ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。

ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィとは、ソーシャルゲーム『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァントの一騎である。
以後、この記事でははっきり言って長すぎるため「ジャンヌ・リリィ」と表記する。

CV：坂本真綾

サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。

概要

2016年末、Fate/Grand Orderにおける2年目のクリスマス「二代目はオルタちゃん ～2016クリスマス～」において、複雑な事情で爆誕したランサークラスのサーヴァント。

マメなジャンヌ・ダルク[オルタ]さんは前々から入念な準備をしてサンタクロースとしての仕事を全うするべく動いていた。
前年度のセイバーオルタによるサンタよりも完璧なサンタ業を遂行すべく、何でも持っているのが自慢の割と交渉できそうな人物から「誰にも気づかれない透明化秘薬」を入手して服用したところ、それが渡した人間の手違いで「若返りの薬」であったためにこのような姿になってしまった。

これがジャンヌ・リリィ爆誕の経緯である。FGOギャグ次元ではよくあること。あとジャンヌ・オルタさん自身そういうキャラだった。
なお、霊基（召喚する際のデータ）が薬の所為で変化したために、元となったジャンヌ・オルタと別枠での召喚ができるようになった。

つまりこの名前は分解すると
・ジャンヌ・ダルク　（元となった人物）→　没年（15世紀）
┗　オルタ　（～のわるい精神）→　グランド・オーダー発令後（2015年）
　┗　サンタ　（～のサンタ役）→　サンタ役を買って出た時期（2015年度クリスマス以後）
　　┗　リリィ　（～の若い姿）→　薬を服用した時期（2016年クリスマス）
……という形で時系列順に名前が付いているということがお分かりいただけただろうか。

服装は黒基調だった元から一転して白い外套と赤緑のリボンを白いショートヘアに結った可憐な姿。
しかし外套の下はビキニとミニスカートワンピという冬であることを度外視にしたあられもない姿となっている。
大人版では旗であったろう槍には赤緑のリボンがついている。
この姿に変わる一部始終に立ち会った御付きは満面の笑みを浮かべていたご様子。

名前があまりに長く、中点が多く順序を間違えやすいことが話題に上がり、公開された直後はそれはもうたくさんのツッコミが入った。
奈須きのこ氏も自身のブログで間違える（ジャンヌ・ダルク・サンタ・オルタ・リリィ）、ニコ生に登場したグランドガーチャー島崎信長氏も意気込んだものの途中で噛むなど、やっぱり名前のインパクトと余波は大きい様子。

真名

オルレアンの聖女　ジャンヌ・ダルク

……なのだが、ギャグ次元の産物である上に戦場に出る前の段階まで若返っているためか、暗い過去なんかほとんど忘れたかのような天真爛漫さを取り戻している。

しかしこの一件でジャンヌにランサーとしての素質があるということが確認された。
実際Fate/EXTELLAではアグレッシブに旗を振り回してスタイリッシュに敵をなぎ倒してスカイハイに目立ってましたもんね

人物像

善にも悪にもなっていない状態のジャンヌ・ダルク。
マスターのことは「トナカイさん」と呼んで使いパシる。
精神年齢も幼くなったせいで状況判断力が落ちており、簡単にパニックになり、慌て、そして泣きじゃくり、周囲を混沌の坩堝へと叩き落とす。
しかしながらそんな自分にちゃんとついてきてくれたマスターには感謝の念を抱いている。が、甘え方が分からず戸惑うなど、やっぱりジャンヌ・オルタ寄りの精神構造のようだ。

元となったはずのジャンヌ・オルタの方はやさぐれぶりが見ていて恥ずかしいとして邪険にするなど、もはや完全に人格が別物となっている。
逆に目指すべき未来としてオリジナルのジャンヌ・ダルクには相当懐いている。

先輩サンタであるセイバーオルタに対しては尊敬を抱いているものの、彼女の寝所でサンタ業務をしようとして宝具ぶっぱされた結果ちょっと腰が引けている。　あと格付け完了。
幸福振りまくというよりも当人に悔い改めさせる辛辣な教訓を与えるという腹黒サンタなのも納得である。
サンタアイランド仮面なる赤い外套の男をサンタ業の師として仰いでいる。

マイルームではナーサリーとジャックとの3人でいることが多いらしく、宿題をするように言うなどちょっとお姉さん気分を味わっている模様。カルデア三大幼女とかいうパワーワード。

名前だけでなく属性もざっくりとだけでも幼女、サンタ、シスター（聖女）、ツンデレ…など、盛りすぎと言われる。

イベントを完走してアンロックされる”彼女がサーヴァントとして存在している理由”についてのテキストはほろりとお涙を頂戴するクリスマスの締めに相応しいものであった。

サーヴァントとして

• クラス：ランサー
• 身長／体重：141cm / 39kg
• 出典：史実（史実……?）
• 地域：サンタランド（自称）
• 属性：混沌・善　　副属性：人
• 性別：女性
• 真名：ジャンヌ・ダルク
• パラメータ

  筋力：C

  耐久：D

  俊敏：A

  魔力：B

  幸運：A++

  宝具：A+

• スキル

  聖者の贈り物:C

  サンタクロースになりきる事で取得できるスキル。プレゼントを贈り、心を潤す。
  真面目さが評価されたのか新米にしては高いランク。

  自己変革:A

  例外的に「これから先、成長していく」存在であることを示すスキル。

  うたかたの夢:EX

  個人の願望、幻想から生み出された生命体。願望から生まれたが故に強い力を保有するが、同時に一つの生命体としては永遠に認められない。彼女の場合、夢の夢という二重にあやふやな存在であり人理を巡る戦いが終われば消える運命にある。

  対魔力:A+

  魔術を軽減するスキル。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
  アヴェンジャーからのクラスチェンジでルーラー時のスキルが戻った。

余談だが、槍を使った体術はかつてジャンヌ・オルタの妹分として来てくれたランサーを、EXTRAアタックは師匠と仰ぐ仮面の紳士を参考にしている模様。

宝具

優雅に歌えかの生誕を　（ラ・グラスフィーユ・ノエル）
ランク：A+ / 種別：対軍宝具 / レンジ：1～10 / 最大捕捉：10人

ジャンヌ・リリィが最高潮にノッた時に発動する宝具。
悪い子（敵）にはお説教（ダメージと弱体耐性ダウン）を、良い子（味方）には贈り物（攻撃力強化と回復量アップ）を与える。
何より雪のようにプレゼントを降らせることから子供受けが非常に良い所が魅力の宝具である。

なお、詠唱には必要ないのだが、クリスマスソングを歌ってくれる。　かわいい。

ゲーム内性能

イベント報酬星４ランサー。テクニカルな使い勝手。

HP回復スキルと自己強化スキル2種による継戦能力が武器。
宝具が全体攻撃&味方バフという対象の広いものとなっているのも特徴。ただし、宝具の性質上、脇を固めるサーヴァントも相応に育ってないと真価が現れないため、知識と軍勢が揃ったベテラン向けといえるだろう。

巡霊の祝祭第７弾で恒常入手が可能に。

• キャラクター性能

  HP	（Lv1/Lv80/Lv100） 1899/11870/14392
  ATK	（Lv1/Lv80/Lv100） 1543/9261/11213
  COST	12
  コマンドカード	Quick/Quick/Arts/Buster /Buster
  所持属性	サーヴァント、人属性、混沌属性、善属性、人型、女性 アルトリア顔、子供、ヒト科

• スキル

  保有スキル
  聖者の贈り物:C (CT7→5)	味方単体のHPを大回復[Lv.](1000→3000) ＆スター発生率をアップ(3T)
  自己変革:A (CT7→5)	自身のNPを増やす(20％) ＆弱体耐性をアップ[Lv.](3T)
  うたかたの夢:EX (CT8→6)	自身のBusterカード性能をアップ[Lv.](1T) ＆無敵状態を付与(1T) ＆HPを減少(-1200)【デメリット】
  クラススキル
  対魔力:A+	自身の弱体耐性をアップ
  アペンドスキル
  EX攻撃強化[Lv.]/NPチャージ[Lv.]/対アヴェンジャー特攻[Lv.]

• 宝具

  優雅に歌えかの生誕を（ラ・グラスフィーユ・ノエル）
  カード種別：Buster	ランク：A+ EX
  敵全体に強力な攻撃[Lv.] ＆弱体耐性をダウン(1T) ＋味方全体の攻撃力をアップ(1T)〈OCで効果アップ〉 ＆HP回復量をアップ(1T)〈OCで効果アップ〉
  敵全体に強力な攻撃▲[Lv.] ＆弱体耐性をダウン(3T▲) ＋味方全体の攻撃力をアップ(3T▲)〈OCで効果アップ〉 ＆HP回復量をアップ(3T▲)〈OCで効果アップ〉

関連動画

関連静画

関連コミュニティ

関連項目

• TYPE-MOON関連の一覧
• サーヴァント(聖杯戦争)
• Fate/Grand Order
• ジャンヌ・ダルク[オルタ]　←間違って成長した自分として反面教師にしてる。
  • ジャンヌ・ダルク（Fate/Apocrypha）　←正しく成長した自分として目標にしている。
  • ジャンヌ姉妹　←カップリングタグ。最近では公式でも三人での絡みが見られるようになった。
• キャスター(Fate/Zero)　←保護者。たまに来る親戚の叔父さんレベルで印象は薄い。
• セイバーオルタ　←サンタとしての先輩。　
• ここをキャンプ地とする　←イベント内で似たような発言をした。