ニコニコ大百科

シャアの行いを正しいと言ってアムロの行いは批判する奴らって、現実のロシアの蛮行を「欧米に支配された世の中を変えるチャンスだ！」とか思ってそう
同じスペースノイド虐殺して地球にコロニー落として虐殺して、美辞麗句並べてそれと同じことしようとする奴を殴るのが駄目なことなら、世の中正しくなんかならなくていい

俺含めてシャア擁護してる奴も別に「シャアの方が絶対的に正しい」とは思っとらんやろ

何年か前に有名になった「シャアが悪者で、アムロが良い奴ですよね？」「バカ野郎、ガンダムはそういうのじゃねえんだ！」っていう山寺宏一と池田秀一の問答が示すように、
単純な二元論で片付けようとするのはこの作品とシリーズの見方としておかしくね？ってだけで
少なくとも俺はそう思う

俺も別にシャアが正しいという気はないな単にアムロも正しいとは思えないと言ってるだけ
ちなみにどっちも好きなキャラだよ

自分もどっちが正しいかっつーより「建前は建前に過ぎないけど存外に大事」みたいな感じ
なんつーか胡散臭い"進歩"とか"手続き"いう近現代的価値観を投げ捨てた先にあるのは、極々、極一部の恵まれたヒトしか幸せになれない修羅の世界だってことを忘れちゃならんよねという

>>1142
横から失礼するけど、こういう文章を見ると凄く安心します。
初めて見たガンダムは∀ガンダムと特番の1stガンダム総集編で未だミニ四駆ブームが残っていた時期

あれだけ味方と敵に分れて戦ったアムロとシャアがララァの事も引き摺りながら成長し、Zで再会した際には喪失感や戦いの非情さを皮肉交じりに言えるくらいの仲に成って、カミーユの事も若気の至りとして受け止め上手く言葉で導いていった所を見て、大人って子どもと向き合う時は殴ったり無理に諭さず受け止めてから、自身の意見を言うのが理想だと思いました（カミーユもブライトさんも納得しないと殴るけどw）

もし初めて見たガンダムがSEEDの世代だったら勧善懲悪で物事を考えて共感性が薄れた中で強烈に拗れた事ばかり書いていたと思う←作風意見で申し訳ないが（リアルではガンダムの話では無くジャンプ漫画世代の話が多かったけど）

SEEDを見ていないのにSEEDがどうこう言うのはあまり感心しませんよ

>>1145
>もし初めて見たガンダムがSEEDの世代だったら勧善懲悪で物事を考えて共感性が薄れた中で強烈に拗れた事ばかり書いていたと思う
これが既に強烈に拗らせてる文章なんですがそれは…

逆シャアのシャアは作劇的な意味での悪役ってのもあるけど、ギュネイをおだてたりクェスを駒として戦場にぶっこんだり「（汚い）大人」そのもので、やってることは一見ララァやカミーユの時から変わってないように見えるけど、根本的な精神性は完全に別人なんだよなあ
対するアムロはアムロで大人としての振る舞いは身につけても甲斐性までは備わってないから、かつて自分たちを導き先達として生きざまを見せた大人たちのようにはなれてない

シャアもアムロもハサウェイやクェスの手本にはなれなかった、というのはかなり意識的にやってると思うんだけど、単なる皮肉なのか時代を反映してるのか…（閃光時のハサウェイは一応二人の後継的なキャラだけど結末はアレだし）

内向的なのは趣味であって主人公らしく行動力の塊なんだよな、本来ならメカニックが天職だろうし

結局、初代から逆シャアまでのシャアとの関係はべルチルの序文が全てなんだよね

両者とも自身の変革を望んで刺激を与えてくれる存在を求めていたけど、そんな存在は終ぞ現れることが無かったから互いに刺激し合っていた
ララァが死んだ以上、2人にとって戦う以外の道は無かった。もっと言うなら、シャアが1st小説版みたいに本編前の時点で精神的に成長していて、小説版シャリア・ブルのような存在が現れない限りは和解できない

シャアばかり言われるけど、御大曰くシャアのことが好きで、Z時代まではベルトーチカに抗議するぐらい優しい人間だと信じていて、シャアの最期のセリフまでは誰かを導ける器量の人間だと思っていたから、アムロもアムロで複雑だったり

アムロにとって、初対面時に触れたシャアの心(密会)とララァが好きになった人という事実が大きいんだろうな

機動戦士ガンダムG40世界だと母がガンダム開発者に深く関わってるようだが
顔はあきらかに黒幕じみた感じ出し、アムロに愛情があったとしても、自分が開発したガンダムに息子を乗せて英雄として活躍させるのが目的とかありそうだな・・・

あっちのアムロは良くも悪くも母の呪縛に縛られ続けそうな予感

やたらアムロの強さを最強・神格化しようとしてる信者がうざい
もうアムロより強いパイロットなんて主役、脇役含めいっぱいおるやろ…

どの時代のアムロかは分からんが少なくとも逆シャア時点のアムロはマシンパワーで滅茶苦茶優位取るか人質取るか位しかマトモに対処法無く、宇宙世紀随一に強かったのは間違い無いと思うぞ。
ボッシュをボコボコにしたギュネイを一回会っただけで弱点見抜いてぶち殺してるからな。この他にも一回ぐらいならどこかの誰かがやった事あるテクニックをアムロは何回もバリエーション豊かに成功させてるからヤバい
フィンファンネル5基とバズーカと盾喪失させてやっとファンネル1個とライフルと腹ビームしかないシャアが殴り合いに持ち込めるレベル。

初代ガンダムがスーパーロボットでは無い根拠としてアムロが敵のリーダーと戦わないって事がよく挙げられるけど、当のア・バオア・クー戦時のアムロは「本当の敵はシャアじゃない、あの中にいるんだ...!」ってジオンのリーダーと戦う気マンマンのメンタルなの笑う。こういう塩梅が絶妙で面白すぎるんだよな
結局シャアが延々邪魔してきてたどり着けないし(ジオン側としては至極真っ当)、最終的にアムロの意思とは関係無いところで敵のリーダーは死ぬのがホント良い

初代はシャアにとってのラスボスがザビ家
アムロにとってはホワイトベースが置かれた戦争そのもの

逆シャアではシャアにとってのラスボスはアムロ
アムロにとってはアクシズ落としそのもの

根っ子の部分変わってないんだよなぁこいつら

この人っていくらなんでも強すぎて不気味だわ
強さの描写に説得力がありすぎる
ハロを開発したり、テム・レイがモビルスーツの開発に関わってたりはしてたけど出自はあくまで民間人の範囲だったのに、どうしてここまで強くなれたんだ？
視聴者に強すぎて怖いって評されるけど、幼少期から尋常じゃない英才教育を受けたウッソが年齢分不相応なほどのって前置きつけられてようやく強さが視聴者から「怖い。異常」って言われる領域まで辿り着ける
ニュータイプ能力は1st→Z→逆シャアでどんどん下がってるらしいから強さは別のところにある気がする
つーかNT能力か技量かは忘れたけど、全盛期って呼ばれる時期があること自体がもうおかしいよ…全盛期含めて全ての時期のアムロと戦って全ての戦闘で生き残るシャアもシャアで何なんだ。こいつもこいつでNT能力は出来損ないとか評されてたのに

地頭、頭の回転が良すぎるんだよな。アイディアを思いついたらMS能力こなしながらやれるのがヤバい。
他のニュータイプって言われてきた人たちってファンネル操るのは上手いけど操縦はおぼつかなくて劇中でも攻撃中モビルスーツは棒立ちになってる事が多いんだよね。これを見るにニュータイプや強化人間の多くは情報を常人より多く拾えるけどその脳で処理しきれてないのが多いと思われる。でもアムロやシャアは拾う情報の殆どを処理して行動に移せるので強い。
さらにアムロは劇中初期の120mmマシンガンが飛び交う過酷な戦場をガンダムという強固なマシンでくぐり抜けれたので、経験を十分に詰めた。その戦闘数は一年戦争内でも宇宙世紀中でも随一に上り詰めたのがデカい。何ならマトモなMS戦闘はアムロが初めてやったし。
コレはこの世界において軍人とは軍人としての精神や責任、指示を聞く能力を主に訓練されていてモビルスーツという全く新しい兵器への経験は最初はどんぐりの背くらべレベルだったのも大きいだろう。
じゃあアムロが何でこんな凄いかと言うと...現実でもたまにある教養の高さと脳がいい感じに技術と噛み合うことで生まれる才能が組み合わさった「神童」とかと同じであるに過ぎないと思う。
テム・レイの息子として色んな機械に触れられたのが教養で、後のMS戦闘で活かされたマルチタスク能力は才能...って感じ。初期の太陽の方向から回り込むやつも、幼少期のアムロは地球やコロニーから空を見上げて太陽について考えるような生活を送ってきたのかもしれない。
モビルスーツ戦闘においての藤井聡太みたいな、数千年も文明続いてたら何かしらの分野の天才は何十年かに一回出るでしょっていうやつ。それがたまたまモビルスーツ黎明期に出てきて、宇宙に出たら割と色んな人が持ってる事が分かったニュータイプ能力もたまたま高めに持ってたのがアムロ。ララァとかもそう。そしてニュータイプ伝説が生まれてしまった
でも現実の伝説とかも偶然が何回も重なったから伝説になった例があるからそこまで不思議でもないんだよね

ただちなみに、逆シャア時点でも宇宙世紀随一のモビルスーツ戦闘とメカニックの才能と経験はあったが、
軍人の教育を受けてないのでハサウェイが艦に勝手に乗り込んできても「いいじゃないか(笑)」って対応をして本人の知らぬ間に大惨事起こしちゃうみたいな欠点もある。
コイツやっぱ完璧超人じゃなくて人間なんだよなぁ

三行で

アナザーも含めるなら超人的な身体能力を持つドモンにはアムロもかなうまい

>>1158
ただの運が良くて教養あって天才でベテランなだけ
現実でも時々あるだろ
劇中ではタイミング悪くて、変な宗教出来るぐらい注目浴びすぎた

アムロ､2023年11月4日､誕生日おめでとう!!

「御大、殺陣がめちゃくちゃ上手いんだよなぁ」という話になるんだよな
説得力と気持ちよさのバランスが良いから観てる側の評価が一発で確定して動かなくなる
で、スペックとか超能力的な強さと別次元のところで評価されてるから「でもアムロならなんとかしちゃうよね」で大抵の話が纏まってしまう

その辺はひねりのない塩試合しかできないプロレスラーがつまらんのと一緒なのよね
なんかいっつも俺TUEEEしてるのより、飛んで跳ねて転がってるロランあたりのほうがなんかすげえ運転してるように見えるので

ジオングの両手ビーム砲をただ単に避けるんじゃなくて、回避をしながらあっという間に接近するのはおかしくないですかね……？

どっかの解説の人が描いた絵の、ジオングの指ビームに対して普通のパイロット「弾幕来てる、大回りで回避しよう」天パ「ここ隙間あるじゃん、通ったろ」の絵がホント好き

ジオングで思い出したけど、やっぱりハゲのこいつはすげえと思わせる構成が上手なのよね
「圧倒的じゃないか我が軍は」と言わせて優劣を視聴者に見せる
→そのギレンとキシリアのイチャラブで指揮が止まる
→ブライトたちにそのことを気づかせ、同時にシャアはガンダムを見失う
→それまで突破できなかった防衛線をガンダムが抜いてア・バオア・クーに接近し、ジムやボールが続く
このあたりの流れは実によくできてる

誕生日だったんか今日

>>1166
起こった事を羅列すると戦史ものみたいな味わい深さがあるけど、ジオンが負けるという流れにするのに圧我軍や兄妹イチャイチャは最悪必要ないんだよね。これ消して暴れてるガンダムをもっと見せろみたいなオーダーをつけられたかもしれない。
でもあの流れを入れるだけで視聴者視点だと一方的な戦いに見えず緊迫感が増え、必死に戦ってるアムロやホワイトベース隊の面々に近い心情を持ててドラマティックな戦いに説得力が出るのが素晴らしい。
これ40年前?ウソだろ...

>>1163
ジャスティスマン「私の試合の話か？」

いや真面目な話、逆シャア時点だと、アムロとMSプロレスを成立させられるパイロットなんて、シャアしか残ってないんだよ。
ギュネイとクエスが2人がかりでやっと勝負らしい光景になってたくらいで、レズンじゃ一方的に瞬殺確定だろうし。

逆にいうと、「もうシロッコもカミーユもハマーンも、みんないなくなってしまった」ってNTという神話時代の黄昏の象徴でもあったのかな、逆シャアは。

御大の殺陣の上手さの源泉・源体験みたいなの本人の口から語られてるの見たことないからご存命のうちに誰かに聞き出してほしい
アニメーターの貢献は当然大きいけど、根本的な動きのアイデアは御大の発想なわけで、「今何した！？」みたいなさりげない動きから思わず「おお！」と唸るような動きまで幅が広くて、面白い・気持ちいい・格好良いが揃ってるんだよな
ロボットチャンバラに生涯を捧げた経験値の下地になってる尊敬するクリエーターとか作品があるんだったら知っておきたい