【警告】 この記事は大変中立性にかけています。それもこれもGregTechのせいなのです。おのれグレッグ! |
おのれGregとは、GregoriusT氏制作の工業化MOD"IndustrialCraft2"(以下IC2)の拡張アドオンであるGregTech-Addon(以下、Greg)に、時に理不尽に向けられる怒りの感情を表した言葉。または、大量のMODを導入して発生した不具合に対してとりあえず吐く暴言の一種である。
概要
Gregは多種多様な素材と、多種多様な機械。そしてさまざまな発電方法や素材獲得方法を追加してくれる工業MODのアドオンとしては最大級の規模を誇るMODである。
アドオン元であるIC2のエンドコンテツである『マター製造機』、そして『クァンタム装備一式』までの作成をよりやりごたえのある物へと変え、さらにバニラ要素を変化させてより歯ごたえのあるものに仕上げてくれている
それゆえに悲劇が起こってしまった
おのれGreg!と叫ばれるようになった所以
・よくIndustrialCraft2(通称:IC2)と同時に導入される、工業系と呼ばれる他MODすら改変し、GregtechAddonの「パワープレイが出来ないならコンテンツに触れる資格は無い」というコンセプトの下、許可を得ずに難易度を上昇させたため、MOD作者から非難の嵐を受けた過去がある。
→おのれGregがニコニコ動画で誕生した瞬間でもあるが、ぶっちゃけリリース直後から英語Forumで言われていた。もちろんFワード満載で。つまりGregの愛され度合いと許されない度合いは国境を越え、IGAに匹敵していると見る人も居る。(TAS界隈とマイクラ界隈はマーケットが被らないため、互いに知らない場合の方が多いだろう)
・IC2作者勢がこれを丸く収めようと、せめて手元でコントロールしようと開発陣の中に組み込んだ結果がIndustrialCraft2-experimental(通称:IC2-ex)の誕生である。
→と言ってもそんなに開発には手出ししておらず、発電量面などでは難易度の低下が見られている点(風力発電がIC2時台に比べ大幅に強化、植物系で多量の電気を生み出すバイオマス発電の追加、またIC2独自の蒸気発電、熱発電など)では、長く楽しめる。
・木製ツールと石製ツールの耐久値が激減 (木製ツールは13回の使用で完全消滅、石製ツールも既存の物より数分の一ほどになっている)
→Gregの貴重なデレ要素として、石製ツール並の性能で鉄の耐久の二倍の火打ち石ツールが追加されている。(1.6.4時代では)
1.7.10では石製ツールよりも耐久があるものの鉄には劣り、さらに採掘速度は石以下である。
後鉱脈システムの都合上ツルハシの大量所持は必須 楽しい楽しい鉱夫生活がエンジョイできるいい仕様である。
・原木から木材の作成数が半減、同じく棒の作成数も半減。
(マシンで加工したり、のこぎりやチェーンソを使えば今まで通り使えるがやはりというべきかコストが高い)
・金属製ツールの作成にハンマーとヤスリが必要、さらに手作業だと金属インゴット二つから作成する金属製プレートが必要
(のちで作成できるようになる機械で1インゴットで1プレート作成できるようになるが、その時点ではかなり高級な機械)
・蒸気装置一式が追加され、電気を使えるようになる前の段階から抽出機、圧縮機などが使えるようになる
→逆を言えばMOD構成によっては蒸気装置一式をそろえなければ電気機械の作成ができない。
・ブロンズ高炉により鋼鉄が焼けるようになる、が鋼鉄の精錬に時間がかかる
・後の工業用高炉により短時間で精錬を行えるようになるがステンレス鋼やタングステン等上級金属を精錬するのに時間と電気をやたら食う
・電子回路にNANDチップ(ReinforceIronプレート、錫ワイヤー、赤石合金ワイヤー2本)のクラフトが必要になり、
また赤石合金が銅1つと赤石4つの合金であることからただでさえ消費の多いレッドストーンの消費が増える。
さらにワイヤーを作るために一度プレートにする必要があるのだが、赤合金をプレートにするのにも地味に時間がかかる
→ちなみに1.7.10では序盤で作成可能なWiremillの登場で合金から直接ワイヤーに加工でき、またプレート1枚からワイヤー1本しか作れなかったものが2本作れるようになるため、苦労するのは電気時代突入まで
→ついでに赤石も消費に対して入手が楽、赤石鉱脈がそこそこ見つかるうえ、赤石鉱石を粉砕機を使用すれば確定で10個入手可能
ちゃんと赤石として使えるまでハンマーで砕く必要性?水で洗う?うるせえ使えればいいだろ!?
・一部のMODのレシピ変更(おもにBCのクァーリーやたまに他MODで追加される金属ツールもプレートで作らないといけなくなったり)
→これはConfigをいじる事により元のレシピに戻すことが可能である。MFRのプラスチック?知らない子ですね。
・旧IC2では誰にも愛され作業にも燃料にもなる癒し系、足場ブロックの作成数が1/4まで減ったり、そのまま4個しか作れない仕様をIC2-exに刻み込んだ。
・他MODの金属粉末?Forgeの鉱石辞書も正しく使えないクソソースで構成されたMODの中間素材なんて、知らない子ですね。インベントリに入れた瞬間に、一種類に変換して倉庫圧縮してItemIDごとしまっちゃおうね
……などなど、導入したプレイヤーが難易度の上昇や想定外の改変に嘆き、思わず言い放った結果の一言である
おのれGreg!!
おのれGregの正しい使い方
・鋼鉄出来るまでの時間が長い!おのれGreg!
・しょうがないからTC4のThaumicツール使うわ ってこれもGreg仕様かよおのれGreg!
・クァーリー作ろうとしたら何か歯車が変えられてるしダイヤドリルまで要求しやがった!おのれGreg!
・雨が降らないからと砂漠で野ざらしにしてた爆発した!おのれGreg!
・エンドに雨が降らないから野ざらしで動かしてたら爆発した!おのれGreg!あたしのIDSUちゃん返してよおおおお!!(……実はコレGregじゃなくてバニラの仕様、砂漠に雨が降ってないけれど実は降ってるアレ)
・天空TTで溜まっているMOBが何か窒息ダメージ受けてるな― ってまたお前の仕業かよおのれGreg!
・MOD追加したら満腹度の減少でジャンプできなくなったうえに死んだら変な場所にリスポーンした!おのれGreg!
・MOD追加したらブロックが重力に従うようになったしおまけに序盤でチェスト作れねえ!!おのれGreg!
・あの糞女俺の新車のブレーキとアクセル踏み間違えて大破させやがった!おのれGreg!!!!!
・バニラ鉱石が消滅してTFCみたいに固まって生成されるようになりやがった!おのれGreg!
→ちなみに鉱脈さえ見つければ結構な期間保ち、さらに生成の法則(3×3チャンクに一つ)より9チャンクの真ん中数ブロックを直下ぼりすると比較的簡単に見つけられるため人によっては難易度低下
え?トワイライトフォレストに行くって?お前一体何のためにGregやってんの!?
・特殊アイテムと鉱石を砕いた粉を置いて儀式してみたらItemIDがGregのものにすり替わっていて儀式自体が失敗しやがった!おのれGreg!
……などなど、用法、用量を守って正しくお使いください
余談
・ほとんどの追加アイテムの作成に必要で、プラスチックシートが合金カマドを使用しない限り作れなくなり、さらにconfigでデフォルトの作成方法に戻せない既に調教済みのIC2を除いてGreg-Techの一番の被害者、MineFactoryReloaded。 そんな彼のエラーメッセージの一つに、『黙れGreg、口に靴下でも突っ込んでろ!』というものがある。
Gregェ……
・その他このmodに対する皮肉に、ForestoryforMinecraftの作者である、 sengir氏の
「ネザースターとドラゴンエッグで木材を作成する時、貴方はGregtechを導入していることに気づくでしょう。」 という
ものがあるが、それに受けてGreg-techでは実際にドラゴンエッグ1個とネザースター8個からアンデッド特攻Xの
ついた木材が作れるレシピが隠しとして存在している。
作者ェ……
・他modの干渉で知られるGregだが、何も他のMODの難易度を向上させるだけではない。MekanismやNetherOresで追加される鉱石「Osmium Ore」は粉砕することによりIridiumの粉を入手、さらに汚れた鉱石の粉をUniversal Maceratorにかけることにより確率でIridiumを入手。おまけに1.7.10で作成できるOsmiumツールはほぼ最強といえる性能を持っている。
褒め殺しですか? →なんとmekanismのデジタルマイナーでは鉱石を掘れないように細工済みだった(おまけにBCのロボットでも掘れない)
現状では裏技としてグレッグ以外のブロックをブラックリストに登録することで掘れる。
更に案の定オスミウムツールは作成に手間が掛かるように修正済みである。
・TC4(注意:魔術MOD Gregは工業MOD)を導入した状態で遊ぶと科学的な相(物質を構成する魔術的要素みたいなもの)が追加され、Gregのアイテムすべてに相が設定されている。TC4ではこの相を用いてアイテムを作成するために必要な研究を行っているのだが、その研究がマジカルバナナ型式のパズルゲーである。つまり相が多いほど便利であるため研究の難易度低下。さらに金属を複製する錬金術がGregの金属、合金にも対応しているためバニラ要素の難易度向上を除くと事実上の文句なしのデレである。今後の更新が不安
追記:Thaumcraft4を導入した状態でGreg5.08.26(非公式)を導入するとTC4の魔道具作成ページに魔力発電機の研究が追加される。
これは1.6.4時代からある発電機の一種で水銀やShard、はてにネザースターまで燃料に発電を行うものである。そして気になるレシピはThuamcraft4の特殊クラフト方法であるInfusionAltarを使用するものである。
.
ただし、これだけは確実な傾向なので、言っておかねばなるまい。
ニコニコ動画だけじゃなく、ようつべに天災されたり同時投稿したりすると、
Gregは例外無く、その難易度回避策を阻止する更新を出している。おまけにGregそのもののバグは少ない。おのれGreg!
Gregの抜け道
ヌルゲーマーでもGregを楽しみたい場合は以下のMODを導入するといいらしいです。
・BuildCraft
皆さんご存知、アイテムの搬入出から露天掘り器まで大括約の工業MOD。最近他のMODに押され気味であるがその便利さとGregとの相性とは抜群である。Gregの輸送用パイプは安いものでもインゴット1個必要(序盤はもっと)、高いものでパイプ1本でインゴットを6個必要とし、さらに安いものは詰まりやすいため輸送用に。また、前述した通り鉱脈を探すためにはボーリング調査が効率的であるためボーリングマシーンが活躍してくれる。他のMODにない特徴で細かい条件指定によって赤石信号を発することができるゲートも追加されるためぬるゲーマー以外にもおすすめの逸品
・ForestForMinecraft
こちらも有名であろう、農業用MOD。前述したとおりIC2に強力なバイオマス発電が追加されているため、バイオマス発酵を行うとHV機械時代が訪れるまでこれ一本で賄えることができる。また、自動植林伐採装置の作成で大型蒸気ボイラーの稼働にもおすすめ。
・MineFactoryReloaded
最序盤からの稼働は不可能であるものの、蒸気機械、および鋼鉄の作成が可能になると使用可能になる。こちらもForestForMinecraft同様に自動植林伐採装置が作成できるため大型蒸気ボイラーの稼働に効果的、また他にも便利な機械類が追加される。
・ThermalExpansion
Greg被害者その3、作成不可能のアイテムがあるが最序盤から鉱石2倍+αの粉砕機が稼働でき、またAlloySmelterより赤石鉱石から直接赤石鉱石が作成できるためお手軽。さらに比較的にレアなNickleがそこら中に生成されるようになる点も優秀。
・EnderIO
高機能なパイプが追加され、さらにThermalExpansion同様に最序盤より鉱石2倍+αの粉砕機が稼働できる。他にもエンチャント関連の機械やスポナーを作成できるためアイテム収集、戦闘で有利になる。
・Tinkers'Construct
通称冶金MOD。Gregの電気時代の次の段階であるMV機械時代の主役、アルミがそこら中に生成されるようになり、また独自の乾式製錬炉により電気高炉を作成しなくてもアルミが短時間で精錬でき、また1鉱石から2インゴット分作成できるためぐっと序盤が楽になる。乾式製錬炉のコストも比較的安い。さらにそれだけではなく、追加される便利なツール類、複数の敵を一度に攻撃できる鎌や3×3のブロックを破壊できるシャベルやハンマー、一撃が重い大剣が作成可能に。
・Mekanism
貴重かつ高性能なOsmium鉱石入手の容易化、強力な防具の作成可能、さらにIC2の電子回路、発展型回路と同じように扱える低コストな電子回路が作成でき、またこれ自体も大型MODであり、とある発電方法によりコスト無しで多大なエネルギーを発生させることができる。修正済みおのれgreg!
・DartCraft(1.6.4限定)
多数のチートレベルの性能のアイテムを追加する。列挙すると計り知れないため特にバランスブレイカーのタイムトーチについて。このタイムトーチは一言で言うと「設置した周りの時間を加速させることができる」。さらに複数設置で効果上昇。1.6.4時代に農業MODであったGreg+IC2構成において赤石小麦やオイルベリーといった重要農作物の成長も加速できる。あとは分かりますね?
・RailCraft
電気時代突入に必要な鋼鉄の精錬がGregよりも低コスト、かつ短時間で行えるようになり、また独自のリソース「蒸気」がGregに対応している(修正していない点からGregが対応している)ため、大型蒸気ボイラーの作成を行うと多量の電気を賄うことができる。(36型高圧ボイラーと呼ばれる物1台で128EU/tick出力するMV蒸気発電機と32EU/tick出力するLV蒸気発電機の稼働確認済み、木炭と水が安定供給できれば1台で160EU/tick発電できる。)
・ThuamCraft4
魔術MOD。Gregの金属や合金を錬金術により増やしたり(ナゲット単位であるが完全自動化可能)、自動修復エンチャントを付けることで実質無限のダイヤ性能ツールが追加されたり、幅広い範囲で活躍してくれるゴーレムが追加されたりと複雑になりがちな鉱石自動化ラインをお手軽にしてくれる。後Greg機械の長い加工時間の暇つぶしに最適。
なぁ、手に持ってる素早いツールはTinker'sConstruct製、鉱石を増やす機械はEnderIO、Mekanism、さらに鉱石採掘まで別ディメンジョンで普通に生成されるバニラ鉱石。十分楽しめているよな?なんでその環境にGregを打ち込む必要があるんだい?その環境にGregをぶち込んで一体全体なんのメリットが有るんだい?Gregの素早く掘れるドリルも、IC2の便利なダイナマイトも、苦労してようやく作ることが出来た高性能粉砕機も、みんな無視して別MODの便利アイテムばっかりじゃないか。楽をしようとするあまりデメリットばっかり背負い込んでるじゃないか。いい加減気づいてくれよ、大量MOD構成には合わないMODがあるんだって事に。純粋に遊んでるプレイヤーだっているのに叩かれて悲しいよ
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