『モンスターハンター3G』 とは、カプコンから発売されたニンテンドー3DS用ゲームである。
略称は「MH3G」。
モンスターハンター3G | |
基本情報 | |
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略称 | MH3G |
対応機種 | ニンテンドー3DS Wii U |
発売日 | 2011年12月10日(3DS) 2012年12月8日(Wii U) |
発売元 | カプコン |
ジャンル | ハンティングアクション |
価格 | 3DS 通常版:5,800円 ダウンロード版:3,400円 Wii U パッケージ版:4,800円 ダウンロード版:4,300円 |
対応年齢 | CERO:C |
その他 | |
3DS
Wii U
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ゲームソフトテンプレート |
2011年12月10日に発売。希望小売価格は5,800円(税込)。
2012年11月15日には廉価版「モンスターハンター3G Best Price!」を発売。希望小売価格は3,800円(税込)。
2012年12月6日にはニンテンドーeショップから購入出来るダウンロード版を発売。価格は3,400円。
シリーズ初のニンテンドー3DS向け作品となる。9月に発売されたファミ通でその存在が公に発表された。
3のマイナーチェンジバージョンだが、対応機種はWiiではなくニンテンドー3DSとなった。シリーズでは初めて任天堂の携帯機向けに発売される。実はDSの頃にモンスターハンターのDS版の構想があったらしく、試作段階までいったがDSのスペックでは結局満足のいく出来にはならず断念したとのこと。
MHP3などと比べて、発表から発売までが非常に短かったが、実はMH4の方が2009年から開発が始まっており、MH3Gはそれに平行する形で開発されていた。
操作体系は3DS用にアレンジされ、タッチパネルを用いたものになる。また、拡張スライドパッドにも対応している。ニンテンドー3DS発表当時、アナログスライドパッドの採用から一部ではモンハンの3DS版が出るのではないかと噂されていた。
MHP3では容量や処理能力の関係で実装できなかった水中戦が復活し、またMH3で登場しなかった武器(双剣、狩猟笛、ガンランス、弓)も使用可能になるなど、シリーズに登場した要素を欲張りに集めている。ある意味MHP3G的な一面もあるといえる。
3DSを販売している全国の販売店の店舗デモ機では、体験クエストを遊ぶことができた。また、ニンテンドーeショップでも体験版配信が開始されており、手元の3DSにダウンロードして同様に体験版を遊べる。ただし、30回までの起動制限がつく。
本作は可変フレームレート設計(処理負担の大小によってfpsが上下する設計)である可能性が示唆されている。
洞窟内など(処理負担の小さいと思われる)エリアに入った際に、fpsが明らかに上がっていることなどがその理由であるが、今のところ公式発表は無い。
3Dボリュームを切ってもfpsは上昇するが、3D表示が必要ない人は、ゲーム内設定で3D表示をオフにした方がその効果は高い。
低難易度クエスト『ウルクスス討伐』と、高難易度クエスト『ガノトトス討伐』が遊べる。
従来の体験版と同様、武器によって装備は決められており、好きな武器を選んで戦う。
MH3Gの新要素を多く体験できる。
30回までの起動制限がついているが、これはクエストの回数ではなく、体験版を起動した回数である。そのため、一度起動した状態なら、どれだけ遊んでも起動回数は1回と見なされる。
初の2画面プレイとなる今作では、タッチパネルを活用した操作へと一新され、上画面で従来のアクションを移し、下画面にアイテムなどの操作・表示を纏めるようになっている。
一例としては、
上画面 | フィールド(プレイヤー・モンスターなど) - 体力・気力ゲージ - 切れ味 - 時計 - アイテム - プレイヤー名 |
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下画面 | マップ - アイテムポーチ - カメラ操作用十字キー(右スティックの代用) ※それぞれパネルで表示される |
が表示されており、従来作品に近い状態になっている。
これらはオプションの項目でカスタマイズが可能であり、ゲージ・プレイヤー名などを下画面に移したり、十字キーの大きさを変えたりも出来る。
全ての表示を下画面に纏めることも出来る。
これらのカスタムは、下画面に記された縦3、横2の6枠に、様々なサイズのパネルを当てはめて行うことになる。
アイテムなどは、従来の操作に加え、下画面でアイテムポーチを展開し、タッチで選ぶことも可能となった。調合も、戦闘中に調合したいアイテムのアイコンをタッチするだけなので、緊急時に調合→従来の操作で素早く使用と組み合わせると非常に便利。
ニンテンドー3DSでは、所謂『モンハン持ち』が難しく、また水中戦では地上戦で使う左右方向のカメラ操作に加え上下方向の操作を多用するため、大きく改良されている。
先述の、下画面に表示される十字キーで、基本的にはカメラ操作を行う。
また、3DS本体に装着する『拡張スライドパッド』を装着することで、ABXYボタンの右に新たにスライドパッドを追加可能。同製品は本作に合わせて発売される。同梱版も発売されている。
詳しくはニンテンドー3DSの記事を参照。
また、『ターゲットカメラ』と呼ばれるシステムも新たに追加されている。
これは、短く押すと視点リセット、長く押すとアイテム展開になるLボタンに搭載された機能。短く押した際、視点リセットではなくターゲットモンスターの方を自動的に向くというもの(ちなみに、2度押しで視点リセットとなるが、この操作もカスタマイズ可能である)。
下画面のボタンで、メインモンスターをターゲッティングすると使用できる。複数のモンスターがいる場合は、ターゲットを変更することもできる。同じモンスターが複数いる場合、先にメインをターゲティングしておくと、自分がメインで戦っているモンスターが一目瞭然となり、混乱しにくくなる。
間違われやすいが、このシステムはあくまでLボタンを押すとカメラをターゲットモンスターの方へ向けるものであり、モンスターをロックオンし画面の中心に捉え続けるものではない。
今作では、ポータブルシリーズで容量等の都合で実装されなかった水中戦が、携帯機作品としては初めて収録されている。
弓・狩猟笛・ガンランス・双剣など、MH3でオミットされていた武器群も水中で使用可能になる。
冒険の拠点は、おなじみ『モガの村』と新拠点『タンジアの港』の二つ。砂の都ロックラックは今作では登場しない。
タンジアの港は、通信プレイの要素を全て集約してあり、港自体が集会所的な役割を果たしている。
狩猟の舞台は「孤島」「砂原」「水没林」「凍土」「火山」「渓流」「海底遺跡」「大砂漠」となっている。
オフラインのプレイ時は、ポータブルシリーズのオトモアイルーと同様に、オトモを2匹連れて行ける。
今回のオトモは、「3」に引き続き奇面族で、チャチャブーの子供であるチャチャと、今作からの登場となるチャチャのライバル・カヤンバの2匹。 被るお面を変更することで、クエスト中の行動や能力が変化する。
今作では、MHPシリーズと同様に、ローカル通信で近くのプレイヤーと協力して遊べる。
さらに、有線LANでインターネットに接続したWii U本体に、専用の「パケットリレーツール」をダウンロードすることで、3DS版でもアドホックパーティの様なインターネットを介したオンライン協力プレイが可能になる。
今作は3DSのすれちがい通信にも対応している。
これは、すれちがった人とギルドカードを交換できるというもの。
ただ交換するだけではなく、集めたギルドカードに応じてそれらのハンターがタンジアの港に現れる。
装備はカードに記載されたものと同じ。
彼らにクエストを依頼することが可能で、モンスターを狩猟して素材を集めてきてもらえる。
カードの枚数が多ければ、複数パーティでの依頼をすることもでき、クエストの成功率が上がる。
オトモアイルーやチャチャのように連れ歩けるわけではないので注意。
看板モンスターは「砕竜」という別名を持つ獣竜種の「ブラキディオス」。火山に生息している。
黄緑色に光る、爆発性の粘菌を前脚と頭に纏った初号機色紫色の獣竜である。
TGS2011にて、ブラキディオスとの戦闘を体験できた。
また、旧作からはガノトトスが参戦、ついに水中でガノトトスと戦えるようになった。
他にも「リオレイア亜種」と「リオレウス亜種」が新たにグラフィックが描き直され参戦。
「3」のモンスターだとラギアクルスに亜種が、イビルジョーに特殊個体の存在が確認されている。
MHP3にて新たに登場したモンスター達はごく一部を除いてほぼ全種が参戦する模様。
P3で初登場したジンオウガやドボルベルクには新たに亜種が登場している。
※「NEW」は今作で新登場のモンスター。
※「(P)」はモンスターハンターポータブル3rdからの輸入モンスター
牙獣種 | 鳥竜種 | 飛竜種 |
---|---|---|
獣竜種 | 牙竜種 | 魚竜種 |
海竜種 | 古龍種 | |
Wii Uのローンチタイトルとして移植され発売。価格は4,800円。
主な追加変更点は以下の通り。
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最終更新:2024/04/25(木) 05:00
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