「あなたたちでは、シャングリラにたどり着くことは叶わないのですよ」
シャングリラ(アズールレーン)とは、アメリカ海軍のエセックス級航空母艦12番艦CV-38『シャングリラ』をモチーフとしたアズールレーンのKAN-SENである。
KAN-SEN名 | |
---|---|
シャングリラ USS Shangri-La, CV/CVA/CVS-38 |
|
基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 航空母艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 藤田茜 |
イラスト | 科学 |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | バージニア州 ポーツマス市 |
造船所 | ノーフォーク海軍造船所 |
艦級 | エセックス級航空母艦12番艦 |
進水日 | 1944年2月24日 |
就役 | 1944年-1971年(アメリカ軍) |
最期 | 1988年(解体) |
備考 | |
エセックス級空母の一隻。
ちょっとだけミステリアスな雰囲気をまとう少女。
かの大戦だけでなく、数々の海を巡ったカンレキの持ち主であり、
写真を撮ったり、その時その時の体験談をに書き留めたりする
ユニオン所属の空母。レアリティはSSR。CV:藤田茜 イラスト:科学
2019年2月25日に公式ツイッターで近日実装予定が告知され、2月28日からの期間限定イベント「特別演習 超空強襲波」で期間限定建造として実装されることになった正規空母。同時に姉艦エセックスの復刻実装も行われ、ピックアップ率はシャングリラは2%、エセックスは1.8%となっている。しかし、建造ログの流れを見る限り、エセックスがやたら出やすく見えたが…きっと気のせいだろう。
なお、イベント「特別演習 超空強襲波」ではボーナス艦として扱われ、彼女を艦隊に組み込むことで獲得ポイントが20%アップした。
クールで神秘的な雰囲気の眼鏡少女。なにげにSSRでは初めての眼鏡艦だったりする。
「隔月刊正規空母」の異名をとったエセックス級の中でもかなり後期の艦であり、「かの大戦」でのカンレキは少ないが、その後も長年に渡って活動した記憶を持つ模様。
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https://twitter.com/azurlane_staff/status/1099879509711478784
これは完全にネタ的な余談だが、「シャングリラ」という艦名からある楽曲やまたある楽曲を思い浮かべる指揮官が続出しており、公式ツイッターのリプにはその歌詞を書き込むものが続出したりしている。また、あのロボアニメの主人公の出身地を連想する人もいるかも。
エセックス級共通のボディコンスタイルにコートを羽織っている。真ん中で分けたワンレングスの銀髪(髪の先に行くほど黒くなるグラデーションカラー)、アンダーリムの眼鏡からは釣り目気味の視線が覗き、指揮官を試すようにこちらを見つめてくる。雪の結晶を象った髪飾りが、クールさを引き立てている。
ちなみに胸部装甲は長姉のエセックスにまったく引けを取らない厚さを誇っている。そして、ネクタイの先端を服の中に入れ込んでネクパイ感を強調している。ロンドンといい、真面目そうなメガネっ娘KAN-SENは本当に一筋縄ではいかないようだ。
そして、下の方はストッキングのたぐいを一切着けずに白い生足を見せ付けてくれる。
手元には何か図鑑のようなものを持っている、これが、下の着せ替えで明らかになる彼女の趣味につながっているようだ。
性格面は、冷静にしてマメ。常に持っているノートであらゆる出来事を書き記し、記録に残そうとする。指揮官のことも初対面にもかかわらず「全てを書き記していきますね」と早速書き取る気満々である。なんだか重桜あたりの愛の重い方々に目をつけられなければいいのだが…赤城とか大鳳とか隼鷹とか。文による記録だけでなく、写真を撮ることも好き。事あるごとに記録写真を残そうとカメラを向けてくる。駆逐艦のグリッドレイと気が合いそうだ。あっちはサラトガちゃん限定だけど。
健康志向も強く、指揮官がジャンクフードのたぐいを食べていると手作りのサンドイッチを差し出してくる。親密度が上がってくると、サフランティーからはじまってそのサフランの花言葉にからめて、指揮官のことを記録していくことを「喜び」と捉える思いを吐露してくる。欲望を抑えきれずに空想に塗れた自由を求める指揮官は彼女と一緒に「理想郷(シャングリラ)」を目指そう。
胸部装甲タッチに対しては、「健康状態を確認したかったのですか?」とさらりとやさしくかわしてくる。
長姉のエセックスや似たスキルを持つホーネットとは特別セリフがあり、イベントやキャラストーリーでも絡みが多い。
キャラクター実装と同時に、着せ替え「ユートピアの蒐集家」も同時に販売された。
青い縦セーターにショールを羽織り、趣味である昆虫採集の標本に囲まれた姿を見せてくれる。きっかけさえあれば個展を開いてみたいとのこと。
この着せ替えは上記イベントの終了日前までの限定販売だから買い逃し注意にゃ。
2020年6月24日には、新たな着せ替え「ロストワールドの探検者」も販売された。
恐竜や巨大昆虫が闊歩する光景を背景に座る彼女。これは再現された模型なのか…それとも本当の白亜紀が現代に蘇ったロストワールドなのか…いずれにしても、探検服を着込んでいるのに艶っぽさ満点の彼女に魅せられた指揮官はショップに急ぐことにゃ。上記の「ユートピアの蒐集家」も同時に再販売だにゃ。
性能面は、姉艦エセックスに近いものを持つ。航空と攻撃機補正が僅かに低いが、それは下記のスキルで補って余りある。
スキル2:空と海の観測者 戦闘開始10秒後、F6F観測機を配置させ、8秒毎に自身の命中が1.0%(3.0%)、ダメージが2.5%(7.0%)上昇させる(最大5回まで加算可能)。 観測機が撃墜されたとき、特殊航空攻撃(威力はスキルレベルによる)を行う。
スキル1は、別部隊のB25が爆撃を行ってくれるもので、ストーリーでも絡みがあるホーネットのそれに近い。ただ、こちらの方がより発動率は高い(ホーネットは最大60%)。
スキル2は、観測機からのデータにより航空攻撃を一定時間を重ねるごとに精度アップしていくものであり、長期戦になるほど効果が出る。下記艦歴でクロスロード作戦での無人機観測を行ったことが元ネタか。観測機を長持ちさせるには、空母燃料タンクか、コアショップ産の100/150航空燃料T0を装備したいところ。
総じて、ホーネットのギャンブル性の強い爆発力(2つのスキルが同時発動すればだが低確率)を除いて、より安定性を図った性能だと言える。
エセックス級航空母艦12番艦(艦番号では21番めだが、就役順の関係でこうなっている)。1943年1月15日にノーフォーク海軍工廠にて起工。1944年2月24日に進水、1944年9月15日に就役した。エセックス級の詳細については、エセックス(アズールレーン)、エセックス級の記事も参照。
通常、アメリカ海軍の航空母艦は実在の曰くのある地名を付けることが多いが、「シャングリラ」は創作に登場する理想郷の名が元ネタになっている。これは、かのドーリットル空襲が行われた後、フランクリン・ルーズベルト大統領が一体どうやって東京まで爆撃機を飛ばしたのかという記者の質問に「(あの爆撃機は)シャングリラから発進したんだ」とジョーク交じりに答えたことがあり、嘘から出た真とばかりに実際に後に建造された艦に名付けられたというエピソードである。
就役時には日本はすでに敗色濃く、本格的に太平洋戦線で同艦が活動し始めた1945年にはもう空母同士の艦隊決戦など起こりえない状況だった。春には沖縄戦への航空支援、その後は九州、日本本土への空爆に従事することになる。この当時の日本国民に恐れられた機銃掃射してくる戦闘機「グラマン」はまさに同艦から発進したものも含まれていただろう。7月には横須賀を空襲、停泊していた戦艦長門を攻撃している。
8月には終戦、シャングリラはしばらく日本国内にとどまった後、アメリカ本国へ帰還。1946年にビキニ環礁でクロスロード作戦が行われた際は、作戦指揮艦として参加し、無人機によって核爆発の観測を行った。
1947年に一旦予備役となったが、1951年に復帰。攻撃空母と艦種が改められた(CVA-38)。間もなくジェット機に対応するための大改造が行われた。飛行甲板はアングルド・デッキという斜めのものとなり、後部のエレベーターは右舷側に寄せて移設された。さらに艦首と甲板が繋げられたエンクローズド・バウに改められている。
その後は台湾海峡の情勢が緊迫したときや、大西洋でのNATO諸国合同の軍事演習、グアテマラ・ニカラグアなどの中米での紛争などに出動、世界中を駆け回ったのである。
1969年には対潜空母(CVS-38)に艦種が改まり、翌年にはフィリピンに転属。ベトナム戦争に参加し、ジェット戦闘機による空爆を行った。その任務が終了後はオーストラリアやニュージーランドそしてブラジルに寄港した。
翌1971年に退役し、モスボール化される。幸いというか、現役に復帰すること無く1982年に除籍。しばらくそのまま係留されていたが、1988年に台湾に曳航されて、スクラップとして解体され姿を消した。
第2次世界大戦時の戦功で2個、ベトナム戦争における戦功から3個の従軍星章が授与された。
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最終更新:2025/02/18(火) 23:00
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