ネタバレ注意! この記事では、Lobotomy Corporationの続編について扱います。 前作についてのネタバレがありますので、未プレイの人は注意してください。 |
どうか、あなたの本が見つかりますように
May you find your book in this place.
Library Of Ruinaとは、韓国のインディーゲームスタジオ「Project Moon」が開発したストラテジーRPGであり、前作「Lobotomy Corporation」の続編にあたる作品である。
ニコニコ動画では「Library_of_Ruina」の動画タグが使われている。
2020年5月15日からSteamにてアーリーアクセスが始まり、
翌年8月11日にXbox版と同時に正式リリースされた。
大幅な仕様変更が何回もあったが、基本的には最新版の情報について記載する。
概要
ゲーム情報(原作版) | |
---|---|
ジャンル | ストラテジーRPG |
機種 | Win (Steam),Xbox |
開発元 | Project Moon |
販売元 | Project Moon |
発売日 配信日 |
2021年8月11日 |
価格 | ¥ 3,090 |
その他 | 日本語対応 |
ゲームソフトテンプレート |
図書館の主人になってゲストをお迎えしましょう。 敗北したゲストは本になり、図書館は成長を遂げます。 |
未知の存在「アブノーマリティ」を管理する前作とは打って変わり、
カード・ダイスといったTRPG風の要素を含んだ戦闘を行いストーリーを進めるRPGとなっている。
ゲームの流れとしては、
- プレイヤーは図書館館長兼司書アンジェラとして、特定の相手に招待状を送る。
- 招待状には司書に打ち勝てたら望む本を得られるが、負ければ本にされる旨が書かれている。
- 招待されたゲストを、ローランを始めとする指定司書達でカードとダイスにより「接待」する。
- 司書達が勝てば新たな本を得る。その本を望む相手を探し出し、招待状を送る…というのを繰り返す。
というもの。
招待状には「相手に招待状が届き、その内容に承諾するまでの流れを見る事が出来る」という能力があり、
毎回戦闘前にゲスト達のストーリーを見る事が可能となっており、掘り下げられるキャラクターが多い。
それも作品の魅力となっている。まあどうせみんな本にされるんだけどね
なおジャンルはガラッと変わったものの前作に登場するキャラクターは続投しており、
ストーリーは前作トゥルーエンドの続きである。また上記ゲームシステム上新キャラクターは非常に多い。
今作には何と主題歌が存在する。その名も「String Theocracy」。
アーティストはMili、ゴブリンスレイヤー主題歌「Rightfully」などを担当する音楽グループである。
また、今作はストーリーにて韓国語でボイスが流れる。(設定で変更可能)
前作はボイス無しだったので違和感を覚える人もいるかもしれないが、一度は聞いてみる事をオススメしたい。セルマァ……
2024年4月25日に日本語ボイスが搭載されたPS4&Siwtch版が発売。
販売元は「アークシステムワークス」となっている。
ゲーム情報(移植版) | |
---|---|
ジャンル | ストラテジーRPG |
機種 | Switch,PS4 |
開発元 | Project Moon |
販売元 | アークシステムワークス |
CERO | D(17歳以上対象) |
発売日 配信日 |
2024年4月25日 |
価格 | ¥ 4,950 |
その他 | 日本語音声搭載 |
ゲームソフトテンプレート |
キャラクター
CVはそれぞれ「韓国語版/日本語版」の形で表記する。
現状日本語は「アークシステムワークス版」のみであることに注意。
- アンジェラ(CV:イ・ダウン/長谷川育美)
「招待状は、私が欲してるたった1冊の本に導いてくれるはずよ」
「どうか、あなたの本が見つかりますように」
引き続き登場するお馴染みAI。髪がショートになり、表情も非常に豊かになった。
前作ラスト後L社跡地を「図書館」に改装し、図書館と自身を完成に導く1冊の「本」を探す。
しかし前作にてやらかした事により(元)セフィラ達にはかなり恨まれているようだ。
- ローラン(CV:ソン・スホ/武内駿輔)
「アンジェ、ラ……。いい名前だな。」
「それはそれで、これはこれだ。」
総記の階層の指定司書にして、今作の主人公的ポジション。
ある時突如図書館内に転移し、四肢をもがれるなどすったもんだの末アンジェラの召使いとなる。
中々のコミュニケーション強者であり、基本相手に合わせて親身に話し、相手の地雷ワードはうまく避けつつ、時には自分の意見を強く押し通す。どっかの誰かとは大違いだなぁ!
自称「落ちこぼれの9級フィクサー」。しかし彼の会話にはその信憑性を揺らがせる要素が多く…。
- マルクト(CV:イ・アルム/高森奈津美)
「アンジェラ……私、まだ許してないから……。」
歴史の階層の指定司書。
指定司書の中でも分かりやすくアンジェラを憎んでいるが、ローランとの関係はある程度良好。
- イェソド(CV:イ・インソク/高橋伸也)
「ネクタイが緩んでますね。」
技術科学の階層の指定司書。
アンジェラに媚びへつらっている(ように見える)ローランを蛇蝎の如く嫌っている。
- ホド(CV:キム・ハル/天海由梨奈)
「頑張って下さい。ローランさん。」
文学の階層の指定司書。
自身の過去をアンジェラの行動に重ね合わせており、恨みに恨めていない。声がかなりカワイイ。
- ネツァク(CV:イ・チャンミン/馬場惇平)
(横になったまま顔を向け、こちらをチラッと見るとそのまま顔を戻した)
芸術の階層の指定司書。
だらけているのは前作序盤と同じ、それでも仕事はきっちりこなす。
- ティファレト(CV:ソン・ソンヨン/首藤志奈)
「こう見えて昔より結構伸びたのよ?」
自然科学の階層の指定司書。
前作は幼い双子だったが、今作は成長した女の子のみ登場。ローランからは常に子供扱いされる。
- ケブラー(CV:チョン・ユジョン/石井未紗)
「嘘つけ。何のつもりだ?」
肉体言語の階層の指定司書。
ローランと同じフィクサー稼業をしていて、赤い霧と呼ばれた1級を超える元特色の一人。
9級フィクサーを名乗るローランを警戒している。
関連動画
関連リンク
関連項目
その本 が、すべてを狂わせる
It all starts with a book
(アークシステムワークス移植版、トレイラームービーより)
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