神仏習合
-
181
ななしのよっしん
2019/06/23(日) 12:02:53 ID: XT+Mm+BTik
-
👍0高評価👎0低評価
-
182
ななしのよっしん
2019/11/18(月) 17:29:57 ID: HOHDFxjX7k
-
👍0高評価👎4低評価
-
183
ななしのよっしん
2019/11/18(月) 17:34:14 ID: sKzey8Bw2P
-
👍2高評価👎0低評価
-
184
ハハ
2019/12/02(月) 17:26:21 ID: vDOpZt8sfT
-
👍0高評価👎0低評価
-
185
ななしのよっしん
2019/12/14(土) 12:52:15 ID: XT+Mm+BTik
-
👍1高評価👎0低評価
-
186
ななしのよっしん
2019/12/17(火) 09:00:38 ID: ixVv8tj3Nv
-
👍0高評価👎0低評価
-
187
ななしのよっしん
2019/12/17(火) 09:50:07 ID: XT+Mm+BTik
-
👍0高評価👎0低評価
-
188
ななしのよっしん
2020/11/07(土) 20:57:16 ID: meuQ8bN8ho
-
👍3高評価👎0低評価
-
189
ななしのよっしん
2020/11/09(月) 03:29:48 ID: mTt2hYYgQu
-
👍1高評価👎0低評価
-
190
ななしのよっしん
2020/11/09(月) 05:43:42 ID: Ls+i63Xp4T
-
👍1高評価👎2低評価
-
191
ななしのよっしん
2020/11/30(月) 21:42:59 ID: M6qbdEcThg
-
確かに異なる宗教の神を「化身」とみなしてシンクレティズムを形成する事例はインドにおけるヒンドゥー教・仏教・シク教の事例や、中国における道教と仏教の事例など多神教世界には多々見られる。
しかし、そのシンクレティズムがここまで体系化されているという点においては日本は突出している。中国では確かに一部で習合が見られるが、全体的には儒教が主流を占めていて仏教はほとんど普及していない。インドでも一部で習合は見られるが、全体ではヒンドゥーがほとんどを占めていて仏教は吸収されている状態にある。
しかも複数の宗教が一国に並存していると言っても、それは異なる宗教勢力が別勢力として別々の信者を持ちつつ並存しているのであって、日本のように同一人物が神道も仏教もキリスト教も儒教も信じているというような状況ではない。
これに比べて日本では、神道も仏教も(近世以前は)儒教も同じぐらいの存在感で並存し、なおかつ一致して存在していたという点が他の国に比べて特徴的であると言わざるを得ない。
しかもそのシンクレティズムの状態が、宗教者によって教理として体系的にまとめられている点も重大だと思う。
真言宗では『天地麗気記』や『中臣祓訓解』で仏教側から神仏習合を教理としてまとめることを試みているし、神道側からでは伊勢神道の『類聚神祇本源』(度会家行)や吉田神道の『唯一神道名法要集』(吉田兼倶)で神道主体の神仏習合の理論化を図っている。
江戸時代に入って儒教が支配的になると、今度は儒学者たちが様々な著作を書いて神道と儒教が一致することを説き、神儒習合に基づく儒家神道を教説として体系化しようとしている。
ここまでシンクレティズムが体系的に現れているのは、恐らく日本が突出していると思う。
今書いてきたことは、俺が勝手に言ってるんじゃなくて、仏教学の権威である末木文美士の『中世の神と仏』(山川出版社)(p5)とか、歴史学者の義江彰夫『神仏習合』(岩波新書)(p214)などを参照しているから是非読んでほしい。 -
👍2高評価👎1低評価
-
192
ななしのよっしん
2020/11/30(月) 23:05:34 ID: meuQ8bN8ho
-
👍1高評価👎1低評価
-
193
ななしのよっしん
2020/12/01(火) 10:21:23 ID: M6qbdEcThg
-
>>192
俺のレスに対する反応なのかもしれないが、「シンクレティズムが日本のみに存在する」とは言っていないぞ
例えばインドでもブッダをヴィシュヌの化身とみなす思想などがあるし、
中国でも仏教の天部を中国の在来神の化身とみなす思想などがある。
ともすればこれらの地域のシンクレティズムが仏教や儒教の伝来に際して日本にも伝わり、日本のシンクレティズムに影響を与えている可能性すらある。
そのことは伊藤聡氏なんかも言っているが。
ただ、シンクレティズムがここまで「顕著」なのは日本が「特徴的」であると言えることも指摘されてる。
末木文美士『中世の神と仏』p5より
「…このように、世界宗教である仏教が定着しながらも、土着の宗教である神道を滅ぼさず両者が並存しつつ、しかも一人の人が両方を信仰し得るのは非常に特異である。
インドでは仏教がヒンドゥー教に吸収され独自性を失い、滅びてしまった。スリランカや東南アジアでは、仏教は土着の宗教を圧倒し、吸収した。
朝鮮では仏教は土着のシャーマニズムと習合したが、シャーマニズムは神道のように体系化されなかった。また李氏朝鮮時代に儒教体制のもとで仏教が弾圧され、主流的宗教の座を失った。
中国では道教と仏教が並存し、両方に参詣することがあるが、日本の場合のように有機的に結合することはない。
…二つの宗教がたくみに組み合わされて活動しているのは、日本の神道と仏教の特徴である。」
義江彰夫『神仏習合』p210〜
「キリスト教は異教と基層信仰の神々の名を唱えることを禁じ、その神話を口にすることを封じた
…ゲルマン的精霊はすべてキリスト教の聖霊に変換され、吸収されてしまった」
「仏教は在来の神祇信仰を否定せず、そのあり方をそのまま認め、その中に共存する道をとり始めた
…日本の神仏習合の歴史にはヨーロッパと決定的に異なる結合の仕方を見て取ることができる」
「シンクレティズムは日本唯一のもので、だからこそ日本の宗教は世界より優れているんだ!」というような主張をしている人は一人もいない。
だが、「シンクレティズムは世界中に存在するんだから意味ないよね」で話を終わらせるのではなくて、世界中で、地域や民族の特色に応じながら現れる多様なシンクレティズムの中身を調べて、
地域ごとにその形態を比較して、どういう特徴が見られるのかということを調べるのが重要だろ。 -
👍2高評価👎2低評価
-
194
ななしのよっしん
2021/01/11(月) 22:25:15 ID: jp950Z4zoA
-
👍0高評価👎0低評価
-
195
ななしのよっしん
2021/02/08(月) 17:58:41 ID: M6qbdEcThg
-
>>194
私も別に詳しいわけではなく、色々と神仏習合や神道に関する著書などを読んでその受け売りで話してるだけです。
インドの多宗教環境と日本の多宗教環境を比較すると、インドの特徴は、ヒンドゥー教・イスラム・仏教・シク教などのそれぞれの宗教の信徒が独自のグループを築いていて、そのそれぞれの宗教グループが一国の中に共存するという形での多宗教環境と言えると思います。
例えば、インドのパンジャーブ地方ではシク教徒が多く、マレーコトラという地域ではムスリムが多く、ブッダガヤ周辺では仏教徒が多い、といったように、各宗教で特定のコミュニティを作って、そのコミュニティがインドという一国の範囲内で共存しているという形になっています。
ですから、各宗教コミュニティ同士での対立が生じることもしばしばあって、例えばバーブリーマスジドというイスラム教の聖地がヒンドゥー教徒により破壊される事件があったり、
シク教徒がインドからの独立国家形成を目指してカリスタン運動という運動を行い紛争になるなどの事件が過去にありました。
これに対して日本の多宗教環境は、特定の宗教がそれぞれコミュニティを作って一国のうちに共存しているというよりは、
一人の人が仏教や神道という複数の宗教を信じているという形での多宗教環境であるという点でインドと異なると思います。
もちろんインドでも、ヒンドゥー教徒やシク教徒が本来はイスラム教の聖者を祀る「ダルガー」という祠を崇拝しているなど、一人が複数の宗教を崇拝するという形での宗教の共存が見られることはありますが、
全体の傾向として見た場合には、日本とインドでは上述のような違いが見られると思います。
中国の多宗教環境については、私には勉強不足で知識がないので、ここで日本との比較を述べることはできません。すみません。 -
👍2高評価👎1低評価
-
196
ななしのよっしん
2021/02/08(月) 18:07:25 ID: SToOuk/mKn
-
👍2高評価👎0低評価
-
197
ななしのよっしん
2021/02/13(土) 22:58:03 ID: meuQ8bN8ho
-
👍0高評価👎0低評価
-
198
ななしのよっしん
2021/02/16(火) 22:35:54 ID: jp950Z4zoA
-
>>195
変身ありがとうございます。
なるほど、参考になります。
インドでも日本みたいに神社に行って寺にも行くってという人は一定数はいるんですね。
それでもやはり日本ほどでそういった人がいるわけではないと。
さらにインドでは、日本で言う県ごとに宗教の特徴があったりすると。
日本では県や市で宗教のコミュニティがあるってほとんどありませんもんね。強いて言うなら天理教ですかね?天理教は宗教都市造ってたはずですし。
中国の他宗教・神仏習合関係はあんまり情報ないですもんね。自分で調べてみてもあまりヒットしませんでしたし。
でも、日本文化と似てるところがやっぱある文化圏ですし、道教寺院と寺が一緒にあったりするという噂もありますし、日本の多宗教・神仏習合と世界の多宗教神仏習合を調べるには、やっぱどうにかして中国の宗教観も調べないといけないかなぁ。
-
👍0高評価👎0低評価
-
199
ななしのよっしん
2021/02/17(水) 00:43:03 ID: HmJHHVrPoM
-
👍1高評価👎0低評価
-
200
ななしのよっしん
2022/01/18(火) 19:36:04 ID: XT+Mm+BTik
-
俺も日本だけが特別な習合の聖地だとは思わず、普通だと思う
ただ、インド、中国、日本と同じ神々をパッケージとして共有しているのにずいぶん違う
日本と中国なんて同じ大乗仏教国なのに、中国人は死後に関心がなくひたすら不老長寿を願ってたり
インド人になると牛乳は殺生になるか植物を食うのは殺生かなんて話題に、日本では考えられないほど真剣
まあ、我ら日本人も異国から見れば不思議の国なんだろうがそれは構わない
つまるところ日本における仏とか神とかは他国とはやはり意味合いが違い、
それを言語化すると神仏習合になるのだろう
ただし、神仏習合は自然に育ってきた文化だから、
明治に人為的に作られた国家神道という新興宗教とはやはり峻別される -
👍0高評価👎2低評価
-
201
ななしのよっしん
2022/07/08(金) 14:13:39 ID: IK/OfbNLub
-
👍0高評価👎2低評価
-
202
削除しました
削除しました ID: MDM6afgkxy
-
削除しました
-
203
ななしのよっしん
2022/09/02(金) 23:27:27 ID: 3S1xpRE2QQ
-
👍0高評価👎0低評価
-
204
ななしのよっしん
2023/08/01(火) 14:43:08 ID: DbPciQeUbD
-
👍4高評価👎1低評価
-
205
ななしのよっしん
2023/08/01(火) 14:59:57 ID: DbPciQeUbD
-
👍3高評価👎1低評価
-
206
ななしのよっしん
2023/10/27(金) 02:58:34 ID: n01d+LVsSc
-
👍3高評価👎0低評価
-
207
ななしのよっしん
2024/09/29(日) 16:31:56 ID: dgzGrwb5Bh
-
👍1高評価👎1低評価
-
208
ななしのよっしん
2024/11/04(月) 22:11:34 ID: UqhH6CetWH
-
👍0高評価👎0低評価
-
209
ななしのよっしん
2025/02/14(金) 18:30:49 ID: HuJEfxwUvg
-
👍0高評価👎0低評価
-
210
ななしのよっしん
2025/02/14(金) 20:31:47 ID: qvIEh3D4nr
-
👍1高評価👎0低評価


