「いや!しかしあえて!我が真名を解放する!我が真名(な)はシャルルマーニュ!どうかその胸に刻んで貰いたい、SE.RA.PHのマスターよ!」
シャルルマーニュ(Fate)とは、PS4/PSVita用ゲーム「Fate/EXTELLA LINK」に登場するサーヴァントの一騎である。愛称はシャルル、もしくはシャル(ただし自己申告)。
サーヴァントについては、サーヴァント(聖杯戦争)を参照。
本作における物語の中心的人物(ゲームのパッケージ画像も彼が中央で一番手前。キャラクター選択画面での初期カーソルも彼に合わせられている)にして、純粋な新規サーヴァントの一人。
白を基調とした戦装束を身に纏った若き騎士の英霊。謎の敵性エネミーの一群に襲われていた主人公と幼いアルテラを救った、春風のようなセイバーのサーヴァント。その素性は、フランク王国の王として戦乱に喘ぐ西ヨーロッパを統一し、キリスト教文化の振興に努めた覇王にして聖王。すなわちカール大帝。
時の教皇によりローマ皇帝の帝冠を授かった彼は、その偉業により中世ヨーロッパの九偉人として讃えられ、またその覇業により多くの吟遊詩人たちによって武勲詩に歌われる。その代表作として知られるのが「ローランの歌」であり、そこではアストルフォたち十二勇士の主君として登場する。なお、トランプにおけるハートのキングのモチーフとなったのは彼だと言われている。
そのシャルルマーニュがサーヴァントとして現界したのは、新しい月の新世界に侵攻してきた“大帝”の軍勢に立ち向かうため。その“大帝”の野望を打ち砕くべく、主人公やネロたちは彼に協力することとなる。
さて。そんな華々しい来歴の持ち主ではあるものの、とてもではないが、それほどの大業を成したと思えないほどの呑気でフランクな、それでいてざっくばらんとした性格をした若者。そして、自身の判断基準や行動方針を「カッコいいかどうか」「ダサいかどうか」を軸としており、それに重きを置いている。
おまけに若干アホの子の気がある上に、ノリが良すぎて調子に乗りやすい気質の持ち主でもある。それはあのアストルフォがツッコミに回るほど。そのアストルフォとのやりとりは、もはや君主と臣下というよりはむしろ仲の良い男子高校生同士といったところ(ただし女装には異議あり)。ちなみに、某アイドル(笑)を見て十二勇士候補として見なしているあたり、型月世界における十二勇士がどのような集団なのか、推して量るべし。そして案の定オリヴィエは胃痛枠である。
ここまで見ると、いい加減でどうしようもないヤツという印象が強いだろうが、本人の気さくで親しみやすい人柄も一因となって、彼が信頼に値する人物であることは間違いない。そうでなくとも、戦士や騎士としての誇りや矜持を重んじ、悪逆非道に義憤する彼の姿はシリーズ全体を通して見ても稀な正統派の英雄そのもの。これこそが彼の追い求める“カッコよさ”であり、同時にそれは命を懸けるに値する信念でもある。故に、配下であるアストルフォからの評は「気持ちのいいバカ」であり、同時に本気で怒りを露にした彼の迫力は、かの中華帝国史上唯一の女帝に匹敵するという。
また、古今東西のあらゆる英雄たちに敬意を払っており、多くのサーヴァントを「先輩」として敬い、時には「○○卿」やら「姉御」やらと付けて呼ぶこともある。ただし、一部からはその呼称に関してあまり芳しいとは言えない。主に姉御呼ばわりされたお稲荷さんとか。特に古の王たちには強い憧れと尊敬の念を抱いている。ともあれ、彼ら彼女らと接する際には“新人サーヴァント”を自称しているため、型月界隈でも珍しい後輩属性を持った男子と見ることもできる。
ただ、その自称に関して言うならば、シャルルマーニュという高名な大英雄では考えられない発言である。また、本人は「自分は王に向いていないんだよ」とややぶっきらぼうに言いつつ、もう一つの名で呼ばれることを避けている節が見受けられる。そして、本作における敵である“大帝”の名こそがカール大帝。これが意味するものとは・・・・?
そもそも、多くの吟遊詩人によって紡がれたシャルルマーニュ伝説は所詮伝説でしかなく、故に聖剣や魔獣に魔女とついでにピンクの髪のかわい子ちゃん♂といった幻想はカール大帝の生涯において介在する余地はない(伏字にされているヤツに関しては、彼を含めた十二勇士のモチーフとなった精鋭は存在するらしい)。若き日のカール大帝の姿に幻想の側面が反映されたイレギュラー。それこそが英霊シャルルマーニュの正体である。
それは同時に、彼がカール大帝の影でしかないことを意味しており、いくら彼が傷つこうがカール大帝には何の影響もないが、どんな形であれカール大帝が消滅することはシャルルマーニュ自身も消滅することが運命づけられている。そして、消滅してしまえば最後、遍歴の聖騎士としてのシャルルマーニュは二度とサーヴァントとして召喚されることはない。まさに一夜一時の幻そのものと言えよう・・・・。
無論、シャルルマーニュは全てを承知の上で大帝を倒そうとする。誰もが笑って生きられる世界。それこそがかつてとある遺跡にて邂逅を果たした一人ぼっちの女の子を助けるために抱いた願いである。そして、そんな彼女に胸を張れるような、誰にとってもカッコいい騎士を目指すことこそが、彼にとって生きるということに他ならない。
彼の物語がどのような形で結末を迎えるのか。それは貴方次第。
なお、開発当初はダークヒーロー的なキャラとして設定されていたが、最終的には人懐っこくも明朗快活な王道ヒーローを思わせるキャラに落ち着いた。
| 筋力:A | 耐久:C | 敏捷:B | 魔力:A | 幸運:A | 宝具:A+ |
| 対魔力:A |
|---|
| 魔術への耐性。ランクAでは魔方陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。 |
| 騎乗:A |
| 乗り物を乗りこなせる能力。元々馬上戦闘に秀でた騎士であるためランクは高く、魔獣・聖獣ランク以外なら乗りこなす事ができる。 |
| 聖騎士帝:EX |
| 聖騎士(パラディン)である十二勇士を統率する者に与えられる称号スキル。絶大なカリスマ、魔性への特攻、神性への特防、聖性を持つ武器への適応など。そして、宝具「王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣」の発動を可能とする。 |
| 魔力放出(光):A |
| 聖人・聖女・聖騎士にのみ許される亜種魔力放出。悪属性に対してアドバンテージを有する。 |
| 王道踏破:C |
| 王たらんとする態度を貫くことにより効果を発揮する自戒系スキル。一部ステータスの向上に寄与するが、王道を破るような真似をすると弱体化してしまう。彼の場合は「ダサイことをすると弱体化する」「自分的にカッコいいことをすると、何かのゲージが上がる」というもの。 |
聖剣ジュワユーズを手に戦うオーソドックスなセイバーのサーヴァント。またスキルも優秀なものが揃っており、加えて五大元素を操る力を有しているため、その力を宿した攻撃を繰り出すことができる。
そんな彼をユニークたらしめているのは、生前の配下だった十二勇士の化身とも言える“輝剣”。“擬似勇士”とも呼ばれるこれは、ファンネル操作の如く使役し、攻撃や援護に転用できる、まさしく攻防一体の能力。また、ジュワユーズを十二勇士の武装に変化させることも可能。
「永続不変の輝き。千変夢幻の彩り。我が王勇を示すため、この刃に我らの伝説を刻み給え!」
ランク:EX 種別:対王宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
伝承に曰く、聖槍ロンギヌスの穂先が埋め込まれた柄頭を持ち、日に30回色を変えるという王権の証たる聖剣。その名も「陽気」を意味するジュワユーズ。これも現存する宝具の一つとされる(※所説あり)。この真名が解放されると、十二勇士の所持していた武具へと変化し、これらを連続で叩き込むという。
作中では、空中へ飛翔と同時に自身の背後に円状に輝剣を展開しつつ、天使を彷彿とさせる翼を顕現。狙いを敵に定めつつ攻撃態勢へと移行。そして聖剣の光の奔流と輝剣からの虹を思わせる鮮やかな色彩の閃光による一斉掃射を敵に浴びせる。もはやファンネルというよりはミーティアとかフルバーストとかそんな感じ。
なお、ドライブスキルとして用いる場合は、これを小規模展開した形となる。
実は、ジュワユーズを宝具として使用できるのはスキル“聖騎士帝”を持つシャルルマーニュであり、カール大帝ではこれを用いることができない。これはジュワユーズが後天的に幻想が付与された聖剣であるため。
彼のアッシリアの女帝の空中庭園を彷彿とさせる、シャルルマーニュが保有する移動要塞。主人公らのベースキャンプとして用いられており、アイテム錬成やサーヴァントとの会話を行えるマイルーム、サーヴァントらに用意された宿舎、ステージ開始前の準備を行える作戦会議室が設置されている。いずれもダレイオス(身長345cm)ですら余裕で出入りできる安心設計。
なお、実質的にはカール大帝が所有する機動聖都と同質の宝具であるが、シャルルマーニュの霊基が不足しているため、こちらは小規模なものとなっている。
メインシナリオ2部6.5章「死想顕現界域 トラオム」において登場。
本来召喚できない特殊な霊基であるものの、英霊の座にてカール大帝との話し合いの末、こちらの霊基で派遣されてきた。
メインシナリオ2部6.5章「死想顕現界域 トラオム」にて実装。
限定星5セイバー。
霊基第三段階以降は「霊基解放クエスト」をクリアしないと解放できない。
「無敵」はかっこ悪い判定なのかスキル1において追加効果が発動しない。(回避/対粛清防御はセーフ)
| HP | (Lv1/Lv90/Lv100) 2089/14248/15609 |
| ATK | (Lv1/Lv90/Lv100) 1856/12015/13152 |
| COST | 16 |
| コマンドカード | Quick/Quick/Arts/Arts/Buster |
| 所持属性 | サーヴァント、星属性、秩序属性、善属性、人型、男性 騎乗、王、ローマ、愛する者、特別な星の力、ヒト科 霊衣を持つ者 |
| 保有スキル | |
|---|---|
| 王道踏破:C 王道踏破:C+ (CT8→6) |
味方単体に無敵状態を付与(2回・3T) +自身が無敵状態でない時、自身のNP獲得量をアップ[Lv.](5T) &「被ダメージ時に自身に〔王勇〕状態(5T)」を付与する状態」を付与(5T) +自身が無敵状態の時、自身に宝具封印状態を付与(1T)【デメリット】 |
| 味方単体に無敵状態を付与(2回・3T) +自身に「クリティカルダメージ時に自身に〔王勇〕状態(5T)」特攻状態を付与[Lv.](5T)▲ +自身が無敵状態でない時、自身のNP獲得量をアップ[Lv.](5T) &「被ダメージ時に自身に〔王勇〕状態(5T)」を付与する状態」を付与(5T) +自身が無敵状態の時、自身に宝具封印状態を付与(1T)【デメリット】 +スターを獲得[Lv.](5→15個)▲ |
|
| 聖騎士帝:EX (CT8→6) |
味方全体の攻撃力をアップ[Lv.](3T) +自身に〔魔性〕特攻状態を付与[Lv.](3T) &〔神性〕特防状態を付与[Lv.](3T) &NPを増やす[Lv.](20→30%) |
| 魔力放出(光):A (CT7→5) |
自身のQuickカード性能をアップ[Lv.](3T) &クリティカル威力をアップ[Lv.](3T) &〔悪〕特性の敵に対するクリティカル威力をアップ[Lv.](3T) |
| クラススキル | |
| 対魔力:A | 自身の弱体耐性をアップ |
| 騎乗:A | 自身のQuickカード性能をアップ |
| アペンドスキル3 | |
| 対バーサーカー攻撃適性 | |
| 王勇を示せ、遍く世を巡る十二の輝剣(ジュワユーズ・オルドル) | |
|---|---|
| カード種別:Quick | ランク:EX |
| 敵全体に強力な攻撃[Lv.]<自身に付与されている〔王勇〕状態の数に応じて威力がアップ(最大12個)> &Quick攻撃耐性をダウン(3T)<OCで効果アップ> |
|
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最終更新:2025/12/24(水) 20:00
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