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>>2425
溜息しか出ないですね。本当に。
イタリア共和国憲法第77条緊急命令をわざわざ上げたのは「間接民主制」で選ばれた執行府が緊急命令権を行使できる例だからわざわざ上げたんですがね
。共和国憲法第92条では「政府は内閣総理大臣と各大臣で構成される」とあり、憲法第77条緊急命令は政府が発します。ちなみに最終的に署名する共和国大統領も間接選挙で選出されるという高校公民レベルの知識も加えておきます。にかわ知識で反論しましたので、洗練された知識による再反論をお願いします。IEFIMYV3tg様？他にも議院内閣制の例が必要ですか？

>>2413
では真面目に
憲法上の話題をしているコメ欄なのだから
憲法上の話題に絞ったつもりだったのだが

実際フランスの緊急状態法は人権をかなりのレベルで制限する法律で
外出の制限、集会の停止、危険だと目される人物の軟禁、、
それに加えて国軍に警察活動を行わせることも含まれている、半端じゃない強権
ぶっちゃけ言って、大統領非常措置権との差分ってどこなんです？という話で強力
閣議での決定が必要な36条戒厳令はまた別個の話
閣議での承認が弱いかどうかということに関しては、議論の余地はあると思うがね

ここでの話題は、それに相当する法律を憲法に盛り込むのかという話でしょうに
その上で草案を見てどうか
内閣に強権が付与される
まず、100日という期限が長すぎること
また、衆院が解散されなくなるという事と合わせ政権与党が延々と延長できる可能性があること
その上で「法律と同様の効力を持つ政令を発布できること」
そして何よりこれが最上位法である憲法に記載されてしまうこと

どこがフランスと同じなんですか？
逆にご指摘願いたいのですが？

家族条項や「個人」→「人」を含めたまま憲法改正されることで、優生学思想や親学的思想（発達障害は親の育て方で治る）が拡大し、優生保護法復活による断種手術と緊急事態条項でT4作戦的な殺戮が行われるんじゃないかと危惧している。

草案14条で「障害の有無で（略）政治的、経済的又は社会的関係にお いて、差別されない」とされているが、これは優勢思想を”平等に”適応可能なんじゃなかな。実際現行憲法でさえ、1996年まで優生保護法が廃止されなかった。親学や優生学的思想を持つ改正草案と政権与党だから不安で仕方ない。

皆考えすぎと言うけど、改正されたら自衛か逃亡、意図的失踪を視野に入れないとならないと考えている。

SrGPE99pTv様
「”フランスの大統領非常措置権”は通常12日間という極めて限定的な期限付き
今回のパリでのテロを受けて議会にかけて3ヶ月の延長をした　ちなみにこの延長に関しては違憲であるという議論がフランスで起きている」
これは憲法の大統領非常措置権ではなく、個別法である緊急状態法の議論であると指摘しました。この時点で「憲法上の話題に絞ったつもりだったのだが」が破綻します。またフランス国内での議論は強権発動よりも、その強権が憲法に依らない緊急状態法による事を批判されています。
　大統領非常措置権を使用するリスクを恐れ、いわば逃げ道である緊急状態法に逃げたわけですからね。「緊急状態法を憲法に組み込むべき」という議論はそこから生まれました。大統領非常措置権自体は行使された事はありますが、憲法院は違憲無効としてはいません。批判がある事は事実であり、緊急状態と付け替えるかもしれませんが。
Q　内閣に強権が付与される
上記の議院内閣制における緊急命令権を御覧下さい。

Qまず、100日という期限が長すぎること
60日後、もしくは60日以内とする例も多くありますし、確かに長い。スイスは国民投票は1年以内ですが、極端ですね。

Qまた、衆院が解散されなくなるという事と合わせ政権与党が延々と延長できる可能性があること
フランスでは解散権は大統領非常措置権発動後は行使できません。イタリアも解散したとしても直ちに集会し、60日以内に承認を仰ぎます。むしろ解散権凍結は執行府の「伝家の宝刀」を封じるという面が強調されています。実際執行府に非常事態に解散を乱発されると議会はどうしようもありませんからね。

Q「その上で法律と同様の効力を持つ政令を発布できること」
そして何よりこれが最上位法である憲法に記載されてしまうこと」
むしろ憲法に記載がない事が問題視されます。憲法で定め、憲法で直接拘束する必要性があるからです。上記の緊急状態法はまさにそうです。
　勿論憲法に記載しない国家も当然あります。私はこれも支持できます。しかしながら現在の有事法制は果たして憲法に記述しなくて良いレベルの人権制約なのか？特に有事の警戒区域指定、財産の収容を従来の憲法条文に依拠するやり方は正しいのか？　ここらへんの苦悩はオクトーバークライシスにおけるカナダの戦時措置法適用を巡る議論をお調べ下さい。

>>2345
フランスの大統領非常措置権と緊急状態法の権限に大きな差分がない事から
このような条項を日本国憲法に盛り込むのか
またフランスはその期限を極めて短く切っているが、この草案と比べてどうかという趣旨なんですが

>>内閣に強権が付与される
自分は内閣に一時的に強権が付与されること自体に反対ではありません
ただし、それが必要で無くなった時に
強権が付与されている側の善意に寄ってそれが解除されるのではお話にならないということです
そもそもの期限が100日と長いことなど、とにかく終了条件が緩いのが気になりますが如何か
後、国民が総防衛体制であるスイスと比較はできないと考えますが

>>実際執行府に非常事態に解散を乱発されると議会はどうしようもありませんからね。

非常事態において解散権を濫用して国政を停滞させる事を選ぶ様な政治家(元首)が存在するデメリットより
衆院が解散されないことを利用し政権が固定化されるデメリット方が大きいように思えますが如何か
現状寡聞にして前者を知りませんが、後者は歴史上散見されますので

>>むしろ憲法に記載がない事が問題視されます

自分は憲法に記載されることにより違憲審査という歯止めがひとつ欠けることを恐れますね
無論、人権の抑制を行うには憲法をもって臨むという
憲法＝国家と国民との契約という構図の中ではそれが望ましいというのも理解が出来ます
しかし、憲法はそれゆえに国民にとって最後の壁であって
そこに最低限以外の人権制限項目を具体的に盛り込むべきではないと考えます
憲法には非常事態宣言という例外のみを記載するに留め
具体的な内容は下位法に委ねるべきではないでしょうか？
また、非常事態宣言下に於ける政令が法律と同等の効力を持つという点は見逃せません
必要な法であれば非常事態解除と同時に失効し、再度同様の法案を議会へ提出するのが筋ではないでしょうか？
この条項のままでは実質的に法律を乱発できることになってしまいますよ、その点については如何お考えか？

大変詳しい返答を有難うございます。感情的になってしまい、まず謝罪致します。
「ただし、それが必要で無くなった時に強権が付与されている側の善意に寄ってそれが解除されるのではお話にならないということです」

自民党改憲案第98条3項では国会が継続の必要が無いと認める場合は解除が義務付けられています。

「また、非常事態宣言下に於ける政令が法律と同等の効力を持つという点は見逃せません。必要な法であれば非常事態解除と同時に失効し、再度同様の法案を議会へ提出するのが筋ではないでしょうか？この条項のままでは実質的に法律を乱発できることになってしまいますよ、その点については如何お考えか？」

自民改憲草案第99条2項では緊急事態宣言中の政令や処分の事後に国会の承認を求めています。 不承認後は失効すると推定されます。当然明文にして欲しいですが。ただ大日本帝国憲法における緊急勅令による治安維持法改正は我が国の恥ずべき歴史の一部であり、私としても非常に悩みどころです。
　ただ同時にその緊急勅令を事後承認した帝国議会を見るに、どのような国家緊急権であれ、議会が正常である事を前提にしないと機能しません。勿論歴史的な教訓を踏まえて、最高裁への義務的な付託を追加せよとの主張には頷く他ありません。

「憲法には非常事態宣言という例外のみを記載するに留め具体的な内容は下位法に委ねるべきではないでしょうか？」

自民党改憲草案でも要件などは法律に委ねていますからね。ただ上でも書いてますが、柔軟性と迅速性は失われますが個別法のみの制定もあり得ます。もしくは憲法に議会が緊急立法で内閣に権限を付与する規定でも良いでしょう。どの国家緊急権にもデメリットがあり、自民党草案の緊急命令権は一形態でしかありませんから。

>>2437
こちらも自民党改憲草案を無暗に礼賛する無学の輩と同列視した無礼をお詫び申し上げます

申し訳ありませんでした

>>どの国家緊急権にもデメリットがあり、自民党草案の緊急命令権は一形態でしかありませんから

理解できます、いかなる事柄であれメリット・デメリットがあり
それを国民(の信託を受けた代議士)が判断し、よりメリットが多いと思われる側を選び取る他ありません
仰るとおり、私のいう下位法に委ねるのでは「議会は踊る、されど進まず」となる可能性が無視できませんから
柔軟さを取るのか、濫用の防止を取るのかは国民に判断が委ねられるべきでしょう

ただ、本邦の歴史を鑑みるに
貴方の仰る

>>ただ大日本帝国憲法における緊急勅令による治安維持法改正は我が国の恥ずべき歴史の一部であり、私としても非常に悩みどころです

我が国日本はこの歴史を持つ国です、本邦の歴史を踏まえて憲法を作るというのであれば
「議会が正常に機能せず、法の濫用を許した」という過去からも学び
緊急時に策定した政令の失効要件の明文化、政令に対して最高裁の審判を仰ぐべきであると考えます
「失効要件の明文化」は勿論のこと
内閣に実質的に「立法機関と行政機関の権力が極めて集中する」事を鑑みれば
「司法による監視」という観点もまた織り込むべきで
ドイツ基本法における非常事態の解除は議会がいつでも行えることや
連邦憲法裁判所を侵害してはならないことを明記してあるのとは
比べ物にならないと言えましょう
これらの上に「議会の解散の停止」があるのであって
「議会の解散の停止」のみを明記するのは本末転倒と言えましょう
私のような無学の輩でも思いつくそれらを草案に記載しないのは、そこに意図を感じざるをえないというのが私の感想です

SrGPE99pTv様
休日の貴重なお時間をどうも有難う御座いました。「反対派」の方からこのような理性的かつ具体性あるご意見を頂戴出来るとは思いませんでした。自身の見識の浅さをただ実感致します。

また議論する機会があれば、ご意見を頂戴したく思います。

参議院の改憲派が2/3を超えたな。
9条の国防軍と外国人参政権無しについては賛成できるのだけど他の部分が・・・
特に公益及び公の秩序は使い方次第では危険になりそうだ。

>http://this.kiji.is/124865001554888184
>自民党草案通りの改憲は困難と首相
>2016/7/10 22:28

>安倍首相はフジテレビ番組で、憲法改正に関し「自民党の草案通りに改正するのはより困難だ」と述べた。

当たり前だけど自民は実際に改憲するためなら必要な妥協はいくらでもするだろう
必要なのは細かい条文のどうのこうのではなく憲法を変えたっていう事実と実績なわけだし

>>2439
こちらこそ浅学非才の身でありながら、つい煽るような書き込みをしてしまい申し訳ありませんでした
重ねてお詫び申し上げます、こちらこそお時間を取らせてしまい申し訳ありませんでした
昨日が参院選ということもあり少し敏感になっていたのかもしれません
改憲支持とされる政党が両院ともに過半数を獲得したことを持って
改憲の議論はさらに現実味を帯びることでしょう

私は「改憲反対」というより「慎重派」ですね
改憲は日本国民が望む形へ要望があれば行うべきでありましょう
ただ、ドイツが緊急事態法の基本法への盛り込みは10年余を掛けたと聞いています
彼の国にはそれだけの理由がありますが、彼の国ほど我々も議論を尽くしたいものです

またご意見ありましたら伺わせてください

>>2441
こんなクソを堂々と発表した党の妥協なんて意味がないと思うぞ。

「これは叩き台だから無茶苦茶になってるのは当然」って他のところでも見たけど、正直楽観視しすぎだと思う。
こういう草案を出してきた以上自民党はこうしたいって考えてるわけだからここからの変化は最小限にとどめてくるはず。あんまり大きく変えると政治の方針を裏切ることになるからね。
大体憲法を変えたという事実が欲しいなんて理由で改憲してもらっては困る。

「改憲した事実」が欲しければ、「GHQが書いたものを和訳した内容」即ち現行憲法をそのまま発議すれば良いのだ

自民改憲草案ごと、その思想ごと全肯定された、ってことになるんじゃ。

9条を変えたいのは分からなくもない
だが基本的人権の尊重をそのままにしないのは断固として許せない。
どんな発言にも批判はつき物、それを秩序の名の下に自分にとって都合の良い事だけを選んで、他を聞き流すという姿勢にしか見えない。

そもそも改憲ができたところで、いつか政権が変わる事を想定してるとは思えない。

アベノカイケンだかアベノソーアンだか
キャッチーで国民を気持ちよくさせるネーミング大募集ー

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今だに憲法が改憲されれば、徴兵制が復活する！
なんて大真面目に語ってるジジババがいるからなあ

そりゃ絶対にならないとは言わないよ。
でも徴兵制復活するような事態になったら
そもそも９条がどうとか言ってる場合じゃないと思うんだけどねえ

何も問題ないよ。自民党のやる事に間違いはない

>>2450
憲法改正の国民投票で否決すれば、自民党日本会議まとめて泥塗れやw
でも、その作戦はリスクが高すぎて取れないだろ。イギリスみたいになる可能性も高いわけだし。

これで日本もポピュリズム台頭で衆愚政治へまっしぐら。
EU離脱派をそうやって侮辱し続けたんだから、自公への投票者も同じ侮辱を受けるべき。

>>2448
民主主義には有権者の責任が伴うとかの名目で
記名投票に変えてしまえば未来永劫自民政権のままになるよ

>>2448
中身に虚実あるとはいえ、民主党政権の一般的なイメージが悪いからな。
そのイメージがあるうちは政権交代なんて馬鹿げた反抗はしないだろうと思ってるんじゃないの。

>>2417
比較は結構だが、重要な比較対象を忘れていないかね？
つまり「現行憲法」と比べた時の良し悪しを。
もし現行憲法と比べて自民案の方が出来が悪いなら、自民案は否定されるべきってことになるよな？

右派による自民案批判
https://youtu.be/gXq-B2x3LlY?t=1h33m57s

満州事変～ＷＷ２に際して、大日本帝国憲法は悪用でなく「無視」されたのだ

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK11H2R_R10C16A7000000/

この糞の方が肥料になるだけはるかにましというレベルの産物が、とうとう憲法改正の土台になるそうですよ。
マスコミも自民の顔色ばっか伺ってないで、これをもっと叩けよ。