「三丁目の夕日」とは、ビッグコミックオリジナルに連載作品である。なお、単行本ではタイトルが「三丁目の夕日 夕焼けの詩」となっている。
この作品はアニメ化、実写化されているがここでは主に原作のマンガについて説明する。アニメ版・実写映画版にも軽く触れる。
西岸良平の代表作で2023年6月現在、70巻まで発売中。このほかにも総集編やコンビニ版など各種テーマ別の単行本も出ている。形式は一話完結のオムニバス形式で過ぎ去りし昭和30年台の懐かしさを感じさせる作品である。話は昭和の流行や文化風俗をモチーフにした話や昔の古典名作のパロディ、人生の楽しさや切なさを感じさせる恋愛・死や失恋をテーマとした話、不思議な話など多岐にわたる。
基本的には三丁目が舞台の話であるが、時代劇や西部劇、果ては未来が舞台の話もある。
オムニバス形式なので1話だけの主人公や登場人物も多いため一部のみ紹介する。なおWikipedia
にはかなり詳しく書いてある(詳しすぎるのでネタバレに注意。最後にちゃぶ台あって吹いたw確かに登場したけどw)
1990年秋から翌年3月にかけて放送。制作はTBS系の毎日放送。
概ね原作の雰囲気をそのままにアニメ化されたが、金曜よる7時から30分と、よりによって「ドラえもん」の裏にぶつけてしまったために27話で終わる。いずれも原作に基づくストーリーで、アニメオリジナルの話はない。
OPテーマは通じて富田靖子の「恋かくれんぼ」、EDテーマは前半が「What a Wonderful World」の日本語歌詞版、後半はやはり富田靖子による「緑の宝石」だった。
映画版公開の折などにTOKYO MXなどで再放送されている。
このほか、映画化以前にオーディオブックとして静止アニメ作品が販売されたことがある。
余談だが、TBS系のバラエティ番組「ぴったんこカン★カン」で移動中に流れる「テーレレレレレレテーレレレレレレレー」というBGMは、元々はこのアニメの場面転換時に使われていたものである。
「ALWAYS 三丁目の夕日」のタイトルで2005年11月5日に公開。監督は山崎貴。主役は茶川竜之介に変更されており、吉岡秀隆が演じた。
本作は批評家から高評価を受け、第29回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を始め、12部門で最優秀賞を受賞した。
続編「ALWAYS 続・三丁目の夕日」が2007年11月3日に、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」が2012年1月21日に公開された。
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最終更新:2025/12/12(金) 12:00
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