リボルバー・オセロット 単語

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リボルバーオセロット

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リボルバー・オセロットとは、メタルギアシリーズに登場するキャラクターの一人である。
作品によっては、コードネームが「リボルバー」でない場合もあるが、すべてこの記事で紹介する。
声優戸谷公次MGSMGS2)、山崎たくみMGS3MPO)、銀河万丈MGS4)、沢木郁也バンドデシネ)、三上哲MGSV)。

概要

メタルギアソリッドPS)からメタルギアソリッド4PS3)にいたるMGSシリーズ全作に登場する、シリーズを通しての重要人物の一人。『オセロット』はコードネームであり、登場作品によっては若干コードネームが異なる。またシャラシャーシカと名乗ることもある。ちなみに、シャラシャーシカ旧ソ連実験設計局の名前
本名は「アダムスカ」(ADAM)。
1944年生まれ。身長182cm

マカロニエスタンをこよなく愛しデモムービーの際には必ずと言ってもいい程クルクル回すガンスピンを披露している。特にMGS3では顕著。クセのような物かもしれない。

作品中でも特に行動の多い人物であるが、メタルギアソリッドシリーズを通しでプレイすると彼の行動の根にあるものが理解出来るかもしれない。

ニコニコ動画でも広く知られた「いいセンスだ」と言う台詞元ネタの人物でもある(ただし、後述通り、元はネイキッド・スネークオセロットに対してかけた一言)。

リボルバー・オセロット(MGS)

FOXHOUND部隊に所属する元KGB射撃の名手、拷問スペシャリストとして登場。「リボルバー・オセロット」のコードネームの通りシングルアクションアーミー用する。シャドーセス占拠事件の首謀者リキッド・スネーク旧ソ連軍のゴルルビッチ大佐を引き合わせたのも彼である。

プレイヤーが初めて対峙するFOXHOUND隊員であり、跳弾を利用して物陰に弾を撃ち込むトリッキーな戦い方を駆使して主人公ソリッド・スネークの前に立ちはだかる(「いいセンスだ」のシリーズとしての初出はこの時)が、乱入してきたサイボーグ忍者によって右腕を切断される。

囚われの身になったスネーク拷問した際には強いロシア復権への思いを吐露するが、エンディング後のデブリーフィングにおいてオセロットの正体はアメリカ政府スパイであり、合衆大統領ソリダス・スネーク)の揮下で行動していたことが判明する。

MGSでの設定上では50代ということになっているが、MGS3で判明した生年によれば、シャドーセス事件の2005年当時は60代となり矛盾が発生している。

リボルバー・オセロット(MGS2)

物語冒頭でメタルギアデータ(前作でオセロットが回収した)を流出させ、世界中にメタルギア亜種拡散させた本人であることが語られる。前作で失った右腕はリキッド・スネーク死体から移植している。元々は右利きであったが、左利きに矯正している。ただし、たまにのしまい方を左右間違える事がある。

タンカー編ではゴルルビッチ大佐らとともにタンカーを襲撃するが、大佐を裏切り海兵隊官とともに殺。このときオセロットは自分が「愛国者たち」のために動いており、ロシア復権には興味いことを言明している。タンカーを破壊したオセロットは新メタルギアを奪取して一人脱出。スネークと対峙した際には一時右腕のリキッドの意識が覚醒している。

プラント編では決起の首謀者ソリダス・スネークの側近として登場するが、この決起自体愛国者たちによる演習として計画されたものであり、オセロットの役はそのデータの回収であった。

物語終盤、リキッドに意識を乗っ取られたかのようなオセロットメタルギアRAYとともに中に姿を消す。

バンドデシネ版では事件中にリキッドのが現れ、彼によって徐々に体を乗っ取られ、オセロットがそれにするという描写が存在する。
また、リキッドと共にザ・ソローも登場し、彼から非常に辛辣な評価を受けている。(こちらは亡霊とも取れる)
オセロットが腕の移植をした理由は「撃ちの名を失いたくなかった為」とリキッドに説明されている。
移植された腕にリキッドの意思が内在していた理由として「俺達体は普通人間とは違う」とビッグ・ボスクローンであるが故の事だとリキッドが説明している。

オセロット(MGS3)

弱冠20歳(19歳とも)にしてGRUの特殊部隊スペツナズ)「山猫部隊」を率いる隊長オセロット少佐」として登場。ソ連の軍人である彼がアメリカに生息するネコ動物コードネームに用いていることも伏線の一つである。

この頃からすでにマカロニエスタンにハマっており、軍服カウボーイブーツを履いている。また、西部劇の革製ホルスターも着用している。軍規的にどうなのだろうか。

当初は自動拳銃(マカロフ)を使っていたが慢心により、弾詰まりを起こした隙をつかれネイキッド・スネーク(後のビッグボス)に敗北。以後ネイキッドの助言を受け入れリボルバー拳銃に持ち替えたり、持ち替えた装飾ギラギラ拳銃摘されて地味なものに持ち替えたり、ネイキッドの所持していた食料食べてみたりなど、ネイキッドライバル心と心酔のない交ぜになった感情を抱いている。若干その気があるようにも見える。

いいセンスだ」の作品世界の時間軸における初出はネイキッドオセロットにかけた台詞である。その他、電撃による拷問リボルバーの使用とリロードの緊感を意識するシーンなど、MGSへと繋がる伏線が多く見られる。

物語終盤、ザ・ボスとの決着を果たし、脱出しようとするネイキッドの前に現れ、最後の勝負を挑む。この際「アダムスカ」という本名を名乗っている。2つのSAAどちらを取るかで展開が少々変化する。

もはや恒例となったエンディングロール後の会話で、オセロットの正体はKGBGRUに潜入させたスパイであり、さらにその正体がCIAからKGBに送り込まれたスパイ、つまり「三重スパイ」(トリプル・クロス)であることが判明する。恐ろしくややこしい立ち位置にあるオセロットだが、出生からして大戦中、特殊部隊ザ・ボスコブラ部隊ザ・ソローの間に生まれた息子であることを考えると一つの成り行きとも言える。

ゲーム中、何度かオセロットを殺する機会があるが、殺すとタイムパラドックスとしてゲームオーバーになる。HD版ではオセロットを殺することによってトロフィー・実績を獲得できる。途中のボス戦ではライフを削って倒してもキル数にカウントされないが、スタミナキルすると次のマップアニマルというスペシャル迷彩が手に入る。

オセロット(MPO)

物語舞台であるサンヒエロニモ半島には登場しないが、裏で暗躍しており、エンディング核シェルターに避難しようとしたCIA長官を暗殺した。条件を満たすとプレイヤーキャラクターとして使用可

リキッド・オセロット(MGS4)

世界中のPMC民間軍事会社)を裏から操るマザーカンパニー「アウタヘブン」の代表者として登場。世界各地でオールド・スネークの前に立ちはだかる。

もはやその意識は全にリキッドのものに見えるが、これはナノマシンサイコセラピーを用いた人為的な洗脳自己暗示)で、リキッドのドッペルゲンガーとなっていただけである。その的は愛国者たちのAIを破壊し、精神を閉され仮死状態に置かれていたビッグボス解放することにあった。その際に不安定だったリキッド・スネークの腕はサイネティクスの義肢に交換して安定を取り戻している。

自身の私兵である強化兵士部隊(通称カエル兵)は全て女性下のPMCを代表するBB部隊全員美女である。 

使用する武器単発カスタムメイドハンドガンに変わっており、この事からも彼が自分を「リボルバー・オセロット」ではなく「リキッド・スネーク」であると洗脳している事が伺える。
また、CQCの腕はオールド・スネーク駕する程である。

物語終盤、停止したアウターヘイブン艦上で満身創痍スネークに一対一の戦いを挑む。スネークとの決着を果たし、リキッドであることを止めた彼は「いいセンスだ」の一言を残し、スネークに看取られながらFOXDIEによって事切れた。70歳。その複雑な出生、三重スパイを始めとした諜報戦の駆け引き、卓越した戦闘力とは裏に最期までビッグ・ボスへの忠を貫いた。

リボルバー"シャラシャーシカ"オセロット(MGSV)

パニッシュド"ヴェノム"スネーク率いる「ダイヤモンド・ドッグズ」の参謀として登場。
過去作品にて語られる話によると、この時代では敵味方の間で「シャラシャーシカ」の名で恐れられているという。
本人く、記事冒頭のソ連の施設「シャラシュカ」と、「シャシュカ」をかけた通名だというが…

余談

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