鉄血紀オルガゲリオンとは、961000氏により投稿されている異世界オルガシリーズの動画である。
シンジ代役MADとしても位置づけられる。
2021年3月15日に最終話が投稿され完結。また同年3月19日に特別編となる第拾六話が、27日には新劇場版にあたる『ヲルガゲリヲン 新劇場版:序』が投稿されている。
他作品の出張コメントは控えましょう。原作サイト感想欄での本作の言及や、他作品などの荒らしネタの持ち込みはどんな理由があろうと厳禁です。
どの作品のファンも、気持ちよく作品を楽しめるように配慮をお願いいたします。
「止まるんじゃねぇぞ、とは言ったがよ。其処は止まれよ・・・」
概要
この作品は新世紀エヴァンゲリオンと機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズのクロスオーバー作品であり、本来シンジがいる場所にオルガがおり、三日月、マクギリスはもちろんのこと、他のガンダムシリーズからも中の人繋がりで登場しているキャラが多い。
エヴァ本編が26話であるのに対し、カットされている話数が多いため全15話、特別編を入れて16話となっている。
あらすじ
時にP.D.323。またまた転生してきたオルガ・イツカはいつもの詠唱の最中に使徒「サキエル」と国連軍の戦闘に出くわし、サキエルが移動した際に踏み潰された国連軍機の残骸の瓦礫に当たり、いつも通り「希望の花」を咲かせてしまった。
その後、迎えに来た葛城ミサトによりネルフ本部へ案内され、色々とあり、汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗ることとなったオルガ。
そして出撃したのだが、案の定倒れただけで希望の花を発動させて大損害となってしまった。万事休すと思われた時、オルガは「ある相棒」の名を叫ぶ。その瞬間、そこに三日月・オーガスが乗る、ガンダム・バルバトスが現れ、サキエルを撃退することに成功する。
だが次々と現れる使徒、そしてマクギリス・ファリド率いる人類補完委員会は謎の計画「人類アグニカ計画」を推し進める。
果たして、団長はこの世界でも止まらず進めることができるか?
登場人物
ガンダムシリーズ側
みんなが知ってる鉄華団団長であり、エヴァンゲリオン初号機パイロット。
この世界においては生身で希望の花を咲かせることはもちろんのこと、エヴァに乗っている際にも希望の花を咲かせることができるため爆発などに巻き込まれても原型をとどめている。(ただし完全に無事ではないようで、どちらにしろ国が傾く予算であることに変わりがないようだ)
なお戦闘やらでは不遇ポジであり、希望の花でよく死ぬことはもちろんのこと、レリエルの時には原作とは違い、普通にN2爆弾投下されてたりするが、それなりに活躍はしている。
旧劇場版に当たる拾四話では戦略自衛隊相手に、追放されたゲンドウと冬月に代わりNERV防衛のため鉄華団団長として指揮を執る。
最終話ではエヴァ量産型への対応のため初号機を(ベークライトを自力で粉砕しながら)発進、発射されたロンギヌスの槍を誘導ビーコンとして引き付けた。
終盤、マクギリスが発動した人類アグニカ計画によって他者と魂が溶け合い始めたことでマクギリスと邂逅。彼の目的を知り、そして世界の行く末を委ねられることになるが……。
「俺はアスカとその場所を見たい。だから俺はアンタを、絶対に連れて行く」
鉄華団遊撃隊長であり、ガンダム・バルバトスのパイロット。
オルガとは対照的に戦闘ではかなり活躍しており、第3使徒戦で初号機のコアを貰って以降は多少のATフィールドも張れるようになり、以降は第一線として使徒と戦い続けている。
当初からアスカに気にかけており、12話では精神崩壊しかけたアスカをなんとか引き戻したり、14話ではアスカを撃とうとした戦略自衛隊を仕留めたりと彼女をなんとか守ろうとした。
エヴァ量産型との戦闘ではシンのデスティニーとカヲルのインフィニットジャスティス、そしてアスカの弐号機とレイの零号機と共に相手取る。
- マクギリス・ファリド CV - 櫻井孝宏
人類アグニカ委員会議長兼秘密結社ゼーレのトップ及び第3新東京市立第壱中学校2年A組担任。
一応ネルフより上の人間の一人だが、やけにネルフに顔を出すことが多く、ネルフ司令であるゲンドウを差し置いて指示する場面も多い。
相変わらずのアグニカバカっぷりだが、無能と称されることも多いネルフの面々に比べればかなり有能であり、委員会の権限を使い、チルドレン達の待機命令を無効にし修学旅行に行かせ、サンダルフォン出現時は急遽帰還しモンタークとして作戦に参加し、サンダルフォンの地上出現の際はグリムゲルデで初号機、レイダーガンダムとともに戦ったり、同じく権限でトウジのエヴァパイロットを取り消したり、マダオの不始末で取り消されたネルフのIDを再発行するなどガチで有能。一応マクギリスも大人になりきれない大人であるのだが、それだけネルフの大人達はかなり酷い。
終盤、戦略自衛隊やエヴァ量産機をNERVが引き付けている間にターミナルドグマのバエルについに搭乗。NERV本部を吹き飛ばしながら戦場に現れる。本編もこれくらい強ければ……
その後、ラスタルに奪われたエヴァ量産型のコントロールを取り戻すとバエルを中心に生命の樹を描いてアンチ・A.T.フィールドを発動、黒き月から巨大バエルを出現させた。どうやら本作内ではバエル=リリスらしい。
マクギリスの副官であり、ゼーレのメンバー。
前世に引き続きマクギリスの補佐を務める。
「そうだ……」「「「エヴァシリーズを本来の姿に。ウオオオオオオォ!!」」」
バエルだ!アグニカ・カイエルの魂!そうだ、ギャラルホルンの正義は我々にある!の人達。
今作では人類アグニカ委員会及びゼーレのメンバーである
ゼーレのメンバーの一人。
中の人的にキール・ローレンツだからかそこが融合し、キールのサンバイザーもつけている。
「ったく……」
いつも休めない人。
使徒戦での数値算出やMAGIの自立防御など色々とこなしており、つか任せすぎて本当に過労死しそうなんですが……。
拾四話においてはライドと共に偵察も行っており、さっさと休んで欲しいところである。
なお本作におけるイロウルはタカキが撃破したらしい。早く休め。
だいたいオルガの詠唱にいる人。
エヴァ初号機の凍結解除なども行い、タカキとともに現地偵察も行うなど、こちらも意外と頑張っている。
「迎えに来たぜ!」
どこでも筋トレしている男。
何故か神出鬼没で、ラミエル戦の時にも発電要員(?)としていたりと結構謎な人。
戦略自衛隊戦ではバーベルを使い、生身で戦自で立ち向かうなどぶっちゃけ人間なのか怪しい。
国連軍太平洋艦隊「アリアンロッド」司令官。
登場した当初は三日月と握手したり、七話では肉嫌いだので色々と傷ついたりなど穏健的な立ち位置と考えられたが、旧劇場版にあたる拾四話において本性を表し、ネルフの各支部にスパイを放ち制御下に置き、更に日本政府に「ネルフがアグニカ計画でサードインパクトを起こす」という情報を流し、日本政府にA-801を発動させ戦略自衛隊でネルフへ武力行使を行いさせるなど原作並の狸っぷりを発揮。
化け物には化け物と各国のNERV支部から奪取したエヴァ量産機を投入するなど、手は抜かず徹底的にやるのは相変わらずのようだ。
終盤、マクギリスが起動したバエルにエヴァ量産型のコントロールを取り返されてアンチ・A.T.フィールドを発生された際には、さすがの彼も動揺を隠せなかったようだ。
「ああっ、あぁっ、私は……!!」
「アリアンロッド」に所属する軍人。第九話で初登場…かと思いきやよく見ると第四話でラスタルの隣に立っていた(セリフなし)。
第13使徒に乗っ取られたエヴァ3号機には原作通りにフォース・チルドレンに選出されたトウジが乗っているかと思われていたが、実はマクギリスの差配で直前になって変更が行われており、フォース・チルドレンとして3号機のエントリープラグの中に居たはなんとイオクであった。
パイロットがトウジだと思い込み、必死で初号機を止めようとしていたオルガはこの真実を知ると、実にどうでも良さそうな態度になってコントロールを取り戻すのを放棄し、そのままイオクごと3号機のエントリープラグは握りつぶされた。その後生存していたらしく、NERV本部に戦略自衛隊と共に突入していたようだが、これまたエヴァ量産型に踏みつぶされている。
「俺は今度こそ本当に、大切なすべてを守ってみせる!」
機動戦士ガンダムSEED DESTINYの主人公(←重要)階級は三尉。
綾波育成計画の中の人繋がりからか、ネルフに勤務し、赤木博士より綾波レイの世話を頼まれそれをこなしている。
世界を救うというネルフの仕事に共感し、それに誇りを持っているが、ネルフの実際の光景(エヴァ、綾波レイのクローン)などを知り、それに苦悩するも前に進むことを決め、そして前世では果たされなかった「守る」ことを今度こそ果たすと誓っている。
なおこの様子からかDESTINY本編後なのだろうが、転生した経緯は不明。
長らくガンダムに乗ることはなかったが、渚カヲルの件でデスティニーガンダムに搭乗し、戦略自衛隊戦も引き続き搭乗している。
なおこの世界では(原作ならびに中の人関連か)真希波・マリ・イラストリアスが嫁らしく、最終回のラストシーンでは一緒にいるのが確認できる。
新世紀エヴァンゲリオンより
「私は死なないわ。あなたが守るもの」
エヴァンゲリオン零号機パイロットでファーストチルドレン。14歳
ガンダム的にはクリスチーナ・マッケンジーであるが、中の人ネタが出ることはない。
感情を表に出すことがなく、碇司令の人形のようであったが、オルガ達と関わっていくにつれ変化ができ、アラエル戦の時点で原作より早い段階で「私はあなたの人形じゃない」とゲンドウを拒絶し、オルガ達によるクーデターにも協力。自らのクローンの存在の事も明かし、それらが破壊されることを望んだ。
終盤、戦略自衛隊との戦闘では湖の底にアスカの弐号機と共に隠されていたが、エヴァ量産型との戦闘に際して出撃しガンダムたちを援護する。
実はゲンドウが人類アグニカ計画のカウンターとしてアグニカ・カイエルの魂を宿らせており、バエルに干渉できる。
エヴァンゲリオン弐号機専属パイロットでセカンドチルドレン。14歳
勝ち気な性格で表面上はとてもツンツンしており、プライドが高い。
この作品ではシンジの代わりに三日月に気になっており、その件での心の揺らぎやトラウマもあり、アラエルの精神攻撃をまともに食らうが、三日月がその精神攻撃に割って入り、アスカの精神を解きほぐし、原作のような精神崩壊を阻止した。
以降はツンツンな態度は変わらずも態度自体は軟化しており、戦略自衛隊戦も普通のままである。
エヴァ量産型との戦闘では原作と違って援軍がいたため善戦したものの、三日月が打ち漏らしたロンギヌスの槍を顔面に喰らう。しかし精神的にも成長していたためか、オルガ参戦と時同じくして自ら槍を引き抜くと戦線復帰を果たした。
発動したアグニカ計画の内容には、加持の件もあってか人一倍強い拒絶と嫌悪感を露わにした。
「喰らえ! 惣流と碇と綾波のぉ、シャイニングフィンガーソード!」
オルガ、アスカ、レイ、三日月のクラスメート。14歳
中の人的にはドモン・カッシュとイザーク・ジュールであり、ネタ双方とも出ている。
原作におけるバルディエルの件にはマクギリスが手を回したことによりなかったことになるなど、損傷は避けられ、戦略自衛隊戦にも参加し、流派東方不敗で生身で戦自に立ち向かうなど意外と勇敢である。
「男だったら涙を流すべき状況だねコレは!」
同じくクラスメイト。14歳
こちらは中の人ネタが特にないため印象は薄く、戦自戦でも挨拶に来た後、すぐに避難していった。
「アンタまだ生きてるんでしょ!? ならしっかり死になさい!」
特務機関ネルフ戦術作戦部作戦局第一課所属の作戦課長。階級は一尉→三佐。29歳
ガンダム的にはトニヤ・マーム及びマリュー・ラミアスであり、今作ではマリューの声がよく使われる
基本的には明るく振る舞うが、内面的にはセカンドインパクトの時の体験がトラウマもあり、また繊細である。
なお作戦自体は結構無茶な作戦が多く、現実的ではないがだいたいはそれじゃないと即サードインパクトであるため、最善策はそれしかないという。
だがそれを差し引いてもオルガやアスカなどへの接し方はあまり良くないため、視聴者からは賛否両論である。
ゲンドウ及び冬月がネルフからいなくなった以降はオルガとともに指揮を取っている。
戦略自衛隊戦も自身は救出に行かないため生存。
「作戦はオルガ君のボディ回収を最優先とします。この際、生死は問いません」
特務機関ネルフ技術開発部技術局第一課所属。エヴァンゲリオンの開発総責任者であり、スーパーコンピューター「MAGI」の管理・運営担当。30歳
だいたいの活躍は原作通りというか、イロウル戦はカットされてたりと微妙に影が薄い。
後半では綾波のゲンドウからの自立もあってか一時拘束されるも、鉄華団によるクーデターにより復帰。
その後はレイの真実を伝え、その選択をシンに託した。
戦略自衛隊戦もMAGIの防御はタカキに取られてしまったものの、ゲンドウを追うことがなくなったためその発令所に残り戦略自衛隊戦にも参戦している。
特務機関ネルフ最高司令官。48歳
中の人的には原初の異世界オルガにおける神様であり、恐らく神様と同じく無能。
この作品でも引き続き人類補完計画を企み、妻であるユイと会おうとするも、原作より早めのレイの自立などもあり計画は破綻。さらには用済みいうことでオルガ率いる鉄華団によりゼーレ公認のクーデターが発生し、もともと人望がないこともあり、そのまま司令官の席から引きずり降ろされた。
最終回では冬月共々拘束されている様子が確認されていた。また、マクギリスとゼーレのアグニカ計画に対するカウンターとしてレイにアグニカ・カイエルの魂を宿らせていたことが判明した。
なおこの世界においてシンジの同行は不明。
「主役の交代だな」
特務機関ネルフ副司令官。60歳
こちらもゲンドウに付き添う形で人類補完計画を進めるが、ゲンドウ追放と同時にネルフから消えている。最終回でゲンドウ共々拘束されているのが確認できる。
特務機関ネルフ技術開発部技術局第一課所属で発令所オペレーター。24歳
活躍自体は原作通りであり、中の人的にはパーラ・シスなのだが、特に目立ったことはない。
「殺らなきゃ殺られる、そんだけだろうが!」
特務機関ネルフ中央作戦司令部作戦局第一課所属の発令所オペレーター。年齢不詳
中の人的にクロト・ブエルであるためか、かなりクロトの影響を受けており、唯一自然な形でオルガと呼べている。
また逞しくなっているようで、度々レイダーガンダムで出撃して使徒と直接戦闘して活躍しており、ゼルエルの光線を初見で回避したりと被弾描写はほぼ無く、操縦技量も優れている。出撃できなくとも度々クロトのセリフが飛び出すため、原作よりキャラとしては濃くなっている。
特務機関ネルフ中央作戦室付の発令所オペレーター。年齢不詳
中の人的にはゼクス・マーキス、ギム・ギンガナム及びムウ・ラ・フラガであり、セリフ上ではムウ・ラ・フラガの言葉が飛び出す。
原作においては影が薄いのだが、ムウということもあってかそれなりに影が濃くなっており、勤務中にガンダムSEED DESTINYごっこをミサトと行っていたりと十分に子安の威力を発揮している。
「シン! 僕はアスラン・ザラじゃないんだ! キラキラバシュ-ン!!など無いんだ!」
フィフスチルドレンとして委員会より送られてきた仕組まれた子供。14歳。
正体は言うまでもなく使徒だが、石田繋がりでアスランが強く出ており、使徒時はイージスガンダム、ジャスティスガンダム、セイバーガンダム、インフィニットジャスティスガンダムを操り、デスティニーガンダム、エヴァ初号機、ガンダム・バルバトスルプスレクスと互角に戦うも、最終的には地下にバエルがあることを知り、殺されることを望むも、三日月が撃った銃はオルガに命中し、死亡することはなくなった。
戦略自衛隊戦もシンとともにレイの保護に向かい、その後はインフィニットジャスティスガンダムに搭乗し、戦略自衛隊の戦力やエヴァ量産型と戦った。
ちなみに本作のエヴァ量産型は本編同様カヲルのダミープラグを使用しているが、中身が中身のためか(トーンが低くなってはいるものの)カヲルと同じ奇声を発している。
なお当人いわくアスランではないが、どう考えてもアスランである。
「しかし、いきなりの実戦で彼のアグニカ・ポイントは40を軽く超えてるぞ?」
特務機関ネルフ特殊監査部所属のスパイ。30歳
中の人的にはギュネイ・ガスであるため、たまにそれらも飛び出す。最初登場した時もヤクト・ドーガで逃げ出そうとしているほど(三日月により撃墜されたが)
それ以降はところどころにいるものの、アグニカ教徒になっているからかアスカには飽きられ、スイカの件もカットされ、ミサトとの復縁すらなくなる(ただし青葉とのSEED DESTINYでの掛け合いはあくまでも遊びであるが)など不遇な立ち位置。その上、ミサトと復縁できない苛立ちからか原作とは別な方向でアスカの精神を追い詰めるなど原作ではまだまともなほうな大人だったのだが、ギュネイが入った分悪化してしまった。
ただし原作とは違い抹殺シーンがなくなり、留守電こそあったが逃げるような形でとなり、ミサトに「あのバカ」と吐き捨てられているため、ミサト達の疑似家族にトドメを刺すこともなくフェードアウトしたのは救いか。
その後、最終回では再びヤクト・ドーガに乗ってエヴァ量産型との戦闘に参戦。直後にマクギリスがアグニカ計画を発動したため、それらしい戦闘シーンはない。
日本国国防省直轄の軍事組織。
国連軍となった陸海空の三自衛隊とは別に設置された日本独自のものである。TV版での陽電子砲徴用がカットされたため旧劇場版分よりの登場。
ラスタルから流された情報によりネルフに武力行使を行う。
原作ではまさに無慈悲と言わんばかりにネルフ職員が倒れていくが、今作ではそれら全てはクローンオルガが担っているため、同じ顔の大男が次々と倒れていくという戦自としてはよくわからないことになっている。
そして原作より戦った相手が凄まじいからか、発令所に侵入こそできたがそこでの銃撃戦では流派東方不敗のトウジやムウ、クロト、昭弘、本物のオルガにより押し返され、エヴァ及びガンダムもベークライトで固めることが出来ずに出撃を許すなどぶっちゃけ無理ゲーに動員された戦自が可哀想である。
(最後っ屁的に初号機にはベークライトで固めることは出来た模様だが、オルガが自力で壊した模様)
なお戦力的には原作の戦力に加え、グレイズシルト等のギャラルホルン産のMSも使用している
登場使徒
本作においてもターミナルドグマ最奥地のアダムに偽られたリリス(本作ではバエル)を目指す。
原作ではタブリス=渚カヲルだけが人間の言葉を話している。(設定上ではシンジの精神世界にてもう一人のシンジとして接触を試みたレリエルやビデオフォーマット版のアルミサエルも一応当てはまる)
しかし本作ではどういう訳か、一部の使徒もガンダムキャラの声で普通に会話してくる。だいたいマクギリス被害者の会
原作同様、オルガと初号機の初陣を務めるハズだった使徒。
しかし肝心のオルガが転んだだけで希望の花を咲かせて勝手に死亡、初号機も転んだ拍子に頭部を破損し大破したため戦闘相手はほとんど三日月とバルバトスが務めた。
当初バルバトスにはA.T.フィールドを突破する方法がなかったため優位に立つも、三日月が初号機のコアを取り込んだことでA.T.フィールドを中和される。
一方的に嬲られ露出したコアをツインメイスで殴打されたことですぐさま自爆を試みるも、直後に初号機を盾にされたことでオルガだけを巻き込んで死亡した。
当のオルガ自身は希望の花を咲かせただけですぐさま復活したため、国が傾く修理費以外の損害はなかった。
劇場版準拠のヲルガゲリヲン 新劇場版:序では、冒頭の国連軍との戦闘の際にイオクの乗ったレギンレイヴを吹き飛ばした後、踏みつぶしてペシャン公にしながら破壊、近くにいたオルガも巻き添えになって希望の花を咲かせることとなった。
初号機とバルバトスとの戦闘と最期は基本的に上記のオルガゲリオンと同じだが一部過程が異なっており、バルバトスが初号機のコアを取り込んでおらず、自力で再起動したオルガが初号機でA.T.フィールドを中和したため攻撃が通じるようになったという違いがある。
「あの馬鹿……!」
こちらも原作とほぼ同様で、パレットライフルの斉射を喰らってもダメージを見せぬまま触手で初号機を投げ飛ばし、オルガと飛ばされた近くにいたトウジとケンスケの三人に希望の花を咲かせた。
その後はミサトの命令を無視して出撃したバルバトスと戦闘。サキエルよりも善戦するも、三日月のバルバトスがオルガが乗ったままの初号機をメイス代わりに振り回したことでコアに直撃し死亡した。
「こんな時、どんな顔をすればいいかわからないの」
「笑えばいいよ」
「ハハハハッ!」
正八面体。外観自体は変わっていないものの、鳴き声が本家本元のモビルアーマーであるハシュマルのものになっている。マクギリス曰く『メガモビルアーマー』
原作同様の加粒子砲による不意打ちで、地上に出たばかりの初号機とオルガを打ち破って希望の花を咲かせる。
決戦となるヤシマ作戦では原作と違い、遠距離狙撃の砲手をレイの零号機が、逆に防御をオルガの初号機が担当することになった。
また、武器はポジトロンスナイパーライフルではなく、戦略自衛隊から借り受けたダインスレイヴとなっている。
途中、零号機が初撃を普通にミスする事態が発生し反撃に打って出るも、一発目はエールストライクで急遽発進したシゲルに、二発目はナノラミネートアーマーによってビーム耐性を持つ三日月とバルバトスが防御したために突破できず、最期はコアをダインスレイヴで撃ち抜かれたことで死亡した。
なお、防御担当だったオルガと初号機は貫通したダインスレイヴの流れ弾が命中し、結局希望の花を咲かせることとなった。てかどこに立ってるんだお前は。
『ガギエリオだ!』
「ガリガリ……?」
『貴様わざとか!?』
「うっさいわねぇ、マリーのお気に入りのくせに!」
アスカ来日時に現れ、アリアンロッド艦隊を襲った海洋生物型の使徒。
しかし本作ではどういうわけかガエリオ・ボードウィンと一体化しており、頭頂部にはサキエルのものと違いヴィダール時の仮面が引っ付いている。
原作ではリリスに釣られていた他の使徒と違い、唯一本物のアダムを狙うなど中々の知性を感じさせていたが、本作ではひたすら乗船していないマクギリスの名を叫びながら艦隊を破壊し回っているだけに終始していた。
アスカと三日月の乗った弐号機との戦闘では、両者と口論しながらも水中という有利なフィールドと巨体を生かした戦法で、B型装備のままの弐号機を圧倒した。(途中、踏み潰されたり捕食されたオルガが何度も希望の花を咲かせたり、逃げようとした加持のヤクト・ドーガが三日月によって撃墜されたりとハプニング続出であったが)
最期は無理矢理こじ開けられた口の中に無人の戦艦を突っ込まれ、内部からの砲撃によってコアを破壊されて死亡した。
「音楽スタート」
(♪ フリージア)
「っ!? 待ってくれ、話が違うじゃねえか!!」
二体に分裂する、アスカの日本での初陣となった使徒。海岸から第三新東京市へと移動している際に待ち構えていた初号機と弐号機、バルバトスの3対1で会敵。弐号機に両断されるも原作同様分裂、初号機を希望の花を咲かせ、弐号機を犬神家にしてみせた。そのあまりにも酷い敗北ぶりに、マクギリスから「草バエル」とのコメントが贈られた。
その後、一週間の特訓を経てコンビネーションを磨いたオルガとアスカだったが、特訓に用いられていた曲と違い、本番で流れた曲は何故かフリージアであった。
当然異議を申し立てるオルガであったが聞き入れられずに強制発進。タイムリミットの62秒で何とか撃破することに成功したものの、原作と同じ曲のタイミングでオルガも死亡。案の定、希望の花を咲かせる羽目になった。
なお今回はバルバトスだけでなくマコトの乗ったレイダーが援護目的で出撃しており、彼の初陣となった。
火山のマグマ内で、羽化する前の胎児に近い状態で発見された使徒。
本作戦では修学旅行に行っていた三日月とアスカ、レイの3人を呼び戻すことを考慮されたが、戦いの中で生き続けた彼らに気を配ったオルガの願い出と代理として現れたモンターク(正体は当然マクギリス)によって却下されることとなった。
当初は生け捕りでの捕獲、回収を試みられたものの、ケージでの捕獲に成功した直後に羽化を開始したことで失敗。その後オルガと初号機を火口から吹き飛ばすと、自身も溶岩から飛び出して地上戦を開始する。
すぐさま戦線復帰した初号機、マクギリスのグリムゲルデ、マコトのレイダーの三人を相手に大立ち回りを演じるも、初号機によって冷却装置を口内に突っ込まれて凍結。グリムゲルデによって初号機とオルガ共々砕け散って死亡した。
原作では溶岩内での戦闘に終始していたのに対して、本作では地上での戦闘を披露している。また、マコトのジョークを真に受けてRaise your flag白旗を掲げたオルガに血管を浮かべながら光線を発射するなど、感情らしきものを見せている。
原作以上の出オチ要員。溶解液をオルガに垂らしたが反撃にあって死亡。以上、出演時間10秒。
そのあまりの呆気なさには、元々死にやすさに定評のあるオルガさえも困惑を隠せないでいた。
最弱の使徒の称号は伊達ではなかった。
「来るわね、多分」
「次はオルガ君に、本体ごとね」
落下してくる大型の目玉を模した使徒。A.T.フィールドをグレイズとダインスレイヴ型に変化させて地上を攻撃。いいんだよインド洋から徐々に攻撃を誘導ビーコンであるオルガへと軌道修正していき、最後に本体ごとオルガと第三新東京市目掛けて落下して来た。
タカキが算出した落下予想地点が広大だったこともあり、三か所にエヴァ各機を、それぞれの中心点に機動力のあるバルバトスを配置する布陣で迎え撃つこととなった。
なお作戦前に遺書を残すことが許されたもののオルガ以外書こうとせず、オルガの遺書に関してはいつもの詠唱そのままであったため三日月に破り捨てられた。
最期は最も最初に落下地点に到達したオルガに妨害され、その間に駆け付けた零号機にA.T.フィールドをプログレッシブナイフで引き裂かれ、剥き出しになったコアに弐号機のプログレッシブナイフとバルバトスの鉄血太刀を突き立てられて死亡した。
原作ではNERV本部内のMAGIのサーバーに侵入し、あと一歩のところまで追い詰めた存在であったが、スパロボなどの作品同様に本作でも見せ場もないまま裏でタカキに処理された。
タカキは休め。
『逃げるんじゃねぇぞ……』
『あいつらがいる限り「俺」は、逃げることなんてできねぇんだろ?』
「止まんねぇで、ただ進み続けて、何がいけねぇんだああぁ!!」
第三新東京市に突如として出現した、空中浮遊する巨大な球体の姿を持った影の使徒。
当初はパターンオレンジで使徒であるかの判断が不透明であったため、静観することとなった。
ゲンドウ不在につきゼーレトップでもあるマクギリスが代理で指揮を執る中、悪乗りと不死性を買われてオルガが単独で突っ込むこととなり攻撃を受けるが、逆に本体である影のディラックの海(虚数空間)の中にオルガを取り込んでしまう。
内部は異なる宇宙と繋がっていることが示唆されており、どんな状況下においても希望の花を咲かせるだけで済む不死身のオルガを、殺さずに隔離して拘束するという形で退場に追い込んだ。『実質異世界オルガ』
その後、オルガの精神世界の中では『他人から見たオルガ・イツカ』として接触、鉄血のオルフェンズ本編でのオルガの過去を例に挙げながら精神攻撃を行った。
最終的に『本体である影をN2爆雷とダインスレイヴで攻撃、二機のエヴァによって虚数空間に干渉して使徒を形成するディラックの海をオルガと初号機ごと破壊』という、オルガが死なないことを前提とした作戦が立案、実行された。
その為、最期は初号機が暴走することなく正面から撃破されることとなった。
『†ボードウィン特務三佐を手に掛けた、罪深き子供ォ!†』
『†俺は野蛮な獣ォ!!†』
NERVアメリカ支部にて建造されていたエヴァ参号機に取り付き浸食、暴走を引き起こした使徒。ゲーム作品では本来の姿が粘菌姿であることが確認できる。
本作では正式な形では二番目の喋る使徒で、アイン・ダルトンと一体化している。
エヴァ参号機に浸食したままアスカの弐号機とレイの零号機を(少々アブナイ発言をしながら)一方的に撃破。続くオルガの初号機と三日月のバルバトスと交戦。中にトウジが乗っているものだと思い込んでいた二人を一方的に甚振るも、ゲンドウによって初号機のダミープラグが起動したことで形勢が逆転。
最期はかつてと同じ遺言を述べながら頭部を殴り潰されて沈黙。侵入していたエントリープラグを中に入っていたイオクごと握り潰されたことで完全に死亡した。(なお当初は止めることに必死だったオルガも、中に入っているのがイオクだと知るやコントロールを取り戻すことを放棄したため、どのみち倒されるのも時間の問題だったと思われる)
「純粋な力のみが成立させる、最強のモビルアーマー……これほどとは……!」
マコトのレイダーを始めとした駒ヶ岳防衛線を突破しNERVのジオフロント内まで侵入した、物理戦最強とも称される使徒。マクギリス曰く『最強のモビルアーマー』
ジオフロント内での戦闘ではアスカの弐号機と三日月のバルバトスを同時に相手取りながらもなお圧倒。遠距離攻撃の数々やバルバトスのメイスやバンカーをも防ぎ切ると、弐号機を頭部からの光線で、バルバトスを帯状の腕部で頭部を切断して戦闘不能に追いやり完勝。
何気にこれまで特殊な要因を除いた中では負け知らずだった三日月とバルバトスが、正面からの戦闘で初めて敗北している。
その後はN2爆雷を抱えて特攻したレイの零号機の自爆を、コアを防御するシャッターで防ぎ切って頭部を切断して撃破。
そしてセントラルドグマへと直進しNERV本部へ到達。眼前のミサトらへ攻撃を加えようとするも、ここでマクギリスの計らいによって再び初号機に搭乗したオルガと戦闘を開始。強制射出によってジオフロントまで後退させられる。
マウントを取られて追い込まれるも電源切れで止まった初号機に反撃。逆に初号機を追い詰めるも、オルガが自力で再起動、アグニカ率400%を突破して覚醒したことで形勢が再度逆転。
最期はA.T.フィールド砕かれて敗北、初号機に捕食されてS2機関を取り込まれることとなった
なおこの戦闘の際に初号機がゼルエルを喰らったことで入手したS2機関は、オルガ自身が耐え切れずに嘔吐したことで大半が失われてしまった。しかしそれなりの活動限界時間の引き延ばしに役立ったらしく、また最終回において発動した人類アグニカ計画を止めるキーにもなった。
衛星軌道から一切動くことなく精神汚染で戦闘を行った、光る鳥のような使徒。
本作で稀に現れる喋る使徒の中では唯一鉄血のオルフェンズのキャラではなく、名前繋がりでガンダム00のキャラであるアレルヤ・ハプティズム/ハレルヤの声で会話している。
当初は衛星軌道からA.T.フィールドに似た精神波でアスカの弐号機に精神攻撃を仕掛け、行動不能に追い込んだ。
初号機の出撃許可が下りず、さらに司令であるゲンドウがアスカを切り捨てるも同然の判断を出している中で、三日月が零号機に自身ごとバルバトスを大気圏外まで投擲してもらい、接近戦を挑むことを提案。ゲンドウからの脱却を始めていたレイがその案を了承し実行に移す。
自身の元まで到達した三日月に対しても同じく精神攻撃を試みるが、それが逆にアスカと弐号機の精神汚染からの解放に繋がってしまう。
最期は物理手段に打って出、トランザムを発動することで紅く変色しながらバルバトスと宇宙空間での高速戦闘に入る。
一時的に追い詰めたものの、アラエルヤ自身曰く良いところで電池切れを起こしてトランザムが終了。その隙を逃さずバルバトスによって撃墜されて死亡した。なお遺体は右から二番目の人に代わってバルバトスの外道サーフィンによる大気圏突入に利用されることとなった。
「私が……マッキーを殺すの……?」
DNA状の二重螺旋の輪っかのような形状の使徒。また何故かアルミリア・ボードウィンの声で喋る。
物理的な攻撃方法は持たないものの強力な浸食能力を持っており、接触した零号機やバルバトスのレンチメイスを猛スピードで浸食。さらに浸食したレンチメイスを先端に装着して振り回したり挟み込むという戦法を取った。
また至近距離からの攻撃をもってしても傷一つ付けられない、A.T.フィールドを用いない高い防御力も見せた。
最期は代わりがいることで死ぬ覚悟を決めたレイが決死の自爆を試みたが、そんな彼女を救うためにシンが流したフリージアによって攻撃先が強制変更されオルガの初号機を浸食。直後オルガが初号機を自爆させたことで道連れとなって死亡した。
原作ではこの戦闘で零号機が失われレイも死亡してしまったが、本作ではオルガが希望の花を咲かせるだけに留まった。
初号機の自爆によってできた湖でオルガと三日月の二人と接触した、人の姿をした最後のシ者。
詳細は上記の登場人物項目の渚カヲルを参照。
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