サセックスステークス単語

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サセックスステークス
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サセックスステークス(Sussex Stakes)とは、英イギリス競馬の競走の1つである。

毎年6月下旬7月上旬にグッドウッド競馬場3歳以上芝1マイル(約1609m)で行われる。格付けはグループ制が施行された1971年からGI

概要

「サセックス」とはグッドウッド競馬場があるイギリスの地名である。

創設は1841年で6ハロンで施行されていたが、このときはあまり出走が集まらず37年間のうち25回が開催されないなど散発的に終わった。

1878年から3歳マイル戦に変更。以後古に開放され、現在では欧州マイル王決定戦として位置づけられている。

レース諸元

競馬場
グッドウッド競馬場
距離
8ハロン(1マイル)
格付け
G1
出走可
3歳以上
負担重量
定量 4歳以上騸馬136ポンド、3歳騸馬128ポンド、3ポンド減
賞金(2022年)
1着567100ポンド、2着215000ポンド、3着107600ポンド、4着53600ポンド、5着26900ポンド、6着13500ポン

歴代優勝馬

日本語読みの前の「*」は競走・繁殖を問わず日本に輸入されたことのある(=JRAないしJAIRSの公式日本語表記が存在する)太字大百科に個別記事のある。回数にリンクが付いている回はニコニコに個別動画あり。

回数
(開催年)
優勝
(日本語読み)

日本調教の着順(参戦したときのみ)
性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師(調教)
※表記がない場合英調教
第1回
(1878年)
Clocher
(クロッチャー)
3 J.オズボーンJr.
第2回
(1879年)
Rayon d'Or
(レイヨンドール)
3 J.ゴーター T.ジェニングス
第3回
(1880年)
Mask
(マスク)
3 T.キャノン C.ブラントン
第4回
(1881年)
Limestone
(ライムストーン)
3 F.アーチャー T.ワドロー
第5回
(1882年)
Comte Alfred
(コンテアルフレッド)
3 G.フォーダム T.ジェニングスJr.
第6回
(1883年)
Ossian
(オシアン)
3 C.ウッド R.シェラード
第7回
(1884年)
Hermitage
(ハーミッテージ)
3 F.ウェッブ T.ジェニングスJr.
第8回
(1885年)
Paradox
(パラドックス)
3 F.アーチャー J.ポーター
第9回
(1886年)
Chelsea
(チェルシー)
3 J.ゴーター W.ゴーター
第10回
(1887年)
Rave d'Or
(レイヴドール)
3 C.ウッド A.テイラーSr.
第11回
(1888年)
Zanzibar
(ザンジバル)
3 G.バレット C.W.ゴールディン
第12回
(1889年)
Enthusiast
(エンスージアスト)
3 W.ワーン J.ライアン
第13回
(1890年)
St Serf
(セントサーフ)
3 J.ワッツ G.ドーソン
第14回
(1891年)
Orvieto
(オルヴィエト)
3 T.キャノン J.ライアン
第15回
(1892年)
Orme
(オーム)
3 G.バレット J.ポーター
第16回
(1893年)
Harbinger
(ハービンジャー)
3 M.キャノン J.ライアン
第17回
(1894年)
Matchbox
(マッチボックス)
3 J.ワッツ R.マーシュ
第18回
(1895年)
Troon
(トゥルーン)
3 J.ワッツ G.ドーソン
第19回
(1896年)
Regret
(リグレット)
3 M.キャノン J.ポーター
第20回
(1897年)
Ardeshir
(アーデシャー)
3 C.ウッド J.ワウ
第21回
(1898年)
Dieudonne
(デュドネ)
3 J.ワッツ R.マーシュ
第22回
(1899年)
Caiman
(カイマン)
3 M.キャノン J.ハギン
第23回
(1900年)
The Raft
(ザラフト)
3 L.レイ F.W.デイ
第24回
(1901年)
Energetic
(エナジェニック)
3 O.マッデン J.ライアン
第25回
(1902年)
Royal Lancer
(ロイヤルランサー)
3 W.レーン W.ワウ
第26回
(1903年)
Stephanas
(ステフナス)
3 H.ジョーンズ R.マーシュ
第27回
(1904年)
Mousqueton
(ムスクトン)
3 H.アイリ H.イーノック
第28回
(1905年)
Thrush
(スラッシュ)
3 H.ランドール E.ロブソン
第29回
(1906年)
Troutbeck
(トラウトベック)
3 H.ジョーンズ W.ワウ
第30回
(1907年)
Wool Winder
(ウールウィンダー)
3 W.ハルシー H.イーノック
第31回
(1908年)
White Eagle
(ホワイトイーグル)
3 W.ヒッグス H.S.パース
第32回
(1909年)
Minoru
(ミノル)
3 H.ジョーンズ R.マーシュ
第33回
(1910年)
Winkipop
(ウィンキーポップ)
3 H.ジョーンズ W.ワウ
第34回
(1911年)
Stedfast
(ステッドファスト)
3 F.ウートン G.ラムトン
第35回
(1912年)
Tracery
(トレースリー)
3 D.マーハー J.ワトソン
第36回
(1913年)
Sun Yat
(サンヤット)
3 F.ウートン C.モートン
第37回
(1914年)
Black Jester
(ブラックジェスター)
3 W.ハクスリー C.モートン
1915年
1918
大戦のにより中止
第38回
(1919年)
Glanmerin
(グランメリン)
3 S.ドノヒュー S.ピッカリン
第39回
(1920年)
Braishfield
(ブレイッシュフィールド)
3 F.ブロック A.テイラーJr.
第40回
(1921年)
Sunblaze
(サンブレイズ)
3 B.カースレーク H.S.パース
第41回
(1922年)
Diligence
(ディリジェンス)
3 F.レーン A.サドラJr.
第42回
(1923年)
Hurry Off
(ハリーオフ)
3 B.カースレーク H.S.パース
第43回
(1924年)
Burslem
(バースレム)
3 M.ベアリー H.S.パース
第44回
(1925年)
The Monk
(ザモンク)
3 H.ラッグ W.アール
第45回
(1926年)
Plimsol
(プリムソル)
3 R.A.ジョーンズ A.テイラーJr.
第46回
(1927年)
Rosalia
(ロサリア)
3 H.ラッグ J.H.クロウフォード
第47回
(1928年)
Marconigram
(マーコニグラム)
3 G.リチャーズ F.ダーリン
第48回
(1929年)
Le Phare
(ルファー)
3 M.ベアリー R.C.ドーソン
第49回
(1930年)
Paradine
(パラダイン)
3 R.A.ジョーンズ J.ローソン
第50回
(1931年)
Inglesant
(イングサント)
3 R.A.ジョーンズ J.ローソン
第51回
(1932年)
Dastur
(ダスター)
3 M.ベアリー フランクバター
第52回
(1933年)
The Abbot
(ジアボット)
3 j.チャイルズ W.R.ジャーヴィス
第53回
(1934年)
Badruddin
(バドルディン)
3 F.フォックス フランクバター
第54回
(1935年)
Hairan
(ヘアラン)
3 R.ペリーマン フランクバター
第55回
(1936年)
Corpach
(コーパック)
3 G.リチャーズ J.ローソン
第56回
(1937年)
Pascal
(パスカル)
3 G.リチャーズ F.ダーリン
第57回
(1938年)
Faroe
(フェロー)
3 R.ペリーマン C.リーダー
第58回
(1939年)
Olein
(オレイン)
3 T.ローリー B.ジャーヴィス
1940年 大戦のにより中止
第59回
(1940年)
[1]
Eastern Echo
(イースタンエコー)
3 M.ベアリー J.ローソン
1942年
1945年
中止
第60回
(1946年)
Radiotherapy
(レディセラピー)
3 G.リチャーズ F.テンプルマン
第61回
(1947年)
Combat
(コンバット)
3 G.リチャーズ F.ダーリン
第62回
(1948年)
My Babu
(マイバブ)
3 C.スミルク F.アームストロング
第63回
(1949年)
Krakatao
(クラカトア)
3 G.リチャーズ N.マーレス
第64回
(1950年)
Palestine
(パレスタイン)
3 C.スミルク M.マーシュ
第65回
(1951年)
Le Sage
(ルセージ)
3 G.リチャーズ T.キャリー
第66回
(1952年)
Agitator
(アジテーター)
3 G.リチャーズ N.マーレス
第67回
(1953年)
King of the Tuders
(キングオブテューダース)
3 C.スペアズ W.ステフェンソン
第68回
(1954年)
Landau
(ランダウ)
3 W.スネイス N.マーレス
第69回
(1955年)
My Kingdom
(マイキングダム)
3 D.スミス W.ナイチンゲール
第70回
(1956年)
Lucero
(ルセロ)
3 E.マーサー H.ラッグ
第71回
(1957年)
Quorum
(クオラム)
3 A.ラッセル W.ライド
72
(1958年)
Major Portion
(メジャーポーション)
3 E.スミス T.E.リーダー
第73回
(1959年)
Petit Etoile
(プティエトワール)
3 1:44.6 L.ピゴット N.マーレス
第74回
(1960年)
Venture VII
(*ヴェンチア)
3 G.ムーア A.ヘッド
第75回
(1961年)
Le Levanstell
(ルルヴァンティール)
4 W.ウィリアムソン S.マグラス愛
第76回
(1962年)
Romulus
(*ロムルス)
3 1:39.0 W.スウィンバーン R.F.ジョンソン=ホートン
第77回
(1963年)
Queen's Hussar
(クイーンズハーザー)
3 R.ハッチンソン T.コーベット
第78回
(1964年)
Roan Rocket
(ローンロケット)
3 L.ピゴット G.トッド
第79回
(1965年)
Carlemont
(カールモント)
3 R.ハッチンソン P.プレンダーガスト愛
第80回
(1966年)
Paveh
(*パヴェー)
3 R.ハッチンソン T.アインズワース愛
第81回
(1967年)
Reform
(リフォーム)
3 A.ブリーズリー G.リチャーズ
第82回
(1968年)
Petingo
(ペティンゴ)
3 L.ピゴット F.アームストロング
第83回
(1969年)
Jimmy Reppin
(ジミーレピン)
4 G.ルイス J.サトクリフjr.
第84回
(1970年)
Humble Duty
(ハンブルデューティ)
3 D.キース P.ウォルウィン
第85回
(1971年)
Brigadier Gerard
(ブリガディアジェラード)
3 1:41.11 J.マーサー W.R.ハーン
第86回
(1972年)
Sallust
(サルスト)
3 1:37.60 J.マーサー W.R.ハーン
第87回
(1973年)
Thatch
(サッチ)
3 1:39.20 L.ピゴット M.V.オブライエン愛
第88回
(1974年)
Ace of Aces
(エースオブエーシズ)
3 1:41.82 J.リンドリ M.ジルバー
第89回
(1975年)
Bolkonski
(ボルコンスキ)
3 1:39.56 G.デットーリ H.セシル
第90回
(1976年)
Wollow
(*ウォロー)
3 1:39.74 G.デットーリ H.セシル
第91回
(1977年)
Artaius
(*アーテイアス)
3 1:39.51 L.ピゴット M.V.オブライエン愛
第92回
(1978年)
Jaazeiro
(ジャーゼイロ)
3 1:40.30 L.ピゴット M.V.オブライエン愛
第93回
(1979年)
Kris
(クリス)
3 1:41.75 j.マーサー H.セシル
第94回
(1980年)
Posse
(*ポッセ)
3 1:41.63 P.エデリー J.ダンロップ
第95回
(1981年)
Kings Lake
(キングスレイク)
3 1:39.38 P.エデリー M.V.オブライエン愛
第96回
(1982年)
On The House
(オンハウス)
3 1:37.65 J.リード H.ラッグ
第97回
(1983年)
Noalcoholic
(ノアルコホリック)
6 1:37.51 G.ダッフィールド G.プリチャード=ゴードン
第98回
(1984年)
Chief Singer
(チーフシンガー)
3 1:38.21 R.コクレーン W.シーザー
第09回
(1985年)
Rousillon
(*ルション)
4 1:41.07 G.スターキー G.ハーウッド
100
(1986年)
Sonic Lady
(ソニックレディ)
3 1:39.65 W.R.スウィンバーン M.スタウ
101
(1987年)
Soviet Star
(*ソヴィエトスター)
3 1:38.83 G.スターキー A.ファーブル仏
第102回exit_nicovideo
(1988年)
Warning
(*ウォーニング)
3 1:39.83 P.エデリー G.ハーウッド
第103回exit_nicovideo
(1989年)
Zilzal
(ジルザル)
3 1:36.77 W.R.スウィンバーン M.スタウ
104
(1990年)
Distant Relative
(ディスタントリラティヴ)
4 1:36.06 W.カーソン B.ヒル
105
(1991年)
Second Set
(セカンドセット)
3 1:40.53 L.デットーリ L.クマー
106
(1992年)
Marling
(マーリング)
3 1:36.68 P.エデリー G・ウラッグ
107
(1993年)
Bigstone
(ビッグストーン)
3 1:40.19 D.ブフ E.ルルーシュ仏
108
(1994年)
Distant View
(ディスタントヴュー)
3 1:35.71 P.エデリー H.セシル
第109回exit_nicovideo
(1995年)
Sayyedati
(サイエダティ)
5 1:36.17 B.ドイル C.ブリテン
110
(1996年)
First Island
(ファーストアイランド)
4 1:37.75 M.ヒル G・ウラッグ
第111回
(1997年)
Ali-Royal
(アリロイヤル)
4 1:37.98 K.ファロン H.セシル
112
(1998年)
Among Men
(アマングメン)
4 1:40.23 M.キネーン M.スタウ
113
(1999年)
Aljabr
(アルジャブル)
3 1:35.66 L.デットーリ S.ビン=スルー首
114
(2000年)
Giant's Causeway
(ジャイアンツコーズウェイ)
3 1:38.29 M.キネーン A.P.オブライエン愛
115
(2001年)
Noverre
(ノヴェール)
3 1:37.12 L.デットーリ S.ビン=スルー首
116
(2002年)
Rock of Gibraltar
(*ロックオブジブラルタル)
3 1:38.29 M.キネーン A.P.オブライエン愛
第117回
(2003年)
Reel Buddy
(リールバディー)
5 1:40.00 P.エデリー R.ハノン
第118回exit_nicovideo
(2004年)
Soviet Song
(ソヴィエトソング)
4 1:36.98 J.ムルタ J.ファンショー
119
(2005年)
Proclamation
(プロクラメーション)
3 1:40.16 M.キネーン J.ノスィーダ
120
(2006年)
Court Masterpiece
(コートマスターピース)
5 1:36.10 J.フォーチュン E.ダンロップ
第121回
(2007年)
Ramonti
(ラモンティ)
5 1:37.62 L.デットーリ S.ビン=スルー首
122
(2008年)
Henrythenavigator
(ヘンリーザナビゲーター)
3 1:38.46 J.ムルタ A.P.オブライエン愛
第123回exit_nicovideo
(2009年)
Rip Van Winkle
(リップヴァンウィンクル)
3 1:37.16 J.ムルタ A.P.オブライエン愛
124
(2010年)
Canford Cliffs
(キャンフォードリクス)
3 1:37.44 R.ヒューズ R.ハノン
第125回exit_nicovideo
(2011年)
Frankel
(フランケル)
3 1:37.47 T.クウィリー H.セシル
第126回exit_nicovideo
(2012年)
Frankel
(フランケル)
4 1:37.56 T.クウィリー H.セシル
第127回exit_nicovideo
(2013年)
Tronado
(トロナド)
3 1:36.29 R.ヒューズ R.ハノン
128
(2014年)
Kingman
(キングマン)
3 1:41.75 J.ドイル J.ゴスデン
129
(2015年)
Solow
(ソロウ)
騸5 1:39.18 M.ギュイヨン F.ヘッド仏
130
(2016年)
The Gurkha
(ザグルカ)
3 1:37.35 R.ムーア A.P.オブライエン
131
(2017年)
Here Comes When
(ヒアカムズウェン)
騸7 1:46.11 J.クロウリー A.ボールディン
132
(2018年)
Lightning Spear
(ライトニングスピア)
7 1:39.89 O.マーフィー D.シムコック
第133回exit_nicovideo
(2019年)
Too Darn Hot
(トゥーダーンホット)
3 1:38.57 L.デットーリ J.ゴスデン
134
(2020年)
Mohaather
(モハーザー)
4 1:38.75 J.クロウリー M.トレゴニング
135
(2021年)
Alcohol Free
(アルコールフリー)
3 1:42.83 O.マーフィー A.ボールディン
136
(2022年)
Baaeed
(バーイード)
4 1:38.13 J.クロウリー W.ハガス
137
(2023年)
Paddington
(パディントン)
3 1:47.16 R.ムーア A.P.オブライエン愛

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関連項目

脚注

  1. *ニューマーケット競馬場で施行。

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サセックスステークス

1 ななしのよっしん
2023/02/14(火) 21:08:24 ID: xxJaS4KKz/
果敢なバスラットレオン日本として初めて挑んだこの競走は、起の関係から、同じの定量戦ジャック・ル・マロワ賞よりも「時計が掛かる」……確かに、この点は日本競馬ファンにとって好印ではないかもしれない
しかし同時に、より「上がり勝負」になる傾向にあるのもこっちである、という点はもっと注されていいのではないかと思う

なるほど2014年の勝ちキングマンは圧巻のラップタイム「16.57 - 14.53 - 13.92 - 13.01 - 11.85 - 11.12 - 10.22 - 10.53」を記録したが、しかしその一方で、公式ベストレート114の三流ダーウィンに付けた着差はたったの「1身差」だった……このことはスローペースの難点を徴して余りある
いくら英2000ギニーS→セントジェームズパレスSという路線を持つ英国マイルレベルが高くとも、レイティングを健全に算出できない紛れ上等の上がり勝負となれば、いかにも日本好みのマイルG1と言えるのではないだろうか……ましてやグロリアスグッドウッド相方はすでに日本が制覇しているのだ……
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