この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
Mettatonとは、Toby Fox(トビー・フォックス)氏開発のRPGインディーズゲーム『Undertale』に登場するキャラクターである。暴走して人間の生き血を求め主人公を殺そうと付け狙うロボット。
概要
地下世界の科学者であるAlphysが開発したSOULを持ったロボット。彼女がAsgore王に気に入られるべくSOUL回収のために対人戦用の機能も搭載しており、この功績によって彼女は王立科学者の地位を手に入れている。
地下世界唯一のスターとして活躍しており、自分が作った放送局で自分が主演のTV番組を流し、自分が主演の舞台を行い、地下世界で数少ない娯楽を提供している。地下世界では有名人でゲーム内でも行く先々でMettatonのファンと出会える。地上の人間世界で活躍するスターに大きな憧れを抱いており、リスペクトし人間社会のエンターテイメントやサブカルチャーを真似している(ただし色々とズレている)。
HotlandとCORE・New Homeを繋ぐ要衝に地下世界唯一のリゾート施設である「MTT Resort」など、地下世界の娯楽施設はだいたいMettatonが経営している。
HotlandのLab(研究所)にて主人公の前に初登場してからは、行く先々でショーと称する過激で殺伐とした番組に巻き込み命を狙うが、その度に主人公の決意とAlphysのサポートの前に失敗する。最終的にCORE最奥にて最終決戦となる。
外見
大小の四角形をくっ付けたような体をしている。前面にはダイヤルとライトのパネルが備え付けられており、感情によって点滅パターンが変化する。その胴体に伸び縮みしそうな腕と白色の手が付いている。足の代わりに車輪が付いた柱があり、それで移動をする。飛行も可能。裏面には謎のスイッチがある。
この状態では超合金製のボディによってあらゆる攻撃が通用しない。
性格
良くも悪くもエンターテイナーで、スターである事に拘り、ソレに忠実な性格。ハイテンションでファンや視聴者に対していかに魅せるか、楽しませるかを常に考え行動しており、貪欲に取り組んでいる。エンタメ性のためなら論理やルールは破り、殺戮も辞さない過激さも見せる。地上のスターに憧れているが、地下世界のファンを大切にする気持ちも強く、その思いが戦闘終結の鍵となる。
ある意味産みの親であるAlphysに対しては純粋に感謝しており、とある計画に乗ったのも感謝の気持ちから。
真実
暴走したとされていたMettatonも今までの殺戮ショーも、実は全部Alphysが主人公の物語に関与したいがために打った芝居だった。途中まで作戦に賛同していたMettatonだったが、所謂「やらせ」である事に嫌気がさし、また「主人公はAsgoreには勝てない→AsgoreがSOULを手に入れたら人間界は滅ぼされる→そうなったらスターもクソもない→だったら自分が主人公を倒しSOULを手に入れちゃおう→これで地上に出てスーパースターになれるぞ!」的に考えた。AlphysがCOREでのエリア配列や罠や敵モンスターを知らなかったのはそのため。
最終的にエリアにAlphysを入れないようにし、念願の地上のスターとなるべく主人公に襲い掛かる。
Mettaton EX
Oh yes
Alphysの助言で背面のスイッチを押した事で現したMettatonの真の姿。もはや変形前の面影が全く残ってない。この状態になってようやく戦闘らしい事が出来るようになる。
この形態はFIGHTコマンドによる攻撃が通用するようになる。和解するには画面左上に表示される視聴率を自ターン時に10000または12000を突破させる必要がある。ACTコマンドの各選択肢で視聴率を上げるほか、戦闘中に装備を変更する・MTT Resortで買える回復アイテムを使うと視聴率が上昇する。HPが少ないほどより視聴者に感動を与えられ視聴率に繋がる。
戦闘時は自機となるSOULが黄色になり戦う事になる。この状態ではZボタンで弾を発射出来、これで障害物を取り除いたり、スイッチを入れ替えて攻撃を掻き消したりして弾幕を避けていく事になる。
MettatonEXの攻撃方法は、自身の脚を模した攻撃・小型Mettatonによるハート型爆弾投下・破壊すると十字型に爆風が広がる爆弾・ミラーボール風の攻撃など、実に多彩で派手。また、戦闘中にハート型のコアを出して弾幕を張ってくるが、その時に弾を撃ち込んで攻撃する事が可能。FIGHTコマンドによる攻撃では無いためEXPが溜まる事は無く、和解する場合でもガンガン打ち込んでOK。ハート型コアに攻撃を撃ち込み続けると最初に両腕が・次に両脚が壊れる。相手がダルマ状態になったら視聴率10000はもうすぐ。ハート型コアに攻撃しない場合は和解に必要な視聴率は12000に上昇する。なお、攻撃しなくてもMettatonの手足は戦闘終了後に勝手にもげている。本人曰くエネルギー効率が悪い形態とのことなので、バッテリー確保の為のパージなのかもしれない。
外見
Mettatonが理想とする人間のスターを模したボディをしている。蛇腹状の腕はそのままに、新たに甘いマスクな顔と脚が出来(結構美脚)、胴体はメカチックだがより人間に近いモノとなった。この形態では機敏かつ正確な動きが可能となり、戦闘時は謎のダンスを踊っている。
Mettaton NEO
一定数以上のモンスターを殺し続ける事で成し遂げられるGenocide Route(通称Gルート)において、主人公を殺すべくAlphysによる更なる改造を得て強化されたMettaton。文字通り対人戦用ロボットとなった。
ボディはよりアーマーのように巨大化し鋭利となり、背には巨大な翼を備える。右腕にはキャノン砲が装着された。髪は跳ね上がり真っ黒な右目部分が露出し、光が漏れている。
HPは30000とすごい事になっており、防御力はEX時よりも下がっているが攻撃力は跳ね上がっている。しかし、とある事情によりネタキャラとして見られてしまっている。
その秘密
MettatonはSOULを宿したロボットとして誕生したが、実は実体を欲しがってたゴースト型モンスターに機械の体を与えたのが正体。そのゴーストは行方不明だというNapstablookのいとこ、その人である。地上のスターに憧れながらも実体が無いゆえに夢を諦めていたゴーストだったが、地下世界版SNSで人間ファンクラブを立ち上げた際に唯一の来客としてAlphysと出会う。彼女のオタク趣味には理解出来なかったが人間のような体を用意出来ると持ち掛けられ、Napstablookに引け目を感じながらも夢を優先し家出。Alphysの協力により地下世界のスターMettatonが誕生した。
入手出来る「謎の鍵」を使ってお邪魔出来る元自宅で見れる日記からは家族思いで夢を求める性格が伺える。
また、「謎の鍵」をMettatonEX戦で使用すると、ある反応が見れる。
ゲーム内では「he(彼)」と呼ばれていることから男性であると伺えるが、彼の家は内外共にピンク主体の装飾となっており、彼の中のゴーストは女性ではないかと考えるユーザーもいる。
しかしゲーム内で「she(彼女)」と呼ばれるシーンは存在しないため、女性説は二次設定の域を出ない。
NルートのEDの一つでは王になり、地下世界はMettaton一色になる事に。
しかし経済や教育と言った問題を放り投げた政策を取っている為、その後が非常に心配になる世界となっている。
また、Mettatonの番組が嫌いなモンスターは失踪するというディストピアな事実も発覚する。
TPルートのクリア後ではNapstablook・Shyrenを誘って音楽ユニットを結成、地上でツアーを敢行している。
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