Undertaleとは、Toby Fox氏が中心として制作した「誰も死ななくていい優しいRPG」である。
2013/6/25、Kickstarterにてクラウドファンディングを開始。当初に定められた目標出資額は$5000であったが、最終的に約10倍となる$51,124もの出資が集まった。2015/9/15より、公式サイトとSteamにてWindows版・Mac版・Linux版が販売されている。
発売から約2年間は英語版のみだったが、2017/8/16に日本語化されたものがPS4/Vitaへ移植された。PC版も8/22に日本語版が配信開始された。翻訳はハチノヨン(8-4)。また、ニンテンドースイッチへの移植が公式で発表された。2018/9/15に発売予定だそうだ。3周年と同時だし、とってもめでたいね。
2018/10/31には本作と関連していると思われる新作「DELTARUNE」が発表された。
ゲーム情報 | |
---|---|
ジャンル | RPG |
開発元 | tobyfox |
販売元 | tobyfox |
機種 | PS4 PS VITA Switch Win Mac Linux |
発売日 配信日 |
2015年9月15日 |
価格 | ¥ 980 (Steam) ¥ 1,780 (+ST) \ 4,320 (PS4/VITA) \ 4,320 (Switch) |
その他 | WinはSteam版、MS版あり |
ゲームソフトテンプレート |
基本的な流れはマップ上のパズルや仕掛けを解いていき、道中で出会った敵やボスと戦うという、一般的なRPG。しかし、公式ページに「In this RPG, you don’t have to kill anyone.(訳:このRPGでは、あなたはだれもころさなくてもよい)」と書かれているように、プレイヤーの選択次第で全ての敵と和解したり、全てのボスと友達になれるのが最大の特徴である。
一応倒すこともできるが…倒さなくてもクリアすることが可能である。友達になる方法もモンスターによって様々で、コマンドでお話しをしたり、特定アイテムを使ったりと対応も全く違うので是非自分でプレイして試行錯誤してほしい。
また、もう一つの特徴として戦闘システムにおける敵の攻撃が少し特殊であることが挙げられる。敵の攻撃ヒットに回避率やすばやさなどの数値はなく、プレイヤーは用意された四角いエリアのなかで弾幕のごとく襲ってくる敵の攻撃を避ける、弾幕シューティングのようなシステムが取り入れられている。つまり、敵の攻撃を全弾回避すれば、無傷で戦闘を終えることもできる。 (このシステム風の戦闘を自作できるUnitaleという非公式エンジンも存在する)
日本でもじわじわとその知名度を上げてきており、TumblrやTwitterを中心にファンアートが盛んに投稿されている。「ドット絵」「RPG」「弾幕」といった要素を持つことや「モンスターを倒さなくても良い」という作風から、海外においてもMOTHERシリーズ、東方、真・女神転生シリーズ、moon、ゆめにっき、OFF_by_Mortis_Ghostといったタイトルと比較されることがある。作者のToby Fox氏も幾つかのタイトルに言及しており、特にMOTHERと東方からは強いインスピレーションを受けたと語っている。その後、TobyFox氏が来日した2016年5月13日に、MOTHERを手掛けた糸井重里氏との対面が実現した。その後の2018年10月19日には東方を手掛けたZUN氏との対面も実現した。
音楽面においてもファンによるリミックスやカバーが数多く投稿されるなど、人気が非常に高い。音楽は作者のToby Fox氏本人が手がけているため、シーンや演出とよくマッチしており、ゲームの展開も相まって印象に残りやすいBGMが揃っている。
ゲームという媒体を生かしたシナリオや演出が盛り込まれているため、もし興味を持ったら動画だけを見て済まさずに、予備知識無し&自分の手でプレイして欲しい。
※キャラ名の検索結果や、掲示板・動画コメントにはネタバレが大量にあるので注意!
ただしこのゲームでは「ゲーム内でとある重要な行動・選択を行うと、セーブデータのリセットを含め何をしても取返しが付かなくなる」という尖ったギミックが仕込まれている(※これ自体が重要なネタバレのため文字隠し。確認したい方のみマウスドラッグなどで反転を)。そういった要素を強く嫌う方だけは例外的に、その点について調べておいてもよいかもしれない。ただし普通にプレイしていて偶然その事態に陥るという可能性はまず無いため、まずは一度クリアした後に調べることをお勧めする。
また「誰も死なせなくてもいいRPG」「全てのボスと友達になれる」といった謳い文句から「年少者に買い与えよう」と考えている親御さんも、少し下調べした方がよいだろう。このゲームのゲーム機版の日本でのレーティング審査結果はCERO-B(12歳以上対象)である。上記の謳い文句は間違いなくそのとおりだが、裏を返せば「友達になれるようなたくさんのキャラクターを「殺す」ことができるRPG」でもある。
Long ago, two races ruled over Earth: HUMANS and MONSTERS.
むかしむかし ちきゅうには ニンゲンと モンスターという 2つのしゅぞくが いました。
One day, war broke out between the two races.
ところが あるとき 2つのしゅぞくの あいだに せんそうが おきました。
After a long battle, the humans were victorius.
そして ながい たたかいのすえ ニンゲンが しょうりしました。
They sealed the monsters underground with a magic spell.
ニンゲンは まほうのちからで モンスターたちを ちかに とじこめました。
Many years later...
それから さらに ながい ときが ながれ………
MT.EBOTT 201X
イビト山 201X年
Legends say that those who climb the mountain never return.
それは 「のぼったものは にどと もどらない」といわれる でんせつの山でした。
一人のニンゲンが帰らずの山という伝説のあるイビト山に登り、モンスターを封印したとされる穴の前までやってきました。ですが、そこで生えていた植物に足を滑らせ、穴の中へ落ちてしまいます。
ゲーム本編は穴の底で主人公が目を覚まし、元の世界に帰ろうと歩き出すところからスタートします。
Undertaleには個性的なキャラクターが沢山登場するが、ここでは主要なメンバーのみを紹介。他のキャラクターは自分でプレイするか、Undertaleの関連項目一覧を確認して下さい。ネタバレのおそれがある部分は文字反転しています。
ニコニコ動画にはファンによるプレイ動画やMAD動画が多く投稿されているが、ネタバレを含む動画が多いため、ここでは公式動画とTobyFox氏がTwitterで言及した動画をいくつか記載する。
※Youtube再生ページの関連動画にはネタバレが表示される可能性が高いため注意!
プレイヤー | タイトル | レス番号 |
---|---|---|
Megalovania | #5 | |
Memory | #309 | |
Pathetic House | #366 | |
Tem Shop | #1118 | |
Spider Dance(冒頭) | #1121 | |
Once Upon a Time | #1888 | |
Metal Crusher(FC remix) | #2007 | |
Death by Glamour | #2204 | |
hopes and dreams | #2314 | |
Battle Against A True Hero | #2332 | |
Nyeh Heh Heh! | #3623 | |
Bonetrousle | #3636 |
掲示板
4972 ななしのよっしん
2024/09/14(土) 16:12:25 ID: hcrOYUDPhv
自分がシューティング苦手なのもあるけど「人間はモンスターより圧倒的に強い」って文言に疑問符があったんだが
特殊な能力を持ってるとはいえ身近に手に入る武器(?)を持った子供1人だけで地底のモンスターが全滅するレベルと考えると
ガチガチに武装した殺意と決意MAXの大人の戦士相手なら勝敗は火を見るより明らかなんだろうな…
4973 ななしのよっしん
2024/09/17(火) 03:18:59 ID: hcrOYUDPhv
ドラクエだったら幾らでもモンスター殺せるのに
アンテだとその辺の雑魚敵すら殺したくなくなるのってなんでなんだろうか
4974 ななしのよっしん
2024/11/09(土) 04:03:13 ID: U1+CcpG2YZ
>>4973
一般的なRPGのモンスターが人類を脅かす絶対悪でしかないのに対してUNDERTALEのモンスターはあくまで地底の一般住人・最初は敵対してるが根は悪い奴らじゃない・皆どこか愛嬌あるデザインと殺すのに気が引ける要素てんこ盛りだからじゃないかね
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最終更新:2024/12/18(水) 15:00
最終更新:2024/12/18(水) 15:00
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