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ジャンボマックス

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JUMBO MAXとは、

である。ここでは2.について記載する。

概要

2020年から『ビッグコミック』で連載されているＥＤと愛がテーマの青年漫画。

人生を大きく変えるほどの超強力なＥＤ薬を巡って巻き起こる騒動を描いた、日本版『ブレイキング・バッド』とも呼べる異色作。

ユニークかつスリリングな展開が人気を博している。

2巻の単行本の帯には伊集院光から「JUMBO MAXは、僕ら中年のためのドラえもんだよ」という推薦コメントが寄せられた。

冴えない中年の曽根建男は、容姿端麗なあかねと運命的な巡りあわせをし、短期間で彼女との結婚に漕ぎ着ける。

一生独身のまま過ごすと思っていた建男は満足感に浸るが、それから三か月後、妻となったあかねから「妊娠した」という報せを聞き愕然とする。なぜなら建男は生まれてから一度も勃起したことがないのだから――

そんな折、建男はひょんなことから謎のED薬を手に入れる。人間不信気味の彼は半信半疑でそれを試すと、嘘のように男性機能が回復。

自分だって人生を楽しむ権利があると思い立った建男は、薬の成分を調べて量産することを決める。

しかし、50％の出来として作った試作品が人の命を奪ってしまう。

曽根建男: 小田原で薬局を営む53歳の腹が出た中年。あだ名は「たてポン」。両親が残した古いビルと築40年のアパートを所有している。見た目は冴えず、押しも弱いが、優秀な科学者としての顔も併せ持ち、薬を売りさばくうちに別人のように変貌していく。
あかね: 建男の妻。バツイチ。免停のため訪れた免許センターで建男と出会った。旧友曰く「良くも悪くも合理的」。
十和: バレエダンサーを夢見るあかねの連れ子。意外と良識がある。

須磨岡貢郎: 建男と同い年の前頭部が禿げ上がった丸眼鏡とハンチング帽がトレードマークの男。建男をカモろうとしていたが彼から薬を増産する計画を聞かされ、その話に乗る。
宝生鹿子: 帝都大学の女子大生。大学が持つ国内最高峰のラボを狙う、プライドが高い野心家。
福地宗輔: 神戸で美術商を営んでいる背の高い詐欺師。言葉巧みにメンバーを懐柔し、建男を追放した後、関西の工場で須磨岡と鹿子を監禁してJUMBO MAXのB級品を作らせる。
葵: 元コールガール。福地の顧客にホテルに呼ばれたところ、基礎疾患を持っていた顧客がJUMBO MAXを使い死亡したため、その現場を見たとして福地に彼の工場のバイトとして拉致され、JUMBO MAXの製造を手伝わされる。
末兼: 横須賀でアメ車主体の車屋を営んでいる中年。妻に先立たれたが、JUMBO MAXによって最期まで円満な関係を築けたこともあり、ホームレスの無職となった建男の強い味方となる。
小仏: 先日、薬局を開いていた父に先立たれた就職氷河期世代の独身男性。猿顔。この先、死ぬまで小売業でダラダラ生きることに内心絶望していたところ、建男とJUMBO MAXに出会い、自ら協力を申し入れ、販売ルートを開拓していく。