ヘイロー（ブルーアーカイブ）単語

• 概要
• ヘイロー一覧
• 余談
• 関連項目
• 掲示板

ヘイローとは、うっかり描き忘れてはいけないものである。

その他のヘイローについてはHaloの記事を参照。

概要

ゲーム『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』の生徒たちの頭の上に浮かんでいる、いわゆる「天使のわっか」的な何か。その形状には個体差がある。

基本的にはキヴォトスに生息する"神秘"的な存在にのみ浮かんでいるようで、モブも含めた女生徒たちと、デカグラマトンなどを筆頭にした預言者たちにはあるものの、一般市民やロボット、オートマタには浮かんでいない。
また、先生やゲマトリアといった域外の存在はともかく、キヴォトス内の存在である無名の司祭にも浮かんでいなかったりする。あのカイテンジャーにすらあるのに。

基本的には、このヘイローは生徒たちの意識の有無を示しており、例えば気絶した時や寝ている時はヘイローは消えている。
また、ヘイローが壊されるとヘイローを持っている生物は死んでしまうというのがこのゲームの基本設定だが、諸々の解説を踏まえると物理的な物体ではないらしく、実はヘイローを壊すといっても物理的に壊すことはほぼ不可能である。

なお、このゲームの二次創作イラストではヘイローの描き忘れが気を付けていても発生しがちなため、ヘイローは特に描き忘れてはいけないものという意識がある。とはいえ、実はこのヘイローを描くコストは極めて高く、絵師泣かせのため、公式ですら忘れていることがままあったりはする。前述の通り、本来ヘイローを持つはずの生物にヘイローが無いということは死んでいる、もしくは意識を失っていることを表すため、描き忘れを見た目通りに解釈すると大変なことになってしまう。

ヘイローの破壊について

キヴォトスのヘイローを持った生命はほぼ物理的ショックで死ぬことはなく、ヘイローを壊すことも上記の通り不可能である。
エデン条約編でのある人物の発言によると「相手の自由を奪った上で相当に念入りに窒息させたり失血させれば死に至らしめることもできなくはない」らしいが、『対象を殺害する』という行為自体が現実味を帯びない程度には困難なようだ。

本作で"パッと見は"ごく普通の女子高生たちが、機関銃やら戦車砲やらで撃ち合いをしても平気なのは、ゲーム上の演出だけというわけではなく、このヘイローや半不死性の関係により、そもそも多少の銃撃戦くらいなら「喧嘩」感覚で済むからという前提がある。そのためゲーム冒頭では「自分たちは大丈夫だけど、ヘイローを持っていない外の人間である先生は銃弾が致命傷になる」と生徒が先生をかばうやりとりが描かれる。

このように殺傷行為に対する感覚が通常の人間とは大幅にズレている彼女たちだが、その分ヘイローの存在が生死に直結しているという前提意識は持っているらしく、劇中で瓦礫で生き埋めにされるほどひどい目に遭った人物が後に「死ぬかと思った」という旨で「ヘイローが砕けるかと思いましたが……」とボヤいていたりする。
また、この世界において「お前のヘイローを壊してやる」という内容の発言は、我々の感覚においての「お前を殺す」といった明確な殺意の表明と同義になる。さらに「あの人は誰かのヘイローを壊した」という内容の噂は「あいつは人殺しだ」という風聞といえる。

例外的に彼女たちを確実に殺す方法として、エデン条約編でゴルコンダが概念に干渉して作った『ヘイローを壊す爆弾』という特殊な兵器が登場しているが、結局これも原理について詳しく説明されてはいないので、未だによくわかっていない。
ゴルコンダ曰く、望んだ通りの結果を観測できなかったため、失敗作であるとのこと。また、この『ヘイローを壊す爆弾』は先生などヘイローを持たない存在には全く効果が無いらしい。

ただし、宿主が死ぬとヘイローが砕け散って消え去ることは、最終編で明らかにされている。エデン編での情報と統合すると、『キヴォトス人の肉体でも耐えられないほどの埒外ダメージによって持ち主が死亡した場合、ヘイローは砕ける』『なんらかの特異的な手段でヘイローを破壊するとその持ち主は死ぬ』という相互に影響し合う関係なのかもしれない。

ヘイロー一覧

シッテムの箱

エンジェル24

連邦生徒会

アビドス高等学校

ヴァルキューレ警察学校

公安局

生活安全局

ゲヘナ学園

風紀委員会

便利屋68

美食研究会

救急医学部

給食部

温泉開発部

万魔殿

帰宅部

トリニティ総合学園

ティーパーティー

正義実現委員会

シスターフッド

図書委員会

補習授業部

放課後スイーツ部

救護騎士団

トリニティ自警団

ミレニアムサイエンススクール

セミナー

ゲーム開発部

Cleaning & Clearing (C&C)

エンジニア部

ヴェリタス

トレーニング部

特異現象捜査部

レッドウィンター連邦学園

レッドウィンター事務局

277号特別クラス

工務部

知識解放前線

山海経高級中学校

玄龍門

玄武商会

練丹術研究会

梅花園

百鬼夜行連合学院

お祭り実行委員会

忍術研究部

陰陽部

修行部

百花繚乱紛争調停委員会

お祭り運営委員会

？？？

SRT特殊学園

RABBIT小隊

FOX小隊

アリウス分校

アリウススクワッド

クロノススクール

クロノス報道部

その他アウトローたち

七囚人

カイテンジャー

ジャブジャブヘルメット団

敵対する陣営

デカグラマトン

色彩

余談

なお、たまに勘違いされているが、よく天使に対する語として説明される「angel halo」という言葉は、和製英語とまではいわないが英語圏で全く使われない。
英語では「halo」の一単語のみで、聖人などの後光や光背、それらを模した丸いわっか自体を表しているからである。
ぶっちゃけて言えば、この「halo」の一語のみで世間一般的な天使の輪は表現できるのであって、わざわざangelを付け足す必要はない。

そもそも「angel halo」という語は辞書に立項すらされているのを全く見かけない。
例えばアメリカ英語の一般的なコーパス（言語全集）であるCOCAでは、「halo」は3976例見つかるのに対し、「angel halo」は1例しか見つからない。SKELLも「angel halo」の例は1件もない。

そのため、英語で「angel halo」を検索した場合に出てくるのは、主にアニメやゲーム等に使われる用語が大半である。
例：ガンダムの「エンジェル・ハイロゥ」、diabloなどのゲーム用語で使われる「angelic halo」など。

ちなみに、この英語の「halo」はギリシャ語の「ἅλως」をラテン語経由で継承したもので、おそらくインド・ヨーロッパ祖語から脈々と受け継がれたものである。
なお、英語では他にラテン語から同じく継承した、「aureole」（オリオールまたはオーリーオール）や「nimbus」（ニンバスまたはニンブス）といった、似たような意味の単語が存在する。

関連項目

• ブルーアーカイブ -Blue Archive-
• ブルーアーカイブのキャラクター一覧
• Halo
• 天使の輪

キーワード「ヘイロー（ブルーアーカイブ）」でニコニコ動画を検索

タグ「ヘイロー（ブルーアーカイブ）」でニコニコ動画を検索