股間無双〜嫌われ勇者は魔族に愛される〜とは、原作:ジブロー、作画:脇道それるによる漫画である。
概要
講談社「ヤンマガWeb」にて、2021年6月18日より連載されている、異世界転生史上最も下品なエロティックコメディ。
限度を超えたオナニーで死亡し、異世界に転生した豚みたいなキモオタが、そのキモさゆえ異世界でも嫌われ者になるが、魔族をはじめ女から引っ張りだこになる。
こんな内容ながら発売後即重版を繰り返すほどのベストセラーとなっている。
あらすじ
コンビニで働く脂谷汗太郎は、秘かに思いを寄せていたバイト仲間の西木恋が、陰では店長と共に自分を嫌っていたことを知り、帰宅後、恋からの卒業と称して彼女をオカズに何度も抜いていたら、テクノブレイクを引き起こして死亡し、異世界に転移。
そして、辺り一面花が広がる草原で目を覚ました汗太郎の目の前に、全人類のオナニーを把握するオナ神、ミラ・クルーデスが現れる。
彼女から自慰皆勤賞を達成し、1日の平均オナニー回数が童貞の中で世界1位だった報酬として勇者の称号と「精液をポーションにする」スキル、そして魔族を討ち倒し世界を救う使命を与えられた汗太郎は、ヤリマーン帝国の防衛隊隊長であるクイン・ドーエスに不審者として裁判にかけられるため連れていかれた首都テマーンの広場で、射精とともに石台に刺さった伝説の宝剣を抜き、自らが勇者であることとその汚さを観衆に示し、魔族討伐の旅に出る。
主なキャラクター
人間
- 脂谷汗太郎
- メガネをかけた肥満体のキモオタ。27歳。童貞。オナニーのし過ぎで死んで異世界に転移し、勇者となる。初期装備の「紐の乳首隠し」と「木の葉のチン隠し」しか受け付けない体質のため、常時ほぼ裸。射精量が一定量を超えるごとに射精レベルが上がる。魔族を無力化してまわる英雄なのだが、見た目がキモいため人類からは蔑まれている。
- クイン・ドーエス
- ヤリマーン帝国防衛隊隊長。28歳。身長171cmでFカップの金髪美女。性格はドS。豚みたいな容姿にほぼ裸の格好で自ら勇者と名乗る汗太郎を偽証罪で広場に連行し、処刑するつもりで裁判と称して伝説の剣を抜けるか試すが、彼が本当に抜いてしまたっためしぶしぶ勇者であることを認め、王妃から勇者を導くために身を捧げろと命じられる。ドーエス家の女性は代々アナルが弱点のため、アナルを保護するため小さい魔法陣が刻まれている。
- シスタ・ナデナーデ
- メガネをかけた爆乳僧侶。パーティーの癒し担当。汗太郎のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ。性的なことにあまり耐性がない。チョ・ヤッカイという豚を飼っている。
- ヌーレ ・スーギ
- ヤリマーン帝国の王妃。あらゆる性技を身につけている。
- イーレ ・スーギ
- ヤリマーン帝国の国王。左目の上に傷がある。不屈のペニスを持ち、かつては“帝国の巨根兵”として恐れられた。マヨネーズを握りつぶすことを日課にしている。
- ローリー ・ポップ
- スワーピン大監獄長。22歳。オレっ娘。世界三大魔法使いの一人だが、膨大な力の代償として肉体と精神の成長が止まっている。子供っぽいことがコンプレックスなため知ったかぶり。身内の死を極度に恐れている。かつて故郷で魔族に父親を殺された際に魔力が暴走し、パイパーン帝国の首都ケヌッキーを壊滅させ半径100kmを雷雲で覆われる暗黒地帯へと変えた。
- ドース・ケベー
- かつてサタンを封印し世界を救った伝説の勇者。1万2659人の女を抱いたことがある。長い間、宝剣に魂を封印されていた。幼少期からクインの憧れなのだが、実際は異次元の変態ナルシストで彼女を幻滅させた。現世に復活して世界中の女を抱くため、宝剣を抜いた汗太郎の体を乗っ取るが、その醜すぎるハズレボディに一時絶望する。汗太郎との精神世界での戦いで敗れた後は剣ではなく汗太郎のペニスに宿る。
- タニーマ・ミッセル
- ヤリマーン帝国歴史精子研究所所長。巨乳のマスク女子。精子の情報を舌で読み取ることが出来る。 非常に研究熱心。クインから話を聞いた後は宝剣スキルの解明に乗り出す。精子から汗太郎が別の世界から来たことを見抜く。
- ジョシュ・ワキャック
- タニーマの助手。女の子みたいな見た目をしているためジョシーと呼ばれる。童貞。女みたいな見た目を利用して女湯に忍び込んだはいいものの勃起して男だとばれ、王立パコール高校を退学させられた。タニーマのことが大好きでちょくちょく下着を盗んでいたが、実は直前でスキーマによって彼女の下着に入れ替えられていたことを知り絶句する。
- スキーマ・ミッセル
- 対魔族兵器開発局長を務めるタニーマの妹。貧乳。
- ドラ・ゲナイ
- 右目を眼帯で隠したマンスージー聖騎士団団長。
魔族
用語
- ヤリマーン帝国……イーレ国王が統治する帝国。バナナが友好の証とされている。[1]国民は基本的に口が悪い。
- 魔族……人間と敵対している種族。現在、魔界で唯一の男であるサタンを失い繁殖できない状況にある。人間は魔族との性交の快感に耐えられず死亡してしまう。[2]価値観が人間と正反対なため、魔族目線だと汗太郎はイケメンにみえるらしい。
- 勇者の宝剣……汗太郎が持つ、伝説の剣。魔族の魔力を吸い取り人間化することが出来る。汗太郎の射精レベルと同期してスキルが増える。
- ポーション……汗太郎の精液。怪我を治癒したり、魔族をパワーアップさせる効力がある。
- 歴史精子研究所……ヤリマーン帝国の繁栄のため、国民の能力を遺伝子レベルで底上げすべくつくられた、イーレ国王の「強すぎる国づくり」政策の最重要機関。
- マンスージー共和国……10年ほど前に若き指導者ミケイ・ケーンによってアイアンパンティズムという、異性間の性行為を固く禁じ、男性を徹底的に排除して生きるという偏った思想を掲げてヤリマーン帝国から独立という体で排除された小国。長年男性を排除したことにより女子高のように羞恥心が薄れ、下半身の露出を恥としない丸出し文化が培われてきた。
- ナカデダス……マンスージー共和国に対する防衛拠点としての役割も有する、ヤリマーン帝国の歓楽都市。
関連静画
関連リンク
関連項目
脚注
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