同時に倒さないと復活する敵とは、ビデオゲームによくある敵キャラクターである。
同時に読まないと復活する概要
RPGなどのジャンルのゲームにおいて、複数同時に出現した敵を相手にした際に、1体でも残っていると残りの1体が倒された敵を復活させるというパターンがある。つまり勝つには全体攻撃などで同時に倒さないと勝てないということである。こういうタイプの敵はゲームを通じて厄介な敵ということでプレイヤーの印象に強く残っていることが多い。
「同時に倒す」の定義は様々であり、ターン制バトルでは○ターン以内に倒す、リアルタイム制バトルでは○秒以内に倒すといったパターンがある。もちろんゲーム以外の漫画・アニメにもこういったパターンが見られる。
亜種として「本体を倒さないと他の攻撃部位も復活する敵」「片方だけ倒されると強化する敵」「同時に倒さないとプレイヤーの負け(ゲームオーバー)になる敵」などがある。
同時に倒さないと復活する主な敵
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この項目は内容が少ないです。 調べものなどの参考にはなりますが絶対的に内容が不足しています。 加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。 |
ピュロボロス(ファイナルファンタジーV)
「ウォルスの隕石」で戦うことになる、シリーズおなじみの敵キャラ「ボム」の上位ボス。6体で1体のボスとして扱われる。
攻撃パターンは通常攻撃から時たま自爆をしつつ、倒されたら仲間にアレイズ(復活魔法)をかけるというシンプルながらも凶悪な敵。MPが切れれば復活してこなくなるが、サイレス(沈黙効果を与え魔法を封じる)を使うか、全体攻撃で同時に倒すなどの戦法を取る必要がある。
トライトン&ネレゲイド&フォーボス(ファイナルファンタジーV)
「大海溝」で戦うことになる、3体同時に登場するボス。
1体のみ倒しても数ターン後に自分を復活させてくるが、3体とも「アンデッド」属性であるため、回復魔法「ケアルガ」を3体にぶつければ瀕死になる。あとは全体攻撃を放てばまとめて倒せる。
エリート三人組(マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー)
「ヒルーネビーチの夢世界」で戦うことになる、クリボーの「クリッキー」、ヘイホーの「ヘイファー」、パタパタの「パタボン」の3匹からなるボス。
誰か倒されると残りの誰かが復活させるため、3体同時に倒す必要がある。巨大キラーが装填された「ヘイファー砲」を利用すると全体攻撃となるのでこれで3体同時にたおすことができる。
カオス・レムレース(スーパーロボット大戦Z)
ラストステージで戦う事になる本作のラスボス。
女主人公ルートだと1機のみだが、男主人公ルートでは搭乗者のジ・エーデル・ベルナルが並行世界から自分自身を呼び出す事で更に2機が出現する。
1機相手と比べて個々のHPは半分程に下がっているが、1機でも残した状態で次ターンを迎えると撃破された機体が復活してしまう為、同一ターン以内に3機全てを撃破する事が勝利条件となる。
ラスボスらしく2回行動とMAP兵器持ちで、底力技能によってHPが減る程防御力を含む戦闘能力が向上する。難易度HARDだとHPも高い上に毎ターンHPを回復する為(1機相手の時はNORMALから回復持ち)、難敵と言える。
第7使徒イスラフェル(新世紀エヴァンゲリオン)
特務機関NERV本部へ侵攻を図る謎の敵「使徒」の一体。
致命傷を受けるとダメージを回復しつつ「甲」、「乙」と呼ばれる二体に分裂する。当然片方のコア(弱点)のみにダメージを与えても無意味で、両方を同じタイミングで撃破する必要がある。
出現時は上記の能力でエヴァを圧倒して返り討ちにした。その後、「分離中のコアに対する2点同時の荷重攻撃」を実現する為、エヴァパイロットの碇シンジ、惣流・アスカ・ラングレーの二人は同室で昼夜を共にして特訓を重ねるというラブコメのような生活を強いられるのだが……
ゲーム「スーパーロボット大戦α」にも登場しており、やはり同じターン内で2体同時に倒す事を求められる(先述のカオス・レムレースとは異なり、同ターンに倒せなければその時点でゲームオーバー)。
ガルファ皇帝&ゼロ(GEAR戦士電童)
本作のラスボスである機械帝国ガルファの皇帝とその片腕的な側近。
特にゼロの方は物語後半から登場しており、何度倒されても復活する謎の強敵だった。
最終話にてゼロの正体がガルファ皇帝のバックアッププログラムであり、皇帝かゼロの片方が生きている限りどちらも滅ぼせないことが発覚する。しかし、アカツキの大太刀を得たGEAR戦士電童、フェニックスエールを得た騎士GEAR凰牙によって両者は同時にトドメを刺され、撃破された。
やはり、スーパーロボット大戦シリーズにも登場しており、イスラフェルと同様「ガルファ皇帝とゼロを同じターン内に倒せなければゲームオーバー」という展開になる。おまけに「スーパーロボット大戦MX」では皇帝が出てくるまでにゼロを2回倒す必要があり、大量の雑魚に加えて強力な中ボスが8体も湧いて消耗戦を強いられるうえ、最後はゼロ攻略用と皇帝攻略用に部隊を分割して挑むことになる為、難度は高い。
ドアクダーin暗黒龍&闇の帝王(スーパーロボット大戦X)
版権敵勢力との決戦の一つ。創界山の最上界でドアクダー軍とミケーネ帝国のトップと対峙する。
互いを闇の力で支援しているとの事で、片方を残したまま次ターンを迎えるとゲームオーバーになる亜種タイプ。本来無関係な二作品の敵キャラがこうした連携を見せる事はスパロボならではと言える。
共に版権ボスに見合った戦闘能力と底力を始めとする多彩な技能、2回行動に毎ターンHP回復も所持。攻撃には1ターン能力半減の追加効果付きで、取り巻きもSP低下の効果を持つ攻撃を持つ。
ただし暗黒龍のHPが一定量減ると、龍王丸の武装追加イベントによってHPが大きく減少する。
王座の監視者&王座の守護者(ダークソウル2)
この手の敵には珍しく、ターン制RPGではなくアクションRPGのボスキャラ。
機動力が高い魔法剣士の「監視者」と防御力の高い重装戦士「守護者」のコンビで、どちらかが倒れると生き残った方がHPを全回復させつつ蘇生する。蘇生行動中はスーパーアーマーが付くので阻止は困難。
事前に監視者を削ったうえで守護者を倒し、蘇生行動中に監視者を倒すのが攻略法と言える。
前作屈指の強敵が逆の特性(同じくコンビ系のボスキャラで、片方を倒すと生き残った方が全回復してパワーアップ)を持っていた為、翻弄されたプレイヤーが多い模様。
影の使者(ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス)
ザントがハイラルの各地に送り込む魔物。上空に開かれたポータルから3体~5体まとめて現れる。
出現すると影の領域が出現し、影の使者を倒さないと出られない。そして例によって複数を同時に倒さないと残った1体が倒された仲間を復活させてしまう。倒すには獣リンクの状態でミドナが影の結界を使う必要がある。全員同時に結界に入った瞬間にボタンを離せば複数同時に攻撃し倒すことができる。なお影の使者を送りこむ際に使われたポータルは倒した後ならハイラル各地へのワープゾーンとして使える。
魔王サイコ&戦士サイコラー(宇宙刑事シャリバン)
宇宙犯罪組織マドーの支配者とその側近。
魔王サイコのバックアップとして自らの分身、戦士サイコラーを作られ、たとえサイコラーが倒されても、魔王サイコが暗殺されても残った一方がエネルギーを与えることで復活することが出来る。そのためシャリバンは前作の主人公ギャバンと共に幻夢城へと乗り込み、イガクリスタルで弱体化の後必殺技ギャバンダイナミックとシャリバンクラッシュで同時撃破をした。
おそらく、その設定から上記のガルファ皇帝&ゼロの元ネタである。
妓夫太郎&堕姫(鬼滅の刃)
鬼舞辻無惨配下の精鋭『十二鬼月』である兄妹。基本は妹である堕姫が表に出ているが、彼女の手に負えない事態が発生した場合のみ妓夫太郎が姿を現す。そのため妓夫太郎の実力自体高く、また同時に撃破しなくてはならないという仕掛けを見破らなければならないため、数多くの柱を含めた実力者を倒してきた。
そのため単身で彼らを倒すことは不可能であり、作中のように情報収集と複数人での対処が必要となるなど、先に出た猗窩座と合わせて上弦の鬼は通常通りには倒せないという暗示も表している。
「プロテクト」(ロックマンエグゼ2)、「ナンバーズ」「ツインズ」(ロックマンエグゼ3)
「プロテクト」「ナンバーズ」はクリア後専用エリアにのみ出現する。レアチップの入ったミステリーデータを守るように配置されていることが多く、どちらかといえばセキュリティシステムのような役割をしている。共通して「同時に倒さないとHPが瞬時に全回復して復活する」仕様を持ち、上位種(メガ○○、ギガ〇〇)ともなればHPも高めに設定されているため高い攻撃力&広範囲を攻撃できるプログラムアドバンス等で倒すしかない。
「プロテクト」系はバトル中10秒ごとに爆発してこちらに大ダメージを与えてくる。これ自体はバリアやシールドなどで対策可能。出現位置は固定されているがフィールド上では不可視、そのうえバトルは逃走不可能なためうっかり無対策でエンカウントすればほぼ確実に詰む。
一方、「ナンバーズ」系は「番号が振られたナンバーズ」を番号順に、なおかつ同じ番号のナンバーズは同時に倒す必要がある。違う番号のナンバーズを巻き込んで攻撃するとダメージを無効化されるばかりか、場合によってはペナルティ攻撃「エラー&デリート」で1000ダメージを与えてくるためこちらも無対策だと即死。また、シンボルエンカウントでバトル前に警告を出してくれる&こちらが何もしなければ攻撃もしてこないためプロテクト系と比べて理不尽さは若干軽減されている。
「ツインズ」系はその名の通り必ず2体一組で出現して同時に倒さなければいけないが、逆に言えばそれだけ。ナンバーズ系・プロテクト系と比べるとHPも低く、即時回復もしないので体力を調整しながら同時に倒せるチップでトドメを刺す。「ツインズ」はランダムエンカウントで出現し、上位種はイベント戦闘のみ。
マスク・ド・マスキュリン&ジェイムズ(BLEACH)
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルンリッター)のメンバーでSの聖文字(シュリフト)の持ち主。基本的にマスキュリンが戦闘を行い、ジェイムズはマスキュリンに声援を送ることで、マスキュリンの体力を回復させたりパワーアップさせることが出来る。この二人は命を共有しており、片方が死んでも、もう片方が生きていればいつでも復活可能。マスキュリンはジェイムズの声援で復活し、ジェイムズはマスキュリンが名前を呼ぶ事で復活する。この為、両方がほぼ同時に倒されない限りは無敵と近いと言える。
同時に倒さないと復活する敵をネタにしたツイート
「同時に倒さないと復活する敵」という要素がネタにされることがある。以下のツイートのように「似たようなものが複数並んでいる画像」に対してのネタであることが多い。
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https://twitter.com/takthetouch/status/1164883014897192962
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https://twitter.com/ryu1300ryu/status/1412616001322029059
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https://twitter.com/nasuno500000000/status/1361651251843272706
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