ふつうの軽音部単語

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ふつうの軽音部とは、原作：クワハリ、漫画：出内テツオによる漫画作品である。『少年ジャンプ+』にて連載中。

概要

基本情報
ふつうの軽音部
作者	クワハリ
漫画	出内テツオ
出版社	集英社
掲載	少年ジャンプ+
掲載期間	2024年 1月 -
漫画・アニメテンプレート

大阪の高等学校を舞台にした作品で、タイトル通りどこにでもありそうな軽音部でギター初心者のふつうの女子高生・鳩野ちひろがひたむきに奮闘するストーリー。

高校生たちの等身大な青春描写・実在のバンド楽曲を使用したコピーバンド主体の演奏シーン・軽音部内での先の読めない陰謀劇がこの漫画の大きな特徴。

前身はX(旧Twitter)及び『ジャンプルーキー!』で2022年から連載されていた作品で、原作担当のクワハリ自身が作画も行っていた。SNSやルーキー!内で作品の人気を集めた後『少年ジャンプ＋』へ連載を移し、作画担当に出内テツオが参加した現在の体制となる。

次にくるマンガ大賞 2024(第10回)Web マンガ部門第1位を受賞した。

あらすじ

ちょっと渋めの邦ロックを愛する新高校 1年生・鳩野ちひろは、初心者ながらも憧れのギターを手に入れ、念願の軽音部に入部する。個性豊かな部員たちに困惑しつつも、バンドを結成することになるが――!?

登場人物

鳩野ちひろ　(はとの -)

本作の主人公。90～00年代の邦ロックをこよなく愛する女子高生。高校進学を機にエレキギターを購入し軽音部に入る。自他ともに認める陰キャで、部活内のコミュニティからは一歩引いたポジションにいる。
余りもの同士で結成されたバンド「ラチッタデッラ」でもどかしい日々を過ごしていたが、校内ライブ前日の視聴覚室で変なテンションのまま熱唱。それを厘に目撃されたことでちひろの物語は徐々に変動していく。

幸山厘　(こうやまりん)

見た目はおっとりとした美人で長身のベーシスト。ちひろとは別のクラスで矢賀の紹介によりバンドを組むことになる。部活内の人間関係を調べ尽しており、個人のうわさやSNS アカウントまで把握している事情通。
熱唱するちひろを目撃して衝撃を受け、彼女を神聖視しはじめる。この作品で最もふつうではない人物。

内田桃　(うちだもも)

ちひろのクラスメイトでドラマー。人当たりの良い美少女で色んな相手とも仲良くなれる陽キャコミュ強。ちひろとも入学初日から仲良くなり軽音部へ共に入部する。
同じ中学の友達と3ピースバンド「sound sleep」を組んでいたが、部内の恋愛関係のいざこざにより友情が瓦解しバンドは解散。意気消沈していたところをちひろ達のバンドに誘われる。

藤井彩目　(ふじいあやめ)

「protocol.」リードギターで紅一点。演奏技術は高いが他人を見下し頻繁に陰口をたたくため部内では嫌われている。クールな外見だが冷血というほどではなく、ちひろの手助けをすることもある。
バンド仲間である鷹見の相談を受け交際相手を振るよう唆し結果的に桃のバンドを瓦解させ、自身は鷹見と付き合うようになる。しかし次第に価値観の相違により鷹見とはすれ違ってしまう。

鷹見項希　(たかみこうき)

「protocol.」ギターボーカルでイケメン。新1年生の中では突出して歌もギターも上手いため注目の存在。女子にもモテるが本人は音楽にしか興味が無い。
1話からちひろとは顔を合わせており、変動する軽音部の人間関係の中で幾度も対峙することになる。

新田たまき　(にった -)

軽音部の副部長で3年生。新入生歓迎会のライブで銀杏 BOYSのあいどんわなだいを歌唱し、好きなことに熱心になれる姿をちひろに見せ影響を与える。笑いのツボが独特。
入部したちひろを気に掛けて相談に乗ってくれる良き先輩。

矢賀緑　(やがみどり)

帰宅部。ちひろのクラスメイトで、鎌倉殿の話題で意気投合し一番の友達になる。
ピアノが弾けるためちひろから軽音部の入部を誘われるが断り続けている。

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