この記事は未知数の嫁補正と際限なき愛によって培われております。 度が過ぎてる場合は間引きをお願いいたします。 また一部に個人的な記述が含まれているため、気になった方は遠慮なく編集してください。 |
ひまわり妖精とは、東方projectに登場する妖精の一種の通称である。「向日葵妖精」とも表記される。
ファンの間では「ひーちゃん」の愛称で親しまれている。
この項目は独自研究で成り立っています。 ざっくり読んで納得しやがってください。 |
登場作品
初登場は東方project第9弾「東方花映塚」。
以降「文花帖・緋想天」系統を除くすべての作品の常連となった。
なお作品によってはそのステージ限定の派生型も存在する(下記「派生型」の項目にて後述)。
また、各作品ごとの登場数についても「派生型」の項目の後に表形式にて明記する。
登場作品名 | 登場ステージ | 新種 |
---|---|---|
東方花映塚 | すべて | あり |
東方風神録 | すべて | あり |
東方地霊殿 | 1・4、Ex | なし |
東方星蓮船 | すべて | あり |
妖精大戦争 | すべて | なし |
東方神霊廟 | 3~6、Ex | あり |
東方輝針城 | 1~4 | なし |
東方紺珠伝 | 1~3、5、Ex | あり |
東方天空璋 | すべて | なし |
容姿
道中に登場するキャラクターの中では、中ボスを除いてもっとも大型である。
白色のワンピースを着用し、赤茶色の髪を黄色のリボンで結び、そして両手には彼女の通称の由来となったひまわり2本を常に抱えている。
最大の特徴は羽の形状。赤みがかった白をベースに蝶々のような複雑な形と模様をしている。
ぱっと見の印象は花に群がる蝶のような可憐さがある。 道中でも目立つ事だろう。
実力
あらゆる場面において多方向多連装多連射の濃密な弾幕を放つ。また、使用する弾や弾幕のバリエーションも極めて豊富である。移動力はかなり低いが、それを補って余りある高い耐久力を持つ。これらはステージが進むにつれて顕著になり、より撃破が困難になる手強い相手へと変貌していく。
低速度ながら高火力重防御を誇る彼女は、まさに「幻想郷の空飛ぶ重戦車」と呼ぶにふさわしい人物であると言える。難易度にもよるが、多くのプレイヤーにとって1体と対峙するだけでも相当手がかかる。
大型のキャラクターであるためか、ボスクラスを除く他の妖精と比べると集団性は低い。しかし「集団戦法を挑む」という妖精共通の戦闘手段の例には漏れず、複数体同時に現れることがざらである。
このため道中においては思わぬ場面でのミス、いわゆる「事故」の最大級の原因であることに間違いない。下手をすればボスよりも断然厄介な相手になる可能性が高い。まあボムれば一瞬(ry
以下の表は彼女が使用する弾の一例である。このうち「弾種」は最も一般的と思われる呼称で表記している。
装備 | 対象(何体目か) | 弾種 | 指向 | Way | 連射数 | 装弾数 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 1~7、28~41 | 米粒弾 | 全方位 | 56 | 4 | 224 |
B | 8 | 苦無弾 | 追尾 | 8 | 40 | 320 |
C | 9~18 | 苦無弾 | 全方位 | 15 | 36 | 540 |
D | 19~27 | 大弾 | 前方 | 3 | 12 | 36 |
派生型
これまでの調査によって、ひまわり妖精には個性に富んだ多くの個体が存在することが明らかになっている。
ここでは、上記までに解説したごく普通の容姿を持つ最も数の多い種を「通常型」、独自の能力や容姿を持つ種を「派生型」として紹介する。この項目では通常型についてももう少し追記する。
注意:以下に表記する呼称は独自に与えたものなので、より正確な呼称が存在する場合は加筆修正及び助言願います。
初期型
「東方花映塚」後述する2種が登場するステージ以外の全てのステージに登場する種。
プレイヤーの前に次々と現れる妖精編隊の殿(しんがり)を務める。
因幡型
「東方花映塚」迷いの竹林ステージ、永遠亭ステージに登場する種。
頭に「因幡てゐ」のものによく似た、丸い兎の耳を生やしている。
冥界型
「東方花映塚」無縁塚ステージに登場する種。
濃紺色に染められた服装に閻魔の帽子という出で立ちをしている。
花映塚登場種の共通点
花映塚に登場するここまでの3種には、次回作以降には見られない以下のような共通点がある。
このような特徴から、花映塚プレイヤーのひまわり妖精に対するイメージは風神録以降とは若干異なると思われる。
通常型
「東方風神録」以降すべてのシューティング系列の作品に登場する種。外見は当記事の上記項目「容姿」に準ずる。
全ての派生型のベースとなっている種ではあるが、登場順はシリーズ通算で4番目である。
読んで字の如く「ありふれたごく普通の種」であるのだが、それと同時に最も恐るべき種でもある。
というのも、風神録以降のExステージに必ず登場するタイプがこれであり、通常ステージでは見せることがなかった圧倒的弾幕力で翻弄してくる。そのあまりの強さは多くのプレイヤーの脳裏に鮮明に焼き付くほどの衝撃を与えた。
また、この種はどういうわけか「守矢神社が舞台となっているステージ(風神録5・6・Ex、地霊殿Ex)」に登場するタイプが滅法強く、特に風神録6ステージのラストに登場する種が「無尽蔵に小弾をばらまく上に耐久力がピカイチ(一定時間無敵で、なおかつボムが効かない)」という凄まじい高性能ぶりを誇る。
最も多くのプレイヤーに愛嬌を振りまき、その一方で最も多くのプレイヤーを泣かせたのはこの種であろう。
少なくとも彼女が現れるまでは。
妖精召喚型
「東方風神録」6ステージに登場する種だが、現時点で1体しか確認されていない稀少なタイプ。
外見は通常型と全く同じだが、周囲に帽子妖精(後述)4体を3回ずつ、計12体を周囲に展開する。それと同時に自機の動きを大きく制限する大量の弾幕を放つが、心なしかこれが彼女の持つひまわりの花弁にも見える。
展開された帽子妖精は弾幕攻撃をしないものの、後述する霊魂牽引型と違い召喚主を撃破しても残るので大回転しながらの体当たりには注意。
個性のある種ではあるが、この後に登場する通常型が先述の通りケタ違いに強くこちらに辛酸をなめさせられたプレイヤーのほうが多いと思われるため、レアリティを持ちながらそれほど注目されていないかもしれない。
ベントラー型
「東方星蓮船」1~4ステージに登場する種。
全体的に薄紫色が基調となっており、肌の色も若干緑がかっている。それ故に、少し顔色が悪くも見える。
他のベントラー持ちの妖精と同様に、頭上で回転し続ける3つの緑色のUFOも特徴のひとつである。
性能的には通常型と大差ないが、撃破するとこのゲームの攻略のカギとなる「ベントラーアイテム」を落とすため重要な道中キャラといえる。
改ベントラー型
「東方星蓮船」Exステージに登場する種。
撃破するとベントラーアイテムを落とす点はベントラー型と同じだが、容姿は通常型の頭上にUFOという形である。
登場するステージがステージだけに凄まじい火力を持ち、さらに一度に5体同時に襲撃するなど他種と比べ集団性も高い。耐久力が並であることを除けば純粋な戦闘能力は風神録6ステージ最後の通常型を上回る。
早期撃破とベントラーシステムの活用を心がけなければ、被弾撃墜は必至となる。
なお、ベントラー型より3割ほど数が多い。
魔法陣型
「東方星蓮船」4ステージに登場する種。
外見は通常型と変化はないが、破壊不能な小型魔法陣を最大2つまで投射する。彼女自身は攻撃してこない。
魔法陣ベントラー型
「東方星蓮船」4ステージに登場する種。
魔法陣型とベントラー型の複合種であり外見はベントラー型、各種能力は魔法陣型に準ずる。
魔界型
「東方星蓮船」5ステージ、「妖精大戦争」A1・B1ルート3ステージ(夜)に登場する種。
星蓮船5ステージタイトルの「魔界の赤黒い封印」に合った、赤と黒を基調とした凶々しい姿が大変特徴的である。
特に羽の構造が他種と大きく異なっており、切り絵を髣髴とさせるそれはこの種の恐ろしさを更に引き立てている。
耐久力はそれほどでもないが、後半ステージの登場もあり弾幕はかなり濃い。
ゆえに少数ながらかなりのインパクトを与えた種であるといえる。
以降の作品にも登場することがあり(主に「夜」系統のステージ)、紺珠伝では上位互換種も確認されている。
魔界ベントラー型
「東方星蓮船」5・6ステージに登場する種。
ベントラー型と魔界型の複合種だが、容姿や戦闘能力などは魔界型と同じ。
同作においては魔界型よりもこちらの方が多いが、後発の「妖精大戦争」などで魔界型が再登場したので総数では及ばない。
霊魂牽引型
「東方神霊廟」6ステージに登場する種。
外見は通常型と全く変わらないが、後ろに10体の霊魂を引き連れている。
改魔界型
「東方紺珠伝」3・5・Exステージに登場する種。
外見が魔界型と全く変わらないため本来ならそちらに分類すべきだが、著しく異なる点があるためあえて分けた。
その違いとは「絶望的に高い戦闘能力」である。大小様々な星形弾を無数にバラ撒くほか、一度に何十方向にも照射される長距離レーザーを駆使してくる。更にそれらが組み合わされた複合攻撃まで行ってくるという非常にえげつない火力を誇る。それだけに止まらず、これまでの種とは比べ物にならないほど異様に耐久力が高いことも特徴であり、どれだけ打ち込んでもなかなか撃破できず焦燥感に駆られたことは間違いない。そして恐るべきことに、この種は通常型の次に数が多い。
見た目が同じながら明らかに戦闘力が違うという点は、別のSTGで例えるなら「ゴールデンオーガ」と「ストームコーザー」位の違いであるといえる。
自機がどれだけ完全無欠であったとしても、相対したプレイヤーの心が満身創痍になったことは想像に難くないだろう。
登場数一覧
ここでは、個体ごとの戦闘能力について特筆すべき点があった場合は備考欄などに追加で記述を行う。
注意:「作品内最強」とあるのは作品内で耐久力、弾密度ともに最高であるものに「暫定的に」定めたものなので、個人差が存在します。こちらもより正確なものが存在した場合は加筆修正願います。
なお、神霊廟までの登場数は初版者が徹夜してまで数え上げたものである。
東方花映塚
東方風神録
登場2作目にしてさっそく本領を発揮し始めた。
ほとんど通常型だが以降の作品と比べても引けを取らない強さを持つ。
ステージ | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 通常型 | 7 | |
2 | 通常型 | 15 | 15体目が硬い |
3 | 通常型 | 14 | 7体目以降が硬い |
4 | 通常型 | 6 | かなり硬い。殺人に定評のあるウイルス弾装備 |
5 | 通常型 | 25 | 1~24体目がかなり硬く、25体目はさらに硬い |
6 | 妖精召喚型 | 1 | 耐久力は2・3ステージ前半程度 |
通常型 | 1 | シリーズ最強。ただし弾幕の形態は4ステージの通常型に近い | |
Ex | 通常型 | 15 | 10体目以降は3体1組で登場 |
合計 | 84 |
東方地霊殿
通常型のみの構成だが各々の戦闘能力は決して低くはない。
作品内の過半数が登場するExでは、シリーズ最多のステージ内登場数を誇る。
ステージ | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 通常型 | 11 | グレイズスキーにはたまらない螺旋弾装備 |
4 | 通常型 | 29 | 全体的に硬い。29体目が作品内最強 |
Ex | 通常型 | 41 | 詳細は上記項目「実力」の最後部「装備一覧」を参照 |
合計 | 81 |
東方星蓮船
シリーズ最多の数と種が確認されているが、ベントラー型と改ベントラー型の合計で約半数(54体)を構成する。
ベントラーアイテムの使用を前提としているため弾密度はかなり高い。
ステージ | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 通常型 | 12 | |
ベントラー型 | 6 | ||
2 | ベントラー型 | 8 | |
3 | 通常型 | 7 | |
ベントラー型 | 9 | ||
4 | 魔法陣型 | 10 | |
魔法陣ベントラー型 | 4 | ||
5 | 魔界型 | 3 | |
魔界ベントラー型 | 13 | 4~7体目が硬い、道中後半6体は中ボス早期撃破(早回し)で登場 | |
6 | 魔界ベントラー型 | 1 | 能力は5ステージ1~3・8~13体目程度 |
Ex | 通常型 | 3 | |
改ベントラー型 | 31 | 1~2体目が硬い。それ以降が作品内最強 | |
合計 | 107 |
妖精大戦争
各ルート夕方(2面)以降から凍らせることのできない火炎弾が標準装備される。
このゲームでは「敵弾を凍らせることが前提」となっているため弾密度が相当高い上に弾速も非常に早い。
妖精大戦争と銘打ちながらも登場数は控えめだが、その分1体が大幅に強化されており、いわば少数精鋭である。
ステージ | ルート | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
魔法の森 | A1・A2 | 通常型 | 1 | |
〃(夕方) | B1・C1 | 通常型 | 4 | |
〃(夜) | B2・C2 | 通常型 | 4 | |
霧の湖 | B1・B2 | 通常型 | 2 | |
〃(夕方) | A1・C2 | 通常型 | 4 | |
〃(夜) | A2・C1 | 通常型 | 4 | |
春の小径 | C1・C2 | 通常型 | 4 | |
〃(夕方) | A2・B2 | 通常型 | 10 | |
〃(夜) | A1・B1 | 魔界型 | 12 | |
夜桜怪道 | Ex | 通常型 | 12 | 作品内最強 |
合計 | 57 |
東方神霊廟
作品ごとの登場数は「東方星蓮船」に次いで2番目に多いが、およそ3分の1を霊魂牽引型が占める。
ステージ | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|
3 | 通常型 | 14 | |
4 | 通常型 | 14 | 1~6、11~14体目が硬い |
5 | 通常型 | 12 | 全体的にかなり硬い |
6 | 霊魂牽引型 | 28 | |
Ex | 通常型 | 18 | 9体目以降が作品内最強 |
合計 | 86 |
東方輝針城
通常型のみの構成で登場数も少なめとなっているが、前作までと比べトリッキーさが増しており脅威に変わりない。
余談だが、本作品内では彼女よりも妖精メイドの方が登場数が多い(←ここ重要)。
ステージ | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 通常型 | 4 | |
2 | 通常型 | 14 | |
3 | 通常型 | 6 | |
4 | 通常型 | 10 | 作品内最強 |
合計 | 34 |
東方紺珠伝
過去最大級の弾密度と弾速を持っている他、耐久力が非常に高い。
まさに「死ぬがよい」と言わんばかりの能力である。
ステージ | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 通常型 | 6 | |
2 | 通常型 | 14 | |
3 | 改魔界型 | 10 | |
5 | 改魔界型 | 27 | |
Ex | 改魔界型 | 24 | 13体目は画面端におり撃ちづらい。24体目が作品内最強 |
合計 | 81 |
東方天空璋
総数自体は落ち着いているものの、1体ずつの能力は決して低くない。
全てのステージに登場していることからも、妖精大戦争に近い「少数精鋭」の傾向と言える。
本作では従来ステージ毎に分かれていた通常型と魔界型が、同一ステージに登場する珍しい場面がある。
ステージ | タイプ | 登場数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 通常型 | 7 | |
2 | 通常型 | 3 | |
3 | 魔界型 | 8 | 5~8体目は同時に出てくる |
4 | 通常型 | 1 | |
5 | 通常型 | 8 | これ以降、耐久力が中ボス並みに |
6 | 通常型 | 7 | 撃破すると「ボムのかけら」を落とす。作品内最強 |
Ex | 通常型 | 2 | |
魔界型 | 8 | ||
合計 | 44 |
総計
初期型および因幡型、冥界型に関しては無限に登場するため早見表のみの記載とする。
作品名 | 登場数 |
---|---|
東方風神録 | 84 |
東方地霊殿 | 81 |
東方星蓮船 | 107 |
妖精大戦争 | 57 |
東方神霊廟 | 86 |
東方輝針城 | 34 |
東方紺珠伝 | 81 |
東方天空璋 | 44 |
タイプ | 登場数 |
---|---|
通常型 | 371 |
妖精召喚型 | 1 |
ベントラー型 | 23 |
改ベントラー型 | 31 |
魔法陣型 | 10 |
魔法陣ベントラー型 | 4 |
魔界型 | 31 |
魔界ベントラー型 | 14 |
霊魂牽引型 | 28 |
改魔界型 | 61 |
登場総数:574体
列:作品 行:タイプ |
東 方 花 映 塚 |
東 方 風 神 録 |
東 方 地 霊 殿 |
東 方 星 蓮 船 |
妖 精 大 戦 争 |
東 方 神 霊 廟 |
東 方 輝 針 城 |
東 方 紺 珠 伝 |
東 方 天 空 璋 |
タ イ プ 別 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期型 | ∞ | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ※ |
因幡型 | ∞ | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ※ |
冥界型 | ∞ | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ※ |
通常型 | ― | 83 | 81 | 22 | 45 | 58 | 34 | 20 | 28 | 323 |
妖精召喚型 | ― | 1 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | 1 |
ベントラー型 | ― | ― | ― | 23 | ― | ― | ― | ― | ― | 23 |
改ベントラー型 | ― | ― | ― | 31 | ― | ― | ― | ― | ― | 31 |
魔法陣型 | ― | ― | ― | 10 | ― | ― | ― | ― | ― | 10 |
魔法陣ベントラー型 | ― | ― | ― | 4 | ― | ― | ― | ― | ― | 4 |
魔界型 | ― | ― | ― | 3 | 12 | ― | ― | ― | 16 | 31 |
魔界ベントラー型 | ― | ― | ― | 14 | ― | ― | ― | ― | ― | 14 |
霊魂牽引型 | ― | ― | ― | ― | ― | 28 | ― | ― | ― | 28 |
改魔界型 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | 61 | ― | 61 |
作品別総計 | ※ | 84 | 81 | 107 | 57 | 86 | 34 | 81 | 44 | 574 |
検証「人気低迷の理由」
東方Wiki内人気投票での現状
可憐な容姿に、ボスクラスのキャラにも負けない弾幕力。
そして豊富な派生型の存在と、こんなにおいしいキャラは当然ファンからの脚光を浴びるはずである。
しかし、実際はそうではなかった。こちらをご覧いただきたい。
東方Wiki毎年恒例のイベント。キャラは例年増えるのでそのたびに白熱する。
この部門においてはひまわり妖精は「妖精(メイド妖精・ひまわり妖精他)」という分類となっている。
結果は93位。これに対し、同じ道中キャラである精霊(通称、毛玉)は88位である。
得票数は妖精78票に対し精霊129票、実に51票もの差である。
また、寄せられたコメント数は妖精43に対し精霊51。
ここでも8の差があると、毛玉の人気にすら勝てないのが実情である。
そして最大の問題は「どの妖精に向けられたコメントか」である。
一言に妖精といってもこれまでに様々な種類の妖精が確認されている。
そこでコメントを分析したところ以下のような結果が出た。
妖精の種類 | コメント数 | 票数×コメ率 |
---|---|---|
全般 | 20(46.5%) | 36.3 |
メイド妖精 | 15(34.9%) | 27.2 |
ゾンビ妖精 | 3(7.0%) | 5.5 |
ひまわり妖精 | 3(7.0%) | 5.5 |
帽子妖精(注) | 2(4.6%) | 3.6 |
ごらんの有様だよ!!
メイド妖精に対するコメントの多さが目立つが、これは「東方紅魔郷」EXTRAモードでの狂暴な弾幕の強い印象とコミック「東方三月精」での「セリフつきの」出演による影響が大きいことが要因と思われる。当該記事を見てもその人気ぶりが窺える。
(注) 帽子妖精とは「東方風神録」3~6、Exに登場する、文字通り帽子をかぶった妖精。剣で武装している。普通の妖精と比べると戦闘能力はやや高い。
第9回では
そして神霊廟勢を迎えて始まった第9回。
結果は97位。前回より4位も落としてしまった。対する毛玉は91位。こちらも3位落としているが順位差が5から6に広がってしまった。
しかし得票数は妖精121票に対し精霊144票、何とか23票差に抑えた。
また、寄せられたコメントは妖精58に対し精霊41。ついに17の大差でコメント数は勝った。
ところが、コメントを分析した結果……。
妖精の種類 | コメント数 | 票数×コメ率 |
---|---|---|
全般 | 18(-2、31.0%) | 37.5 |
メイド妖精 | 30(+15、51.7%) | 62.6 |
ゾンビ妖精 | 6(+3、10.4%) | 12.6 |
ひまわり妖精 | 3(±0、5.2%) | 6.3 |
帽子妖精 | 1(-1、1.7%) | 2.1 |
ひまわり妖精へのコメント数は1年たっても変化せず、その一方でメイド妖精には10倍もの差をつけられてしまった。
しかし最も恐るべきことは、この状況で新作が出れば次回で100位台に転落しかねないことである。
妖精(特にひまわり妖精)を愛する諸兄は、このかつてない危機的状況を各自がしっかりと認知すべきである。
第10回は?
2012年度に新作が出なかった関係で、2013年度まで延期される運びとなった。
2014年2月23日~3月1日に行われた投票結果は以下の通りである。
結果は115位。票数は59票と大きく低下。ゲーム、書籍からの新規参入に加え、小兎姫、里香といった旧作キャラに抜かれ順位も軒並み低下している。
毎回恒例となっているコメント分析の結果は以下の通り。
総コメント数30(比較対象は第9回東方シリーズ人気投票)
妖精の種類 | コメント数 | 票数×コメ率 |
---|---|---|
全般 | 12(-6、40.0%) | 23.6 |
メイド妖精 | 11(-19、36.7%) | 21.7 |
ひまわり妖精 | 7(+4、23.3%) | 13.7 |
ゾンビ妖精 | 2(-4、6.7%) | 4.0 |
帽子妖精 | 0(-1、0.0%) | 0.0 |
長きにわたる活動の成果か、他の妖精たちのコメント数が減少する中、唯一コメントを倍以上に伸ばしている。ひまわり妖精を応援する我々にとって喜ばしい結果である。
しかしながら、全体の得票数は半減し、旧作キャラと小競り合いを続けている。
得票数とコメント率から分析するに、仮に妖精たちが個別の投票枠を持った場合、期待されるひまわり妖精の票数はたったの14票(しかもコメント無しの人がコメント率に応じて一様に投票すると仮定したものなので、実際はもっと少ないと予測される)。順位にして125位に相当し、下から数え易すぎて悲しくなる。メイド妖精にしても推定22票では勝負にならない。
ここはひまわり妖精だけでなく、全ての妖精たちが手を取り合って総合順位を上げる事を目指すなど、更にあらゆる角度からのフォローも必要になるのではないかと考えられる。
第5回東方ニコ童祭
第10回人気投票の延期を受けて、「第5回東方ニコ童祭」にて独自に人気投票が行われることになった。
投票形式は割り振り可能な「ポイント制」を採用し、開催2日目となる2013年6月30日に結果発表が行われた。
結果は97位(73ポイント)。Wikiの第9回と比べると変化はないが、毛玉が98位(67ポイント)であったため遂に順位が逆転した。寄せられたコメントも妖精27に対し精霊11と、この点においても16の差で大きくリードした。
しかし、まだ油断はできない。手先と視界の震えを抑えながらコメントの分析に入る。
妖精の種類 | コメント数 |
---|---|
全般 | 11(-7、40.7%) |
メイド妖精 | 12(-18、44.5%) |
ゾンビ妖精 | 1(-5、3.7%) |
ひまわり妖精 | 3(±0、11.1%) |
帽子妖精 | 0(-1、0%) |
ただし、数での変化はないものの割合では決して低くはない……はずである。メイド妖精にも4倍差にまでは抑えた。
なによりも100位台に転落しなかったことが大きな救いであろう。
そして第12回
まさかの新キャラに妖精クラスタが狂喜乱舞した2015年。
その翌年の1月10日~1月16日に12回目の人気投票が行われた。
第130季生態調査においても新種の発見と多数の出現が確認され、その盛り上がりぶりから彼女が再び返り咲く。誰もがそう信じていた。
しかし……。
順位低下に歯止めがかからず一気に127位に転落、情勢はますます厳しくなってしまった。とはいえ票数は89票と持ち直し、第11回から導入された支援作品は3件から5件へとアップした。支援作品にに限って言えば90位のレティ・ホワイトロックと並ぶという健闘ぶりであった。
そしておなじみのコメント分析。総コメント数は増えて32であったが……。
妖精の種類 | コメント数 | 票数×コメ率 |
---|---|---|
全般 | 19(59.3%) | 52.8 |
妖精メイド | 7(21.8%) | 19.4 |
ひまわり妖精 | 3(9.3%) | 8.3 |
ゾンビフェアリー | 3(9.3%) | 8.3 |
確かにザコ妖精全般を応援するコメントが増えたことは非常にうれしい限りだが、反面でひまわり妖精推しのコメントは第10回よりも前の状態に戻ってしまった。そして独立枠換算をした結果は8票で、順位にして167位。今回の結果に照合すると驚くべきことにワースト3、もはや悲劇というレベルではないだろう。
しかしながら冒頭で述べたように妖精クラスタとって重大な出来事があったことには間違いなく、事実得票数は着実に伸びた。ひまわり妖精も昨年に生誕10周年を迎えたばかりであり、少し足早だが妖精メイドが来年で15周年、ゾンビフェアリーが再来年で10周年を迎える。世代交代も謳われる昨今の東方クラスタの中で、いかにしてひまわり妖精の魅力を発信していくかが今後の大きな課題となる。
名無しキャラ同士での比較
何故、ひまわり妖精の人気が伸びないのか。
同じく立ち絵がやスペルカードが存在しない名無しキャラが他に存在する中でこの状況には甚だ疑問であるだろう。
そこで、失礼ながらこの「名無しキャラ」に該当する「大妖精」、「小悪魔」と比較してみることにした。
出演作品の比較
出演作品に関してはひまわり妖精のほうが圧倒的に多い。
カップリングの対象キャラ
- 大妖精
- チルノ(大チルが俺のアイシクルフォール)
- 小悪魔
- パチュリー・ノーレッジ(パチュこあが我がバイブル)
- ひまわり妖精
- 風見幽香(ひまわりつながり。カップリング名称は存在せず)
でも、ありそうでほとんどない(後述)。
だいこあがあるとかないとかはこの際考慮しないッッ
立場
おそらく、これがひまわり妖精の現状を決定づけている要素である。
ザコというものには常に
というような、当たり前ではあるが悪いイメージばかりが常に付きまとう。
どんなに可憐でも、どんなに強くても、「ザコ」という立場がそれらを払拭してしまうのだ。
でも、決して忘れてほしくない。「ザコを笑うものは、ザコに泣く」ということを。
先述したとおり、彼女の実力は計り知れないのである。少なくともザコの中では……。
界隈各所での扱い
二次創作
かつては「単なるザコキャラクター」として見向きもされなかった人物であったが、近日は少しずつ注目されるようになり様々な形の二次創作が行われてきた。以下にその例を挙げる。
- 大妖精とのカップリング同人誌。ここではひまわり妖精が「攻め」となっている点が注目。詳しくは関連項目を参照。
- 「妖精を使った鬱憤晴らし」をテーマにした合同誌。どういう意味で鬱憤を晴らされるかはお察しください。
- 二次創作ゲーム「東方幻想魔録」の登場人物の一人。魔法防御以外の上昇スキルの高さが大きな特長である。
- レジン製のガレージキット。羽も透明でちゃんとひまわりも付属する。さらに因幡型への改造も可能となっている。
そしてPixivでは連日、彼女の素敵なイラストが寄せられており、一定の盛り上がりを見せている。
にもかかわらず、ひまわり妖精がメインの同人誌は皆無に等しい。ましてやエr(ry
以下はいわゆる「自分語り」に相当する記述です。 どうか気にしない方向でお願いします。 |
この状況に業を煮やした編集者が、彼女単体の同人誌を第9回例大祭に出すという暴挙に出た。しかし模写もろくにしたことがない素人が描いた上に未完成の原稿を強引にモノにして出版したために、その内容は非常に粗末なものとなってしまった。一応これには「ひまわり妖精の人気向上」という純粋な目的の他に「最大のライバル的存在であるメイド妖精個人を扱った同人誌が出る前の先制攻撃」という意図も含まれていた。
が、同じ日に「248ページに及ぶメイド妖精の合同誌『東方従者精』」が発売。見事なまでに芸術的な撃沈をした。
1年後、この反省を踏まえて第10回例大祭には公に向いた考察誌を完成させる。しかし、本来なら図鑑形式になるはずだったが表紙に時間をかけすぎて中身が間に合わず、考察文だけを抜き出して出版するというあまりにひどい内容となった。さらに同日には別のサークルより、ひまわり妖精の考察誌(正確にはザコ妖精全般)が発売された。
比較した結果、編集者が描いた本は二番煎じどころか⑨番煎じであったことが明らかとなり、玉砕が確定した。しかしながら、ひまわり妖精の二次創作が確実に増えて続けていることも同時に判明したので喜ばしい限りである。
そして2014年、下2桁に「1(ひまわり)4(ようせい)」とあるだけに彼女の年になるのではないかと確信したものの、同時期にとある作品に心変わりを果たしてしまい年の大半を放置されるという事態に陥ってしまった。別の妖精クラスタが着実に勢力を伸ばしている中で彼女は伸び悩んでしまい、年末決戦の結果次第では大変なことになる。
ニコニコ動画
ここ最近ひまわり妖精が登場する動画は増えてきており、特にMMDモデルを用いた作品が多くなってきている。
---氏の作品。ruutaso氏とはまた別の独自モデルである。
上記2点に関してはモデルの公開はされていない。
yas氏の作品。この動画では純粋にひまわり妖精が主体となっている。
登場している各モデルの配置とタイプは以下の通り。
前列左:魔界型
前列中:通常型
前列右:初期型
中列左:ベントラー型
中列右:冥界型
後列:因幡型
楽曲はSmileR氏の処女作である初音ミクオリジナル曲「melody line」を起用。
モデルは配布されているので、様々な応用による動画のさらなる充実が期待される。
るっか氏の作品。絵本調の手描き作品である。
太陽の畑を舞台に、幻想郷のあらゆる生き物から畏怖の対象とされている花の妖怪と、あることがきっかけで出会うことになる一人ぼっちなひまわり妖精による、心温まる物語が繰り広げられる。
kita氏の作品。MMDではなくGTAで製作されている点が大きな特徴である。
その他、ひまわり妖精の魅力的な作品はMMD系列を中心に続々と増えている。
ニコニコ動画において長らく冷遇されてきた彼女が、ついに日の目を見ることになったに違いない。
そんな彼女にこのメッセージを贈る。
ニコニコ静画
ニコニコ静画Presents 東方projectポータル 第一回東方projectキャラクター投票
記録は133位(10pt)と伸び悩んだ。ポイントの内訳は下記の関連静画の1番目と3番目である(各5pt×2)。
一方ゾンビフェアリーは124位(13pt)、毛玉が85位(113pt)、そしてメイド妖精に至っては80位(137pt)と圧倒的な差をつけられてしまった。
ニコニコ大百科
ひまわり妖精の記事初版が完成したのは「東方神霊廟」発売後からおよそ1か月後のことであった。
以下の表の「経過日」はニコニコ大百科の事実上のサービス開始日である「2008年5月13日」から初版作成日までに経過した日数を表す。
キャラクター名 | 初版作成日 | 経過日 |
---|---|---|
大妖精 | 2008/07/22 21:39 | 70日 |
小悪魔 | 2008/09/22 11:16 | 132日 |
毛玉 | 2008/09/02 22:11 | 112日 |
メイド妖精 | 2010/03/28 21:06 | 684日(1年319日) |
ゾンビ妖精 | 2009/05/04 05:34 | 356日 |
ひまわり妖精 | 2011/09/24 19:31 | 1229日(3年134日) |
海外版Wiki
東方projectについて紹介されている外国のサイト「Touhou Wiki」では「Sunflower Fairy」という名前で紹介されている。「Fairy of Sunflower」などと、その気になっていた私の姿はお笑いだったぜ……。
ここでは「無縁塚で登場する種は映姫をモチーフとしている」「魔界で登場する種は神綺に容姿が近似している」などと言及されている。
関連静画
改変文
Part1
やっと能天気なお前らでも呑み込めたようだな。全ては俺が考えるとおりだ。
こんな最高な彼女を選んだことには何の未練もない。
多くの魅力を持つことが分かったからこそ、この妖精を愛好したのだ。
俺の狙いは、ひまわり妖精を愛でさせることだからな。
ふぁ~はははははは!
幻想郷の中で一番容姿が整った美しいひまわり妖精と出会わせ、それをきっかけとしてファンを増やしていくのが、俺の本来の計画なのだよ。
そのためには、この記事だけで人気を上げようとするわけにはいかんからな。
ひまわり妖精の同人誌を書くために、ペンタブレットを導入して作画ソフトまで取り寄せたのだ。
ただのザコ妖精などと、その気になっていたお前らの姿はお笑いだったぜ。
お前らのその考え方を葬り去れば、俺たちの敵は一人もおらん!
イベント会場はもちろん、日本国も、全世界も、わけなく布教でき、
俺とひーちゃんの存在は、永遠に不滅になるというわけだ!
Part2
諸君 私はひまわり妖精が好きだ
諸君 私はひまわり妖精が好きだ
諸君 私はひまわり妖精が大好きだ
初期型が好きだ
因幡型が好きだ
冥界型が好きだ
通常型が好きだ
妖精召喚型が好きだ
ベントラー型が好きだ
魔法陣型が好きだ
魔界型が好きだ
霊魂牽引型が好きだ
博麗神社で 霧雨邸で
紅魔館で 白玉楼で
八雲邸で 永遠亭で
守矢神社で 地霊殿で
命蓮寺で 夢殿大祀廟で
戦列をならべた彼女達の一斉発射が轟音と共に相手を吹き飛ばすのが好きだ
錐揉み状態に陥った相手が効力射で満身創痍になった時など心がおどる
彼女達の操るひまわりの巨弾が家屋を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて燃えさかる家屋から飛び出してきた愚民を苦無弾でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
鋭さを持つひまわりの根先をそろえた彼女達の横隊が相手の戦列を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の彼女が既に力尽きた相手を何度も何度も刺突している様など感動すら覚える
悲観主義の妖精達を樹木に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ慮精達が私の振り下ろした手の平とともに炸裂音を上げる弾幕攻撃にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな挑戦者達が雑多な能力で健気にも立ち上がってきたのを彼女達の圧倒的弾幕で戦闘意欲ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
鬱憤を抱く人間たちに滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだったひまわり畑が蹂躙され彼女達が犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ
自機の戦力に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
異変解決家に追いまわされ害虫の様に空の中を徘徊するのは屈辱の極みだ
諸君 私はひまわり妖精を
天使の様なひまわり妖精を望んでいる
更なるひまわり妖精を望むか?
情け容赦のない太陽の様なひまわり妖精を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし千年幻想郷の地獄鴉を殺す嵐の様なひまわり妖精を望むか?
よろしい! ならば同人だ!
我々は満身の力をこめて今まさに振り降ろさんとするひまわりだ
だが東方界隈の暗い闇の底で幾年間もの間堪え続けてきた我々にただの同人ではもはや足りない!!
我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬファンに過ぎない
だが諸君は一騎当千の篤信者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の愛好会となる
我々を界隈の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
奴の心をつかんで引きずり出し心の眼を開けさせ思い出させよう
連中にひまわり妖精の愛嬌を思い出させてやる
連中に我々の篤き思いを思い出させてやる
理想と現実のはざまには奴らの常識では思いもよらない魅力があることを思い出させてやる
プロパグルッペ
一千人の精主主義者の布教団で
世界を萌やし尽くしてやる
私は諸君らを彼女の世界に誘うことを約束しよう
あの大いなるビッグサイトで、あの可憐なひまわり妖精を
『作者殿! 作者! 代表! 代表殿! 界隈指揮官殿!
作者殿! 作者! 代表! 代表殿! 界隈指揮官殿!』
そしてひまわり妖精の流行はついに日本国を超えて、全世界へ波及する!
さあ、諸君
天国を作るぞ
Part3
―回収された陰陽玉より―
「自然の生命体“ひまわり妖精”。
その感情は、奇しくも
人間と同じ喜怒哀楽の
様々な感情を持つことが、
すでに知られている。」
―論文「ひまわり妖精」より抜粋―
天を仰ぐ大きな羽。
かつてそれは
我々を戦慄させる象徴となっていた。
「ザコ妖精クラスタとして
もっとも有効な活動、
それはひまわり妖精をもって、
東方クラスタを制することである」
21世紀のある人物は
ら く え ん
生み出した妖精を幻想郷へと放った
空を駆けめぐり、
我々の前に現れた、彼女を…
「ひまわり妖精」と呼んでいる
オペレーション
作戦名“Elf Dance”が
最後の行程に入った。
まだ彼女への酔いも醒めないまま、
私は、最初のひまわり妖精に
狙いを定めた。
―回収された陰陽玉より―
現実を忘れさせるほどに
ひまわり妖精の適応力は凄まじく、
異なる環境でも
その本能を失うことはない。
ひまわり妖精とは、
ある人が生みだした吉夢。
覚めることのない吉夢。
…ひまわり妖精とは…
―回収された陰陽玉より―
見覚えのある会場
見覚えのあるクラスタ
だけど……
…………なぜ?
夏の夕暮れ
やさしく迎えてくれるのは、
ひまわり妖精達だけなのか?
―回収された陰陽玉より―
ファンの人海を渡っていこう
躊躇うことなく、
ライバルを追い越し、世代を超えて
いつまでも
どこまでも
私たち少数の同志だけでクラスタの彼方まで
布教をしていきます。
東方ファンの心をつかむまで活動し続けることができるか?
ただし、応えてくれるのはごくわずかなファンだけです。
簡単に増やすことはできません。
それでは健闘を祈ります。
最後に
しかしながら、彼女の強さに圧倒され屈したシューターも少なからずいるであろう。
東方projectを愛する我らシューターにとって彼女の存在は良くも悪くも重要なのである。
今となってはひまわり妖精なくして道中を語ることは不可能となっている。
先述した同じモブキャラのメイド妖精もこれだけの人気があるので、
ひまわり妖精にも人気獲得のチャンスは存在するはずである。
今こそ、ひまわり妖精に我々の愛の手を!
そして、ひまわり妖精、東方projectの生みの親である神主ことZUN氏に感謝の気持ちを!
以上で物語・作品・登場人物に関する
補足
東方プロジェクトのゲームにおいて雑魚に全く人気がないというわけではない。
微々たるものではあるが、精霊を"毛玉"、"ティッシュ"と呼んでみたり、本をいちキャラとして扱ってみたり、
言わずもがな上海人形は初期から人気の高い雑魚敵である。旧作を象徴する"化け化け"、"イビルアイ"他
多数の雑魚敵がひしめき合う中、雑魚妖精の立場たるや"おしゃれする割に最も区別のつきにくいモブ"である。
妖精の種族にしたってチルノ、大妖精、リリーホワイト、サニーミルク、スターサファイア、ルナチャイルドと
著名なキャラがわんさかいる中で、雑魚妖精の姿のことを気にするプレイヤーは正直少なめである。
なぜなら、雑魚妖精達はやられまいという一心で弾幕をばら撒き移動するので視界をそっちに向かせてしまう。
それ以前に[P] [点]を始めとしたアイテム類に集中しなくてはならないので、彼女達はすぐに倒される運命。
自機弾を打ち込まれて姿が見えにくくなるので余計に目が行かない、という事もある。
ましてや、ひまわり妖精は登場して日が浅く、メイド妖精程集団では襲ってきていなく、
ゾンビフェアリー程目立った色はしていない。花映塚と同じシステムの旧作の雑魚敵"星"も前述の化け化けより
知名度が低いが、ひまわり妖精は勢力的に活動を続けている。故に、
派生が多すぎて"ひまわり妖精"という種類がかえって目立ってないのではないだろうか、とも思う。
そんな中、情熱を持って大型雑魚の特徴をこれでもかと調べ上げ、あまつさえデータにした上に
ひまわり妖精の魅力を必要過多に述べ伝えたその根性は確かに素晴らしい物である。
が、それ故に「先に雑魚敵だって言っておけよ!!w」というツッコミを禁じ得ないのは
実に惜しい限りである。うじゃうじゃ。
関連商品
造花用ひまわりの一例。絶対に枯れないので展示にはもちろん、コスプレにも最適。
市販のワンピースと黄色いリボン、そして羽さえ自作できれば誰でもひまわり妖精になれる。
ひーちゃんのように、カワイイ妖精になりたいって言ったんだろ? 今日からお前は……ひーちゃんだッ!
関連項目
- 東方project
- 妖精(東方project)
- ひまわり
- 妖精メイド
- ゾンビフェアリー
- Pixiv:「ひまわり妖精」のイラスト・作品検索一覧:ここでは多くのひまわり妖精のイラストがお目にかかれる。
- ひまわりちゃん:都営地下鉄が直営する売店「メルシー」の夏の広告にいた少女。彼女も妖精である。
- ひまわり妖精Bot
- halogen:サークル「パズライズ」および「convallo-stick」の代表。ひまわり妖精の二次創作を数多く行っている。
花映塚を特にプレイするためか、お気に入りのひまわり妖精は初期型のようである。
- 33
- 0pt