七帆ひかるとは、元・宝塚歌劇団、宙組所属の男役スターで、現在は舞台女優として活躍中の女性である。
オンライン上では「七」「えりこ」と呼ばれることが多い。
概要
宝塚歌劇団85期生、退団時は研究生11年(通称「研11」)。愛称は「えりこ」。11月18日生まれ、B型。茨城県日立市出身。
2009年7月5日「薔薇に降る雨」「amour それは…」の東京千秋楽公演にて退団。
175センチという男役に適した長身の持ち主で、ダンスと伸びやかな歌に定評のある若手スターであった。
温もりと張りのある聞き取りやすい声は時にハスキーな感じにもなる。また声の大きさにも定評があり、少人数のコーラスでは聞き取りが可能なことも。
凛々しい舞台上の姿と、柔らかくおおらか、ほんわりな雰囲気のオフ姿とのかなりなギャップも彼女の魅力のひとつ。
1999年「ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台を経て、やがて徐々に役をもらえるようになる。新人公演では主演をも務める若手ホープだった。
「里見八犬伝」では血の繋がらない義妹を一途に愛する犬塚信乃(余談だが信乃は八犬士の中で一番美形とされる役)、「ファントム」及び「ホテル ステラマリス」の新人公演では主演、「NEVER SAY GOODBYE」では故郷を守るための反軍の一人のして主人公と共に戦うハンス、「UNDER STUDY」では演じることが好きな役者のアレックをバウ公演にて初主演、「NEVER SLEEP」では元検事のクールなエリート探偵マイルズ・グッドウィン(眼鏡好き必見)、「バレンシアの熱い花」の本公演では気障なドン・ファン・カルデロ(全国ツアー版では役替わりのため、奪われた恋人を取り戻すために主人公に協力する貴族のロドリーゴ役)、「雨に唄えば」ではコミカルな映画監督デクスター(ヒゲつき)、「Paradise Prince」では明るく優しい現代の若者であるケヴィン、「薔薇に降る雨」では生真面目な会計士のクリストフ・ダリューなど、様々な役を演じてきた。
中でも世間で話題となったバウ公演「逆転裁判 蘇る真実」で原作から様々な仕草をさりげなく取り入れながらクールに演じたマイルズ・エッジワース(御剣怜侍)は当たり役・はまり役と言われ、原作であるゲームのファンからは「リアル御剣」と呼ばれ好評を博し、多大な支持を得る。
しかし直後に退団発表がなされた。
この逆転裁判で注目を集め、新たなファンを多く獲得し、前途洋々、これからが楽しみだというムードになった矢先の退団発表で、まだ若く将来性があると思われただけに残念である。
逆転裁判の配役が決定した時には退団を決意していて、本人は「男役としての集大成を」という気持ちでエッジワース役に臨んでいたという。
宙組はまだ新しい組のため、宙組出身の宙組トップというジェンヌが未だ存在しない。
ファンからは「この人なら宙組の生え抜きトップになってくれる」と期待されていたゆえに、その早すぎる退団を惜しむ声は尽きない。
退団後は、宝塚時代にタップダンス講師であった玉野和紀の誘いを受け2009年12月の銀座博品館劇場「シェイクスピア・レビュー 笑いすぎたハムレット」にて、舞台復帰第一弾を迎えた。
凛とした印象のジャングルの女王と少し天然で可愛らしいジュリエットの二役を演じ、ジャングルの女王役では宝塚時代では見ることが出来なかった肌の露出っぷりにファンが騒然となり、話題となった。
出番もソロで歌うシーンも多く、役柄にも恵まれ、ファンにも好評。
女優としてのデビューをいい形でスタートを切った。
2010年2月に新しいファンクラブを始動し、ファンクラブイベントである親睦会や公演時の出入り待ちでファンとのコミュニケーションを大事にしつつ女優としての活動を始める。
4月には東京でサロン・コンサートを実施した。申し込みの多さに2日間で3回の予定だった公演を急遽3日間の5回に増やすことに。ハードワークだったであろうコンサートは好評のうち、和やかに恙なく終了。
「髪が伸びて、男性に間違われることはなくなりましたー」。
7月にシアター・クリエとドラマシティで行われた「まさかのChange?!」で演じた櫻井翔子は脇役ながら出番が多く、短いながらソロも歌うというなかなか美味しい役柄で、「難しいからこそコメディーを」という本人の希望に添った公演だったように思う。
これからの活動も楽しみである。
なお、現在は結婚し活動停止中。
これからも歌い続けていくという彼女の復帰を待つばかりである。
人物像
小さい頃から声が低く、母親はそれを心配していたという(女の子らしくないからだろうか?)。
幼稚園の頃からバレエを習っていて、将来の夢はバレリーナ。
幼少時から背が高い方で成長するに従って更に身長が伸び、バレエを続けにくくなる。
宝塚との出会いは、踊り続けたい気持ちを持ちつつ、漠然と進路を考え始めた中学二年生の時のテレビ放映で、出演者のメイクの濃さに驚きながらも「こんな世界もあるんだ」と思っていた。
そこから宝塚に興味を持って何度もテレビで観ているうちに母親が宝塚音楽学校の本を入手し、踊ることが多い授業内容に惹かれて入学を考え、東京の宝塚受験スクールへ母親同伴で月一回、通うようになる。
スクールでは先生に「日焼け厳禁」と言われ、小さな頃から外で遊ぶことが多くて日焼けしていた彼女は困ったようだ。しかし宝塚音楽学校へ入学してからは日焼けがなくなり、自分が色白であることを知ったという。なお、白という共通点で「はんぺん」と呼ばれたり、白いタオルを見て「似てる」と言われたりしていた。
中学三年生の時に高校受験と並行しながら、試験の雰囲気を掴むという様子見がてらで宝塚音楽学校を受験し、しかしそのまま一発合格。十五歳で宝塚音楽学校へ入学した。
一次合格の時点で「一次合格した!?」スクールの先生と共に驚き、二次試験後も受かるわけがないと思っていて「明日は高校の入学式だから準備しなくちゃね」などと母親と話していたため、合格発表の掲示板を見てびっくりしたという。
ちなみに受験時の個人面接では緊張のあまり、茨城弁丸出しだったというエピソードもある。
舞台を降りたオフシーンでは少しおっとりとした、素朴で飾らない、ナチュラルな言動を披露。
ゆえに宙組の癒し系No.1に選ばれ、また色白であることから、白イルカがイメージと宙組内で言われていた。
その白イルカ発言が元で「ザ・タカラヅカⅣ 宙組特集」には小さい白イルカのぬいぐるみを頭の上に載せたショットがあり、その可愛さが大好評。
が、同誌で自身のインタビュー掲載ページを開いたら、自分のアップ写真に驚いて雑誌を閉じてしまったという照れ屋で恥ずかしがり屋な一面もある。
自身の性格について本人は「周囲と合わせられないわけじゃないけど、基本は周囲を気にしないマイペース」と評している。
言動を総合すると、周囲にペースを乱されるのは、どうやら好きではないらしい。
CS放映である宝塚専用チャンネル「スカイ・ステージ」で放映された番組の数々では、彼女の素直で真面目、かつちょっとお茶目な人柄が出ていて、ファンの心をキャッチ。
宙組同期の十輝いりすと共に「スカイ・ステージ・トーク Dream Time」の司会(宙組担当)を退団までに三回務める。本人いわく「ゆるーい感じ。ゆっるーい感じで」。
ゲスト出演者は一回目に大和悠河、二回目に悠未ひろ、三回目に陽月華。
MCはどうでしたかとゲストに尋ね、「普通だよね」「普通すぎるね。でもこのままでいいんじゃない?」と返されていた。ゲストは二人が持つ、ゆったりとした空気を楽しんでいたよう。
ともすれば幼いようにも感じるゆっくりめで可愛らしい話し方なので、番組を見ているうちにまったりする視聴者は多かったと思われる。
一方、自分から笑いを取りに行くような自己アピール力が強いタイプではないため、番組内で終始素直な発言を続け、逆に持ち前の魅力が少ししか出ないという残念な場面も見受けられた。
普段の言動から察するに、恐らくその辺、本人は良くも悪くも何も考えていないと思われる。素直すぎるゆえに「こういう人だと思ってもらいたい」的な、自分プロデュース力が若干不足しているのであろう。
そんなわけで、ボケと突っ込みで分けるなら、概ねボケの方にカウントされることと思う。
しかし時折、さりげなーくSっぽい発言も。
また、ひとつ迷言が出るとそのまま迷言が二・三続いてしまうこともあり、そんな天然ぶりにはかなりの定評がある。
「楽屋の大勢での会話中、ぼそっと言ったえりこの本音な一言が面白い」
とは、先輩である悠未ひろのコメント。
以下、スカイ・ステージより発言抜粋。
「好き嫌いはだいぶ減った。昔はあれも嫌いこれも嫌いだったんですけど、それじゃいかんと思って食べるようになった」
「パラダイス・プリンスで演じたケヴィンは、見に来た同期に『普通に男子』『コンビニの前にいそう』って言われた」
「掃除は朝するのが好きなんです。私、朝起きたらまず家中クイックルワイパーです。帰ってきたとき……綺麗な家に帰ってきたいから」
「犬と遊ぶ企画で、楽しみにしてたんですけど、あんまり懐いてくれなくて。片思いでした。抱っこしてたら寝ちゃうし」
「プリンとかゼリーは飲み物だもんね。スプーンとかあんまり使わない。カレーも飲み物(笑)」
「私とかまさこ(十輝いりす)は同期の中でも一番年下だから、『大丈夫、出来る?』みたいな、いつまでも年下扱いで。舞台を見た同期の反応が『わー、えりことまさこが気障ってるー』『男役十年なんですけど』みたいな(笑)」
「背が高いから、お手洗いで『きゃあ』とか……まず顔を見られて足下を見られて、また顔を見られますね」(ハイヒールで背が高くなっているのか確認される)
「服を買う時は、デザインとかじゃなくてサイズだよね。あった、今しかない! って」
背が高いだけに、洋服を買うのに苦労しているらしい。
また背の高さから男性に間違われてショックを受けたなど、気の毒ながら笑えてしまうエピソードもある。が、そんな時のしょんぼりした彼女からは内面のナイーブさと女性らしさが覗き、なかなか美味しい。
小学生の頃はシェットランド・シープ・ドッグを飼っていた犬好き。
中学の時は吹奏楽部でトロンボーンをやっていた。肺活量が増したのはトロンボーンのおかげらしい。
また人前に出ること自体は苦手ではなく、中三の文化祭では舞台上でV6の曲を歌いながら踊ったりしていた(ジャージで)。
本が好きで、本屋の前を通ったら必ずと言っていいほど寄ってしまう。読書スピードは早い方だと自己申告している。公演中・稽古中は本の続きが気になってしまうので読まないようにしているが、公演作品の原作は役作りの参考になるので読破。シドニィ・シェルダンなどの推理小説を好むが、漫画も好きで、中でもブラック・ジャックなど手塚治虫作品が好きだという。
HYとEXILEのファンで、EXILEがテレビ出演した翌日にはその振付を踊れるという特技もある。
「NEVER SLEEP」の公演にはタップダンスが入ると聞いて、事前にタップダンスのレッスンを受けるもタップダンスのメンバーに入っていなかったり、同じく「NEVER SLEEP」公演の前に行ったアメリカ旅行では「警官の役かもしれない」と警察に行って写真を撮ったりもしたが、
「探偵役でした」
間の悪さ全開な人であるが、そんなところも可愛らしい。
舞台にまつわる話
新人の頃は芝居が苦手で、「出来ない」と泣きながら練習していたという。
「泣いてる場合じゃないんだけど、泣いてましたね」
過去を振り返った時に、そうコメント。
奥二重なため、アイテープで二重にしてからつけまつげをつけるなど、舞台メイクでは目元に一番時間がかかると発言している。
しかし化粧映えする顔立ちで、オフの時と男役として舞台に上がる時では別人レベルに達している。まさにミラクル。ビバ化粧上手。
メイクで結構自由自在に顔を変えられるため、逆に毎日同じ顔にするのが大変だとか。
在団時は宙組の中で三番目に背が高かった彼女だが、
「背が高いことに甘んじていると思われたくない」
という発言があり、その短い一言の中に男役として努力していたこと、本人にプライドと根性があることが垣間見える。
舞台上では軽く眉根を寄せる表情をすることがたびたびあり、それが嫌悪などではなく困惑や苦悩を表しているように見え、セクシーだと評判。
また、ショーなどで見せる意地悪そうにも勝ち気そうにも見えるにやり笑いが好きだというファンも多い。
好きな衣装は黒燕尾服とスーツ。
「苦手なタイプの衣装だと、何か服に着られてるなって思うことがあって。だから衣装を好きになることも大切だな、と」
ピンク色やひらひらしたフリル系は普段では着ないため、衣装で着るのは楽しいそうだ。
髪型は基本的に黒か焦げ茶のストレートで、少し長めのショートヘアが彼女の定番。
役によっては髪の毛を金色っぽくしたり毛先にパーマをかけたりしていたが、時には髪型で苦労した模様。
「七帆ひかる」の名前の由来
両親と考えて「七つの海に帆を張って進めるよう」ということで「七帆」。自分を取り巻く世界の中で、悩んでも落ち込んでも歩むことを選択する、彼女らしさがよく表れた名前である。
関連人物
宙組同期
宙組の中で特に仲がよかったのが同期の十輝いりす(通称まさこ)と、美羽あさひ(通称まさみ)。
二人とは音楽学校時代から仲がよく、寮の部屋が近かったこともあってよく三人で一緒にいたとのこと。
「部屋に帰るとすぐにドアがこんこんってノックされて。よく一緒に出かけたりしたよね。え? その辺に」
その辺って、と笑いながら突っ込まれていた。
三人で一緒にひとつのベッドでごろごろしていたこともあるらしい。狭くないのだろうかという疑問があるが、それについて誰も突っ込みを入れなかったため、詳細は不明。
美羽あさひは七帆ひかると同時退団。そのため、十輝いりすは寂しそうにしていた。
「バレンシアの熱い花」の本公演では十輝いりすとの一騎打ちがあり、同期相手ということで遠慮がないそのシーンでは、
「勢いで止まれなくなって、まさこに突っ込んだり」。
「バレンシアの熱い花」の全国ツアー版の時には役替わりのため美羽あさひとのラブシーンがあり、稽古の時は美羽あさひに笑われたという。
「犬みたいって言われて。でも顔はしょうがないじゃん」
長年親しんだ同期が相手だととても素直で、微笑ましいエピソードがたくさんある。
悠未ひろ
86期生宙組所属男役。通称とも。6カラットのリーダー。
宙組内で一番背が高い人物のため、長身の十輝いりすと七帆ひかるが新人として宙組に配属された当初から二人が気になる存在だったと発言している。
「二個しか違わないんだけど、兄貴ぶって『よーし、ついてこい!』みたいなね(笑)」
頼れる先輩というポジションで、その時々でアドバイスを含め、色々と声をかけていた。
ショーでは悠未ひろ、十輝いりすと共に長身三人でワンシーンを繰り広げるシーンが何度もあり、一緒に稽古練習もしていた。練習方法の違いなどで、参考になることも多かったという。
悠未ひろの楽屋内への差し入れは千疋屋のヨーグルトゼリーが定番だったらしく、
「差し入れの時にはともさんをヨーグルトキングと呼んでました」
「えりことまさこは絶対にいるって言ってくれるからね」
「(いい笑顔で挙手して)つるっとしたもの、いるー! キング、お願いしまーす! って(笑)」
十年一緒に過ごしてきただけに、気さくな間柄であることがうかがえる。
6カラット (シックス カラット)
宙組の高身長の男役を集めたユニット。
メンバーは悠未ひろ、十輝いりす、七帆ひかる、春風弥里、鳳翔大、蓮水ゆうや。
雪組のユニット、AQUA5(アクア ファイブ)に対抗すべく作られたという、長身の男役が多い宙組ならではのユニットである。
「AQUA5、意識してます。ね(笑)?」
「ライバル視してます(笑)」
「これは負けないぞ、みたいなのは?」
「それは…身、長…」
「平均身長ですねー」
6カラット・メンバーの平均身長は175センチ強。むしろ176センチ弱。
「二階席からでも普通に見えるとか(笑)」
「大階段の上の方だと見切れちゃう(笑)」
「あんまりない現象ですよね(笑)」
背の高さを考えると、テレビ向きではないと言われていた、らしい。
しかし背の高い男性タレントの存在を考えれば特に問題なかったのではと思われ、民放での露出がなかったこと、そしてAQUA5と対抗する場面が結局なかったことが残念である。
七帆ひかるが退団届けを出したあとに6カラットが結成されたため、
「引き留めることが出来なかったんですよね」
「amour それは…」で6カラットはお披露目にして最後の公演に。
メンバーが一人抜けた現在、6カラットは停止中の模様。今後の予定は今のところ聞こえてこない。解散したという噂もある。
大和悠河
宙組トップ男役。通称タニ。七帆ひかると同時退団。
ファン目線で慕っていたことが、言葉の端々に感じられる。
「舞台稽古の時、タニさんは段取りやってて大変なのに、客席から『タニさーん!』って手を振ってた」
「舞台上で目が合うと嬉しい」
「タニさんの、芝居の時の仕草が好きです」
「一緒にお芝居が出来て幸せなんですけど、でも未だにドキドキするんですよ」
大好きなトップスター、大好きな先輩であることは間違いない。
陽月華
一期下の宙組トップ娘役。通称ウメ。七帆ひかると同時退団。
元気でちゃきちゃきしたところがあり、おっとりした七帆ひかるはたまに気圧されていたような場面もある。
宝塚大劇場退団後(東宝退団前)に陽月華がミュージック・サロンの主役を務め、そこに美羽あさひと共に出演。
それについて七帆ひかるは、
「ウメちゃんのディナーショーに一緒に出させていただけることになったのですが、ディナーショーは初めてで、まさか出演できると思ってなかったのでとてもびっくりしました」
インタビューの時はミュージック・サロンとディナー・ショーを混同していた様子。当日収録され、後日CS放映された番組内では、きちんとミュージック・サロンと言っていた。
蘭寿とむ
七帆ひかる退団当時の宙組二番手男役。現花組トップスター。通称まゆ。
バウ公演で蘭寿とむが主演の時、七帆ひかるが準主役の形になることがあり、そんな接点から仲がよく「amour それは…」の一幕ではダンスの合間、蘭寿とむに絡みに行っている。
「まゆさんと絡むならここしかないと思って行きました」
組本内のじゅずつなぎ掲示板では、
「あなたとはもっともっとお芝居したかったのに……えりこ大好きです!」
「やばい、泣きそう……。まゆさんとはNEVER SLEEPに引き続き逆転裁判でもご一緒することが出来て、最高に幸せです。ありがとうございました!」
なお、このやりとりはプライベートで一緒に食事に行った際になされたという。
B型会
宙組内のB型を集めた会。血液型の本が流行したのをきっかけに発足。
宙組は何故かやたらとB型が多く、退団者が出る前のB型会メンバーは二十人という結構な人数だった。
しかし特に何かをするために集まったわけでもなく、会合と称して一緒に食事に行ったりするくらいだったようだ。
「B型会の会合があるから、空けておいてねって。一緒に食事をするだけなんですけど、でも一緒に行動しても、みんなそれぞれ好きなように過ごしてるんですよね」
やがてAB型も「B型が入っているから」という理由でB型会のメンバーに加えられたそうだが、真偽のほどは定かではない。しかしB型のアバウトでマイペースなところがよく表れたエピソードである。
関連動画
・「舞台」 by UNDER STUDY
最初で最後の主演作の曲で、彼女の持ち歌のうち、代表曲と言える。
七帆ひかるの歌を語るなら決して外してはいけない曲。千秋楽のさよならショーでも歌われ、ファンの涙を誘った。
・「私のルール」 by 逆転裁判 ~蘇る真実~
新規ファンを多く獲得した七帆エッジワース。この曲も彼女の持ち歌のひとつ。ちなみに、エッジワースは好きな役のひとつに挙げられていた。
彼女が演じるクールなエッジワースと対照的に、ファンは熱い。
・「MONEY」 by 宙FANTASISTA!!
宙組ジャンボ・スリー(命名・悠未ひろ)の女装姿が拝める一曲。結構すごい歌詞な上、中毒性が高い曲なのでついつい何度も繰り返し見てしまい、いつの間にか歌えるようになっている。
・楽屋わくわくcafe time!
宙組85期生の回。時期的に、「薔薇に降る雨」と「amour それは…」の話をしている。会話中に出てくる「シャラシャラ」とは、舞台上に出てくる、すだれカーテンのようなもの。この動画では同期相手のナチュラルな迷言が楽しめる。
・6カラット
岡田先生発案による、宙組ユニット。
周囲が薄ピンクの衣類を着ている中、七帆ひかるは何故か「ショッキングピンク+Gジャン」で妙に目をひく。
場を乱しましたと言いつつ、この時はユニット内で数少ない突っ込み役に回っている。
・JURIの”どんだけGOGO5“!
OGの樹里咲穂が司会のスカイ・ステージ番組。見れば説明不要なことがわかる。
・「夢アモール」 by amour それは…
退団者十名のうち、トップ二人+美羽あさひ・七帆ひかるの四名が踊る優美なダンスと北翔海莉の歌声が見どころな一幕。ここもファンの泣き所だった。
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