人型であるためか素体の状態でガシャコンスパローをメイン武器としている。
ただやはりガシャコンスパローの召喚にはギリギリチャンバラガシャットかプロトギリギリチャンバラガシャットの所持が必須。
スポーツバイクゲーマーレベル0
「爆速、変身!」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《爆走・独走・激走・暴走・爆走バイィ~クゥ~!》
《アガッチャ! シャカリキ! メチャコギ! ホットホット! シャカシャカ・コギコギ・シャカリキスポーツ!》
身長:202.0cm
体重:105.2kg
パンチ力:69.7t
キック力:79.2t
ジャンプ力:ひと飛び68.1m
走力:100mを1.3秒
レーザーターボがプロトシャカリキスポーツガシャットを使って変身した形態。
レーザーターボとプロトガシャットの組み合わせの場合、レベルは変わらずレベル0として換算されるが、同じレベル0でも基礎性能は飛躍的に向上している。
ゲンムやエグゼイドのスポーツアクションゲーマーと同じく、自転車型のスポーツゲーマをアーマーとして装着する。
色はプロトガシャットに合わせてモノクロになっており、プロトガシャットによる必殺技の字幕も同様。
先述のレーザーレベル2を召喚し搭乗したのもこの形態。
バイクがチャリを着てバイクに乗るという色々な意味でインパクトのある必殺技を繰り出した。
コンバットバイクゲーマーレベル0
「爆速、変身」
《ガッチャーン! レベル・アァップ!》
《爆走・独走・激走・暴走・爆走バイィ~クゥ~!》
《ぶっ飛び! ジェット! ドゥ・ザ・スカァイ! フライ! ハイ! スカイ! ジェットコンバァ~ット!》
身長:202.0cm
体重:125.0kg
パンチ力:70.6t
キック力:80.9t
ジャンプ力:ひと飛び62.9m
走力:100mを1.8秒
レーザーターボがプロトジェットコンバットガシャットを使って変身した形態。
スナイプのコンバットシューティングゲーマーと同じく戦闘機型のコンバットゲーマをアーマーとして装着するが、色はプロトガシャットに合わせてモノクロになっている。
正規のジェットコンバット同様、空中を自在に飛び回ることが可能。
一度は失った関連動画―――ニコ動の未来に捧げようぜッ!!
関連商品の開発に命を削りすぎたみたいだ、なっ
ああ、関連項目昔荒らされたっていうの嘘だから!
- 仮面ライダーエグゼイド
- 宝生永夢(名人→永夢)
- 鏡飛彩(同じ医師ライダー。一見同じ甘党医師ライダーに見えるが、事情は異なる)
- 花家大我(彼からマイティアクションXを永夢に奪い返す)
- 檀黎斗(秘密を知りすぎたため彼に殺害された筈だったが… )
- 檀正宗(彼からゼロデイの秘密などの情報を得る→後に貴利矢を左腕として復活させた )
- ガシャコンバグヴァイザー(IIを何度か使用)
- 照井竜(バイクに変形する仮面ライダーの先駆者。アクセルは人型を残しているがレーザーは完全にバイクに変形する)
- 詩島剛(同じくバイクモチーフの仮面ライダー。過去に自身の過失で友人を失ったことから、軽く振る舞うことで周囲と距離をおいていたという共通点がある。)
- 手塚海之(亡くなった友人の死を引きずって戦う、主人公と最初に打ち解ける、死後味方のパワーアップに貢献する一方で戦力を敵に行使されるなど、非常に共通点の多い過去作ライダーのキャラクター)
- 平成ライダーの登場人物一覧
- 医者/監察医
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