鬼っ子ハンターついなちゃんプロジェクト単語

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オニッコハンターツイナチャンプロジェクト

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鬼っ子ハンターついなちゃんプロジェクトとは、合同会社如月庵により運営されているプロジェクト、及びキャラクターコンテンツの総称。

概要

原作者・大辺璃紗季が以前から考えていたキャラクターを元に「鬼を退治する」節分の擬人化キャラクターとして2010年 11月1日にプロジェクトを開始。2011年 1月にインターネット掲示板にて「ついなちゃん」が発表された。
当初は日本鬼子のライバルキャラクターであり、三保の松原の擬人化キャラクターである清水みぽんを加えた3名によるユニット「おにっぽん」を結成していた時期もあったが、2019年 11月に大辺が日本鬼子プロジェクトから離脱したため、日本鬼子関連の設定は抹消され、代わって現在の圧柿中学関連のキャラクターを中心とした展開に移行した。これに先立つ同年9月に如月庵が設立されている。

プロジェクトでは単なる萌えキャラとしての活動にとどまらず、文化人類学や民俗学研究のキャラクターとしても活動しており、コミックマーケットでは「方相氏＆追儺式ガイドブック」を毎年発行していたり、後述の吉祥草寺・紅冨台寺公認の講として文化人類学・民俗学およびご当地キャラクター研究の講演「追儺講」が開催されている。

キャラクター

ついなちゃん
CV:門脇舞以
 節分の儀式である「追儺式（ついなしき）」を擬人化したキャラクターで、鬼を退治する宿命を背負った伝説の鬼退治師「方相氏（ほうそうし）」の少女。関西弁を話す14歳。父方の祖先は修験道の開祖・役小角（役行者）、母方の祖先は鬼一法眼（鞍馬天狗）。本名は如月ついな（きさらぎついな）だけど、術者として「役ついな（えんのついな、役追儺）」という名前を名乗っている。

親族・関係者

如月宝庵
ついなちゃんの祖父。現役住職にして天才科学者。発明好きで様々開発するが、役に立たなかったり騒動の原因になる。
前鬼・後鬼
CV:芹澤藍夢（前鬼）、七海映子（後鬼）
ついなちゃんが従える夫婦の鬼。魂がぬいぐるみに乗り移っている。外見はぬいぐるみそのもので、丸い体をしている。前鬼は太い尻尾を持ち、額に「F」の字がある。後鬼は細長い尻尾で、額に「B」の文字がある。
後鬼の人間態は美人の女教師風の姿で、人間界に紛れて行動する時はこの姿を取ることが多い。誰もが振り向く美貌と「ないすばでー」の持ち主で、口調もぬいぐるみの時とは大きく変わり、色っぽい大人の女性の話し方になる。……が、ついなちゃんをおもちゃにしているという点はあまり変わらない。本格的な戦闘時は山伏風の姿になる。水を主体とした防御中心の戦いが得意。

圧柿中学新聞部

ついなちゃんが所属する中学の新聞部の後輩たち。

高遠咲
CV:しののめ。
性格は内向的で引っ込み思案、趣味は読書という典型的な内気系文学少女。新聞部の記者として、ついなちゃんたちに振り回されつつも、厚柿市で頻発する妖怪事件の謎を追いかけて、楽しくにぎやかな日々を送っている。そんな彼女には決して人に言えない大きな秘密がある。
小林コタロー
CV:葵木奏向
 能動的で生意気、反抗期真っ盛りの少年。背が低いのがコンプレックス。恋愛ごとには鈍感で、幼馴染の咲ちゃんの気持ちに全く気が付いていない。ついなちゃんに対しては反発しており、馬鹿にしたりからかったり、よく喧嘩する仲だが、妖怪と戦えば圧倒的に強いついなちゃんに、実は内心、心惹かれている。厚柿中学新聞部の部長を務めており、日夜厚柿市で頻発する妖怪事件の謎を追っている。そんな彼にも決して人に言えない大きな秘密がある。

狐面党

九尾の狐復活を目論む悪の秘密結社。

八蜂鞠ククリ
CV:茉嶋とーか
『狐面党』三幹部の一人でリーダー格。北の方からふらりとやってきて、いつの間にか狐面党に入っていた。武器は薙刀に化けた使いのキツネ「妖狐画筆（ｷﾂﾈﾉｴﾌﾃﾞ）」で、そこから出される胞子により、フェロモンを利用したトリッキーな戦闘法を用いる。
涙目コロン
CV:薮兎美波
『狐面党』三幹部の一人。狐面党大教主の孫娘で、ワガママお嬢様気質（若干病み系・地雷系）。強大な妖力をその身に秘めるが、力加減が下手で、触るものみな傷つけるタイプ（基本的に友達がいない）。武器は狐型のミトンで、無手勝流で自由気ままに戦うタイプ。
谷崎カリン
CV:茅本涼花
『狐面党』三幹部の一人で技術開発担当。性格は陰キャで内気系の心配性、ツッコミ気質。狐面党で一人だけ常識人なため、奔放なククリとお姫様気質のコロンに振り回されて気苦労が耐えないが、怪しげな発明のこととなると目の色が変わる。普段は、タニシとブタをモチーフとした厚柿市のゆるキャラ「タニコロくん」の着ぐるみの中に入り、ついなちゃんたち一行の様子を偵察したりしている。武器は怪しげな発明品。

スノーフレーク

ボイスドラマ1期生によるユニット。

風花ゆき
CV:しほん
ついなちゃんのクラスメイト。ひょんなことから雪女の力がつかえるようになった。美少女、成績優秀、運動神経も良いという正統派ヒロイン設定を持ちつつ、兄の事になるとついついキャラが崩壊してしまう。できたらお兄ちゃんと結婚したいくらいの超ブラコン。なぜか自転車に補助輪なしでは乗れないという弱点をもつ。
安倍広葉
CV:樋口陽子
コタローの友人の見習い陰陽師。式神としてウーパールーパーのうー太郎を従えている。凄い陰陽師になって人間と妖が仲良く暮らせる平和な世界にすることが夢であり目標。身長が低め+顔が童顔なのでよく女の子に問違われるのがコンプレックス。性格はちょっと抜けてるところもあるけど基本ポジティブで、行動や思考は子供っぽいが、良い意味で諦めは悪い。実はカナヅチ。
鈴乃
CV:古俣麻弥
元々は樹齢300年のすずの木で、枯れかけていたところを、ついなちゃんのダダ漏れ霊力を吸収して復活。恩義に報いるためについなちゃんを探すが、小学校を探しているため、なかなか見つけられない。容姿年齢を変えるには神楽鈴が必要で、普段は鈴蘭のネックレスとして身に付けている。容姿は使える霊力の強さに比例しており、人の姿になっているとは言え、森を護っている木の成長や維持に霊力を使うため、普段は子供の姿で霊力消費を抑えている。

コエステ組

元々はコエステが展開する音声合成ソフト「CoeAvatar」のキャラクターであったが、コエステがエーアイに吸収合併されたことに伴い、版権が如月庵に移された。

蓮鬼ねむ
CV:佐伯伊織
 白髪に赤の毛先、白黒の色違いの角、黒・赤・金を基調とした服装が特徴の鬼。外では元気で明るく振る舞うが（頼まれればメスガキにもなる）、家に帰るとその日あったことを思い出しては一人落ち込んだりする性格。ついなちゃんにナマギモを狙われているとかいないとか……。
夢酔じょうこ
CV:久保田未夢
 蓮鬼ねむの御付きのメイド姿の鬼の娘。ねむが心を許す数少ない昔からの親友で、優しくお淑やかな性格。ただし、実は酒呑みで愛煙家で、酒が入ると人格が豹変するとかしないとか……（酒自体には非常に強いがタチが悪い）。鬼なだけに見た目からは想像もできないほどの怪力の持ち主で、飲めば飲むほど強くなる。ついなちゃんのことが『とても』気になっている……という噂も。

展開

ボイスドラマ

2016年よりFa nt iaにてボイスドラマの配信を開始。

合成音声化

2019年より、VOICEROIDを始めとした複数の音声合成ソフトに関連キャラクターの音源がリリースされている。これまでにリリースされたのは以下の通り。

信仰対象化

吉祥草寺

2017年 1月17日、修験道の開祖・役行者が生まれた地にある本山修験宗大本山「吉祥草寺」において、役行者（役小角）の末裔として役小角奈と共に正式に公認され、同年11月12日の柴燈大護摩大祭では聖護院門跡から山伏を招き入魂の儀が行われ、不動明王のもとで修業する菩薩（神）見習いという扱いになり、信仰対象として祀られることになった。