ニコニコ大百科

ナショナリズムは推奨してたぞ、「ユーゴ人」としてのな
弾圧したのは民族主義・分離主義者だから

有能だと持ち上げてる人多いし、結局争いをやめなかったユーゴ構成国家の諸民族を批判する人も多いけどさ
同じ極東のアジア人だからと日本・韓国・中国辺りを強引にまとめて、民族色が出るから天皇制や漢字廃止、人口比や経済規模が偏ってても各国平等に扱うからねなんてことになったら
日本人の中にもウスタシャやチェトニクに類似する組織が出てきそうなもんだ

WW2時にナチスドイツの支援を受けたクロアチア人勢力がセルビア人に対する略奪、強制労働、ジェノサイドとかやりたい放題だったのに
チトー政権では「復讐はダメだよ！みんな仲良くしようね」じゃそりゃセルビア人は納得しないし、ユーゴ紛争で復讐したくもなる

>>93
それ言い始めたらセルビア人組織のウスタシャがクロアチア人殺しまくってただろ
その両派が建前としてはどの民族も平等を謳うパルチザンに討ち滅ぼされたのは当然だと思う

あウスタシャはクロアチア組織だから間違い。クロアチア人殺しまくってたのがチェトニクだったすまん

>>88
南アフリカの問題の根本にあるのはほとんど人種差別だけで
ユーゴラスビアは過去の遺恨や宗教関係や言語とか
ありとあらゆる揉める問題の肥溜めみたいなもんで
チトーみたいな有能でカリスマもある奴が無理矢理に治めるか、
ハプスブルク家みたいに王家の元にみんな平等みたいな権威で
強引に治めるしか方法無いわ

削除しました

そもそも初代のユーゴスラビア王国が事実上の大セルビア王国で、セルビア人による非セルビア人の支配を誤魔化す為だけに作られた存在だからな

徳川家康みたいな300年の安定を築いた本物の英雄と比べると一代だけの敗北者ってかんじだな

※99
上でも書いてあるが、例えば日中韓を強引に一つの国にして己の批判を受けつつも内戦が少なく40年運営してきたんだぞ。
実際大日本帝国とて数十年朝鮮のみを併合していたが、今なおいろいろあるというのに。
日本人だけ集合国家とは違う意味での統治者だぞ。

徳川家康ごときではセルビアすら治められないだろう
チトーという、歴史上並び立つのが許されるのはケマルのみの本物の偉人と比べるのは可哀想ではある

今のアメリカに必要な人物。
民族主義や人種優位主義・白人至上主義を謳う「自由」を抑え込んで統治できる傑物が必要。

それならトランプでいいやん

トランプは白人贔屓だったからむしろ最悪。
セルビア人に贔屓してたミロシェビッチと同じ。
白人至上主義はアラスカ送りにしてでも各人種・民族を
「アメリカ人民」として平等な立場にできるような大統領が必要。

ここの住人に聞くけどユーゴと比較してウイグル自治区の独立に対して否定的に考えている人が多そうなんだけど実際どうなの？
中国のやっている人権侵害に関しては知ってる

人権侵害は論外だが、独立したとして国としてやっていけるのかというのはある。ユーゴの場合はそれぞれに陸続きの後ろ盾がいたが、ウイグルの場合果たして？

>>105
個人的には反対やね。
まあ確かに中国共産党のウイグル統治は強権的なものがあるが、今の体制が瓦解してウイグルやチベットが独立する様な事になれば、それこそ宗教紛争や民族紛争のリスクが高まる。唯一神教のイスラム教と神を必要としない仏教が相入れるとは思えないし。
そうなると多分今よりも死者や困窮者は増えるだろう。

ただ一つ、今の中共体制で問題なのはユーゴと違って全然民族間の立ち位置が平等になっていない事。

そもそも今の中国は香港ウイグル含めて全般的に上手く行ってて理想的だからわざわざ平地に乱を起こす必要はないな

現地人に本当にいいかは知らんが、独立してくれたほうが日本人にとっては都合がいい

いやよくねえだろ…
中東(紛争地)が近所に来る様なもんだぞ

>>105
を立てた者だけど、ウイグル自治区は民族構成や歴史考えるとユーゴ以上にヤヤコシイ印象を受けるんだよね。
しかも自治区北部については歴史的にほぼモンゴルだし、ウイグル自治区に本拠地置いた統一政権何てほぼ存在意しないし
しかも一時的に成立した第1次、第2次含む東トルキスタン共和国も自治区の僅かな土地しか実行していないし
ワシントンに存在する東トルキスタン臨時政府も何を根拠に自治区全域を自国領と定めて独立を目指してるのか不明としか言いよう無いんだよね
独立したらそれでこそチトーと同等レベルのカリスマ的指導者でも居ないと内紛起きそうな気がする

一方でチベットは漢族以外は民族問題も少ないから、チトーほどカリスマ的な指導者が居なくても国として何とかなりそうな気がする（経済的な困窮は別として）

チベットとウイグル独立したら多分
このチベット・ウイグル間で宗教的価値観の不一致を理由とする紛争が勃発すると思う。
そう言う意味では多分「宗教自体を否定する」共産党の重しと言うのは必要なんじゃなかろうか？

まあモーリシャスみたいな例もあるし異なる民族でも纏まれる可能性はゼロではない
ユーゴやウイグルは入植以前は無人島だったモーリシャスと違って過去の歴史という遺恨がでかすぎるが

チトーは日本で持ち上げられすぎというか、海外ではかなり批判的に評価されるようになっている
（特に政権初期の経済・農業政策、恣意的な自治州設置、ヘブランクら反対派への大粛清）

旧ユーゴ諸国でチトー呼びは殆どなく「ブローズ」とそっけない呼び方をされているし
反ソビエト的な日本の共産主義者・社会主義者から当て馬にされてるだけな気がしないでもない

欧米の影響から過度にクロアチア寄りだったユーゴ内戦の報道も影響してるのかもしれんけど
セルビアはむしろチトーの作った連邦を守るという名分でクロアチア内戦を引き起こしてるからなあ…

地域の経済格差（スロベニアだけ西欧レベル）や、74年憲法で崩れたクロアチアとセルビアのバランスを
放置した結果が連邦が崩壊した遠因な訳だし、得意のカリスマ政治すらミロシェヴィッチ台頭の原因になっている
そもそも初期の方針はまんま「小スターリン・小ソビエト」路線だったし、自主管理主義もぶっちゃけ苦肉の策でしょ

集権化と分権化、反クロアチアと反セルビアの間を右往左往してた王政時代の迷走とあんまり差がないというか
チトー以前に最初からバラバラに独立するか、ドナウ河連邦作った方がまだマシだったんじゃね？という感じ

集権国家の体を為せずに憲法停止に至った王国時代と同レベルってのは同意しかねるね

そりゃあ王政時代のユーゴスラビア統一主義や国王独裁が上手くいったとは言わんけど
チトーのユーゴが王政にマウントかませるぐらいに集権化できてた時ってあったっけ？

小スターリン路線が潰された後、早くも1958年にユーゴ共産党の指導性すら否定してるし
1974年憲法制定後はほとんど国家連合だし、「自称ユーゴ人」率の低さが全てを物語ってると思うけどね

もし単純に「王政より長持ちしたじゃん！」なら第二次世界大戦を考慮しないとフェアではないしね
ドイツ、イタリア、ハンガリーに攻め込まれたら一国の集権化でどうにかなるもんではない

チトーは集権国家を諦めたから憲法を停止せずに済んだ（大幅に改正してるけど）
王家は集権国家を諦めずに国王独裁に移行した、そこに大きな差を見出す理由を逆に聞きたいかな

わざわざ３レスもどうも
でもシンプルに政治外交経済教育治安すべての面において王国時代の方が同等、あるいはマシと言える要素が存在するのか？
戦後の冷戦下のパワーバランスでろくな経験もない小国がバラバラに独立して納得いく結果が生み出せるなんて到底思えないわ、ドナウ連邦もユーゴ以上に複雑な民族問題によって勝手に崩壊すると思うんで無理