がんばれゴエントさんとは、がんばれゴエモンシリーズを題材にした東方有頂天である。
作者は新ブロん太郎伝説と同じももたろ。
概要
改造や編集でキャラチップ・顔グラ・テキストを書き換え、まるで本当にゴエントさんというゲームが存在するかのような出来になっている。キャラチップはパレットをいろんな所で共有しているので、よく変な色のNPCが出てきてしまうのはご愛嬌。
東方キャラが敵として出てくるときはMUGENのグラフィックで登場し、ぬるぬる動く。
元がトロい移動速度と鬼エンカウント率で有名なゲームなので、そこをフォローする印籠とローラースケートが全編に渡って大活躍している。また、視聴者サービスでエロ装備を積極的に採用しているため、ハイレグ着た女を率い、印籠掲げながらローラースケートで爆走するナイトなどという異様な光景がしばしば展開される。第三~四部では無茶な編集を行うものの見事完走させた。
ももたろの前作である新ブロん太郎伝説とは設定が切り離されているが、両作に登場したキャラクターにはその記憶がうっすら残っている模様。視聴者には前世の記憶と言われている。
現在第5部が進行中。投稿時間は毎回07:21で統一されている。いやらしい投稿時間だいやらしい…。
登場人物
長いので折り畳み。記載はブロントさん、汚い忍者、リューサンと東方キャラのみ。順番は登場順。
- ブロントさん
皆さんご存じ天下のナイト。第一部・第二部では原作のゴエモン同様ステータスが低く、術の面でも不遇をかこっていた。第二部のラストでようやくそこまでの評価を返上する。第三部では仲間がどんどん増えていってしまったため出番が少ないことを嘆いている。 - 比那名居天子
同作者のシリーズでようやく晴れて相棒として登場した変な天人。彼女の偽物やそっくりさんが度々登場するが、ブロントさんたちはもちろん、視聴者も全く気付かない。第二部でクリークタンツを習得し、舞踏団にスカウトされたが、それ以外のダンスがからっきしだったため第三部でクビになっている。 - 因幡てゐ
原作で言う小判猫のポジションとして登場。いたずら好きは相変わらずで、一行にいろいろないたずらを仕掛ける。パーティメンバーとして登場する第一部では戦闘中天子がダメージを受けたときだけプギャーするという細かい演出も。第三部では原作の小判猫と同様、大江戸城の隠密ウサギ忍軍の頭領になっている。 - 博麗霊夢
原作のヤエちゃんのポジションとして登場。秘密特捜巫女として日本の平和のために働いている。前作に登場した際に付けられた強いられ集中線が気に入ったのか本作でも度々使用。その際は「強いら霊夢」と視聴者に突っ込まれる。原作どおりお色気担当になることもあり、てゐが用意するエロ装備を着用する羽目になり、別の防具を入手しても視聴者の呪いによって外せなくなっている。第一部終了後、グラットンを除く道具全てを持って行った。第三部でもメンバーとして登場し第六話で操作キャラとなったが、お金を払って手形を購入することを頑なに拒んでいた。第五部でも一行に加わり人魚変化の術を披露、最初は失敗してタンノくんになってしまった。 - 伊吹萃香
からくり巨大オートマトン「おイモちゃん」として登場。第一部では度々近くを走り回って地震を起こし終盤にボスとして登場。しかし術の効果でまともに一行にダメージを与えられずほぼワンサイドゲームで出番が終了。浜辺で打ちひしがれていたところをパチュリーに拾われてブロントさんたちのサポート役「おイモん・いんぱくと」として新生した。搭乗シーンはさすがのももたろ氏でも編集できなかった。固有技として相撲技を使える(前世の影響)が、燃料の消費がとんでもないため使用する機会は乏しい。 - レミリア・スカーレット
原作のおみっちゃんポジションとして登場、はぐれ町のアイドルレミっちゃんとして日本どころか宇宙にまでそのカリスマは広がっている。第一部ではさらわれ系ヒロインだったが存在感が薄く、第二部ではエンディングのみの登場だったため燐やぬえに「メインヒロインですか(笑)」と挑発される始末。存在感をアピールするため、第三部では仲間として参戦。ただアピールどころかギャンブルにはまって一行の資金を使い切ってしまうなど、漫画版ゴエモンのような行動をしてしまうことも。 - 汚い忍者
第一部最初のボス汚代官として登場。その悪行をブロントさんに懲らしめられたことで代官崩れの忍者となり、一行に復讐するために第三部で原作のカブキポジションに収まる。しかし第三部では編集と話の都合上ボス戦全カット、第四部ではボス戦自体がなく、第五部では瞬殺と碌な目に遭っていない。 - 火焔猫燐
こちらでもさとりのペットとして登場。主人の病気を治すため、ヨークキークの実を取りに中国へ同行する。一行は彼女なしで一度渡航したが港から出られず戻って代わりにブロントさんを置いていこうとした。しかしシチュ的に危ないと判断した他メンバーにより、霊夢が残ることになる。目的を果たした後、装備はしっかり持って行った。 - 古明地さとり
港町で病気のため寝込んでいる。回復させたときの位置の問題でブロントさんを監禁することに成功。調教しようとするがとんずらされた。 - 霊烏路空
孫悟空役で中国のチャウ大王と戦っていたところを吹っ飛ばされた。戦闘後はのび太の扱いを受けたあと、温泉へと去っていった。その後主人のさとりのもとへ戻った模様。 - リグル・ナイトバグ
第一部の空飛ぶ城から逃げて倒れていたところをブロントさんにスルーされかけたところが初登場。ブロントさんを城に潜入させた後爆弾を仕掛け、罠にはまったブロントさん一行を救出する。その後黒幕に捕らわれた天子を保護、最終決戦に合流させた。 - 封獣ぬえ
宇宙パトロールのぬえぬえ星人として登場(原作のペモペモ星人)。第一部でブロントさんに宇宙船を直してもらったことが縁で懐いている。第二部ではパーティにスポット参戦した。固有技は光線を放つ「ぬえシューム」。前作同様台詞はなぜかどせいさんフォントである。第四部では名前だけ登場。和食城のエビフライマシーンに感動し、売ってくれるよう懇願している。 - 小悪魔
前作同様竜宮城の乙姫役で登場。海洋汚染に困っており、その解決をブロントさんに依頼した。お礼として名物の玉手箱を渡し一行に強引に開けさせるが、中身はハイパーキセルだった。 - 二ツ岩マミゾウ
第二部のよろず村にいる目利き狸として初登場。ブロントさんに無理やり契約を迫り、強引に一行についてくる。しかしサポートや話の進行役として存在感を発揮、普段はブロントさんの方に乗っている。第三部ではアクションステージの門番のたぬきさんとして登場、最終ステージでは敵に狐がいるということで一行に加わる。 - 多々良小傘
第二部ぶるぶる村の寺子屋に残る地縛霊。魂を縛っていたアラジン神がブロントさんたちにより撃退され、ブロントさんを驚かせたことで満足して成仏した。 - 紅美鈴
第二部から登場。原作で言う子竜太のポジション。兄リューサンがTAISAIの毒に侵され、その治療に必要なリフレシュのスクロールを求めて一行に加わる。霊夢に替わる第二部のお色気担当であり、色々なコスプレを主にマミゾウによって強要されている。 - リューサン
美鈴の兄として第二部に登場。解毒された後はお礼としてパーティ参加しようとするが一行に断られる。せめてもということでふゆうの術をブロントさんに授ける(前作でもふゆう仙人役だった)。 - 射命丸文
第二部のシーフ大会本選出場者として登場。フロンスの新聞記者だが出身は京都の天狗山。聖白蓮のゴシップ記事をばらまいた後逃亡しており、8つのカギのうちのとあるカギを使ってメディア独占という野望を企てている。ブロントさんたち一行と記事の被害者聖により懲らしめられ、訂正記事を書いた後京都の山に返されたが、人間に懲らしめられたという失態により天狗社会の下っ端からやり直しさせられている。 - 犬走椛
第二部で射命丸の部下兼足止め要因として登場。一行に撃退されて出番は終了したが第三部で再登場、射命丸が下っ端に降格したため彼女の上司となる。しかしブロントさんに敵わないことを直感し服従のポーズをとる。その瞬間を写真に撮られたため、立場が再度逆転した。 - 聖白蓮
ヨーロッパで自身の宗教の布教活動をしていたが、射命丸のゴシップ記事を訂正させるためやってきた。射命丸が潜む客船に乗り込むが、この際ブロントさんとのコンビネーションを発揮、悪魔城TASのようなショートカットを敢行した。訂正記事を書かせた後はヨーロッパに残り再び布教活動を行っているが、異教徒として命を狙われる日々を送っているらしい。固有技は悪魔城の聖水を投げつける「ヒジリみず」。 - 大妖精
おたけびのカギが封印されている森の入り口に住み、不届き物が入らないよう見張っている。レスリング動画がお気に入りで、隣村まで届く大音量で視聴している。森の妖精さんのバトルスーツを持っており、森に入ろうとする者を相手にするときに着用する。その際執拗に挑戦者をケツドラムにしようとする。 - リリーホワイト
大妖精の友達で、森の入り口前の川を渡してくれる。が、実際には自分が踏み台となるため一行に踏まれるだけという散々な出番であった。 - 蓬莱山輝夜
永遠亭のニートことお姫様だったが何者かに記憶を消されて放り出され途方に暮れていたところ一行に出会う。デスルーラで送り返されたがオートリレイズがかかっているためその場復活してしまい、記憶を取り戻すため一行に加わることになる。記憶と永遠亭を取り戻した後は南極調査船の許可証を発行、ブロントさんの装備一切を奪い、マミゾウにブロントさんと美鈴の抱き枕を発注。寝床に置いてあるらしい。その後は結局ニート生活に戻った模様。固有技は数ターンの間全員をパワーアップさせる「がんばっテ!」 - 八意永琳
永遠亭の摂政で、普段は彼女が内政をしている。輝夜が追い出された際に彼女も監禁されていた。救出後は元通り政治を行っており、事件で輝夜が失った名声を取り戻そうとしている。名声が回復したらブロントさん一行の旅に同行してほしいと願っているが…。 - 茨華仙
風紀村の近くの一本杉に住み着いている。風紀村の牛強奪の容疑をかけられていたが濡れ衣であったことが判明すると一本杉を撤去し風紀村に移り住む。牛強奪事件の現場に駆け付けた際はシニヨンから角を出しハリケーンミキサーを繰り出した。彼女にある一言を発すると石抱の修行のために家に呼ばれるらしい。余談だが風紀村は村長からしてアレであり、住人にも風紀を乱す風紀委員しかいない。 - 村紗水蜜
しんかい港で潜水艦を所有しているジングウの娘で、潜水艦テンプクマルのキャプテンでもある。モヒカンたちから助け出されたお礼として一行をウー大陸に送り届けるが、その報酬としてオススメの財宝の9割を貰う約束を取り付けた。 - わかさぎ姫
ウー大陸の住人だが海水がやはり体に合わず、淡水への引っ越しを考えている。海の暴れん坊からブロントさんが天の水がめを取り戻すとあっさりそれを貸し出した。 - レティ・ホワイトロック
南極王国の王女。大地の異変に頭を悩ませていた雪の女王のもとに口癖の「くろまく~」とともに現れ、勘違いした雪の女王により感情を封印され、氷の宮殿に幽閉される。ブロントさんの説得により呪いが解け、更に前世からの宿願である「自身の宿にブロントさんを泊める」ことが叶った。しかし宿屋を開業した場所は観光立地の面で不便なため客が訪れず、ブロントさんの助言で日本で宿屋を開業。これが大当たりし、第三部以降日本各地に支店を出店している。たまにてゐも手伝っている。ブロントさんが泊まりに来ると冷やし抱き枕と称して布団に潜り込んでいる。 - 秋静葉・秋穣子
ピロロンワールドのシュガー宮殿でスイーツショップを開く姉妹。ヤシガニシティの虫歯の原因と勘違いした住民からの依頼でやってきたブロントさんたちと一戦交えることに。しかしこの一戦で何かに目覚めた姉妹は後日ブロントさん宅にスイーツを持参する約束を取り付けた。なぜか攻撃モーションで軽トラやコンバインを引っ張り出している。 - 水橋パルスィ
ピロロンワールドのパル王国王女。ナスピロシキに誘拐されていたところを伝承の勇者であるブロントさんに救出された。その際服を何も来ておらず、更にウルトラギプスが壊れ半裸状態になったブロントさんとハプニングとはいえ抱き合う格好に。そのままお姫様抱っこで城まで連れていかれたため、ブロントさんを追いかけることを決意した。 - 東風谷早苗
秘密特捜巫女で霊夢の同僚。事件捜査のため世界シーフ大会にミドリトカゲとして潜入していた。捜査のためブロントさん一行に加わる。第一部でも陰ながらサポートしていたらしく、第二部では霊夢がサポートに回っている。一時離脱するが最終決戦にも加わる。名前繋がりでイカちゃんに異常な執着を見せる。固有技はリンゴを投げつける「ミラクルフルーツ」。食らった者はアイワナのゲームオーバー状態になるらしい。 - 豊聡耳神子
第三部で占い屋をやっている。しかしあまり一行が訪れないことから部下の物部布都が開いている道場と役割を交代してもらうなど、出番確保のために手段を選ばない。布都のような応援の仕方に及び腰だったが、最終話で吹っ切れた。第五部でも占い屋を開いている。 - 物部布都
日本各地で術を覚えるための道場を開いている。修行中の応援の仕方が伊東ライフであり、その光景に視聴者からいろいろな声が上がっていた。話の後半は神子や他のキャラクターが道場主をやることが大半となり、出番が相対的に減っていたものの、前述の通り存在感はあった。第五部では出張占いサービスを行っている。 - 鈴仙・優曇華院・イナバ
第三部で初登場。大江戸城の隠密ウサギでてゐの部下。お江戸の一大事のため腕の立つ助っ人を探しており、そのためにほろほろ寺で騒ぎを起こしていた。ブロントさんと天子を見出し、てゐのいる四国へ送り届ける。最終話で再登場し、遅すぎる情報を一行に伝える。第四部でもブロントさんに危機を伝えるため琉球まで駆け付けた。 - 小野塚小町
第三部から登場し、大江戸ツーリストの店員と添乗員を務める。ブロントさんの長距離渡航に同行し、ラッキースケベなハプニングを起こしている。また第四部では大江戸ツーリストの機能を利用した奇襲のお膳立てを担うことになった。第五部でも大江戸ツーリストの店員として登場するがカウンターで横になるという従業員にあるまじき姿を晒していたため、咲夜により制裁を受けた。 - 稗田阿求
第三部で日記屋店員として登場。しかし日記の内容はももたろから視聴者へのメッセージだったり元ゲームで使えないパスワードだったり預言書だったりで本来の日記屋の役割を果たしていない。第三部八話では「すぐにけせ」ネタを使用し驚く一行を見て愉悦。 - 秦こころ
第三部二話でなぜか祭やぐらの上で踊っていた。そこに師範も加わり二話のエンディングではカオスな光景に。四話で霊夢とともにパーティ入り。怒りの感情を司る般若のお面を取り返すために同行する。怒りの感情が表現できないため寸劇に参加できないことも。最終話でお面が返ってくるがいなくなったのは意外な理由だった。 - パチュリー・ノーレッジ
第三部から伊賀の物知りじいさんポジションで登場。といってもあちらのようなスケベではない。伊賀の紅魔館に侵入していたこころがサスケの凧から落下してきた際に飛び散った木片一発で気絶するほどのもやしである。ブロントさん一行に出雲の白鏡の存在を教え、発明品で出雲まで送り届ける…はずだったが失敗作で京都で墜落した。第四部ではブロントさんが第一章で破壊したおイモちゃんを拾って改良し、「おイモん・いんぱくと」として新生させた。第五部ではタイムマシンを発明し未来へ行くもののからくり盗賊団に拉致されている。 - 十六夜咲夜
第三部から登場。パチュリーのメイドとして紅魔館に住んでいる。レミっちゃんの熱狂的なファンで、本人が路銀稼ぎのために播磨でゲリラライブをしていることを聞きつけると職務を放り出して駆け付けるものの既に一行の姿はなくとんぼ返りする羽目に。しかし帰ったところに一行がおり、本人からブロマイドと次回ライブ招待の約束を貰い歓喜の頂点に。第四部ではサスケポジションでブロントさんのもとへ駆け付ける。第五部ではパチュリーの不在をいいことに紅魔館の名義をレミリアに書き換える暴挙に出たがサスケとブロントさんたちにより阻止された。その後はサスケに紅魔館を任せブロントさんたちに同行する。 - ルーミア
第三部六話の見世物小屋で登場。能力を利用して上級者向けのステージに立っていたがブロントさんに見破られる。それにより辱めを受けたとしてブロントさんに迫ったがお菓子で餌付けされた。 - 綿月豊姫
大江戸城のお姫様で第三部のさらわれ役。前世からの影響で名前を呼んでもらえず、出雲の白鏡ですら彼女の名前を知らない。実は第一部に大江戸城で行われていた自身の誕生日会へブロントさんを招待していたのだが、招待状をスパムメールと勘違いしたブロントさんにより破棄されていた。第四部でも妹共々囚われの身となる。 - 綿月依姫
豊姫の妹で大江戸城の実権を握っている。八雲一家により城が乗っ取られた後は大江戸城の地下に捕らえられていたが、キャラクター上滅多に捕まる側に回ることのない彼女はその状況を楽しんでいた。しかし姫騎士ごっこをしていたときに一行が到着し、とんでもない醜態を晒すことになった。その後は話の展開により実力を出すことなく第三部が終わり、第四部ではまた捕まることに。 - 橙
八雲一家の一員として第三部から登場。ちょい役の扱いで、第三部最終決戦の場でも「ウルトラソニック眠り猫」を披露して即寝ている。第五部では第三部の贖罪としてブロントさんの長屋に住んでいる。 - 八雲藍
八雲一家の一員として第三部から登場。紫の世界征服計画のため協力していたが、月へ攻め込む理由に愕然、それに逆切れする紫を見限り、橙ともども一家から離反した。第五部では橙と一緒にブロントさんの長屋に住んでいる。紫とはまだ契約解除中らしい。 - 八雲紫
八雲一家の頭で第三部の元凶。大江戸城を改造して月に乗り込む計画を立てていたが、その理由に愕然とした藍が自分のもとを去ったため多勢に無勢となりブロントさんたちに降伏する。その後はレミリアと豊姫のアイドルユニットのマスコットキャラクターの中の人として小町とともに活動。マスコット活動がない間は大江戸ツーリストで働いている。第五部ではおまつり村支店にいる。
シリーズ作品
第一部 消えたグラットン
元ゲーム:がんばれゴエモン外伝 消えた黄金キセル
長旅から自宅に帰ってきたブロントさん。神棚のご先祖様に帰ってきた報告をしようとしたところ仰天。なんと神棚に備えてある先祖代々のグラットンが消えているではないか!天下のナイトの家にシーフが入ったとあっちゃあ話にならない、ということで早速グラットン探しの旅の準備を始めたところに比那名居天子が登場。初対面っぽく接してきたが実際は既知の仲であり、なし崩し的に旅に同行することに。
旅の途中のおかか村で村長の偽物に捕まっていた因幡てゐ、風評被害で罪を着せられたブロントさんを逮捕し後に誤認逮捕だとわかって解放した博麗霊夢を旅の仲間に加え、グラットンの探索とさらわれてしまったはぐれ町のアイドルレミっちゃんを助け出すため日本各地を旅する。
高額装備であるハイレグスーツを着せられた天子と霊夢にそれをニヤニヤと眺めるてゐを引き連れ、印籠を掲げながらローラースケートで爆走するスタイルは今シリーズの時点で登場している。
旅の途中でグラットンを取り戻すものの、性能的に今一つだった。しかし終盤にぬえぬえ星人こと封獣ぬえに力が封印されていることを指摘される。その力を解放しようとするブロントさんだったが…?
第二部 オススメの財宝
元ゲーム:がんばれゴエモン外伝2 天下の財宝
はぐれ町の自宅で平和な時間をのんびり過ごしていたブロントさんのところにかわら版を持った天子が駆け込んでくる。おおえどタウンで「世界シーフ大会」が行われるので参加してみないかという誘いだった。最初は訝しんでいたブロントさんだったが、優勝賞品が一億両ということを知り電流が走る…!途端にやる気になったブロントさんは天子を連れて意気揚々とおおえどタウンに乗り込むのであった。
無事に予選を突破し本選に挑む有頂天コンビ(天子命名)。そこで出された課題は「オススメの財宝が封印されている扉を開く8つのカギを探し出すこと」だった。他の本選出場者の妨害や旅先での人々の協力を受けながら、強引に雇わされた目利き狸こと二ツ岩マミゾウと、TAISAIの毒に侵された兄リューサンを助けるため旅に同行する紅美鈴を仲間に加え、8つのカギを集めていく。
システム上4人目の仲間が旅をする間にどんどん入れ替わっていくため、多彩な顔触れになっていく。シーフ大会出場者射命丸文によるゴシップ記事を訂正させようと加わる聖白蓮、記憶をなくして途方に暮れていた少女寝太郎ナナちゃん、同じ大会出場者でありながら一行を助けるミドリトカゲ、前作で顔出し登場したぬえが仲間に加わる。
前作に引き続き性能で不遇だったブロントさんだったが、本作では念願の術を習得。しかし天子や美鈴がすぐにその上位互換となる術を習得したり、また基礎ステータスで置いてけぼりをくらう事態に。この状況を打破するためにブロントさんがとった行動とは…?
第三部 とよ姫救出絵巻
はぐれ町の自宅に天子がやってくる。ほろほろ寺の女ゆうれいの噂話を天子が話したところ、天下のナイトをビビらせたことでブロントさんの怒りが有頂天に。早速ほろほろ寺に懲らしめに行ったところ、女ゆうれいの正体はてゐの部下である鈴仙だった。詳しい話は本人から聞いてくれという彼女の言葉と残していった旅費を持って、また長旅に出ることをお隣のレミっちゃんに報告したところ、メインヒロインという座に危機感を持った彼女も旅についてくることになった。
旅の途中で囚われていた博麗霊夢と、怒りを司る般若のお面が奪われそれを取り返そうとする秦こころが加わり、遂には本土を離れて琉球まで旅をすることになる。最終ステージでは日記屋で発見されたバウワンコ1世の預言書通りどんどん仲間が増えていく有様、果たして無事にとよなんとか姫を救出することはできるのか、そしてブロントさんは出番を確保できるのか!?
SFCゲームでありながら非常に滑らかに動くブロントさんたちを見た視聴者からは驚きと称賛の声が上がり、第一話には「謎の技術」タグが付けられた。しかし次の第二話でその種明かしが行われ、1フレームずつ画像を張り付けて制作していることが判明、頑張りすぎるももたろ氏の精神に称賛する声が上がる一方、あらゆる意味で心配する声もあった。
第四部 奇天烈将軍マッギネス
はぐれ町の福引で琉球へのリゾート旅行が当たり、琉球リゾートのはずれでバカンスを満喫するブロントさんと天子。しかしそこに伊賀の紅魔館メイドの十六夜咲夜が現れる。話によると大江戸城がいきなり浮かび上がり、北の方へ飛んで行ってしまったとのこと。しかしブロントさんたちは過去に何度も城が飛ぶ風景を目の当たりにしているのでさほど危険視はしていなかった。そこに大江戸城隠密の鈴仙が現れ、マッギネスという異人が引き起こした事件であることを告げる。そもそもこの旅行券の福引をやっていたのがマッギネスであり、ブロントさんたちはまんまと彼の罠にはまってしまったことになる。急ぎ江戸へと引き返すことにしたのだが…?
実は本作のための伏線が以前から張られている、回収される前に気付いた人はいたのだろうか。
第五部 騎士重禄兵衛のからくり卍固め
伊賀の紅魔館の主であるパチュリーがはぐれ町のブロントさんの自宅にやってくる。なんでもタイムマシンを開発したのでそのお披露目をしようと言うのだ。未来へ行ったパチュリーの様子をモニターするブロントさんたちだったが、未来で突然襲われるパチュリー、そこには天子と瓜二つの顔があり、パチュリーは自分たちのところで働いてもらうとモニターに向けて宣言し拉致。モニターの通信が切れる間際に紅魔館の咲夜に会うよう告げたパチュリーの言葉を聞き、紅魔館に出発するブロントさんと天子。未来へ行く手段としておイモん・いんぱくとを入手、咲夜と霊夢を仲間に加え、パチュリー救出のため未来へ向かうのであった。
途中から編集にかかる手間を削減するため(?)、biimシステムとゆっくりボイスを導入している。またグラフィック描き換えの術を使用し、画面を通して見る際は元ゲームの映像が表示されるようになったのだが、話数が進むにつれその効果はなくなってきた模様。と思われていたが、第七話投稿後にももたろ氏のPCが故障。シリーズ完結を優先するため術を再発動した。術がかかっていても天子の姿が変わっていないのはご愛敬。
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