ニコニコ大百科

>>4552
原作の不出来が足を引っ張った感じは確かにありますけど、
アニメに引っ張られるほどの足があったのかは疑問です。

OPどころか小説の帯に載っているフェリシアの絵すらデッサンが崩れてる作画力、
小説1巻につき3話でも省きすぎと言われるのに12話で8巻も流した無謀を通り越した構成、
敵の兄の死はCM中に済ませ、過去編は9割9分カットしてやる事が作画の崩れたお色気冒頭とお色気話。

作画、構成どれを取っても、今まで生きてきて初めて見るレベルで底でした。
百錬の覇王は漫画版を見て楽しめるレベルと思って読んでた程度でしたが、
あまりのアニメの酷さに原作16巻すべて読み込んで何がいけなかったのかを洗い出し、
動画を自分で作ろうと思うレベルの酷さでしたよ。

アニメとの比較のためとはいえ原作購入者が増えつつあるのを見るとアニメもちゃんと貢献したと言えるかも

アニメも勿論同情の余地はあるんですけどね。
原作が面白ければスタッフのモチベも上がったのかなとも思いますし、
こっからは完全な推測ですけど、同じHJ文庫の
「二度目の人生を異世界で」のアニメ化が作者のヘイトスピーチでおじゃんに、
ひょっとしたら急遽穴埋めで百錬の覇王のアニメ化決まったのかなって。
予算や制作期間が減った状態でやらされてるのかなって。（大事な事なのでもう一度、推測です）

あと、戦記物って難しいと思いましたよ。
群衆描くのも難しいし、紀元前1500年代の風景や建築物なんてググっても全然出てこない。
資料探しも作画労力も半端ないだろうし、ラクダが一匹になったのもゾンビ兵出てきたのも、
多分、馬とかラクダ描けるスタッフが限られてたんじゃないかなって。
そういう意味ではアニメスタッフ凄いなって思いました、うん。

二度目の方は10月からの予定だったから放送時期にズレがあるな。てか同じレーベルだったんか

動物が沢山出てくると簡単に予算が溶けていくよ。馬なら人間の2〜3倍は作画が要るし、ラクダとか身体構造も違うからね(そういえばアニメでは馬と同じ動きだったような…)

戦記ものといえば、アルスラーン戦記は作画大変だったんだろうなあ、とふと思う

>>4564
ああ、じゃぁ二度目の穴埋め説は消えますか。

弓のしまい方、弩の矢の装填の仕方、刀の帯び方、
チャリオットに乗る人数、市場、食文化、紙の質、タオル⇒亜麻布は遠目からはあんま違い無いから良いか。

あらゆるものが歴史を元にしているだけに誤魔化しが利かず、
改めて良く出来た戦争アニメというものの凄さを実感させられました。

…スタッフはこの作品の様々な点をぶん投げ、卵焼きとみかんの描写に命を賭けて散っていったのです…。
（卵焼きとみかんは旨そうでしたよ、うん）

>>4554
蹄戦でのリネーアと角の部隊の扱いを見るに
勇斗が兵の死を悼む様なんてのは余裕があるときのみの自己満足だからなぁ

長槍隊の弱点を教えることで信頼を得つつ
わざと狙われるように仕向けた長槍隊の側面守備にリネーアたちをまわして
ちゃっかりと角に被害担当を押し付けてたんだぜ、あいつ
しかも釣り出した後、ジークルーネによる突撃があることを教えていない
思わず助けを求めるほどに窮地にあるリネーアのことなど考えもせず
策が成った、俺の勝ちだとを喜ぶ様は流石覇王様と感心したよ、マジで
角の兵が減れば狼の兵を角に置く大義名分も立つしな

・・・いや、まぁ正直作者がそこまで考えてたとは思えんけどさ

>>4568
そうなんですよね、このキャラは心の底から思って発言してるんかな？と疑問に感じる描写はありましたね。
メタ的だとキャラのセリフが作者に言わされているみたいな感じ。
この辺りの描写は今後どうなるのか、個人的に気になるテーマですね。

あの辺、アニメでもリネーアに授けた策が「なんとか持ちこたえてくれ！」やったんで原作ではどうなってるんかな？と思ったのですが、そこそこ予想した通りの展開でした。
実はリネーアがうまく立ち回って、ただの被害担当じゃないのでは？と思っていたのですが、そんなことはなかったですね。そう、弱点教えてくれるなんてさす勇！ってリネーア描写してたけど、それで信頼を得てデコイにするためでしょって私も思いましたね。　

>>4568
追いつめられたところを救援して信頼を得るっていう作劇上の都合を戦略に入れてしまってるせいで
当事者であるユウトが俯瞰で見るとナチュラルクズに見えるんだな
作者が考えてないからこそ作者の都合の代弁者になってる

俯瞰で見なくても普通にクズだと思うんですが

妹分という名の事実上の属州である角の兵士を矢面に立たせる戦術は
ユグドラシルにおける戦法としては間違っては無いと思う。そういう敗者の扱いを描写した方が
敗北を認めて他の氏族の下に就くくらいなら一か八かで異世界から未来人を呼ぶ行動にも根拠ができる。
戦いだけじゃなく親の氏族が属州に食糧や資源を供出させててもおかしくないからね

問題は、後日の対雷の作戦会議で発覚した蹄のユングビィが雷のステインソールと盃での親子関係
(兄弟姉妹の関係よりもより強制力の強い)だったことだと思うわ
やろうと思えばユングビィは自軍を損なわずに雷の軍を好き放題動かせていたのに使わなかったという事実

>>4570
ナチュラルクズなのは否定できないだろうからなぁ、しかも作者が意図的にやっているのではないから余計に質が悪い

今更最終話観たんだけど(恐くて観れなかった)
大事なシーンの横顔で笑わせに来るのは卑怯だろ
というかラストなのに全体的に作画が…

>>4569,4570
長槍隊の横腹は相手を引き付けるため餌だと明かした上で
リネーア自身にこの戦は角が蹄に挑まれたものだから一番危険な役目は引き受けると言わせる
勇斗は被害担当をさせることを申し訳ないと思いつつ、真摯な態度で任せたと告げる
そんなやり取りをユングヴィを目前にしたリネーアの回想で挟むとかすれば相当印象が変わっただろうに…

>>4572
属州の人・物を他氏族の侵略から自領を守るための防波堤に使うのは戦略として当然だと思う
ただ、それを意識的にやってた、あるいは慣習だから実行していたものの
勇斗自身はそういうやり口に抵抗を覚えているような描写がないってのがね…
他者を都合よく利用している自覚も認識もないってのに
作者はそんな勇斗をまるで他の宗主とは違う際立った仁君のように持ち上げ称賛するから
逆にナチュラルなクズさが際立つんだろうなぁ

冷徹な君主ならそれはそれでいいんだよ、わかる人だけわかってる的な
イキリクズのYOU君の問題は低能ながら冷徹な君主の行いをしているのに慈愛の君主として崇められていることだな

>>4572
ステインソールとの盃は親子関係じゃなくて五分だよ
ユングヴィが自分の娘を差し出して婚姻関係を結んだってだけ
血縁相続が重視されないどころか世襲が御法度の氏族制度の中で血縁者を嫁がせても
それ自体は機嫌取りにしかならんし他氏族に対して何の強制力も持たない

>>4575
そうなんだよね…属州の氏族をこき使ったり危険な役目を任せたりするのは当然なんだけど
角攻めの時点で雷の氏族を子分に置いてたユングビィも、ユングビィを失って事実上崩壊していた蹄を
吸収したロプトの兄貴の豹の氏族も、少なくとも狼と戦っている時はその方法を使っていなかったんだ
ひょっとしたら勇斗が使ってた属州を顎で使う戦法はユグドラシルじゃ一般的じゃなかったのかもしれん

>>4577
ああ、義理の親子だったわけね。策士ユングヴィの包囲を破ったステインソールの武勇を語ったのと
一緒に親子の関係って言われてて「勝ったのに子分についたの？」って実は少し混乱してた、ありがとう
血縁(肉親)、盃を分けた家族関係(義理)、婚姻で出来た配偶者側との家族関係(義理)、
現地人は混在している3つの家族関係を全部同じ言葉で使い分けてるわけか…

ステインソールくんが非童貞だったことが勇斗のHIP呼ばわりをさらに加速させていた…？

ユングヴィが雷に頼らなかったのは、
蹄だけでも角の５倍、狼と合流されても２倍少しの兵力差があったからかと。
援軍を要請すれば借りもできますし、戦果も奪い合いになりますし、
圧倒的に優勢なのを考えると援軍要請は微妙な側面もあるかもしれません。

ファランクスの弱点を補うためにリネーア達歩兵(かな？)を配すのは別に普通な気はします。(囮という程かと疑問)
最初から騎兵を配置しなかったのも、右翼と左翼のどちらにユングヴィが来るかも分からないので、
左翼に全チャリオット部隊が来たのを確認してから騎兵を挟撃の形で突撃というのも仕方ないかなと。

角が成すすべなくやられたのも、騎兵の対応を遅れさすほど素早く弱点を見抜いたユングヴィの眼力、
ユングヴィのチャリオット部隊の強さと全軍かつ総大将自らが片翼に突撃する思い切りの成せる業という気もします。

まぁただ、
偉人先人の知恵を借りまくった主人公に、
速やかに対応してくるユングヴィの凄さを匂わせる描写はありますが、
それも全て想定通りみたいな描写で締めくくってるので、
角が紙切れみたいにやられるるのも想定通りかよ外道という部分が、殊更に強調されてしまいますね。
（誓盃後に角と狼の民を同列に扱う約束をした後の戦という点が更にアクセントに）

まぁ、蹄戦はアニメ見てるとツッコミ入れたくなると思います。リネーアに「大丈夫、手は打ってあるから」と生死の危険は無いよと言った感じの安心させたシーンの直後に高笑いしながら突っ込んでくるユングヴィにガチ恐怖、おまけに実情は敵突撃を食らって確実に被害を受けるポジションに置かれてるという「何が大丈夫なんだ」って状況ですから…。
…「大丈夫（お前ボコボコにされて最悪死ぬかもだけど最終的には勝てるように）手は打ってあるから」って意味ならまぁ…？

里芋可哀想
誰かイキリスマホを酸欠にしてやれ

>>4583
本人が何も気にせず幸せそうならそれで良いんじゃね
お互い部下を殺し殺されした仲だけど本人達も周囲の人もそんなこと微塵も気にしてなさそうだし

Twitterで＃百錬覇王以外の感想コメントが軒並み酷いな、んでも挙句に原作者が糞ふざけたツイートやらかしていたみたいなので晒しておく。本当に原作者がクズ野郎かつイキリすぎると原作も穢れやすいけど、これは酷い
https://twitter.com/delfin_000/status/1043539190938447873

二巻少し読み始めたところ
角と決着ついてリネーアの勇斗への好感度がカンストになる中、ラスムス（角が誇る四炎（ブリージンガメン）の一人『アニメフェリシア談』）も彼に対する好感度が気付いたらカンストしてて笑いました。
いや、そうはならんやろと。
特にエピソードもなく、とんとん拍子に行くと逆に裏から手を引いてるものがいるのでは？って思ってしまう。（今後期待）

対して勇斗の評は「ラスムスっていう若頭」みたいなあんま知らんけど感出してるし。
ラスムスは角のナンバー２じゃないの？、終戦後に会談とか交流とかあったはず……勇斗様宗主なんでしょ。

>>4585
いやまぁ正直じゃないの。
あれでラブコメ得意ですなんて言われたらイスからずれ落ちるわ

>>4578
従属勢力をボロ雑巾のようになるまで使い倒すってのは歴史上よくあることだけど、問題なのはユウト曰く「子分筋を守らず見捨てたらウンタラカンタラ」って言ってることなんだよね
子分筋を守らなければならないのがあくまで建前でいいのならば角を助ける必要性が薄くなると思うんだよね
さらにいうと「家族を見捨てる奴は許さねぇ」みたいなことを言ってる割に何の説明もなく弟分である角軍を激戦区に当てる、しかもその宗主も危険にさらすってのは矛盾してるだろう、その「家族を見捨てる奴は許さねぇ」発言の真意が「角が敗れれば兄である狼が危険になるんだから弟である角は兄を死ぬ気で守れ」って意味なら矛盾してないけど
こんな最序盤でこれだけ矛盾させるのはある意味天才だと言えないか？

>>4580
長槍隊を強調して敵主力のチャリオットを釣り出す策なんだから
敢えてチャリオットの動きやすい余地を残して布陣する、一方の壁を薄くする等
攻め込んでくる方向の誘導も当然していたと考えるべきじゃないかねぇ

…まぁぶっちゃけ、そうした誘導がなくとも角の部隊は狙われるべくして狙われたと思うが
なんせ狼は鉄装備だが、角はそうじゃない
ユングヴィから見れば角の部隊が守る左翼側は一番脆い壁だったはずだろう
騎馬隊の急襲を受けた時の「前方の角は任せた」って台詞からも
自分が攻めている相手が狼ではなく角だとわかっていたようだし

あと囮はあくまで長槍隊の方な
リネーアたち角の部隊自体はあくまで餌である長槍隊を守るための壁

一巻でイングリットが狼内で序列八位と記載ありましたが、他が不明。
勇斗：一位
ヨルゲン：二位
スカーヴィズ：三位（ここまでは二巻で判明）
フェリシア四位？
ジークルーネ五位？
↓こっから下、序列不明
ボドヴィッド（爪宗主）狼の同盟氏族だが序列に含まれるか不明
ブルーノ
↑ここまで
イングリット：八位

リネーア加入前の一巻時点での狼ネームドはこれぐらいですかね。